「令和」初の乗客となる。。

令和元年５月１日！

「令和」最初の日です。

今日、時代は平成から令和へ新たな場面へと突入しました。。

妻は今日は実家に所要が有るらしいので、私一人で熊野本宮に祝賀参拝することにしました。

生憎の雨天の中、早朝の大斎原に到着！

日本の原風景である水田に映える大鳥居。

神々しいこの雰囲気はいつ見ても素敵です！

しかし実は、熊野本宮に参拝する前に立ち寄る場所が・・・

湯ノ口温泉のトロッコ電車！

ＧＷの鉄ヲタ活動として、神社に参拝する他にここに立ち寄りました。

到着すると、小さな木造客車がひっそりと佇んでいました。。

始発列車の発車は８時５０分。

ちょうど１時間前に到着すると、ＢＴ機関車の入換作業が行われているところでした。

機関庫から出庫させ、引き上げ線へ・・・

なんとダルマポイントを車輪で割り出すという信じられない運転方法で本線へ進入します。

そして直ぐに本線を直進。。

留置してある小型木造客車の横を直進します。

そして遥か向こうのトンネル付近まで走行。。

そこから今度はバックしてホームに接近し・・・

留置中の木造客車の先頭部に連結されます。

機関士さんから「あけましておめでとうございます。令和時代、最初のお客さまです！」と声をかけられました。

ここの機関士さん、以前は７０歳越えの方が担当されていましたが、ご高齢で退職されたそうで、この日は若い？機関士さんでした。

こちらが連結完了の図。。。

連結器はなんと明治時代の標準仕様である「鎖」でした　(ﾟДﾟ;)

ホームの上屋が立派過ぎるのがアンバランスですが、緑に溶け込んで、なかなかいい雰囲気を醸し出しています。。

愛車サンバーとの記念撮影！

マッチ箱の様な木造客車はまるで明治時代の軽便鉄道にタイムスリップしたみたいです。

車内はこんな感じです。。

白熱電灯と蝶番で閉める小さな窓が何とも言えませんね～。

やがて列車は定時に発車！

直ぐにトンネルに入ります。

実はこのトロッコ、前線の95%がトンネルなんです！

（なので景色が殆ど楽しめません。）

２軸客車に起因する強烈な揺れと振動！

それに大音響がトンネルにこだまして、なかなか壮絶な走りです。。

車内はこんな感じで、なかなかムーディーなのですが・・・・

明治時代の様式の鉄道に乗れるのもここならではですね～。

そして、約１０分の走りで終点の湯ノ口温泉駅に到着します。。

そして、熊野大権現参拝の前に身を清めると称して、温泉でひと風呂浴びます。。