今年の初秋はあまり天候が良くないですね。
秋晴というのが長続きしませんね。
そんな中、ちょっと天気が良い頃合いを見てはマイサンクは走行中です。(笑)
さあて、サンクの室内への送風は、フロントパネルセンターにあるダクトと、ファンモーターでデフロスターと足元へヒーターコア経由の「風」を送る機能しかありません。
ダイアルレバー(右~ヒーターコアへの流量、左~外気導入か閉)の両サイドの上下レバーで、デフロスターか足元へ切り替えするのみです。
マイサンクは、夏でも写真のレバー位置。(笑)
ヒーターコアもラジエター代り。(笑)
センターにあるダクトですが、ファンなどによる送風の強弱などはありません。
この、「ダクト」は走行時の風圧がそのまま入ってくるだけの「トンネル構造」(笑)
左横のレバーで開閉できるだけの物。
で、この開閉機能が経年によりうまく機能していないサンクが多々あります。
マイサンクも、購入時から「閉」側の機能がうまく働かず、2012年頃に修正して現在は良くなっています。
写真は、当時修正した時(修正後)の物。
このフラップが湾曲して綺麗に閉じていない状態になっているサンクが多いと思います。
それと、当時からの隙間スポンジがボロボロになっていて隙間だらけに。
フラップが湾曲することで、開閉ダイヤルのギアとの「嚙合せ」も悪くなっています。
ひどいと、開閉ダイヤルを動かしても、開閉しない状態になったりもします。
ラバーも張替え
修正後は、「密閉」も良くなります。
修正の仕方は、フラップを外して、湯せんしてゆがみを取りつつ、冷水にて急冷して直します。(笑)
修正後は、プラスチック保護用のケミカルで樹脂劣化を抑えておきます。
一応これで、「外部」からの送風は止まりますが、このダクトを通らずに隙間より多少なりとも入ってきているのは事実です。
このセンターダクトへ送風が入ってくる仕組みですが、ボンネットの「先端」に取入れ口がありボンネットの内部を通り、左右に振り分けられ、左側はブロアーモーター経由で、ヒーターコアを通りデフロスター&足元ヒーター用になり、右側はそのままセンターダクトまでトンネル状につながっています。
左側、ブロアーファンよりヒーターコア経由で室内デフロスター&足元へ。
右側、センターダクトへ。
フロントガラス下のボディーの「スリット」は、縦サンクのボディーを使っている「名残り」。
縦サンクのエアー取入れ口です。
ターボ1&2の車体状態では、意味を成していません。
さて、サンクでイベントなどに参加した時、好天ばっかりとは限りません。
サンクは、普通にワイパーも付いていますので、「雨天時走行」は出来ます。(笑)
それに雨が降ったら、その車のイベントに他の車で「参加」など、他の参加者に失礼な状態になるような事もしたくはありません。
で、サンクで雨天時走行して一番困るのが、こんなダクトの構造の為、室内がかなり湿気る状態になること。
イベント後の、室内の「天日干し」が必要になるくらい。(笑)
センターダクトのレバーを「閉」にしていても変わりがありません。
で、「雨天」と判った場合、センターダクトに入ってくる「風」を「室外」で止めればかなり軽減されるかなぁ~?と。
左側のエアー取入れ部の奥、縦サンク名残の取入れ部の少し後方に、ボディーの「開口部」があります。
そこを「塞いで」しまえば、センター部吹き出しからは、一切「風」は出なくなります。
左ダクト部より覗いてみると、オーバル形状で上部少し左側が山形になっている「開口部」が見えます。
左~中央付近の方は、奥行き25mmほどで、右側(センターダクト方向)に穴が開いている状態。
この「おむすび型」のボディーの穴を塞げば送風及び雨天時の湿気は室内に入れないように出来そうです。
この「おむすび型」の型取り~。。。。
工場に行けば、ダクトが取り外されている車はすぐにあります。(笑)
型取りして、材料は色々検討した所、ダクトから装着するのに、少し曲がってくれる素材でないと入っていきません。
また隙間を防ぐのにも「弾力」のある素材であることも必要ということで、ネオプレンスポンジシートを使って、製作します。(ホームセンターで売っている物)
今回は25mm厚で接着して50mm厚としました。
綺麗に仕上げるコツは、完成より少しだけ大きく作って(この状態で形は歪でも良い)、#120~180のサンドペーパーで軽く撫で上げていけば綺麗に仕上がります。
完成した物を「穴」へ取り付けてみます。
左側は、押し込んで後ろの「壁」にあたるまで、入れます。
それに合わせて平行になる感じで右側も入れていきます。
スポンジの「弾力」で隙間に密着と50mm厚としたので取り付け取り出しにが容易に出来ます。
保管は、助手席側の棚の形状におむすび型がいい感じで収まります。(笑)
上手く、「密閉」できていると思いますが、やはり実走行テストは必要ですね。(笑)
結果は、「見事」送風の微風も無しです。(笑)
好天時のテストは、全く「風」が来ないのでこれはこれで暑すぎて、そそくさと終了。(笑)
ただ、左側のファン部開閉はそのままなので、デフロスターに送風する場合、「閉」でも多少入ってくる可能性はありますね。
その時は左側は、ボンネットとの接続部にビニール袋を1枚挟み込めば外気の入りは止められますので。
またタイミング見て、左側の「蓋」も考えまい。
ちなみに、私、結構「晴れ男」と思ってます。(笑)
その前に、イベントがあって、且つ参加できる時間が取れるのか?の方が問題かも。(笑)