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2017年06月19日

愛媛のお城巡りとたった1両の珍幹線 四国ディスティネーションキャンペーン 2日目 その2

愛媛のお城巡りとたった1両の珍幹線 四国ディスティネーションキャンペーン 2日目 その2

四国の旅の2日目は、「伊予灘ものがたり」号に乗車して、大洲の街にやってきました。。


伊予大洲駅で下車するのは生まれて初めてです。。



今まで、鉄ちゃん旅行で大洲の街はかれこれ10回ほど通過したことが有りますが、次の乗車予定の列車まで、観光する時間が確保できましたので、今になってようやく下車して観光できるチャンスが巡ってまいりました。。

大洲の街と言えば「お城ヲタク」の端くれと致しましては、モチロン大洲城が気になります。



初めての街では女は「食い気」に走りますが、戦いの遺伝子が組み込まれた男としましては、やはり城郭に走ってしまいます。。。



街の中心部を流れる川を渡ると、船溜まりがあり・・・



大洲の古い街並みを通りると・・・。



駅から徒歩30分くらいのところに大洲城はありました。。。

外部から見るよりも、天守閣はこじんまりとしています。。。


 
モチロン、天守閣にも登って「お殿様」になった気分で大洲の街を一望します。。。

天守閣に留まること30分・・・



伊予大洲駅からさらに特急「宇和海」号に乗車し、次なる目的の列車が発車する宇和島へ向かいます。。



そして、宇和島駅に到着し、13時10分発の「鉄道ホビートレイン」に乗車しようとしたら、なんとこの日は「一般車両にて運転」!(;゚Д゚)


JR時刻表には「4820Dは鉄道ホビートレインで運転、但し一般車両で運転する日があります。」と表記されていて、なんと運悪くこの日は「運休」の日でした。。。

それでも諦めきれずに駅員さんに問い合わせると、2時間半ほど後の4822Dは「鉄道ホビートレイン」で運転されるというので、ここは予定を大変更して、そこまでここ宇和島の街で待つことにしました。。。



宇和島と言えば「闘牛」で有名な街です。



駅前にはなぜかコッペル蒸気が展示されています。。



お昼ごはんは「省略」する気でしたが、急に暇になったので、急遽マクドナルドで昼食を済ませます。。



その後は船溜まりを見たりしながら・・・・・


着いた先はやはりお城・・・・

とは言え・・・

天守閣までは、ちょっとした登山を強いられます。。



まるで密林の中!



本格的な登山道みたいです。。



天守閣の直下はこんな感じです。。

そしてこちらが天守閣。。。



先程の大洲城と同様、こじんまりとしたお城ですね~

天守閣からは宇和島駅がよく見えます。。



さてさて、時間潰しもそこそこに、駅に戻ると・・・・



乗車する列車は確かに「鉄道ホビートレイン」の表示があります。そしてホームに行くと、今まさに構内移動で入線してくる場面でした。。



宇和島方は普通の顔をしていますが、
どことなく変てこなデザイン。。。

一方、窪川方のお顔は・・・・








(;゚Д゚)  (@_@)   (;゚Д゚)

あいや~
まるで新幹線!(;゚Д゚)

そう、この車両は新幹線の0系車両をモチーフに造られた、なんちゃって新幹線です。。。



しかもたったの1両編成・・・・

新幹線というより、正に「珍幹線」 (;゚Д゚)

遊園地の遊具じゃあるまいし、これを本気で造ったJR四国さんはある意味凄いと思います。



張りボテの先頭部分はそれなりには良くできています。。



いやぁ、ここまでするかと言った感じです。。




因みになぜ四国に0系新幹線かと言いますと、「新幹線の生みの親」と称された十河国鉄総裁が愛媛県西条市出身だったからです。。

西条市には実物の新幹線が保管されています。。

一方、この車両の客室は・・・・



殆どがロングシートですが、窪川寄りの2脚だけ新幹線と同様のデザインのクロスシートが設けられています。

一番乗りで乗車しましたので、当然、そのクロスシートに着席。。



いやぁ、正に懐かしの0系新幹線のシート・・・



そして、宇和島方にはなぜかプラレールが展示されています。。

室内を細かく見ているうちに15時35分、定刻に発車!



列車は緑多い単線区間をコトコトと走ります。。。

正面の飾りは視界の邪魔にはなりませんね~。



しかもクロスシートは最前部ですので、足を延ばして前面ガブリつきが出来ます。。


さらに・・・・



なんと新幹線時代の「折り畳み式小テーブル」も装備されています。。





例外となくワンマンカーなので運賃はバスみたいに運転士さんが収受します。。




乗客は日曜日とあって、15人くらいいますが、そのうち5人くらいが地元の人、残り10人が観光客といったところですかね。。



途中駅で、同様に大阪から観光に来たというご夫婦に記念撮影してもらいました。。



見れば見るほどおもろい車両です。。

でも、なんで遥々四国までこいつに乗りに来たんだろうかと自問自答してしまします。。。



車両はキハ32-3を名乗りますので、国鉄末期に新製された車両を再改造したものです。。



実に夢が有って楽しい車両だと思うのは私だけでしょうか??

しかもこの車両、汽笛をならすと「Paaaan~~」って0系新幹線と全く同じ音で鳴きます。。

失礼ですが、その鳴き声を聞いたとき、目から涙が出るほど大笑いしてしまいました。。

素晴らし過ぎる~  (≧▽≦)



一方、こちらは宇和島方の「普通の顔」ですが、この手抜きっぷりは新幹線顔にする予算が無かったのか、はたまた連結したとき用に貫通路をわざと残したのかは不明です。。






列車は昨日「しまんトロッコ」号で通った山の中を、トンネル、鉄橋と走り続けます。。



そして、2時間15分後の17時50分に終点の窪川駅に到着!

そのまま折り返しの18時43分発宇和島行き4831Dとなるので、下車せずに発車を待ちます。。。



その間に運転席を見に行きましたが、オーソドックスな国鉄型ディーゼル車の典型的な運転台でした。。。



18時過ぎは都会ではラッシュですが、なぜか予土線では誰も乗って来ないので、座席を向かい合わせにして。。。



脚を伸ばして寛ぎます。。。



18時43分の発車の段階で、乗客は私とこの女子高生だけ・・・

そしてその女子高生も・・・・



次の若井駅で下車してしまい。。。。



とうとう車内は私だけに!!

こりゃこの路線、抜本的対策を施さないと、本当にヤバい状況です。。

18時49分の車内がこんなんだとは・・・・

その後も乗客は現れる事もなく、
宇和島の少し手前で3人ほど乗車して来ただけで、まるで回送列車に乗車しているみたいでした。。



途中、気になる名前の駅が有りましたが、漢字がちょっと違うので安心しました。。。



そんなこんなでなんと20時44分に宇和島駅に戻ってきました。。。



反対側ホームにはこんな列車が。。。



なんと、河童が乗車していました。。。



食べ物には全くこだわらないので夕飯は特急「宇和海」号の車内でコンビニ弁当で済ませ。。



チンチン電車の終電も無くなった23時に松山駅からホテルまで30分ほどテクテク歩いてみました。。。



こんな深夜の松山城を見るのも、もうこの先無いですよねきっと・・・




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kitamitiさん

この記事へのコメント

2017年6月20日 7:16
社会人になって数年後、まだ本四連絡橋が無い頃に南港からオレンジフェリーで四国壬生川入りして、伊予大洲まで半年近く出張に行ってましたので、懐かしく思い出されます。
当時は鉄路も海沿いで窓からのノンビリした景色が忘れられませんです。
しかし珍幹線すごいですね!
コメントへの返答
2017年6月20日 22:11
私の伊予大洲駅最初の通過は、高校時代に大阪駅から153系の夜行急行「鷲羽」号に乗って宇高連絡船に乗り継ぎ、高松駅から急行「宇和島」号に乗って足摺岬を訪問した時です。

あの時は未だ内子線は全通していなくて、全ての列車が「海線」回りでした。。

キハ181系特急型と58系急行型気動車の王国だった四国に、まさかこんなユニークな列車が走るとは、想像もつきませんでしたよホント。。
2017年6月20日 8:40
遊び心ある車両ですね!
0系ゆかりの地も 初めて知りました。

息子に「オカン 0系より年上やん(。-∀-)」と言われてしまったのはナイショですwww
コメントへの返答
2017年6月20日 22:14
孫が出来れば必ず連れてこようと思いました。。

辛うじて私は0系よりは年上でなく、「同い歳」なので、自分の同級生には「ひかり」ちゃん「こだま」ちゃんが多く、男性は東京オリンピックの年でしたので、「五輪男」なんて奴もいます。。
2017年6月20日 9:10
うわあ、魔改造って言葉がぴったりですね( ̄~ ̄;)

見た目の珍妙さとは裏腹に
、ちゃんとツボは押さえてあるんですね。

車窓や設備は素晴らしいと思いますが、本当にローカル過ぎて、先行きが心配になりますねえ(-.-)


それにしてもめっさ濃ゆい鉄旅ですね(^^;
コメントへの返答
2017年6月20日 22:19
正に「魔改造」!!

でもJR四国さんは賢いです。。。
プラレールが飾ってあるので、タカラトミーさんからいくらか改造原資は出してもらっているはずです。。。

少ない費用で、賢い改造!!

さてさて、私の様にこんな餌に釣られる人は何人いるのでしょうか??

柳の下にドジョウは何匹???
2017年6月20日 10:47
あえてなんでしょうがツッコミどころ満載の汽車ですね
遊園地の乗り物みたいです
鯛めしはf^_^;)???
コメントへの返答
2017年6月20日 22:24
この車両、廃車にするときはミヤンマーに輸出せずに、みさき公園かいすみ鉄道で走らせて欲しいものですね~。

今回はお金がもともと無いところに、うなぎ食べたりしましたので、その後の食べ物代は節約しました。。
2017年6月20日 18:47
その改造で集客力アップをどれくらい見込んだのか尋ねてみたい気分になります(≧∇≦)

宇和島の闘牛は無くなったんですか⁈ (゚o゚;;
コメントへの返答
2017年6月20日 22:51
申し訳ありません。
宇和島の闘牛は健在でした。

昔、訪れたちょうどその時に口蹄疫と動物愛護団体の反対で一時期中止になりそのまま行われなくなったと勘違いしていました。。

ブログは修正しておきました。。

珍幹線キハはたった1両にクロスシートが4人分だけですので、10人も見込んでいなかったのではないでしょうか。。

でもその10人のうちの1人にしっかりとなってしまいました。。
2017年6月21日 17:17
珍幹線とは上手いこと言いましたね!
気にはなってますが遠くて行けません。

わが飯田線、久しぶりに7,8月に臨時列車が走りますよ。
313-8000番代(旧セントラルライナー車)が走るので慌てて指定券を買いました。
中央西線には189系臨時あずさが辰野回りで南木曽まで入線し、回送で神領まで行きますよ!
東と海の間では珍しい事です。
コメントへの返答
2017年6月22日 0:03
最初にぱっと一目見た時から「珍幹線」だと思いました。。

飯田線情報ありがとうございます。
やっぱセントラル車でしたか~

中央線特急の方は「ムーンライトながら」と「はまかいじ」で実績のある185系かと思っていました。。

明日、上りムーンライトの10時打ちに挑みます。。
2017年6月22日 0:25
四国”珍幹線”に乗られてきたのですね。
0系顔の反対側は普通の顔って、お金の無いJR四国だからケチったとも思えますけど、設計した鉄道マンとしては増結余地を残したかったとも考えられますね~。どっちなんでしょうか?
コメントへの返答
2017年6月22日 0:58
0系の宇和島方の顔・・・

事情は仰るどちらもだった様な気がします。

お金は無いし、増結もしたい・・・・・

それになによりも「プラレール」の模倣だからこれでいいかと・・・・

摩訶不思議な乗り物でありました。。

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「孫の子守と花の岩湧山 (*´▽`*) http://cvw.jp/b/860472/47789372/
何シテル?   06/18 22:57
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