• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Ryo L.W.S.enthusiastのブログ一覧

2016年12月12日 イイね!

足回りのセッティング考察というか、現状という問題点

昨日お昼じっくりお話をさせていただいたワンオフもえ〜さんが『格安の車高調が出るようになって、こぞって車高調を買うようになった』という話題になって。

実は一番の悪い話は、人口比率の低下による先生の喪失何ですが……それはのちほど。

これ、悪い話なんです。
埼玉某社、関東近縁の工具メーカと間違えそうな某社。
出してる車高調、色が違うだけでよく似てる気がしませんか。
現物確認したのはその二つで、表面処理はおそらくメッキ。
筒体の剛性感からおそらく鉄。
やたらバネレートが高く、シブいサスペンションは荷重初期に動かないので姿勢を作りにくいです。
(友人はバネレートを一気に落としてようやく気に入ったようでしたが、今度はすぐ抜けてスカスカに。これが酷い抜けで、色んな意味でお話にならないできです)
設計や製造は知りえませんが、安い物の安い理由は見て知れます。
精度と材料の質で簡単に見分けられる物です。


安かろう悪かろうでも悪くないですよ?それを扱って充分理解してれば。
安牌振って即座に買い直すなら。

でもそれって、セッティングが一発で決まらないと厳しいですよね?
買い直した物がピタリ同じであるとは全く言えないわけです

そんな安い車高調の登場は車高調整できない『コンプリートもののリプレイス』と言うべきスポーツショックを衰退させ、結果クルマの本質に迫る事が難しくなっているのです。
とは言え尤も、開発出来るのかどうかも怪しいですが。
そう言う意味だとカヤバかショーワ(大抵ここで間違いないと。セッティング差でJ`sとかスプーンとか他幾つかショップが有りますがありますが)で出てない場合はほぼ諦めるしかないものでしょう。
これらはきっちりテストして車両に合わせて設計され、寿命も純正同等とは言いませんが、車高調のようにすぐに駄目になる事はないです。
コストパフォーマンス的にも、例えば『ビート筑波最速セッティング!プロドライバーの佐藤琢磨氏プロデュース』みたいなのがあったとします。
10万円。

どうですか。コストと寿命を考えて、一切調整できない設定しかない代わり、数種販売されてるとします。
寿命も、公道なら純正並、サンデーレースで3年目でもヘタりを感じない訳です。
しかも設計コンセプトから、コース攻略もついてくる(笑)『僕がこの足ならここでフルブレーキ!』みたいなコメントで(湾岸風(笑))。

車高調よりそう言うのが今は欲しくないですか。
こう言う調整できない足は、各社の開発の地力が必要で、足一つとっても勉強できるものです(ショップのお抱えとか下請けとか、クルマその物とか)。
吊るしで使えるセッティングが出ていて問題ない車高調もなくはないですが、安物にそう言うセッティングがなされているとは思えず、なってなくても自分でセッティングするもんだと考えられても不思議ではないです。
結果、真面目なショップが頑張って高いの作るけど売れない、何て変な現象もある訳で。
それってただ車高を下げたい人向けだったりすることが上げられます。
結果的に無駄な金になる虞を考えると、無調整コンセプト足を出す方向にならないものかと思うんですが、どうなんでしょ。

実際、そう言うもの選びは先達(人柱とも)に聞く・教えて貰えるってのが良いんですが、それ以前に同じ方向性が有る人が居なければそもそも話にならない。
極端な話、私は弟子にきちんと教えてますが(納得して自分で対処出来るように。自分でやる限り自分の責任でしかないので)、多分ドレスアップ派とは話ができないと思います。
ところが悲しいかな、走りは理解が難しく、世間一般にうけも悪く、先達が見つからないのが事実。
ネット情報で出てくる殆どはドレスアップ派の売る戦略ばかりで、意図的に間違った情報が溢れるモンです。
正しく走りの知識は、走ってナンボですから、私ですら殆ど書いてないです。

車高調付けてアライメント取らず、尚且つ慣らしもせずでは車高調が無駄になります。
見た目だけなら付けて車高下げて終わり、車検通ればいいで済みますが、走りだとそうはいかない。限界時に不安定な状態から破綻なくコントロールにもっていく事は勿論、姿勢が理想的になってくれる事が重要です。
ちなみに車高調のならしは簡単で、平坦な道を延々走る事、すなわち高速片道一時間ってとこです。
その後、町中程度の加減速を100Km程度と言うとこでしょう。
ならしは動作に何の影響も与えない為、そして寿命を伸ばすために重要な要素です。
出来る限りやっておきたいとこですね。
Posted at 2016/12/12 12:33:40 | コメント(1) | トラックバック(0)

プロフィール

「帰ってきたセルボ、なんか元気に加速するし音がいい。もしやアタリエンジンかも。」
何シテル?   08/21 23:11
憧れのCR-Xを手放し、そして今、初めて憧れたビートを手にすることが出来ました。 今でも最高はZCエンジンだと信じて疑いません。残念ながら乗っていたのはB16...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/12 >>

    1 2 3
4 5 67 8 9 10
11 12 13 1415 16 17
18 19 20 21 2223 24
2526 2728 29 30 31

リンク・クリップ

燃費記録 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/03/28 22:17:46
 
やっぱりDOHCだね! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/02/19 12:46:36
秋。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/11/26 22:40:49

愛車一覧

アメリカその他 その他 アメリカその他 その他
助手席に括りつける予定。まずは輪行に慣れないとそれも意味はない。 とりあえず走り慣れして ...
ホンダ ビート REBEL (ホンダ ビート)
初の白、初のオープン、初の2シーター、そして初の憧れの車。初めて見て以来、ずーっと憧れて ...
その他 ZERO9 その他 ZERO9
車載可能な、搬送可能なモビリティとして購入。最もパワフルでギリギリ原付の電動キックボード ...
ホンダ フィット RS (ホンダ フィット)
―ようこそ!失速のない世界へ― Rord Sailers 黒いクルマを乗り継いできて、 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation