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イイね!
2017年03月11日

車をいじるということ(チューニングに限らず)

車をいじるということ(チューニングに限らず) 正直に言うとですねー。
チューニングエンスージアストって言う人種は二種類います。
私も当然その一味な訳ですけど。

ある種、純正状態で金のかかっていない弱点部分に手を入れて、純正の部分をベースに強化していくイメージ。
これが私なんかがやっている、中古車ベースでサーキットもちだしする際の儀式的な面。
ほとんどのクルマが時速60km程度で公道を巡航することだけを考慮された設計になっていて、時速100km+アルファ程度までを強度基準として指標に取る昨今、エンジンもミッションもそれ以上を考慮されていない事が多いわけですが。
ブレーキのようにそも100km/hからのフルブレーキを念頭に入れていない、かつ保証の対象に『したくない』点からも熱、耐久性は極めて難有りと言えるでしょう(ただし普通に高速を巡航したりする分になんの不満も、性能不足も感じないことでしょうけども)。

しかしもちろん、サーキットでも実際に問題なく走れる物です。
一部どうしても壊れたりする事もあるんで、保険的な意味合いは有りますが。
ほとんどのこの手合いは目的がかなり明確で、具体的で、そのほとんどはチューニング云々じゃなくて整備目的であることが多いです。

それが一つのスタイル。本当の意味で「純正派」と名付けたいスタイルです。




でもそれはチューニングをしっかり詰めていない状態であって。


もっとも、そこにたどり着けるのは恐らく一握りなんでしょうけどね。

もう一つが、パーツや改造中心で考えるスタイル。
これも目的は明白ですが、できあがりの具体性のわりに捨てられている物がある。
それが走行性能である時、そのスタイルを「改造派」と名付けたい。

割とこう書くと勘違いされそうなので先に言いますが。
VIP系ドレスアップで1000万かけたクルマは出来が違います。
その趣味と金額はどうかと私も思いますが、あれは本気の別物でした。

でしたが、重いパーツを架装するためにパワーを上げたりRB26を載っけたり2Jに二器がけしたりとか、私はどうかとは思うんですが……だので、改造中心のスタイルではなく、走行性能中心のスタイル、それも突き抜けていくタイプではなく純正派になるわけです。

何より財布にやさしく、好きな車が好きなスタイルのまま、しかも好き勝手に乗れる。

そしてはっきり言えるのは、クルマを弄る人間は、そのスタイルからも明白に分かれる物だと思います。
クルマを物としてぶった切ることのできるタイプと、それが出来ないタイプと。
チューニングされたクルマを嫌いドレスアップを認める人種もいますが、それは「物を大切にしているように見えない」からなのかなとも思うわけで……整備をしていれば『クルマは消耗品。壊れても直せばいい』と言う考え方が身に付いてしまい、結果が今の私ということになるんですが。

整備しない車は必ず壊れて動かなくなります。
クラシックカーでも、適切に整備出来ていればパフォーマンスを維持することだって可能です。



その神髄を知れば、4年経ったところで、その意味合いが変わってくるものと私は思うのです。
ふつーの量販ショップと、レースチューンをしているショップの腕の差、内容の差に気づけば、何をどこまでお願いし、何を自分でやるかの線引きができるようになります。
そして、所謂車検屋に相当するような、どんなクルマでも整備しているような工場において出来ることは限られているんだろうなと勘ぐることも、決して難しくないのです。
なぜなら専門ショップですら、突き詰める事はしなくなっているのですから。現在のショップのほとんどは個人経営でなければ、パーツを売ることと、作業専門の小さなとこがほとんど。ちなみにHKSは別格です……。

そう言う意味で、私は、個人制作というある種ディープな世界については今大きな興味を持っているところでもあります。
あるんですよね、ワンオフワンオフって叫んでいたってその中身に差が。
セミワンオフに近いことをワンオフでやられても、こっちは気づかない。きっちり煮詰められた個人制作に一度ふれると、その世界もまた極めて深い物です。
ワンオフが「金銭的に無駄」と感じるのは、そこが煮詰められているかどうかによるのです。
ショッププロデュースのパーツも、特にマフラーと車高調は眉唾が多いですしね。
エアロは結局実走で詰められたものであろうとなかろうと、価格の割にもらいの少ないパーツと認識してしまってますが……(ドレスアップをすることそのものよりオイル交換したい口です)。

そうそう、話をしてませんでしたが、私は夏と冬のご近所で開催されているお祭りに出店してたことがあります。
同人は嫌いじゃありません。むしろ好きです。好きじゃなきゃ、いつまでもニコニコ動画見たりしてませんね、そう言う視点で。

本気のものづくり、それが出来る人が私は羨ましいです。
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Posted at 2017/03/11 17:41:08

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