後、5分ほどで平成が終わり、令和に変わろうとしていますね。
さて、令和になった月に、我が家には、1968年「昭和43年」、51年前の車がやってくることになりました。(笑)
平成の終わりに、「ルパン三世」を生み出したモンキーパンチ先生もお亡くなりになり、ちょっと前から気になっていたチンクエチェントが、もうちょっと気になっていたりしたところへ、ひょいっと目の前に現れたのがこの車です。
先ずはどんなもんかなぁ?と、大阪辺りまでお出かけです。
のんびり行って1時間30分ほど。
モデル年式は1968年「昭和43年」
日本登録が2002年のようです。
型式としては、車体500F(110F型)、ENG.は500R(600cc)をベースに搭載されているとの事。
この年式だと、シートベルト、バックランプ、ハザード機能、触媒機能、バックミラーも「片方」しかなく、これで車検に通ります。(笑)
さて、乗り始めたら、何回お巡りさんに止められるか?楽しみです。(笑)
まだ、チンクエチェントについての知識が少ないのでどこまで何が弄られているのかが不明ですが、見た目と車屋さんの情報をもとにすると。。。。
1968年式のチンクエチェントベースのABARTH 695SS(レプリカ?)のようです。
ENG.は500R(600cc)をベースに最低でも650ccボアアップ、または750?800?辺りまで上げているとか?といっていましたが、不明です。
外見は、フロントにオイルクーラーが設置されています。
ENG.ルームの電動オイルポンプ(任意で手動ON)で圧送される仕組みのようです。
燃料ポンプは、純正の機械式ポンプから電動ポンプに変更されています。
ENG.は多分650cc以上になっていると思われ、シリンダーヘッドはABARTH「ツインポート」でウェーバーφ40が装着されています。(通常のチンクエチェントは、シングルポートエンジン、シングルキャブ)
このツインポートですが、ヘッドカバーと「一体型」(笑)。
タペット調整で「キャブ」もヘッドカバーごと外すことになるのかなぁ?
点火は、ノーマルから変更されていて、フルトラの同時点火かな。
マフラーは本物ABARTH製がクラックがあり500Rのノーマルに戻してあります。
クラック入りも頂けるようにはなっています。
足回りは、フロントキングピン交換、フロントリーフスプリング交換、前後ショックをコニー製へ交換、ブレーキシュー交換などがされているとのこと。
ホイールはABARTHアルミののほかに純正鉄チンホイールも付属していただけるようになっています。
ざっくり、ぱっと見はボディなど、すこぶる程度は良いですが、フロントウィンドウモールなど、ゴムパッキン類は、早々に交換が必要な感じです。
特に、フロントウィンドウモール、ドア3角窓モールなどなど。
この辺りも、ネットで検索すると、先ず「無い物」はないくらいチンクエチェントの部品は国内外ともに数多く存在しており、且、価格もかなりお値打ちに入手できそうな感じです。
その辺りは、何とかなりそうですが、このチンクエチェントのENG.のオイル関係を調べていくと。。。
「オイルフィルター」が無い!
無いというか、あるのですが、今風のオイルフィルターが付いていないのが判りました。
「遠心分離式」と呼ばれる方法でスラッジを取り除く仕組み。
サイクロン掃除機の様な分離方法といえばわかるでしょうか。
ネットより写真を拝借すると。
クランクプーリーのこの部分にオイルからのスラッジが分離されてくる仕組み。
このような仕組みの為、後付けでフィルターを設置していたりもするようです。
またオイルを増加して対応することもあるようです。
家に来る695もオイルパンはABARTHの増量パンが装着されており、5Lくらい?オイルが入るとか?
オイルも、当時の年式を考えると、「鉱物油」の方が良さそうなので色々物色中。
今の所、バルボリンかシェブロン(どっちも20W-50)、NUTEC MS-55はちともったいない感じ。
1500Km毎での交換くらいがいいらしいので。
まぁ、この辺りは、ネット検索とチンクエチェント乗りの方にお尋ねしてみまい。
後は、ABARTH(サソリ)飼うのに「虫かご」(ガレージ)はもう造れないから、せめて、車体カバーと、駐車場の拡張と出来ればカーポートが作れればと。
色々模索中。
マイサンクも、ちょこっとオーダー品が来るのがあったりもするのだが。。
俺、大丈夫か?(笑)。
ん~、キャベツと、もやしで乗り切ろう。(笑)