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Ryo L.W.S.enthusiastのブログ一覧

2021年10月06日 イイね!

ここんとこ車クルマしててちょっとわくわく

ただメンテナンスにディーラーに入れるだけなんですけれどね。
今まで気になってた部分を色々手を入れてるってのが良いのかも。

特に今回内装なので、自分でできる事が多いのが一番でしょう。
しかし、セイワのシートオーガナイザー、欲しい。本来は運転席の端に置くものなんだろうけれど、ビートの場合は助手席にどんって置く感じだろう。
センターがやや高めだから、いい感じに収まる気がする。
ただタダでさえ狭い助手席に付けたら誰も座れない(基本今のビート乗りは助手席に誰も座らせません)けれど。

フラップも完成。出し入れはちょっと面倒だけど、どうせスナップフィットで取り付けるだけだし、週末にテストしてみても良いかな。
試作をそのまま実装させるってのも(材料の殆どはありあわせ。ちなみに、きちんと金物屋でパーツを買うと安くきちんとしたものが手に入るので100円ショップは使わない)自分らしくていい。
多分、ぱっと見なら違和感を覚えても気にならない程度には仕上がってるはず。
後は肝心な固定能力だなぁ。材料とかおいおいだな。
ただオーディオコンソールに1DINを入れてた時、一時期ただ差し込んでただけで1G旋回とかしても問題なかった事が記憶にあるんで大丈夫と思ってる。

アレ本当は裏側でネジ止めしなきゃいけなかったんだよなぁ。

で、しばらくすすめるのが、ステンレス管の錆落とし。
ステンレスなのにサビとはこれいかに、と思う人もいるでしょうし、サビなら錆落とし使うんじゃない?と単純に考える人もいるでしょう。
しかし、母材が鉄であってもステンレスは問題が複数あり、単純なFeとは加工も錆落としも大きく異なり問題があるのです。

ステンレスはいずれも粘りの強い母材であり、錆びない理由も表面に析出する鉄以外の結晶によるもので、不動態皮膜と呼ばれるものが『実は加工時にも』問題になるのです。
この不動態皮膜、鉄じゃないんですよ。当然鉄のために作られた様々なアイテムは役に立ちません。
なおかつ、加工しやすい鉄と異なり、かなり粘り気があるので切断も人力ではまず困難です。
ステンレスが曇ったり、ざらざらの黒い表面が発生したらそれはサビなんですが、鉄ではないためヤスリで人力でやろうとしたら死にます。ヤスリも。
実際にやって二週間かけて何ともならなかったので諦めた事があります。
ヤスリも尽きたのです。

でですね。
そこで還元反応を起こす薬剤を使うという手法を用いて錆取り、その後コンパウンドでバフがけという初級人力バフがけの経験値をつもうというイベントです。

開催期間はしばらくの間。多分、今回のステン管は自宅に放置になるんです。
その間にピカピカにしてしまえと。
今回用意したのは、ラビングコンパウンド、ピカール金属磨き仕上げ用、ブルーマジックと先述した酸性の液体です(あえて品名等は避けます)。

というとこでステンレスの不動態皮膜に関するちょっとした豆知識。
ステンレスが錆びない理由は話しました。ちなみに金属は元素によって帯びた電荷の量が異なり、異種金属を接触させると電位差による電子の移動が発生する『異種金属接触腐食』という現象があり、こいつを利用して腐食を防いだり還元する方法もあります。
具体的には、溶媒(電子が移動しやすくするための液体)に電位差のある金属を接触させて熱する。

家の鍵をアルミ鍋に入れて、食塩水を沸騰させるとサビが取れるアレ。

とか、釘を置いておくとステンレスのシンクに穴が開く、アレもコレ。
実はステンレスは、その不動態皮膜の電位が鉄とは大きく異なるからこそ起きると言い換えても良いのかも。
で、SUS304などのパイプで見ると、かなりの高温にさらされますね。エキマニなんかだと、エンジンそばの曲げ部が良い色に焼けます。
あの焼け色も「酸化皮膜」、不動態皮膜です。
要するにサビなので、熱を加えると生成するんです。この膜の厚みが加えた熱により、厚みが変わってくるというところです。
高温であれば錆びる速度が早く、さっさと強固な膜になるため薄く、低音であればじっくり厚みをましていくので色は黒に近づいていきます。
低音でじっくり錆びさせるとかなりの厚みになり、時々見かけるアルスター調のステンパイプが出来上がるのです。
原因は、金属粉や凍結防止剤のような化学物質による低音での発錆。これがステンレスパイプの錆取り時に問題になる強固で汚い黒い汚れのようなものです。

これがね……酸性の液体に漬けてやるだけでキレイに取れてしまうんですよ。
ま、鏡面仕上げしてたとしても、表面がボロボロになるので艶のない銀色にハゲるんですが。
だのでコンパウンドでのバフがけ、これで鏡面とは言わなくても艶を取り戻す。
まあそんな話でした。
Posted at 2021/10/06 20:57:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | いつもの日記 | 日記

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