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2021年07月06日 イイね!

東京という名称を付けなくとも充分に魅力的だった千葉

東京という名称を付けなくとも充分に魅力的だった千葉ここのところ雨ばかりで、晴れ男である私の身上も如何と思うのですが、先週は案に相違して台風の影響はほぼ皆無。
この間の土日は甚大な被害が出た箇所もありますが、気候に関しては、私は古代的な考えを持っています。
すなわち、王に徳が無いからこそ、このような天災が発生するのだと考えています。
別に今の科学の見解を受け入れる筋合いはありません。
近代合理主義というものの限界がみえている今、例えば、裁判ではなく湯起請でやるというのもアリだと思います。
熱湯に手を入れるのはゴメンこうむりたいので、やっぱり無理っす。

家にいることも考えていたのですが、そろそろ交通規制で行きにくくなる場所には行っておきたいと思っています。
そこで、やたらと「東京」という名をやたら流用する地域で開かれている旧車交流会に初参加しようと思いました(笑)
数年前から交流会については知っていたものの、旧車乗りでもないし、なんてことを考えているうちに時が経ちました。

朝方、ウチの近くでは雨が降っていませんでしたが、雨雲レーダーなるモダンなものを見る限りでは雨は依然として
関八州を覆っている模様。まあ、誰も来ないだろうと思ってはいたものの、てつ師匠が取り敢えず行ってみるということなので、こちらも
出発(笑)

何台かのクルマがいました。おなじみの鏑木モータースさんやみにいかさんやヤマシーさんやSSAWSさんのお姿も(笑)
いつもお会いしているような気がします。そして、私は千葉県民なのではないかと錯覚しました。東京という記号を使う県民であり、キムタク
と同郷であるあの千葉です(笑)
地の利の不利さのため、到着が遅れましたが、アルシオーネと車高比べできたことはよかったのかなと思います(笑)
車高調整できるとはいえ、ローモードでもあちらはなおも低いですね。さすがはクーペだなと思いました。
あの頃のスバルはシトロエンみたいなものだと思うんです。ちょっと変わった方しか買わないといいますか(笑)
まあ、トヨタや日産を買いますよね(笑)
アルシオーネはスタイリッシュだと思いますし、車高調整は非常に便利だと思いますが、果たしてマスマーケットでそこまで必要かな
いわれると辛いものがあります。が、あの当時の未来観を反映したデザインは今見ても、いや、今だからこそ光芒を放っているように思えました。
今、販売しても、、まあ、微妙なところではありますが(笑)
SVXも売れませんでしたし。。まあ、クーペは台数を見込むカテゴリーではないとは思いますが。

















スバルといっとき一心同体であったいすゞ車も拝見させていただきました。藤沢工場の近くに住んでいたので、とても懐かしいです(笑)
ハンドリングバイロータスですね。ロータスの足回りを採用し、デザインも秀逸。自動車製造・販売事業からの撤退が惜しまれます。
そのために、両者で作ったアメリカの工場がいっとき大変なことになったことは、まだスバルが日産株の4パーセントほどを受け入れていた時代のことです(笑)








ようやく、ヤマシーさんの黄色い205セリカと並べることができました(隣のクルマはてっきり〇本さんだと思っていました・笑)。
GCインプレッサならば、時代考証的にもばっちり同時代です。すなわち、グループAの時代です。
新車当時から憧れのクルマでした。もしも、トヨタがWRCから一時撤退していなかったら、スバルと三菱の黄金時代も無かったかもしれず、
私もGD型のインプを買うことも無かったかもしれません。
FFに比べて15ミリだけ短い全長というのも、この時代らしい、細かな仕様で好ましいですね。
205のゲタは適合すればつけたいですし、なんならインタークーラーを水冷式にしてしまおうか?(笑)

















解散後はサンバー二台とスマートブラバスとの四台でJ大御用達であるホワイトハウスという佇まいの快いお店で談笑。
昭和の雰囲気が洗練された感じで残っているような気がしました。なんとなく学食っぽい気もしなくもないですね。
SSAWSさんのスマートはフランスの小型車かとまごうような三穴ですが、おそらく二代目のスマートを借りて茨城まで走った身からすると、相当に安定しているのだ
と思われます。前方のグリル部の開閉が極めて大変であることは私もよく理解できます(笑)
内装はブラバスらしく上品且つ高級な感がしました。ケーニッヒが似合うことでしょう(笑)

















































皆さまと解散したあとは適当にクルマを走らせます。2011年最新のカーナビに「宗吾」という地名があり、もしやと思っていたら、やはりそうでした。
佐倉惣五郎ってご存じでしょうか。江戸時代に藩の過酷な年貢取り立て要求に対し、四代将軍家綱にまで直訴したとされる義民で、なんと神として祀られています。
義民が神に変貌した例は世界中に類例がなく、前々から興味がありました。
どどーんっと「宗吾霊堂」の建物が正面に見えてきました。
千葉県では成田山新勝寺に行くものとともに、初めての電車が運行されたと云われていますし(記憶があいまい)、往時の殷賑ぶりが偲ばれます。
この日は雨ふりということもあり、境内はまばらでしたが、紫陽花の花が折々に咲き誇り、それだけでも行って良かったなと思いました。

ちなみに、佐倉惣五郎は木内惣五郎と呼ばれた実在の名主です。しかし、実際に語り伝えられているような事績については、不明な点も多いのです。
基本的には「地蔵堂通夜物語」という書物に基づいているとされています。
しかし、未だに慕われているようですし、彼の死後から百年経ってから、藩が彼を顕彰したということは、きっと何かがあるはずです。
惣五郎が有名になったきっかけでもある歌舞伎の上演も幕末期ですし、地元のために尽くした人物であることは間違えないでしょう。
明治期になってからは福沢諭吉なども称賛しています。権力に屈しない姿勢が評価されたのでしょう。自由民権運動の人たちからの評価も高いとされています。
謎なのは大正期に焼失してしまった口之宮神社(平成13年再建)ではなく、宗吾(伝え忘れましたが、惣五郎のことです)霊堂が、宗吾霊堂の拠点として唯一生き残った点です。
前者は平将門の居館であったとも伝えられていますが、誰もグーグルで口コミしてないじゃん(笑)

惣五郎が住んでいたという屋敷が近くにあり、庇をお借りして、しばらく雨宿りしていました。この辺りはまだまだ鬱蒼とした森と広大な田地に覆われて、往時を僅かばかり
ながら偲ぶことができるのかなと思います。

さらに印旛沼沿いに進むと、甚兵衛の渡し跡というものが湖畔から若干離れたところに残っています。惣五郎が江戸に行くときに甚兵衛なる人物が禁制を破って惣五郎を
舟に乗せたとされています。渡し舟自体は昭和40年代前半まであったようですが、その後は橋に交通の役割を受け継いでいます。
同時に干拓工事により、渡船場跡もやや内陸部となりました。雨天のせいかまことにさみしい風情でした。




















というわけで、佐倉惣五郎ツアーをしたのち、成田市域に属する千葉トヨタ(中古車のみ)と高倉町珈琲が合併している不思議な場所で、まずトヨタの中古車をざっと見てみました。
「ああ、こんなにあれが安いのか」とか「あんなのがあんな値段するんかい」などと一人突っ込みをして(笑)、高倉町珈琲で、かき氷とスイーツを食べました。
その後はSSAWSさんがお勧めしてくださった温泉に浸かり、錦糸町まで下道を辿り、そこから箱崎・芝浦に立ち寄り、帰宅しました。
お勧めされる前に上から俯瞰するようにして施設を見て、よさげだなと思っていたんです。

ちょっと長くなりましたが、筆に勢いが付きました。佐倉惣五郎については千葉県では有名なのかもしれませんが、東庄町の天保水滸伝同様に知られていないかもしれないので、
ご紹介しておきます。昔はこの辺り(下総)の方が東京(武蔵)よりもよほど都会だったので、都民としては東京タワーを千葉タワーに改称するくらいの矜持をもって、千葉県をリスペクトする
必要があろうかと思います(笑)
東京五輪も千葉五輪という名称でいいと思います(笑)
東●ドイツ村は千葉ドイツ村に改称ってことで。ある意味正しい(笑)
Posted at 2021/07/06 00:33:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日帰り旅

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何シテル?   05/19 11:47
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