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遅れ馳せながら以前よりずーーーーっと気になっていたAlfa Romeo Gulia Quadrifoglioを試乗することが出来ました!(^^)!

試乗車はコンペティオーネレッドが眩しく輝き、キャ～！カッコいい～♡がミーハー的な第一印象(笑)

逸る気持ちを抑えつつ、運転席に座りドライビングポジションをチェック。

右ハンドル仕様でもペダルレイアウトは問題なし。



メーターも見やすく、



シートは欧米クマゴロー体型でもサイドサポートがきつすぎず良好。



Normalモード＆Dレンジで動き始めると、クリープが意外に速く、ちょっと驚いてブレーキに触れたら初期制動がやや強めでした。

公道をフツーに流している範囲では乗り心地も良く平和そのもの。

せっかくなのでDymamic モードへ切り換えて、2・3速でレブリミットまで回してみました。

レブリミッターが6500+あたりなので、息の長い加速を味わうことが出来ず、ホントは7500rpmあたりまで回ってくれると理想。



強烈な速さを求めるならばもはや600馬力級のE63SやM5になるのでしょうが、2駆であり、RACEモードにして電子制御offで自らコントロールすることを楽しみたいならばちょうど良いパワーだと思います。

8ATのレスポンスはPDKのような電光石火とはいきませんが、悪くはない出来です。

パワステはNomalモードではちょっと軽いかなぁ・・・と感じましたが、Dynamicモードでは操舵感が増し好印象。

Dynamicモードではダンパーの減衰力が高められる設定ですが、これが硬すぎず上質な味付け！その昔、W204 C63 Performance Packageのサスペンションテストをした時と同じルートを通ってみましたが、目地段差を超えても遙かにしなやかで思わずウットリ♡

今回は一般道試乗のみでしたのであくまでも推測ですが、例えば300～400Rあたりの高速コーナーが連続する中央道の土岐JCT～岡谷JCTあたりを駆け抜けたらさぞかし痛快でしょう！

でもサーキットを走るならばハナシは別。約1.7トンの車重もネックですし、足回りをサーキット寄りにしてしまうと公道での快適さが損なわれてしまいますし、おそらくブレーキも連続周回では物足りず、水温・油温も気にしなければならないかもしれません！？

ところでわざと住宅街の狭い路地にも突入してみましたが、取り回しで苦労することはなく、ご近所から高速長距離移動にも使えていいなぁと。

フロントシートを身長180cmのボクのポジションに合わせてからリアシートへと乗り込むと、レッグスペースは少し余裕があり、



ヘッドクリアランスも天井に髪が触れない程度。



トランクにTUMIの最大サイズのスーツケース2個はさすがに入りませんが、まぁまぁな広さ。ただQuadrifoglioのみリアのシートバックが可倒式ではなくトランクスルーにならないのがちょっと不便かも。



あと不便・・・というか好みではなかったのがナビ。スマホ連動型なので地図がわかりにくくて、ナビだけ社外品を後付け出来るようにして頂きたいなぁ～と。

さてまとめです。

近頃のAMGのような過剰な演出ではなく、さりげなく高性能な雰囲気を醸し出しており、これはモテる！と直感的に思いました(笑)

久しぶりにこれならハンコを押してもいいなぁ～と思えるクルマでしたが、乗り出し1200と聞いてしまうと他の選択肢も色々と考えてしまうことは確か。

それにしてもこうしてしばらく時間が経っても余韻に浸れるセダンはなかなかないかもしれません(^_-)

・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか！