2022年04月17日
2030年までに純EV化を推し進めるという。
一番自由だった、1970年代は父が。
完成期とも言える1990年、排ガス規制によりいくつもの車両が消えてしまう2002年。それが私の現役時代。
頭文字Dが、突然その雰囲気を変えるのが2000年代。無論、物語としてではなくその背景設定として、だ。
そこが私のスタート地点であり、過去の話を無邪気に聞きまわるしかない時代だった。
2000年、それはまさに境目の年。すぐに平成13年排ガス規制が、2004年には共同危険行為の禁止が施行。それが頭文字Dの世界観に影響を与えたわけだ。
B型というホンダの中でも平成初期からこの排ガス規制までの長きにわたり使われた名機、これをまさにこの時代において使い続けた事は、しかし私に取っては選択肢を失う結果となった、訳です。
良い時代を生きて、これからどうやって生きれば良いのか。
ねえ。
1月の予言が、否、私の迷いと焦りは具体的になりました。
今年末がやはり、もっともベストな時期。故に、今年中に決める必要があります。
私のようなフリークスはEVではおそらく、あの領域に戻れません。
鼓動を感じられる内燃機関でなければ、それは適切なパワーがなければ、NAでなければいけない。
一応、今買っておけば、ガソリンの販売が終了するまで20年近くあるので純ガソリン車で楽しむ事ができるという。所謂、過渡期だ。
本来この過渡期は、内燃機関持ちの車両を使う業者のためのもの。政府からの突然の措置では立ち行かないからだ。
そのうちどこまで個人レベルまで許諾されるか、だがまあ。大きく差はないものと思われるのが今までの措置。
予期はおよそ予期通りなんだけれど。
そう言う意味では2つ選択肢がある。
一つは、車を手放すこと。今まさに売り時である。
一つは、それを元手に買い直すこと。
現状、あと二年は手元に車がなくても大丈夫だから、完全に手放してしまうことが選択肢に登ってくるのだ。
早期に手放すか。
最後に足掻くか。
問題は手放すには、理由が欲しい。
足掻くには、手銭が欲しい。そして金銭的には常に厳しい。まあ、その辺りが私の今の精神的負担だと思う。それぐらいしか思いつかない。
選べる訳がない。そして、選べないのに、元手もない。もちろん、急がなければ大丈夫だが。
故にこれから年末にかけてはありとあらゆる手段を講ずる必要がある。そりゃあ、今負荷がかかるのは仕方がない。
足掻けるか否か。諦めるか否か。
そして、ビートを乗り続けるか否か。
決心も選択肢も決まっているにも関わらず、そこに至る経緯が非常に危うい。
どこまで足掻けるもんだか。
間違いのない、一番面白い時期にきっちり楽しませてもらったからこそ、EVではなく、ガソリンエンジン車、それもきちんと作り込まれた、そして、私の理想の車でなければいけない。
最悪の場合。それは最低限度NDロードスターでさえあればいい。
まあ、もう降りるというのも特段、問題ではないだろう。免許さえあれば一応、車はレンタルできる訳だしね。
Posted at 2022/04/17 17:25:12 | |
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いつもの日記 | クルマ
2022年04月17日
文字通りの思い出話。
EG4/ATからEG6/MTに乗り換えてエンジンスワップまでは期間はあるものの、大体ひとつながりの経験だったと思っている。
そこについては今回のお話ではない。
エンジンが息継ぎする、所謂死にかけた状態からCR-Xへの乗り継ぎ。
正直馬力もトルクもがたっと減ったにもかかわらず、正直これが気持ちよかった。
何より旋回性が良くて、友人からはタイヤ一本分位差がある、と言われていた。
まあ、CR-Xのが小型で例のトレッド・ホイールベース比1.54は伊達ではないって話でしたが。
乗ってて感覚はなかったんですね。違和感がないって事はパワーは不要だった訳ですよ。
これが一つの回答ではあった、と言えるでしょう。今、旋回性を求め適切なパワー(少なくとも私にとって)を選べば、言うまでもないと思うんです。
ただそれだけじゃなくて。実は、CR-Xを乗っていて初めて、求めていたレベルに到達した感がありました。
バランスが良かったんですかね。この車に限り、文字通りどんな場所であってもいつでもどこでも全開できました。
どんな状態であってもコントロールする自信があった。
あの強烈な安心感は、今思えばおかしいと思うんですけれど、私はどんな車に乗っていても違和感のような危機感を持ってました。いつどうなるのかわからないという。
何度かそれに救われて、今までにもらい事故を除き一切事故を起こしていない事は少なくとも救われたと思っています。
それがないんですよ。ないから、踏める。
速さはともかく、頭が真っ白な状態で、ただひたすら踏む事ができたのは後にも先にもこの車だけです。
それが良かったんですよね……。
そして私が求めていたものでもありました。まあ、こいつは諸事情でやたらマフラーがちぎれるという憂き目にあって手放したんです。結婚した後というのも痛手でしたかね。
それまで毎日のように乗っていたのに、下手するとひと月乗らないってのもありましたし、駐車場まで電車で行かなければならなくなってからは整備日設けて整備のみ……なんてばかりで乗る時間も減りましたしね。
で、もったいないってんで軽自動車を選択した訳でした。
私の到達点であり、得たものが多かったCR-X。パワーも排気量もちょうどあのくらいが適切な気がします。ただもうFFは要りません。流石に……多分ダメです。例えいくら速い車で、FFっぽくなかったとしても。
そうじゃない。それでいいなら安くて速い、なおかつ便利なホットハッチの現行車はいくらでもある。
例え話を追加しましょう。
ある日、ショップで見てもらってる間に他の客が車高調の話をしていた。
どうにも彼は旋回性能について気になっていたようだが、確認する術としてタイヤとホイールの相性を一度確認するのが一番安い方法だったので意見してみたが結局そこで脚を買う事にしていた。
まあつまり、車高調を入れてみたいという気持ち以外なかったわけだな。それ以外は基本的にタダの言い訳に過ぎない。
経験のない事について無駄に話をしたところで、それを求めている訳では無いのであれば当然そんなモンいらない訳で。
言うまでもなく、ダンパー交換なんかも視野になかった。ただ車高調を入れてみたかったんだ。
それと同じ。
私は速さなんか求めていなかった。それは今も同じ、その時、自分の意識に一番適切に合うパワー、身体にフィットするような、そして何よりコントロール下においた時に「何も考えなくても、まるで車が体になったかのような」あの真っ白な世界。
一度CR-Xで入ったゾーンに入るには、ビートではパワー不足。意識の方が先に行ってしまう。
このモヤモヤ、この不満は説明しても多分、理解し得ない。
Posted at 2022/04/17 05:24:55 | |
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走 | クルマ