整備日で友人のとこにいきました。
約束されたステッカーを渡して、二人で貼り付け。大きすぎるステッカーってのは正直貼るのが難しい。
今回使用したORACALは薄く、透明な糊を使っているタイプですが、ある程度の伸びが期待できるタイプなのでかなりの曲面にも使えます。
伊達にGTカーの装飾に使われていません。
ですがこれがなかなか。私の貼り方は、一人で貼っていた為に上からぶら下げて、下に台紙を剥ぎ取り、上から貼り付けする形でやってます。
しかしそれも、広い面積を持ったものではなくてあくまでサイズがでかいってだけ。
今回のように幅20cm近い黒い帯を、ある程度へこんだ場所に貼るってのは経験のない彼にも無理だし、散々やってきた俺でも難しい。
結果的にかなりのエア噛みをした状態で貼ったんですが、禁じ手としてのエア抜きしました。
でもこれが驚きで、思っていたより目立たないんですよー。さすがORACAL、重ね貼りも遠目では目立たん。
こんな感じ。
ってことで巨大ステッカー貼りに、朝10時から初めてほぼぶっ通し作業で14時までかかりました。4時間かよ。
この春、というか初夏の25度超えの日差しの中での作業だったので、結構だるかったです。
でね、彼がエア抜きしてるその間に私は助手席を外してボックスを再取り付けして。
助手席にある鍵付きのボックス(私のは多分交換済みのため、鍵が使えない)はその裏側にECUとメインフューズが収まってるんです。
ところが。ホンダあるあるで、整備性最悪な事に『なぜここに置く』アイテムを、更に内装重ね合わせでアクセス不良を起こすという……
このボックスを外すためには!
1 ドアそばのシートベルト周りの内装を外す
これはほとんどスナップだし、固定されたネジはあるけれど気にしなくて大丈夫。
2 リアコンソールボックスを外す
カセットテープボックスもしくはウーハーユニットが一番上に重なっているのでこれを外さなければいけない。
3 リアコンソールパネルを外す
しかも助手席だけでいいのに、このためにリアの内装殆どが外れてしまう。
でもこれをしないと、リアコンソールパネルでごっそりかぶったボックスのネジにアクセスできない。
いや、頑張ればボックスを止めてるネジを外して浮かせ、リアコンソールパネルのスナップをばきばきはずしてやればどうにかアクセスはできる。が、拳を入れるのが精一杯の(よりにもよってボックスそばにネジが有るため)状態である。
簡単には外せない。実際、ハードなヒトはこの辺全部外しっぱなし(そもこの年式では内装のプラが死にかけてるヒトもすくなくない)な方もいる。
だので、いろいろあって外しっぱにしておいたのですが。これも、事情でもとに戻そうという話でした。
実際助手席を外してアクセスを始めた時に、1枚目のステッカーの修正をやってる最中の友人に工具を借りる。
一番短いドライバー……と、目についたものが。
買っちゃいましたが、これ。
SK11のスリムラチェットドライバー。
初めて見た時、一瞬これがなにか理解できなかった。でも、理解していないけれど見た目どう見てもドライバーですよ。
思わず友人にこれはなんだと聞き、近くのHOMESまで車を回して買いに行くということに。
しかもこれ、単体で1000円、写真のソケットセットで1500円ですよ。もちろん、ドライバー周りが欲しければそっちのセットもあるけれど、私はほしいのは、先程の隙間にさえ入ってしまえば良いのでもう選択する必要性などない。比較対象はなく分かりづらいが、手の大きな男性であれば暗器の如く握り隠す事ができるほどのサイズ。
しかも付属の交換用ビットと比較しても頭が短い。まさに!最薄を狙った高さ16mmというクラス最薄・送り角7度という狭い場所での取り回しを計算されたアイテムなんです。
こう言うのを探していた!
まあ、あったからって使う機会は非常に少なかったので(そもそもここまで小さいとトルクかけづらいし、他の(普通の)工具で機能は十分)忘れるよ。
ま、どストライクでしかも購入機会があり、安いとなれば買うわさ。
SK11は結構ニッチ系工具で正直良いものを揃えていて安いのでありがたい。こう言うのはKTCやらではなかなかないし、TONEはごつい・でかい・壊れないスタンダードだし。
KTCのコンパクトサイズだと頭でかいし5000円はする。
正直中指程度の長さ、文具のカッター程度の手触りなラチェットは感動モノでして。
あ、KTCと同じくこれも「本締め」できるラチェです。本職である友人が職場用と自分用で二本持ってるってんで安心して買いました。
思った通りヘッドホン用の巾着でピッタリ収まる(笑)ので、これで持ち運ぶことに。
更に運転席を外してレカロレールの状態を確認して、EK純正SR2を載せるための算段を行う。
取り付けボルトはレカロ指定のサイズのステンレスボルトを用意しているので大丈夫。色々考えて、自宅で交換できるだけの状況は押さえた。
ホントならここから、リアバンパー外して遮熱板つけたり、センターコンソールバラしてシフトブーツを純正新品に交換しようとおもってたけれど取りやめ。車検通るし、シフトノブ交換を含めてすぐできるので……今度にする。
暑くて面倒になったからだ。
あとは遅い昼食をマックで食べながら今後の展望とか話をして、帰宅しました。
湾岸線に直接アクセスできる駐車場、湾岸線であれば横横にも直結するので1時間程で行けるってので、特段遠いとは思えない。
久々のドライブ含めで楽しかったのですが……
往路の首都高湾岸線、幸浦付近で鈍い恐ろしい音が響いて、降りてみてみたら見たことのない大きな損傷が。
この季節だからスタッドレス履いてたんだろうなぁ。特段、真正面に車がいたわけじゃないし、どこから飛んできたか分からなかったですが飛び石ですね。
ここまで損傷するとフロントガラス交換……だろうなぁ。
これが非常にショックで、もうがっくりですよ。ううん。運がない。