泣く泣く里子に出しました（猫）

9月の末から、うちの車庫に住み着いていた猫。

スリスリなついてくるし、人の身体によじ登ってきて暖を取るし、もらい手が見つかるまでエサも買ってきてやって・・・
すっかりいることが日常になって、僕の癒しになっていたのですが・・・

家の中に入れることが出来なければ、車庫で買うしか無い。
今はまだ箱にクッションを入れて何とかなっているけど、真冬の外気温はマイナス20度にもなる。


電気毛布でも敷いてあげようかとも考えましたが、火事の原因にもなりそうだし、
ニャーニャー家に入れてくれってやられたら辛い。





そして、この間、他の猫がエサを食べに来ていて、うちのが隅に逃げてた。
せっかくの寝床にも入らず、違う高いところに寝床を移す始末。
それで決心が付きました。
うちにいても幸せにはなれないと。

普通の家ではもらい手が見つからなかったけど、牧場を営んでいる知人に
「猫いらない？」
と訊いてみると
「今、牛舎に常時15匹くらいいるけど、今更2匹増えたって良いよ」
と言う事で、今日そちらに持っていきました。

今日は娘の一人が仕事休みだったので、段ボール箱に煮干しを入れて釣り、そのまま車で出発。



何だか、これからのことを理解しているような悲哀を感じさせる背中。



そして、知人の牛舎に着いて、牛と沢山の猫たちの間に入れてみましたが、
一匹はすぐにどこかへ走って行って、一匹は萎縮しながら先輩猫と匂いを嗅ぎあってました。

その間に、買って持ってきた10kgくらいある大袋のエサ3つを車から降ろし、
顔を見せないように車に乗り込んで帰宅しました。
その大きな袋も3日4日で無くなるというので、たまに買ってきてあげるつもりです。

帰宅してもニャーニャー来ることも無く、喪失感が半端ない・・・
でも、暖かい寝床と仲間猫のいる場所にいるほうが幸せなのは確実です。

何だか、ちょっと寂しい僕でした。