松任谷正隆氏が「オーディオとクルマ」というエッセイを書かれていた。氏のオーディオ遍歴と共にLINNのアナログ・プレイヤーの名前が出てきた、氏は「Cクラス・メルセデス」と例えられていた。
LINNのアナログ・プレイヤー、ITTOK(Ittok LV-Ⅱ)というトーンアームが使われていた事をご存じの方は多いと思う。ITTOK、伊藤氏という方が設計されたトーンアームですよね。仕事の関係で伊藤氏とお会いしたことがある。誤解を生む表現かも知れないけど、いたって普通のおじさんでした。
当時、このアームを設計された方と存じ上げていたけれど、これとは全く関係ない分野の仕事の打ち合わせでしたので「秘話」などをお聞きする機会を逸してしまいました。今思い返すと残念至極。
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伊藤氏の設計されたアームは太いストレートのマグネシウムチューブを使った独特の形態。普通、バランスウェイトでバランスを取って、そこからカートリッジに針圧をかけるには、その位置からウェイトを動かす事によって針圧を掛けるスタティックバランスが主流。しかし、ITTOKの場合はそしてダイナミックバランス型。バランウェイトでバランスを取った後、針圧はバネで掛ける、少数派ですよね。
Linn Ittok LV-II
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今は押入れの中になってしまっているけど、私が使っていたプレーヤーのトーンアームもダイナミックバランス型でした、DUAL 1219というオートマティックのプレーヤー。ターンテーブルとしてはS/N比は悪かったけど、デッカのカートリッジにはこれが一番でした。
例えばアルヒーフ等の組物のレコードの場合、チェンジャーで再生する場合に、レコードを重ねた時に曲順が揃うようになっていた、だからCDで何か変な曲順と言う場合、レコードのマスターテープをそのまま使っているんでしょうね。
レコードの最外周(音溝の無い所)が膨らんでいるレコードがありますけど、この膨らみはチェンジャーでレコードが落ちてくる時に音溝の保護用ねんですよね。
↑これが使っていた
DECCA Mark-V、今もヤフオクで売買されているんですね。
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How a Linn Sondek LP12 is built.
dual 1219
↑1:10辺りでレコードが落ちてくる。
London Decca cartridge
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12月14日は出掛けたついでに成木街道へ、出かけ先よりこちらは遥に距離は長い。帰りに四里餅を買おうと飯能の
大里屋に寄ったら売り切れ!!!
12月16日も出掛けたついでに奥多摩に寄り道。駐車場はガラガラでした。
で、昨日も買い出しのついでに国道299号を走っていた。↓買わなかったけど埼玉限定のコカコーラ、道の駅「ちちぶ」にあった。
Posted at 2017/12/19 15:50:45 | |
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