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2024年04月13日

これは珍しい! 西武自販のGS1220パラス絶賛販売中

これは珍しい! 西武自販のGS1220パラス絶賛販売中
先日、いつものとおり某中古車サイトを眺めていたら、意外な珍しい出物を見つけてしまいました!

往年の名モデルシトロエンGS。現代ではC4のご先祖にあたるモデルになります。

そう言えば、現行3代目C4は6ライトですが、そのデザイン処理は往年のGSをオマージュに仕立て上げているのは一目瞭然ですね。

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  《画像は拝借しました。》
デザインが何とも言えず素晴らしいですね!

シートですが、
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  《画像は拝借しました。》
アンコがたっぷりと詰まっていそうで、フカフカな掛け心地という印象を受けます。所有欲が高まります(苦笑

搭載エンジンは、
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  《画像は拝借しました。》
水平対向エンジン空冷4気筒OHC 1220cc。最高出力は54HP。

一方、トランスミッションですが、
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  《画像は拝借しました。》
4段のM/T。

現代の車のパワースペックからすると、とても非力に感じてしまいがちですが、4段のM/Tを駆使して、回してやれば楽しそう^ ^

インパネ周りは、
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  《画像は拝借しました。》
現代の車には必ず見られるディスプレイは当然なし。物理スイッチもたくさんあって、操作性は高そう。こういうところは現代の車が反省すべき点なのかもしれないですね。。。

ところで、件のGSの紹介には次の記載があります。
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  《画像は拝借しました。》
  4MT 正規輸入車(西武)取扱  手動サンルーフ

シトロエンのかつてのインポーターだった西武自販による正規輸入販売車両なんですね! 西武自販ファンとしては嬉しく、このような出物が令和の現代に現れるとは想像だにしませんでした。

以前、西武自販が取り扱ったGSについて研究し、ブログに纏めたことがあります。
(参照;西武自動車販売車の歴史をカタログから紐解いてみる・・・その6

その中で取り上げた、私のシトロエンバイブルには次の表記がありました。引用します。

>西武自動車販売の手でわが国にGSが初めて正規輸入されたのは1972年のことで、車種は1015ccのクラブだった。
>その後‘76年には1220クラブに替わり、翌年最上級のパラスにスイッチ、‘80年にGSAに移行された直後に1300cc版が導入され、晩年にはX3も少数販売されている。

(引用終了)

件のGSは販売店によると、1983年式ということらしいのですが、バイブルには1977年にGS1220パラスが日本に導入され、GSAが導入される1980年頃までは輸入販売されていたことになります。

GSA導入以後の年式(=登録年?)ということで、年式が一致しないのですが、これはもしかしたら、長期在庫車両ということなのかもしれませんね。真相は不明です。

で、西武自販車両ということなので、
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  《画像は拝借しました。》
取説は日本語表記のモノが完備されていますね! 西武自販ファンには涙モノです(ウルウル  記録簿は不明でした。

眺めていたらキリがないのですが、
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  《画像は拝借しました。》
トランクに備え付けられた工具には「西武自動車販売」らしき文字とプジョーとシトロエンのエンブレムが見える・・・ように思う(笑

さらに眺めていたら、またキリがないのですが、
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  《画像は拝借しました。》
ホイールキャップもフロアマットも当時のオリジナルのよう。これは超絶タマラナイ!

居ても立っても居られなくなってしまったので、当時のカタログを引っ張り出して眺めてみることに。
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やっぱりGSってイイなぁ。カタログの写真がシンプルながらも描写が良いところに好感が持てます^ ^ 先頃まで発行していた日本のシトロエンカタログの写真にはない良さと思います。

ところで、そんなGS。もしも事情が許されるならば、所有したいオールドシトロエン候補No.1なんです!

まず、デザインが変に凝っているわけでもなく、シンプルなところが好ましい(^。^) ハイドロニューマチックも味わってみたいですし、ぜひとも所有してみたい!

しかし、どうしても旧いシトロエンは壊れやすいというイメージが付き纏います。オーナーさんは維持に苦労をしていそうです。

上述のリンク先のブログには、その辺りについて、みん友さんのやんぢさんが次のコメントを残してくださっていました。引用します。

>私はGSは1220パラスに1年間乗っただけですが(まだ10年超えると1年車検だった時代です)、1.2リットルのファミリーカーとしては史上最強&最良のクルマだったと思っています。
>今の1.2リットルクラスでは日本もドイツもそしてフランスですらGSに勝るクルマはありません。
>ただ私の中では『一番壊れるシトロエン』なんですよね(苦笑)

(引用終了)

GSパラスが『一番壊れるシトロエン』となると、やっぱり萎えます(苦笑  

いくらGSを所有したいと簡単に考えてみても、やはり旧いクルマですから、それなりのお金と労力と根気。何より覚悟は必須なんですよね。

それでも、西武自販モノという言わばサラブレッド?の車両でありながら、史料的価値のある車両ですし、所有に値する価値はありそうです。脳内のガレージには間もなく収まりそうなんですがね(苦笑
ブログ一覧 | 珍しいシトロエン | 日記
Posted at 2024/04/13 17:36:30

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この記事へのコメント

2024年4月13日 19:40
いいですねぇ♪
引用いただき恐縮です。

補足など。

ステアリングにカバーがかかっているのは、ハンドルが「溶けている」からの可能性が高いです。(笑)
GSやCX(シリーズ1)のハンドルは経年劣化で溶けます。(笑)

クーラーがついてないのは良いです。
西武物の1220パラスは後付けクーラーがオプションで助手席の下に吹き出し口が付いてました。
乗っていた当時ショップの人が
「クーラー付きは必ずオイル漏れする」
と言っていました。
でも、その因果関係は全く分からないのですが(笑)
クーラー無しの私の個体はオイル漏れはなかったです。

「壊れる」はまぁね・・・
「シトロエンですから」で正当化(?)された時代でした(笑)
コメントへの返答
2024年4月14日 9:10
こんにちは。
元オーナー様のコメントありがとうございます!

ステアリングのカバーの件は、前オーナーのこだわりなのかと思っていたのですが、そうした理由があるのですね。現代では考えられないことですが、時代を感じさせるマストな装備のようですね。

またクーラーについて。この時代の車はクーラーを取り付けることによって、デメリットは多そうです。オイル漏れというのは信じ難いですが、悩ませられるくらいならば、夏場は我慢しても非装着にした方が無難のようですね。

>「シトロエンですから」で正当化(?)された時代でした(笑)
現代であれば即クレームに相当するのでしょうけど、当時はまだまだ知名度も低くエンスーの車ということからも、市民権を得ていない(失礼!もちろん良い意味です。)シトロエンのこと。そうしたことが許された良き時代だったのでしょうね(^^)
2024年4月13日 19:52
元オーナーとしていくつか
・スペアタイヤはエンジンルーム内が本来の位置です。ただ私も西武自販のおすすめでトランクに置いておりました。ハイドロのおかげでタイヤは暴れません。
・シフトノブはこんなに長くなかった印象。
・ホイールキャップは中心のねじで留まっております。
・ダッシュボード上部中心に位置するのは灰皿。容量は少なくすぐに一杯になります
・私のパラス('77年型)のフロアマットは純正でしたがこんなロゴは入っておらず地味でした。
・LHMオイルを入れ替えると車高の上がるのがものすごく速くなります。
・4年間乗りましたが、幸いにして唯一のトラブルはヒーターファンが焼き切れたことだけでした。
・ご存じだと思いますが、フロントディスクはインボードです。
コメントへの返答
2024年4月14日 9:48
こんにちは。
元オーナー様のコメントありがとうございます!

旧いシトロエンは未だにわからないことが多く、今回コメントに寄せてくださったことはとても勉強になります。

スペアタイヤは本来E/Gルームとのことですが、西武自販の推奨でトランクへ移設されているのですね。件の元オーナーさんも当時?それに従われたようですね。ハイドロのおかげで暴れないというのも興味深いことです^^

ダッシュボードの灰皿の件。ショップの別の写真にはあるのですが、灰皿とは知りませんでした。確かに浅い印象ですし、ヘビースモーカーならばすぐいっぱいになりそうです(苦笑

フロアマットの件。当時物のオリジナルと思っていましたが、違うのですね。時代によってデザインが違うのか。若しくは後に別の車両のマットを載せたのかもしれませんね。。。

LHMオイルの件。ハイドロの肝とも言えるオイルだけに、動きが速くなるのは面白いですね。

インボードブレーキの件。ハイドロと無縁ではないはずです。現代では採用例はほとんど見られませんが、車の原点とも言えるシステムなだけに、興味深いことです(^ ^)

旧いシトロエンを知らずに比較的新しいモデルから入ったので、皆さん方の知見をこうしてご教示いただけることは私自身にとって財産です。この度はありがとうございました^^
2024年4月13日 20:59
細かい話ですが、正規輸入のは車両保険が安くて良いですw
コメントへの返答
2024年4月14日 9:52
こんにちは。
型式を取得できるのはやはりメリットなのでしょうね。
以前、ルノージャポンから発売されたメガーヌエステートGTは型式を取得しなかったため並行輸入扱いで、車両保険が変わるという話を聞いたことがあります。
2024年4月21日 21:54
ほんとうにGS良いですよね!
コメントへの返答
2024年4月21日 22:22
こんにちは。
GSは名車ですね。シンプルなところが好ましいです。

プロフィール

「インパネ&ナビ画面がしれっとフランス語表記に変わるのって、最近のシトロエンあるあるだよね😅」
何シテル?   05/19 06:07
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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