9月に入って、気温が少し下がってきましたが天気が良くありませんね。
しばらくは、サンクをドライブ出来そうな天候ではありませんので、ガレージ内で
のんびりとマイサンクを観察。
観察中に気になった所が、ヘッドライト。
ちょっとライト内部が曇っている感じ。
サンクのヘッドライトのレンズは、昔の車なので「ガラス製」。
黄ばみ、汚れなど、今どきの「樹脂レンズ」と違い、うまく掃除出来れば簡単に「クリアー」に戻せます。
サンクのヘッドライトは、H4ハロゲンランプが使用されており、発光時かなりの「熱」を発します。
この「熱」がライト内部の「空気」を熱して、空気中の「汚れ」が蒸発し内部に付着、「曇り」などを引き起こします。
掃除の「仕方」ですが、ケミカル=薬品を仕様します。
今回使用するのは、「無水エタノール」。
ほぼ、水分を含まない純度の高いアルコールです。
薬局で、証明書なしに購入できます。
ただ、エタノールなので飲用のアルコールに分類され「酒税」が掛けられています。
無水エタノールの代わりにIPA(イソプロピルアルコール)であれば酒税はかかっていません。
安く消毒用に使われているのがIPAの方です。
気になる方は、ネット検索してみてください。
さて、この無水エタノール。。。。
殺菌、消毒、掃除etc.万能な薬品です。
今回、ヘッドライトの内部を掃除するために使用します。
先ずは、H4ハロゲンバルブ。
綺麗なペーパーウェスにエタノールをしみこませて拭き上げるだけ。
油分などの汚れを除去できます。
ヘッドライト内部は、スポイトなどで無水エタノールを10~20mlほど注入して、ヘッドライトガラス内側に広げる感じで馴染ませていきます。
一通りレンズ内側をエタノールで馴染ませたら、エタノールを排出。
ここで、どうしてもライト内部にエタノールが残ってしまいます。
でも、気にしない。
「無水エタノール」=無水=水をほとんど含んでいません(純度99.5%以上のアルコール)
気温が高ければすぐに「蒸発」してしまいます。
また、「液跡」などほとんど付きませんが、汚れを含んだエタノールであれば跡が「残る」可能性があります。
なので、ヘッドライトの「隅」にエタノールが溜まるようにして、蒸発させてしまえばレンズなどに「汚れが付いて蒸発」することは避けれます。
また、その状態で、ドライヤーなどで「温風」を内部に送れば、数分で乾燥出来ます。
これを、パーツクリーナーなどで同じことをすれば、気化後の水分だけが残りシミ跡などを引き起こします。
高純度のアルコール系は親水性、親油性が高いため洗浄能力がとても優れています。
2012年2月頃から使用し始めたライト。
掃除後のヘッドライト。
いまどきの車の「樹脂レンズ」と違い黄ばみませんね。(笑)。
サンクの当時の「純正」ヘッドライトの後方は、こんな「ちゃちぃい」バルブ取り付けなので、ヘッドライト内部気密状態は良くありません。
現在、「予備」で入手している、左側通行用(UK仕様)のCIBIEヘッドライト。
バルブ周りも良くなっています。
新品のCIBIE UK仕様。
探してもらって、入手した一品。
貴重だよ~。(笑)
今使っているライトもUK(左側通行用)仕様ですがCIBIEではありません。
CIBIEの刻印が無いだけで、レンズカットも同じ物。
ついでなので、ドライビングランプの内部も掃除しておきます。
「黄色」ですから汚れなど分かりにくいんですけどね。
で、これにて「終了」では無くて。。。。。
この「無水エタノール」の特性を利用してマイサンクを「掃除」するのが、フロントガラス内側。
「拭き跡」が残らないのと、水性油性の汚れを落とせる洗浄能力で、フロントガラスの内側の「汚れ」を掃除しておきます。
カーショップで売っているこの系の掃除ケミカルより数段簡単にきれいになりますよ。
お試しあれ。
但し、自己責任で。
いまどきの、「車」のガラスはコーティング等あるかもしれないので。
Posted at 2019/09/05 16:23:18 | |
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