かつての超名門マーチの現在地 日産はマーチをどうしたいのか?
…という記事を見つけました。
現行マーチのデビューは何と2010年7月で、まる10年を超えてしまいました。
ちなみに歴代で一番長かった初代でも1982年10月~1992年1月だったから、10年は超えていないんですよね…
これまでは「日本のマーチ」=「海外のマイクラ」で、ほぼ同時期にモデルチェンジされていました。
しかし、マイクラがとっくにモデルチェンジされても、それを「マーチ」として導入しないのは、マイクラの全幅が5ナンバー枠を超えてしまったからでしょう。
もし、マイクラを「新型マーチ」として日本で販売すれば、5ナンバーであるノートとヒエラルキーが逆転してしまうでしょう。
他社でそれと似た例を挙げるならば、カローラとアリオン&プレミオの関係があります。
本来、カリーナ&コロナのポジションであったアリオン&プレミオはカローラよりも上級の車種でした。
しかし、カローラがモデルチェンジした事で3ナンバーとなり、アリオン&プレミオとのヒエラルキーが逆転してしまったのです。
ただ、カローラが3ナンバーとはいっても全長は4.5m以内であって更に1.8リッターどまりであり(ワゴンのカローラツーリングには限定で2リッターモデルあり)、全長も長くて2リッターを積んでるアリオン&プレミオはまだ「上級」であるという事の矜持なのかもしれません。
あとはアリオン&プレミオはやがて終了させるからヒエラルキーはどうでもいい…とか?
さて閑話休題、マーチに話を戻すと、日産は三菱とグループ関係にあります。
…という事はマーチをマイクラと切り離し、今後はミラージュの姉妹車とする事も考えられるでしょう。
ただ、タイ製の日本車はなかなか成功した例がなく、もし両車ともタイ生産のままであるとすれば、売れセンの車種とするのは難しいでしょう。
…とはいえ、マーチの所属するクラスにはライバルも少なくなく、他社にシェアを奪われているのはメーカーでもそれは面白くない事だと思うんですけどね…
Posted at 2020/08/24 20:55:46 | |
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日産車 | 日記