移設作業2日目。
キノクニより購入のオイルフィルターマウントブラケットキット。
オイルフィルターの取り付けねじサイズは、センターボルトサイズ(3/4"-16)で、サンクと同じ且、トヨタ系と同じ。
とりあえず、サンクの純正を取り付けてみた。
実際今回から使用するオイルフィルターは、長さがサンクの純正の約2倍ある、トヨタ アリスト用なる物を付けるつもり。
それもフィルターメーカー(PIAA,とかDENSOとかetc.)で、アリスト用で出ている物でも1番長い物を購入。
フィルター内部の容量が約300mlとなってます。(サンク純正は約150mlくらい
か)
この「大きさ」が取り付けられて、走行時にも邪魔にならなく、整備性もいい所をサンクの車体より探していきます。
「探す」と言っても、他のサンクにはすでに「移設」がされているのでその場所の良し悪しを見つけていきます。
大雑把にいうとENG.ルーム内の右側の空間か、右下の右リアドライブシャフト前の「モノコックフレーム部」か、右タイヤ前のタイヤハウス前方部の車体パネル部になります。
先ずはENG.ルーム内に設置。。。。
場所は色々スペース的にはありますが、「固定する場所」の強度と取り付け後のフィルター交換時のオイル漏れの処理から考えると、1番目に却下。
右リアドライブシャフト前のモノコックフレーム部。
ここは、強度もあり、加工もさほど難しくなく出来そうですが、オイルフィルターを「横向き」に取り付けるスペースしかありません。
実際、純正のオイルフィルターも「横向き」に取り付けられていますから問題は
無さそうですが、「長いフィルター」を「横向き」で取り付ける。。。。
何か、フィルターねじ部に負担がかかりそうなのと、フィルター内部の「空間」がオイルで充満出来るか?
と考えるとこれも、却下。
残るは右リアタイヤハウス前の車体パネル部。
長いオイルフィルターを装着しても、車体アンダー部より上に収まります。
ただ、この「部分」ただの車体パネルの為、厚み約0.8mmくらいで、「べコべコ状態」で全く「強度」ありません。
「当て板」を当てて強度を出して取り付ける段取りとします。
当て板ですが、ただ厚い板を取り付けても「強度」は出ません。
今回は、厚みt=1.6mmの鉄板を使います。
板に強度を出すために、「縦方向にコの字断面」となるように板の左右を折り曲げて「リブ」を作ります。
これにより厚みがあまりなくても強度を増やすことが出来ます。
折り曲げも、「90度曲げ」ではなく「ハの字」くらいな台形曲げとします。
この板に、キノクニより購入の部品のステーを溶接して、フィルターブラケットが部取り付けられるようにします。
仮設置でこんな感じで大型のフィルターも収まりました。
さて、このプレートを車体に取り付けていきますが、当初はやはり「溶接」を考えていましたが、時代の「進歩」でしょうね、今回は「接着剤」を使います。
最近の自動車組み立てなどにも使われている、3M製の「パネルボンド」と呼ばれている物。
強力過ぎて、張り付けた後は、接着部からは絶対に剥がれず、周りの鉄板が引きちぎれるという凄い接着剤です。
今回はこれと、合わせて密着を増すために「リベット止め」も併用しておきます。
張り付ける場所の、アンダーコートの除去を徹底しておかないと効果がありませんので時間をかけて剥がしていきます。
サンクという車の成り立ちから言って、もっとアンダーコートやボディーの下処理など「雑かな?」と思っていたのですが、思いのほか丁寧な下処理がされており
パネルの地肌を出すのにかなりの時間を要しました。
接着剤塗って、リベット9本打ち。
もう絶対、「取れません!」(笑)。
取り付けベースが完成したら、後はオイルホースの取り回し作業です。
さて、ENG.から排出された「オイル」。
ENG .→ フィルター → オイルクーラー → ENG. ~①か。
ENG. → オイルクーラー → フィルター → ENG. ~②か。
キノクニの取り回しでは①の様な取り付け方法となっていました。
サンクのマニュアルは②の取り回し。
???なぜかさかさまに投稿される。
どちらでも、効果は同じ気がしますが、ENG.に入る直前に「濾し取る」②のサンクの純正の方がいいかなぁと。
それと、オイルホースの「取り回し」もきれいに収まりますので。(笑)
今回フィルターの移設が出来た事で前々から試してみたかった事をします。
過去に入手していたφ12mm厚み4mmほどのネオジウム磁石が約20個。
丁度20個でフィルターの1周分。
オイルドレンボルトの磁石にも、そこそこくっ付いていますから、フィルターの所でもくっつけてみようかなと。
「いまどきの車」と違って、「鉄の塊」のようなENG.ですから効果は期待できるかなと。
後、「ピップエレキバン効果」で血行(オイル行)が良くなればいいかなと。(笑)
但し、ネオジウム磁石は強力ですが「熱に弱い」。
使用限界が約80℃くらい。
「外気」にさらされていますから大丈夫かなと。
だめになったら、「磁力」が無くなって落ちるだけの事。
今の所は「大丈夫」みたい。(笑)
さて、移設完了、ホース取り回しで「完成」で、先ずはオイル注入して、スパークプラグを外して、オイルプレッシャーランプが「消灯」するまでスタータモーターで「クランキング」します。
オイルプレッシャーランプが「消えた」事でENG.~オイルクーラー~フィルター~ENG.までのラインにオイルが回ったことになります。
が、。。。。。
イグニッションON。
ここでオイルチェックランプが先ずは「点灯」しなければなりませんが、「点きません」。(笑)
ここで初めて、しょっぱなの「やらかした問題」が浮上してきます。
確かに、オイルプレッシャーセンサーは破損したが交換した。
なのに「点灯しない」。
オイルフィルター交換時に、センサーと共にセンサー行き配線も断線させてしまっていました。
耐熱保護チューブの中で断線していた為、見かけ上は何も問題無く。。。
テスターでチェックして断線が「発覚!」(笑)。
断線場所的にも、簡単に修復できる所だったので事無きを得ました。
さて再びチェックに入ると、イグニッションONでチェックランプ「点灯」。
クランキングで「消灯」を確認です。
この後、無事にENG.始動で油圧計の「値」も「正常値」を表示です。
後は各部のオイルの滲み、漏れなどをチェックして走行チェックです。
他には「やらかした所」は無かったようです。(笑)
今回の作業で、オイルクーラー内部も洗浄を行った効果で、走行後のオイルレベルチェックでのレベル計に付くオイルが透明過ぎて見えないくらい綺麗です。(笑)
マイサンク、また少し良い改造が出来ました。(笑)
で、
次。。。。。(未だあんのかい?(笑))
コソコソ、進行中。(笑)
成功するか?ぽしゃるか?
未だわかりません。(笑)