2024年12月05日
ディーラー車検って、実はかなりお安いのですよ。
ほとんどの一般人はそうは思わないようですが。
知り合いが三菱ディーラーメカをやってた都合、裏側は知ってるし、ホンダの店員さんやってた人の話も聞いたことがあるんだけれど。
基本、彼らは新車しか扱えないのですよ。
工賃なんかも、新車ベースで組まれてる訳。だから、そもそも構造が違う旧車だと、其れもかなり特殊な車だと、これが取り扱えなくなる。
ひどいもんですよ。
オイル交換もやんわり断られるし、今回ホイールがはみ出てるとか言われて。
でてへんわ。前指摘してへんで。
まあ私、純正たこやきもってるんで、交換してもらいましたがね。
そんなこんなで、旧車はそれをきっちり覚えている専門店に行く方が、当然維持管理の上でもいい訳です。
でも、彼らはディーラーではないので「極めて専門的に」「正確に」工賃を図ります。
なので、ディーラーのようなどんぶりではなく、きちんと取られる。結果、ディーラーの車検の倍くらいは構えておく必要が出てくる。
ディーラーって車検、いきなり持ち込みできるんですよ。実はこれ私にはすごい違和感あって。
基本、ひと月前くらいに持ち込んで全体点検してもらって、悪いとことか、手を入れるべきとこを確認して、そのうえで車検前だったり整備してから車検って手順を今まで踏んできたんですよ。
それをしなくていい。
違和感ばきばきですよ。ホリデー車検ほどではないけれど。
で。
そういうとこで、クラシックカーを固めるという意味では、「金」と「場所」が重要になるわけです。
この場合、どうしても車を扱う金額も跳ねますね。もちろんお金を使わず自分の時間と手間を使う方法もありますし、いままでそうしてきました。
金をかけるのは、部品です。
最悪ワンオフで部品を作って載せました。
んですが、手間をかけられなくなると金をかけなければいけなくなるわけだ。
翻ってロングセラーや人気車種はそうでもない。ロードスターなんかがこれに当てはまる。
実際ホンダでもビートはそこそこイケた。けれど、さすがに歳が歳、どんどんいなくなるわけです。
今回車検でそれが非常によくわかった。いかに維持するか、手元に置くしかないんだけれど、そこで北海道なんて一時的でも面倒な場所だとそうもいかない。
で、あと一年ここで我慢するわけだけれど。
実際FRに乗ったことのない自分としては、FRに乗り換えるというのはありだと思うわけで、ロードスターは焦点を当ててる。
問題は維持管理ってとこで、ロードスターはご近所にも一応専門店はあるが……まあ、マツダは今よりは遠いかなぁ。
トヨタは家からは近い。歩いて行ける場所にある。
スズキははずれにあるけれど、一応ある。
そんなところで、ディーラーも一応選択肢はある。
次に自動車税だ。それを言うなら排気量は1.5、年式ならR1以降、正確には平成30年11月以降の個体がベスト。
この条件は普通の中古車選定では難しいので、令和元年以降で探すわけだけれど……
まあ、お察しで、ロードスターは150万位。スイスポが最近100ぐらいでおいてる。
ここからどう値が動くかわからないけれど、年式を下げて価格を下げると税金はこうなる。
30500円→34500円
ちなみに2リッターは39800円。ん?13年落ちだと35100円→39800円?
旧式の1.5買うなら2リッター狙った方がいいのか?となって、今から古いND買うくらいならいっそ86買ってもそんなに変わらないってことになる。
実際某所で10年落ちあたりが150を切ってくるのを確認している。
3~4年であれば税金は上がらないわけだし。
もちろんもう少し眺めて、NDの税金が安い年式がいい価格で手に入るのが一番だとは思うけれどね。
維持的にもNDってタイヤが小さく、エンジンも軽くしばらく乗るのであれば年式も新しく悪くないと思う。
もちろん、ディーラーで車検は余裕。
そして私の経験上、純正スポーツカーに乗ったことがないのもあって、スイスポとかロードスターとかは乗ってみたいとこがある。
今までのが悪いとは言わないけれどね。ビートもほぼ純正スポーツカーだが……現状の装備は特に。
というわけで年式を上げるには、一番はスイスポ。二番はロードスター。でも管理上で範囲に入れていいのは86/BRZになる。
さてさて、どうしようかね。あと1年ある訳だしね。
Posted at 2024/12/05 23:25:39 | |
トラックバック(0) |
整備 | クルマ
2024年11月08日
今更ですが、ファーストインプレッションから半年くらい乗り継いだところでのインプレ。
いろんな情報からセルボそのものはベースがどうやらKeiで、本来ならKeiの後継として使うつもりだったのか……まあ、詳しいことはわかりませんが。
もとにもどってセルボモードはアルトベースだったことを考えるとなんですな。
セルボとスイフトの兄弟関係とか、スポーティなイメージが結構ダブりますな。
実際ふっとセルボの外観を眺めると、スイフトちっくなところも見えるし、初代スイフトとKeiの関係に近いと思えばなお、なぜM/Tがなかったんだろうなぁと思う。
ちなみに足回りの感触は私好みのFFスポーツ型。旋回中心はやや前寄りでリアを振り出すイメージでヨーが起きる。
感覚的な話なので実際どうなのかはわからないが初代ヴィッツはフロントを振り回すリア安定型だった。
これは三菱車には多い特徴だけれど、CJミラージュは旋回時にリア足が逃げるように動くので良い動きしてくれたことを思い出す。
アレに似てる。もしかしたらリアのサスペンションの取り付け角度とかアレが何らかのジオメトリ変化に影響してるのかもしれない。
外観もさることながら、ある程度低めのボディからリアは狭く、一人から二人であればリアシートを倒して広い荷室にできるというとこもあって便利さはある。
この車を乗り回す感覚は、もしかしたらスイフトと似てるんじゃないだろうか。
内装の一部も似てるところがある。二代目のスイスポのエアコンパネルがそっくりだ。
そういう意味で、普通の乗用車的に扱える軽といえ、逆の視点で「スイフト」を想像できる。
下駄としての車としては贅沢で、激安で手に入れたという意味で満足感が高いんだが、今後満を持して熟成されたスイスポを買うことは正義なのか、という迷いは当然のように思いつくことだ。
確かに良い足回りだし、この動きであれば不満はない。が、それを見据えビートに乗ってしまうとどうしても色褪せてしまう。
ビートがすごいという意味ではなく、所詮乗用車は乗用車であるということ。
チューンドにはチューンドの「匂い」がある。鋭く研ぎ澄まされた、ディーラーでピカピカに磨かれたショーカーとは異なる野生にも似た獰猛さ、強烈な存在感。
同様に、乗用車や実用車とは異なる匂い、なにか大事なものを大胆に捨てることでしか手に入らない欠けてるが故の鋭さ、硬さ。人を拒絶するような、認められなくても気にしない孤高の存在感。
ビートにはそれがある。言葉を選んだが、単純にエンジンがうるさく、密閉度の低いキャビンに動きの悪い足と乗る人間を選ぶ構造のくせに、インフォメーションはダイレクト、パワーアシストのないステアリング、旋回性の低いディメンジョンにパワーの低いエンジンの組み合わせからの安定したハンドリングは安心してドライバーにミッドシップの本質を感じさせてくれる。
実際、そんな車だからこそ楽しい……と、本気でハマった人間は他のどんな車に乗っても、全身を包む柔らかいスーツ越しに感じてるかのように、耳栓とすりガラス越しに見える風景を眺めてるかのように思うハズ。
多分私は、最初に乗った車で十二分に麻薬的なチューンドだけを味わってきたのでしょう。
セルボは追い込めば追い込むほどいい走りをするけれど、ATだけによりそれは、私にとってはVRの世界のような向こう側にしか感じられないものになる。
多分それは私だけなんでしょうけれどね。
Posted at 2024/11/08 22:18:27 | |
トラックバック(0) |
インプレッション | クルマ
2024年11月08日
出張ってなんだろう。
ということで久々に羽田経由で自分の家にいたりする。
ビート、もうすぐ10年乗ってることになるんだなぁと思ったが、この二年は年間に乗る距離も少ないし、ほとんど触ることはない。
既に30年車両だし、10年も乗れば流石に色んなところが傷んでくる時期だろう。まあ、古い車両なのではじめから色々手を入れてきた車両だけに、おそらくは他のどの車両よりはパフォーマンスを維持できてるとは思うんだけれど。
今北海道ではセルボを下駄にしてるわけで、きちんと比較対象として扱えるところも殆ど乗らないビートのことをよく感じられる。
結局ここにいるんなら車検に自分でもってけばよかったとこれ本気で思う。
まあ、もう予約してるしで、そのへんはともかく。
最終確認とバッテリー接続のためにビートを見に行った。久々に見るビートはやっぱり良い。
で、バッテリー接続してエンジンをかける。
聞き覚えのある重低音が響き渡る。FUJITUBOはこれなんだよなぁ。長年ビートを甲高いNAチューンドの音に仕立ててきた自分としてはある意味の違和感。
踏むと余計に違和感あるけれど。
これで来月帰宅するんだから、とりあえず放置でおっけー。
ただ、車内の皮部分がかびてる。これ、仕事終わりにでもきれいに拭き取っておこうと思う。
ゴミまでは処理できたけれどさ。
あと、ちょっと時間見て乗りたい。ただ点検と掃除だけのために乗り込んだんだけれど、やっぱり運転席の感じはこれが一番良い。
アップライト、通常に椅子に座るってわけじゃあない。視界もこの車にある不思議な光景が良い。
走り出すとごつごつと硬めの足回りと飛び込んでくるエンジン音にレーシングカー的なものを感じられるんだろう。
それが良い。
普通の人とは頭の中が随分違うからこそ思う。これ以上の車はない。
乗り換えようと思うと、候補は非常に少ない。もちろん広い視野を持って考えると結構出てくるんだけれどM/Tに縛った瞬間にがくんと減る。
そして日本に絞れば、もうロードスターとスイスポぐらいしかない。
もちろんロードスターでも、維持管理を考えると1.5リッターのNDしかない。
椅子を除くのであればスイスポが上がるけれど、多分、試乗するとシートポジションで残念だと感じると思う。
ビートの場合、純正よりアイポイントが上がるという純レカロシートレールにRS-G SK2 カムイレッドを取り付けているんだが、当然今どきの椅子とは違う。
EG6やEF8なども同じだけれど、あの頃のシートはこういうスタイルが多かったような気がする。
実際、体を長く伸ばすような格好なので、普通に座るより楽だと思うんだけれどなぁ……どうなんだろう。なぜアップライトにするんだろう。そりゃ、普通に座ってるんだから高速も長距離も辛いだろうよ。
だので、スイスポはセルボの延長線上にあるもんだろうと考えている。FFだしね。
となると……まあ、例えばシロッコもいいよね。でもアレはAT。クリオやメガーヌは、うん、壊れたら怖いし、中古で買うと間違いなく部品交換が発生するとして、日本車よりは高価だ。
今更アルトワークスってのもどうかと思う。まあ比較対象として出てくる車ではあるが。
で、結果的にロードスターなんだが……古いのとか2リッターは管理費用的にいかがなもんかとも。RHTは別で。アレは欲しい。
とは、言え。
こっから費用が発生するんだったら、なにも理想を捨てる理由もない。ってんで、ビートに落ち着く。
実際、ビートは他の車が普通に走ってるところ、全力疾走でようやく追いつくといった感じだ。
メンテナンスだって新しい車よりは大変かもしれない。知識とか、経験が不可欠だと思う。
その観点だけで言っても、普通にはおすすめはしないしできない。
この特殊な車は、それだけで存在感があり、もう一歩あれば更に輝く気がするが……正直、前足の構造を見て色んな意味でがっかりした。この車はこのパッケージで限界だろう。とはいえ、多分セルボより速いしセルボより柔軟に走る事ができると思っている。
この車のお陰で、スポーツカーとはなにか、それを考える事ができたと思っている。
既にある程度下書きはしているが、何度か推敲したうえできちんと論理立てて言語化できればと思っている。
もう9年以上乗ってることになるからこそ、教えてもらったことも多い。EF8降りてこれに乗れて本当に良かった。久々に走りたいと思う。
Posted at 2024/11/08 17:05:58 | |
トラックバック(0) | 日記
2024年08月11日
北海道では、足に買ったセルボTXに乗ってるわけですが。
この車、外観・内装装備何れも気に入ったんですが、正直に言えばATであることは一番頭の痛いところ。
軽で自動変速機だと相当でなければ非常にパワー不足を感じます。
さらに言えば燃費は自動変速機の設定次第。運転手はただアクセルを踏むだけ。
意外と北海道の高速道路は山登りが多いのです。
直線も多いけれど。
そんな時いつも踏み込むしかないわけですよ。まあ、ATでもシフトダウンできるんだけれど、北海道に限らずギア比的にさかのぼりも非常につらい。
そこそこ時速出る高速では特に。
速度的な感覚ではまだ伸びる、ビートならまだいける気がするところから加速しない。
そもそもギア比が合わないってのはやっぱりだめだ。
もともとATはギア比をカバーするためのトルクコンバーターがあるわけだけれど、セルボの場合かなり範囲が広いのか制御が特殊なのか、CVTばりの動作をする。
ショックも少なく、カバー範囲が非常に広い。
なのでストリートで普通に走る分には不満も生じないし、特殊な操作ができる。
MTモードが特殊なのか、ATの滑り範囲が非常に広いことがあった。
例えば、4速ホールドで時速30kmから全開加速という異常事態に対し、回転数ホールドでかそくを続けた。
また逆に、アクセルを下り坂で抜くような場面だと回転数を下げながらするする加速していく(まあ、状況的に不思議ではないがMTとは動作が異なるわけで)。
閑話休題。
そんなこんなで加速できない・直線が多いという高速を無理やり体感させられて、ようやくみんなの苦しみを理解した。
というか北海道だとビートのあの操作、休みなく操作せざるを得ない非力さが高速でもトップエンドまできっちり伸びるというパワフルさも合わせどこに持ち込んでも楽しい。
けれど、普通の車、ごく普通の車だと走らない・伸びないで自由度がなく、でも踏んでおけばいいから車は走るし。
操作は楽だし気にしないからこそ、やることのない時間が続くわけ。
こりゃ苦痛だわ。
普通の人はこの苦痛が長時間ドライブの疲労になるんだろう。そう思えば、EG6にせよEF8にせよ、私は恵まれた環境でカーライフを送ってきたのだろう。
Posted at 2024/08/11 09:43:55 | |
トラックバック(0) |
いつもの日記 | 日記
2024年07月14日
金曜日を休みにして、平日からの連休で帰宅。
繁忙期を外せばある程度航空券も安いし、なんだかんだ使ってないならわからない、ってんでピーチ使ってみた。
まあ結論だけ言うと、価格の割に超不便なので今後は金を払うことに。
だって羽田の方がどんだけ便利なんだよ。結局移動時間が凄まじく異なるのですよ私の場合は。
ほぼ6時間かかる成田経由よりは3時間程度の羽田のが当然の様に良い。
というようなことがあったわけですが、今回の帰宅はビートの車検準備。
なにせ今年末に車検なのに北海道なので、ディーラーへの連絡と妻にお願いすることがあるので戻ってこないといけなかったわけで。
しかも持って帰る理由のある荷物もピーチだときついんだよな。結局宅急便で早々に送った。
今回そんなわけでビートの各種点検をして、結局だめになってたバッテリーを交換する。
また容量が一つ上がってしまったが……まあ、価格以外の問題はないのでいい。
で、どうせ放置してしまうので安いオイルを入れるのにガソリンスタンドへの超・短いドライブに出かける。
ガソリンはほぼ満タンだったので無視して、オイルのみ交換する。
良いオイルをいれていたって放置は良くない。そして回すわけじゃないなら新鮮なオイルに交換することのほうが良い。
そんなわけでほぼ半年ぶり(北海道行く前に一月前後放置)のビート、いやー、比較対象のある状態でビートに乗るとよりビートのとんがったところがよく分かる。
そもそもシートポジションはビートの方が慣れたスタイルではあるけれど。
久々のビートのコクピットは文字通り体のフィットするもので、足元も私には広々で十分に広い。
なんだろう、アップライトポジションより僅かに体を寝かして座るだけなのに、これだけ気分が違うものかとも思う。
今の車、ほとんどアップライトでただ乗り込んで座るって車が多いが、ビートのような古い車によくある「腰を下ろす」方が、確かに腰の位置が上下するので乗降性は下がる。
しかし、足を前に投げ出して緩やかに背中も後ろに倒した体制の方が、普通に座るよりはるかに楽。
あとは、体をきちんと支えるレカロのようなシートは大事になる。この辺も割り切り方なんだろうけれど。
コスト、という意味では車の背丈を上げていい椅子を入れるよりは、低い姿勢で寝転ぶようなスタイルの人体を支えるシートをいれる方が結果高く付くんだろうか?
今の流れはいまいちわからない。旧来の方が様々利点が多くないか。
ともかく。
左腕をセンターコンソールに乗せて、ショートストロークのシフトノブに手を下ろす。
これも何も考えず座るだけで、ただ手を伸ばすだけでそこにあるので目を向ける必要すらない。三菱ディーラーでメカしていた男いわく「これだけはホンダに勝てない」と言わしめたマンマシンインターフェース。
で、とりあえず乗り出しただけでステアリングの重さも思い出すし、姿勢が変わらない足の硬さもあり「古臭いレーシングマシン」って感じ。
純正だと軽トラにしか聞こえないマフラーも、フジツボだとドライバーに届く音は車検通るのかどうかと疑いたくなるような音。
もちろん外から聞いてもそこそこ良い音はするけれど、そもそも96dbも純正で出るので100前後出てるんだろうと思う。
これだけでも、古いクルマのチューニングでは当たり前なので懐かしい、軽い感じでも姿勢は変わらない動き、固めの足回りもあって私としては好みのレベル。
その上、マニュアルの加速感はATと異なるダイレクト感があって、やっぱり好みはこちらだと実感する。
もちろん、ATであっても自分で丁寧にコントロールしたり、加速しながら回転数を落とすようなポイントもあるので面白いのは認めるが。
機械式が好きな一番の理由は、例えば回転数や速度、とある車の状態が「一つ」しかなく、ズレないからだと思います。
ATでもそうだろ、と思われるかもしれませんが、自動制御で回転数・シフトに差があり、踏んだ瞬間の状態は複数あるにもかかわらずドライバーの操作はせいぜいアクセルを踏むか抜くかしかない。
車の操作する状態が違う場合、ドライバーの操作は当然複数あり対応は考慮しながらになる。
しかしマニュアル・機械式であればある状態の車は必ず同じ操作で同じように動く。
ATの場合、操作をして応答を確認する「状態の確認」という状況が必ず発生する。制御で言うフィードバックがそこに必ず発生します。
MTの場合、考えるまでもなくエンジンの回転数、シフトの位置さえわかれば確認するまでもない。
見るのではなく体の感覚で、手と耳、姿勢は腰で理解して次の操作も、自分の意志にリンクさせて動くことができる。
自転車がどうすれば操作できるのかを、体で覚えるように。
つまり、繰り返し体に染み付くほど乗り回せば、無意識で車を操作できるようになる。
考えなくても車が操作できるのであれば、その分頭は周囲の状況に使うことができる。
安全運転ができる、ということだ。
これは非常に重要な話。もちろん、すべての人間がソレをできるわけじゃないけれど、安全運転をするのであればマニュアルに限る、と信じてるからこその安心感だろう。
ソレをよりリジッドに、固めの足にすると余計安心感が上がるんだろうかね?実際にはそこそこストロークしてほしいのでここはもう少し考える必要はあるか。
ともかく、ビートはほぼ純正状態でもレーシングカーばりであることを再認識。
その割に重量とパワーが見合っていないので、慣れていても全力全開でようやく他の車と同じように走れるというとこが、やっぱり普通は疲れるんだろうなぁ、と思う。
なにせ、同じ軽でも、鼻歌交じりに足の裏の感覚だけでひょいひょい加速するセルボはまさに乗用車。ごくごく普通の車だ。
今更乗り換える理由などやっぱりない。もちろん、久々に普通車を振り回したいって思うとこもあるけれど、理想を詰め込んだようなビートを手放す理由にはならない。
この車、レーサーや好事家が手放さない、この世代の車にしては生き残ってる台数が生産数に比して多い理由がよく分かった。
この車はセカンドカーとして、法律の中で、公道の上で非日常をごくごく安全に味わうことができる最高の相棒であることは間違いない。
高く付くんで北海道には持っていけないけれどなぁ。
Posted at 2024/07/14 08:24:32 | |
トラックバック(0) |
いつもの日記 | クルマ