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イイね!
2013年02月15日

鉱物油を何故使うのか~B型エンジンに惹かれて~

誰も待ってなかったけど例の別項。

エンジンには相性の良いオイルが有ります。
実は意外に知られてない事実に、オイルは純正が良いのですが条件があります。

ノーマルで新品であること。

多少すりへった位では構わないのですが、例えば34Rにはmobil 1や無限に匹敵するとこにニューテックがありますが。

新車限定と言われます(オイル屋談)。

FITにもmobil 1サイコーと書きましたが、10万走ったら考えなきゃいけないかなと思っています。


さて、そんな前振りをした訳ですが。

私は、B型エンジンには耐えられない魅力を感じます。
K型エンジンはスムーズで綺麗な音を奏でますが心に響かないのです。

HSV-010GTのあの金切り声のような咆哮、ああ言う暴力的で生き物の感情が乗ったような音が好きなのです。

そういや787Bも狼の咆哮と呼ばれたらしいですね。
ランボルギーニのあの叫び声も悪くありません。

ホンダのF1直系エンジンであるZC以降、ホンダは市販車でもそれを再現する事が出来ました。


まだ忘れられないB18Cの音。
EK乗りとロータリー遣いといた時
「普通のインテグラじゃないの?」
ってったFC乗りに
『ちゃうわ!』
と二人して反論後マフラー談義になり、さっさと追いかけて話せば早かった事に気づいてorz

ZC直管と言えばあの甲高いN1の音。
峠では聞きたくない音でした。
きっと環状では夜な夜な闇を切り裂いていたのでしょう。

そう言う粗野で暴力的なイメージのある中身のある音なんですよね。

どこまでも回したくなる胸を熱くするエンジンなんです。

で、B型が生まれます。
最早私の世代ではZCは維持の辛いエンジン。
たしか最後の情報でドイツにあったとかなかったとか……そんな世界でした。
幸いB型はまだどうにか数年前には新品組みできましたから、しばらくもつでしょう。
もし可能ならB18CspecRを新品組みして載っけます。
これであと20年闘えます(爆)
多分エンジンよりボディが……

閑話休題。

B型は1990年代に入る頃。
基本的な設計は20年以上遡ります。


確かに高性能エンジンです。
市販エンジンなのにクオリティは高いですよね。
しかし、その反面かなり厳しい現実もあります。
実はハイチューンには向きません。
目に見えて寿命が縮みます。
例えば圧縮をあげて13位で200馬力出したりすると5万キロくらいで腰下は歪み始め、オイル滲みが発生します。
まあ当たり前ですね。
もたないんですよ。アルミブロックは。
あと元々出てるからなかなか簡単には上も狙えないですが(笑)
この辺りはB18CspecRが最も強度あるので、持ってる方は大事にして下さいm(_ _)m

そしてオイル食い。
B型は基本的に華奢で素人では触れないとこが弱点ですが、何よりユニットとしては扱いが独特であるとこも問題です。
オイルを食うのは当たり前……そう思っているなら扱いを間違っています。

VTECエンジンは糞熱いです。ターボエンジン並みに管理したいのにラジエターは半面、油圧管理が厳しくオイルクーラーが着けにくいとかエンジンルーム狭いとか矛盾した設計のため、気づいていない人が多くいるはずと思います。

熱いせいでオイル管理は厳しいのです。
という事は化学合成油が良いのか?と言うと全くもって逆にで、冷えない古いエンジンに化学合成油は良いとは言えません。
第一純正は鉱物油だった筈(今のホンダウルトラは部分合成油になったので確認が出来ませんが)。

とすると、ホンダウルトラのゴールドがPAOかエステルか……PAOだと思いますが、ならばエステル系のオイルには相性が良くない可能性が高いでしょう。

恐らくになりますが、B型でサーキットに通うような人がフルシンセを使っていない筈はない、でしょう。
私もずっとそうでした。

でも、冷えない・シールを痛めると言う事はコンディションは悪くなる一方。

せめてハイドロクラッキングオイルにしておくべきかと思います。

鉱物油は冷えやすく熱に強い良い物を選び、最近ではオイルを食うと言う事はありません。
今でも一度お金が足りずエステルを入れたところ……下端から消えて焦った事がありましたが、考えたら当たり前ですね。

鉱物油を食うようなら最早寿命ですが化学合成油なら『ちょっと待った!m9(`з´)o』
一度、良く調べて鉱物油を試してみて下さい。

私は以前F300と言うオベロンオイルに出会い、ハイチューンのエンジンをギリギリまで活かす事に成功しました。

それ以来鉱物油しか使っていないのです。
実際熱を加えた後のフィーリングの劣化は少なく、サーキットを含めて3000km時に『まだまだ後3000位イケますよ』と言われて以来、交換サイクルを伸ばした程です。

全ての鉱物油に言える訳ではないので自己責任で良く調べてお試しくださいm(_ _)m
あしからず。

B型エンジンには鉱物油が寿命にも、結果的に財布にも優しい。
そんなお話でした。
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Posted at 2013/02/15 13:02:11

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この記事へのコメント

2013年2月16日 0:42
こんばんわ♪
ウチのシビはEng&MT全て
ニューテックです。
Engを組んだ方が言うには、
糸を引く様なオイルはB型には
不向きでEngやMTが下手すると
壊れる原因となるようです。
サラサラのがベストのようです。
コメントへの返答
2013年2月16日 7:55
粘りのない方が良いのはVTEC機構の都合でしょうね。
ミッションはY1、Y21ともにエンジンオイルを投入する世代ですから、LSDを入れた後のオイル選択がまた難しいんですよね(・ω・)


NUTECは以前使ってました。
もちを除けば、レッドラインに似た感じだと覚えています。
確かに存在感のないレッドラインの方がスピードマスターやモチュールより良いとは思いましたが、化学合成はどうしてもすぐがさつきが気になる、毎日乗れないと言う事からも保護性能重視でオベロンを選択してます。
オベロンは堅いですが、値段通りの性能です。
モチュールのようにもたつかない、レッドラインのように皮膜が薄くない、とどめが寿命でした。

VTEC専用オイルって高いけど、多分その『さらさら』+『保護皮膜』の性能をバランスさせるのが難しいのでしょうね。
一度使ったら最早引き返せないそうです(勿論フルシンセです)。

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