
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
間もなく、ディナーショーの本格シーズンを迎えます。こうしたなか、8年ぶりに開催される中森明菜ディナーショーの告知がありました。最前列確約で95,000円、一般90,000円という価格でした。これは、超プレミアム路線のYOSHIKIを除けば、業界トップクラスの高い設定です。前回の8年前は、50,000円でしたので、主催側は、相当な入れ込みかたです。
相場は、玉置浩二、由紀さおり、五木ひろし級で、65,000円くらいです。同じく常連の松田聖子、郷ひろみ、美川憲一、高橋真梨子らで、50,000円前後となっています。
90,000~95,000円という価格設定がどうなのか。40年戦士が多数いる明菜ファンにとっては、待ちに待ったという心境でしょうから、即売り切れるはずです。8公演ともに30分持たないのではないかと予想します。8公演すべてに参加しようとするファンも出てくるとみています。
急にディナーショーを調べ出したのには、理由があります。菊池桃子さんが、キャリア初となる興行を決めたのです。40,000円という控えめな価格設定が、桃子さんらしいなと思いました。公式ファンクラブMOMOCANS’の間では、以前から、ディナーショー待望論が根強く、欣喜雀躍しているファンが多数います。
私自身は、積極的な賛成派ではなく、通常のライブで十分に満足できていました。当初、ディナーショーというのは、結婚式のキャンドルサービスのように、会場を歩きながら歌唱してくれるものという思い込みがありました。「歌手との距離感が近い」という情報がたくさん出まわっているため、勝手にそう想像してしまったのです。どうやら、そういうものではないということが分かってきて、実際にプログラムを見ると、食事後に「隊長」(注)の登場という段取りになっていました。ならば、曲目数が格段に多く、バンドもフルになる通常のライブセッティングのほうがいいとの心境に至っていたのでした。
(注:公式ファンクラブのメンバーは、昔のラジオの慣習で、桃子さんを隊長と呼びます)
一方で、ディナーショーならではのメリットもいろいろ見えてきました。なんといっても、アーティスト本人の意欲が高いことが挙げられます。通常は、他人の曲をカバーしない方ですが、クリスマスディナーとなれば、セットリストにひと工夫入ってくるでしょう。もしかすると、ピアノの弾き語りも拝めるかもしれません。いろいろ期待が膨らんできます。
会場は、シェラトン・グランデ・トーキョーベイですので、駐車場の心配なしに堂々と車で乗りつけることができます。昼過ぎに洗車を終え、そのままドライブになります。こんな高級ディナーは、桃子さんが機会を作ってくれなければ、自分の意思でいくことはまずありません。料理長は、おそらく、桃を素材にした料理をアレンジしてくれるはずです。
そして、最大のメリットは、会場のキャパシティがあり、チケット争奪戦の心配がほぼないことです。費用も40,000円と上限が決まっています。CD購入1枚につき応募券1枚のような企画をされると、自己破産するまで膨大なお金を投じてしまいそうですので、費用に天井があることは助かります。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、そのまま俺とドライブしやすいように、湾岸線のICに近い会場を用意してくれたんじゃないの~。
海へ行こうぜって指を鳴らすけれど、動機が不純だわ。
Posted at 2025/09/20 11:50:07 | |
トラックバック(0) | 日記