• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年09月28日

2016 ENG.O/H-6

2016 ENG.O/H-6 先ずは、「告知」。。。

間に合いません。~確定です。(笑)

間に合わなくしたような結果、いやどう見ても間に合いそうに無い状態になりそうな感じだったので間に合わさなくしたって事になりそう。(笑)


と言う事で参加車両排気量は約半分ですが、T-2と同じく、車種型式は2型。タービンは5型の物を使ってますので。
一応、Turbo5-2??(5Turbo-2ではないよ(笑))
これで、今回は許してね。(笑)

今回のコース上で、コースアウトする車が有ったら引き上げられる(路上まで戻すという意味ね)準備はしていきますので。(笑)



先ずは、入荷が遅れていたNewピストンが届きました。

純正サイズより1mmアップのボアΦ77mmでピストンヘッド形状はバルブリセス加工がされたMAXI Tdc.タイプの物を選択。



200CVカムであれば、ノーマルのピストンヘッドにバルブリセスが無くても問題無いのですが、レヴ付近のマージンをちょっと確保出来ればとと言う事でチョイスです。





前回ピストン同様、トップリングとセカンドリング上部に「ラビリンス溝」加工が施されています。
これの効果などは、過去のブログに載せていますが、意味の無い加工はしていないと思いますので。

それと、今時のピストンでは当たり前の二硫化モリブデンコーティングがピストンスカート部に施されています。
またピストン側面部も細かい「溝」が刻まれてオイルの「保持」効果を狙っている加工がされています。



前回の純正タイプの77mmピストンには、無かった加工がTdc.用ではされています。
製作メーカーが違う可能性での仕様が異なる可能性もありますが。

前回のピストンは、見比べてみると、側面はきれいすぎる切削面です。


シリンダーライナーとの側面にオイルを「保持」しにくい事になりますが、前回品は、新品時よりシリンダーとの「クリアランス」が少し大きめに設定されていました。
今回約6850Km走行で開けてみましたが、ピストンとライナーとの接触面後はこのクリアランスもあって問題は無かった感じです。

今回のクリアランスは、前回品と比べれば狭くなっていますが、通常ENG.をO/Hする際に指定されているサイズでしょうか。
もちろん今回のピストンと同時にライナーも新品の強化ライナーへ交換します。



さて、一部で流行?しかかっている「圧縮比」(笑)。

今回のO/Hで組み立て準備の「下準備」が終わっているマイサンクのヘッドですが、ピストンの交換でピストンヘッド形状も変わる為、測定してみました。

数値?は、ドノーマルの物がいくつかは判りませんので書いても無意味かなと。
マニュアルには43ccとは記載されているようですが、それで机上計算すると記載されている「圧縮比」の数値とはかけ離れた物になります。



今のヘッドで前回のO/Hでピストン、ヘッド状態に問題はありませんでした。



「圧縮比」に関してはサンクの資料を見ると色々な値が記載されています。

その中で、ノーマル以外で乗るのであれば推奨する数値が存在しているようです。

それを実行するのには、ヘッド加工を行う必要が有ります。

ヘッド加工と言っても、色々な加工が存在しています。面研とかバルブシート&ガイド交換、ポート研磨とかetc.。



その中で、今回は「圧縮比」に関しての加工を、「後出しジャンケン」でやっておこうかなと。(笑)

やらなくても、問題は出ないであろう内容をやる事によってのメリット、デメリット。

昨日、お邪魔して色々意見を伺って&それを先行して行った車両が目の前にある状態で懸念される事は無いであろうと判断して、昨年に引き続きのO/Hで前回とはまた違う事もやっておこうかなと。

「先行車」の加工実績で得られた実測値を、今のマイサンクに計上すると、狙いの数値になる事も判明したので。



それとは、別に今回のENG.O/Hでヘッドに施した加工が有ります。

ヘッドには、ディスビを取り付ける「穴」が開いています。
この「穴」にディスビを差し込んで、ENG.内部にあるカムシャフトと連結する「ギア」とかみ合い、クランク位置による点火の順番基本イニシャル値などを制御しています。


ディスビを抜くと、この「穴」から、連結する「ギア」を覗き見みする事が出来ます。
この「ギア」はシリンダーブロックの「穴」に刺さっているだけで、上方向に「抜く」行為は出来ます。

「抜く」行為と言うのは、カムギアに対してギアのかみ合わせ位置を変更する事が出来るという事。~だけなのです。

「外」に「取り出す」という行為は、ノーマルヘッドでは出来ません。

ディスビ差し込みの「穴」部が下部で、「段付き状態」になっていて、内径がこの連結ギアの径よりも小さくなっている為です。
今回、この「穴」の段付きを除去して、エンジンヘッドをばらさなくても、この連結ギアを「取り出せる」ようにしてもらっています。

先ず、「「穴」の段差はディスビ取り付け他の用途に全く意味を持ちませんので、無くする事でのネガティブは存在しません。



では、「穴」の段差を加工して、連結ギアを取り出せるようにする理由。

この連結ギア、純正もしくはそれ同等品は材質がどうも「生」、または熱処理加工が出来ない材質のようです。

とあるサンクを触っているショップらしき所の、過去のブログにもこの「ギア」のトラブルの事が書かれてます。
意外と最近に近い時期の記事ですね。(マイサンクを購入した1年後くらい)


また、当時ある時期のこの部品のトラブルが頻発した事が有るようです。
トラブルが起こりそうな状態は、「確認」する事が出来ても段差の為、取りだす事が出来ない。

兆候が有ればチェック、取り出し交換すればいいだけの事がこの「段差」で不可能になっています。

今回、マイサンクも、様々な要因が重なり「見えて」はいたのですが、何も出来ず。



今回、それを可能に出来ようにしてもらいました。
この加工は、過去にサーキット走行をされていた頃の車両に施されていた事を、同じ様にしてもらった事です。
使い捨て、までとは言わないですが、頻繁に交換する期間があったようです。
練習走行まで使用で、予選決勝用に交換とか。



今回、カムシャフトと同時にこの連結ギアもセット品で交換となる為、過去に発生した様なトラブルは出ないと思いますが(出なくなる為の対策で再度カム、ギアを交換)、せっかくのO/Hのチャンスを利用しておきたいと思います。

判った事は、純正品または当時のそれに相当するカム、ギアはパーツとしては
強度(耐久性)に関しては脆弱な感じと、個人的には思います。

ノーマルのカム、ギアだから、ダメまたはダメになる訳ではありません。この辺りもオイル、当時のルノーの材質の考え方、など「要因」は様々あるようですので。

直径で2mmくらい狭くなってギアが通らないのを加工で、ギアが通るように。



段付きを処理した状態。なぜに「段」を残していたのか?不明。



ディスビを外さなくても、そう言った兆候が有るかどうかはチェックする方法はありますので、、トラブルを未然に見つけるという事では、たまにはENG.ルームを覗いておくことは大事かなと思います。

普段から、「ボ~」っとでも眺めておくだけでも、以前と変った状態が、見える部分であれば、気付くチャンスはありますね。
例えば、液体系の「滲み」~あったか無かったか、あっても同じか、増えてきたかちょっと拭きとってみてから次回まで変化を見るとか。

プラス「嗅覚」「聴覚」も大事にしておきたいですね。~「異臭」とか「雑音」とか。
「味覚」は無くていいと思います。(笑)
使いたい人は否定はしませんが。(笑)


「良い状態」から変化するから「悪い状態」になるわけで、悪い状態は放っておいたら100%壊れるのは道理ですから。

壊れる時は、壊れますけど(笑)、「復活」出来るのか「諦め」るのかの「どっち」で壊れるか。
偶然ラッキーで「復活」出来る壊れ方で収まる場合もあるでしょうけど、「あの時見とけばなぁ」の一言で、「諦め」の壊れ方になるかもしれませんね。

今回?「諦め」領域に近い所から「復活」に頑張っている感じ。(笑)
「見て無かった」訳ではなく、どちらかと言うと「実験」に一部失敗した部分があったので。~自己責任の部分ですね。
今の環境でなければ「諦め」ていたかも。(笑)
感謝ですね。


と、言う事で「後出しジャンケン」追加もするのと、10月上旬にマイサンク以外に、かなり「切羽詰っている」(笑)事もありそうで。

優しい「まっさくんは」、ちょっと後回しで。(笑)

今回は、じっくり仕上げてみようかなと。

参加率は100%キープ出来そうですが、サンク出走率は再び低下しそうです。(笑)

2016年マイサンク総走行距離431.2Kmから変らず。(笑)

最近は「まっさくんの走って無くてナンボ、でも楽しいよ。」(笑)
ブログ一覧 | Turbo2 整備 | 日記
Posted at 2016/09/28 14:34:53

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

ハングリータイガーに行きました🐯
ns-asmmさん

つつじを見に葉山に行ってきた。
ババロンさん

北海道も…🥵
あしぴーさん

お弁当🍱
ゆう@愛媛さん

新潟県親不知らずビアプラサ
みぃ助の姉さん

YouTubeに動画をupしました ...
しんちゃんねる【コンパクト車中泊の旅】さん

この記事へのコメント

2016年9月29日 0:21
サンクが間に合わないのは残念ですが、ドライバーが集まれれば目的の8割は達成ということで。
僕のサンクも慣らし中となりそうなので一緒にゆっくり走りましょう。

圧縮比問題は、何が正規なのかよく分からないのでなんだか分からなくなってしまった(笑)答え出ましたか?

このピストン、フラットですね。ノーマルはちょと山が付いていますが同じ様な圧縮比になる様にピストンピンの高さが上手い寸法になっているのでしょうか?
僕のエンジンは何が問題かはっきりしないためボアアップもコルスピストンも諦めノーマルのままとしました。いつまで経ってもスペックアップできない…
コメントへの返答
2016年9月29日 5:34
引き取りの週末が近付いてますね。
小学生の遠足前の気分でしょうか?(笑)

そうですね、メインは、「わははは~」なので。(笑)

注;「秋タボ」時での私の車両は撮影およびブログ掲載は禁止です。(笑)

理由;サンク以上にスペシャルなチューンが施されている為(笑)
某車種系では、かなりやっている方の部類。(と言いつつ恥ずかしいので。」(笑))


圧縮比計算ですが、77mm→79mmストローク変更の「差」ですが、やはり、当初の計算で良かったようです。
kim5tさん46cc時は、私がはじいた7.299だったかな?
後は加工分載せると、ドンピシャくらいになったと計算してますよ。


このピストンを使っている、向こうの人達がみんなヘッド加工をしてるわけではないと思う所もあるし、加工前での計算でも、かけ離れた値は出なかったです。

でも、あえてこのピストンを使う向こうの人達も、ノーマルで乗るつもりなら選択はし無さそうですし。

「ガンガン」に乗る為の方向に振って行くのであれば、やはり圧縮比はあの数値に持って行くのがセオリーと言う事を、Aさんも向こうの方と話されているようです。


チラッと、作業写真見せてもらいましたが、Raccoon-T入っちゃいましたね。(笑)

いいと思いますよ。

あれもこれもそれも同時進行ですから、評価が単品では出しにくそうですが。


ピストン単品での利点はバルブタッチ以外は無いと思ってます。

ピストンヘッドトップは、上死点時はノーマルタイプと比べても「ピストンピン位置」からして同じと思われます。

ノーマルタイプの「段差」はバルブリセス加工の代わりでは無いかと?
加工が簡単になりますし。

Tdc.タイプに変更するのは、やはり燃焼室形状も含めた時の効果+ブースト+カム+点火も含めて有りきの事と思います。(吸気~排気までの全部でしょう)

部分的な使用では、体感できるかな?


8221Φ77mmだと1470cc近くですよね。
燃調合えば面白そうですね。


それと、今回のENG.慣らし~セッティング~御岳?

Aさんと詰めた方がいいかと思いますよ。

Go~!が出なくて見切りセッティングで、参加結果良くない事が発生した場合、だれも「Win,Win」なりそうも無さそうですから。

私的には、今季のそう言ったイベントには我慢して、につめる方向にじかんを使ってみた方がと思います。


後、あのRaccoon-T、オイル管理重要ですよ。(他のも同じか)

私も、多分、もう絶対「次回」はありません。(笑)ので慎重に行きたいと思っています。

私も、「足」とかに掛かりたいのが「停滞」してます。


引き取り後のブログ楽しみにしてます。

プロフィール

「70.588%」
何シテル?   04/24 14:01
まっさくんです。2009年初冬に購入しました。色々サンクについて試行錯誤中です。 乗って、走ってナンボ!の面白いサンクに仕上がればいいなぁと。 また、そ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

ルノー サンク ルノー サンク
みんカラにデビューします。^^ よろしくです~。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation