昨日に引き続いて、本日も好天気。
この地方も今年一番の冷え込みでしょうか。
マイサンクも含めて、車は、「元気」が出てくる気温になっていきますよね。(笑)
さて、昨日の試乗での減衰力の件。
いつもの「峠コース」もやりたいのですが、ちょっとだけ遠出して感じを見てみようかなと。
2017年9月8日以来の、大台ケ原へ向かいます。
紅葉的な時期は過ぎていますが、この辺りの独自な風景はお気に入りの一つです。
自宅より3時間ちょっとで到着できる道のりを、リアのエナペタルの減衰力を8/12から4/12まで上げて出発します。
減衰力をかけても「硬く」なるという表現はあまり使いたくないですかね。
どちらかというと、私的には「強く」「弱く」の表現かなと。
同じ量動くのに時間がかかる状態、または早くする状態に変えるのが「減衰力調整」。
これがうまくいかないとKYBの様なことになる?(笑)
以前が、アクセル踏むとグッっと早く沈み込んでいた物が、グ~ッっと沈み込む感じに変わる。
同じ沈み込み姿勢までに時間がかかるようになる事で、シフトアップなどの時点で以前よりは「尻下がり」な感じにはならなくなる。感じって言えばわかるでしょうか?
そういった理由から、サーキットやヒルクライムでなどで減衰力を強くすれば、サスペンションを硬く出来るという発想には???の私です。(笑)
スピード領域が変わる為の変更でれば納得できる話となりますが。
本来サスペンションは「作動領域」が広い方が絶対的に良いのですがスペース関係などで「制約」がありすぎますね。
今のWRCのサスペンションが、取り付けられるくらい弄れば最高の「猫足」を持てると思うのですがね。(笑)
マイサンク、「空を飛べる!!」(笑)。みたいな。(笑)
リアが下がるのが悪いわけではないので、色々試してみようかなと。
ちなみにリアタイヤが、白MAXIホイールタイヤ225/50-16(631.4mm)とグレーMAXIホイールタイヤ225/45-16(608.9mm)のタイヤ径差は、22.5mmありますから、その時点で車体の姿勢状態もリアが沈み込みやすい方向へ変わっています。
自宅から大台ケ原まで減衰力の感じは、予定通り加速時の「リアの沈み込みは減った」くらいで判定は持ち越しです。
さて、大台ケ原に到着して、ビジターセンターに立ち寄って。
今冬季の閉鎖は12月3日~来年4月19日のようです。
大台ヶ原は、このような立ち枯れの木が多くあり独特な雰囲気ある場所です。
この辺りも、昔は結構自分の「足」で登りに来ましたねぇ。(笑)
最近の「足」。(笑)
さて、下りでのサンクの減衰力の感じと、前回は時間的に遅かったので景色を堪能出来なかったので、広いところを見つけて写真でもと思い下り始めます。
マイサンクは峠道、トンネルなど対向車、前方車に意識してもらうようにドライビングランプ(マイサンクはフォグランプではありません)を点灯させるようにしています。
今回のドライブでも、見通しの悪そうな所や山岳道路などでは点灯させています。
今頃の雰囲気を見てもらおうと、撮影。
ただ、この時、思いの他アイドリングが「電気」を食っているような症状で、この停車中ENG.回転数が下がろうとする症状がありました。
ん~、標高もあるし、K-ジェトロ特有の症状かなぁ?とも考えつつ、マイサンクを次のおいしそうな撮影場所を見つけるべく発進させます。
この時、速度は遅くマイサンクの窓も全閉状態での運転。
写真でも判るように後方よりの太陽光。
発進後、マイサンクのメーター付近に、「靄」????
室内に外部からの空気の流れがほぼ無い状態だったお陰で、お線香の「煙」よりもっと細い「煙」がハンドルコラムの隙間より立ち上がってくるのを発見!。
本当、見えるか見えないか?の様な「煙」。
見えたのが「ラッキー」!だった。(笑)
次の安全場場所探して。。。
ハンドルコラム下を久々に開けます。
マイサンクの搭載工具はこのバックだけ。
これで、私のマイサンクに対するスキルには対応出来ます。(笑)
先ず疑ったのが、6極タコメトロリックリレー系統。
ただ、ここは、2016年初頭にハーネスと6極リレーも交換済の所。
6極端子カプラーには、「焦げ」なんぞは何もなかったですが、6極リレー自体はどうか?
実は、マイサンクの6極タコメトロリックリレーなる、K-ジェトロニックの「要」ともいうべきこのリレーは、純製品などの機械式接点動作のリレーから、IC回路の「無接点式」リレーに変更されていますが、「中身」を見ていなかった。(笑)
純正の機械式動作の6極リレーの中身
現在マイサンクの6極リレー内部
内部左下の黒く四角い物がICチップとなっており、制御しています。
本来の「機械式」の物を「改造」して製作されている為、ケースには「メカニカルタイプ」と表記されています。
これね、結構いい値段するけどいいと思いますよ。
ただ、サンクの純正の「配線の見直し」からしないと、やはり「パンク」は免れない可能性がある様ですが。
純正の「機械式」というのは、端子の接触の繰り返しなのでどうしても「焼け」の症状が発生します。
また燃料ポンプというENG.を始動するたびにON/OFFの繰り返しをするリレー。
純正品なら、予備を持つことと、定期的にチェックをすることが重要ですね。
で、マイサンク、6極リレーには、全く持って問題なし。
「煙」の出どころはどこか?
サンクの室内の「∔電源」はバッテリーから引き込まれ、ハンドルコラム内部下の方にある6本の爪のある「端子」まで来ています。
ここから、IG. ライト、燃料ポンプ等へ「∔電源」を供給しています。
ここをよく見ると。。。
ん~「あか~んやん!」状態ですね。(笑)
マイサンクは、記述通りENG.系ハーネスについては全て引き直しています。
上記写真の「∔電源」の6本端子までバッテリーからくる配線も然り、「新規」で引き直し済です。
またここから6極リレーまで∔電源を供給する配線(白い細い物)も然り。
当時のENG.系配線引き直しの図
ENG.燃料系に関しては、問題ありませんでした。
この茶色く変色した線ですが、「灰色」と思われます。
とりあえず、この「線」を∔電源から抜いてみた。
「動作」しなくなったのは、ハンドル左側のコラムスイッチの「スモール」&「ヘッドライト」の点灯系。
最近、昼間、スモール&ドライビングランプ、昨日も工場から夜間の帰宅でヘッドライト点灯。
その「大元」の電源場所がこの端子で、酷使している電源の大元がこんな状態でした。
原因が判れば、自宅までは極力この端子に「負荷」をかけなければ大丈夫ということで、とりあえず一安心。(笑)
帰宅後、端子をケースから外すと、こんな感じ。(笑)
他の物も外して確認して。
1本以外は、状態は悪くは無かったので、1本を付け直して、他のはカシメを増し締めして、ハンダで補強しておきます。
6本端子の「∔電源」は「爪」を磨き直して、♂♀端子共「接点復活剤」塗布して接続です。
接続端子の密着具合も調整して、端子に「カチッ」と差し込まれる状態もチェック。
全ての「動作チェック」も終えて、終了です。
線香の煙より細い煙を見つけられたことで、大きなトラブルになる前に対応が出来ました。
サンクの運転の極意は、五感が大事ですね。(笑)
ボ~っと乗ってると、「チコちゃんに叱られます」。(笑)
「サンクを、ボ~っと乗ってんじゃぁねーよ!」(笑)。
さて、本来のテスト項目の「減衰力調整」ですが、大台ケ原より帰宅中にいつもの「蝙蝠峠」へ寄り道して走ってみます。
今までは、登りヘアピン、アクセルONで「突っ張る」方向でリアが滑るからと思って「弱め」方向で調整してみてましたが、今日の状態もいける感じはあるかなぁと。
この辺りは、これから「色々」やってみてでしょうかね。
今の状態で良いところがあったとしても、マイサンクは今度の車検と同時に「足回り」がまた少し「変更」される予定なのですよ。(笑)
何するかって?
「強化」です。(笑)
楽しみ。(笑)