2022年10月09日
昨日、我らが円卓B7Rの南方に伸びる戦闘空域、伊豆修善寺周辺に行きました。
私の土地勘でも、伊豆半島を一周したのが席の山で、ほとんど探索を済ませていません。
ってんで、プレオからGRヴィッツに乗り換えた弟子に機種転換訓練を行う理由と、自分の趣味で戦闘空域を指定。
進入経路は真鶴道路から亀石峠を抜け伊豆縦貫道をくぐり戸田峠へ。
西伊豆スカイラインを南下し風早峠から伊東西伊豆線で天城峠に抜け、河津七滝ループ橋を体感するというもの。
特に西伊豆は初体験なので正直わからんかった。
最も、時間計測に失敗して集合地点に指定したセブンイレブンに私が到着したのが出発予定という、なんともおそまつな結果。
なので当初から30分遅れて真鶴へ。
今度は真鶴道路の混み具合が異常事態で、県道740号に入るまでがみっちり鈍速というここでもまたジリジリ時間を削られる羽目に。
後で判明したのだが、真鶴で横転事故が有ったらしい。あそこでそんな事態になぜなったのか分からないが、そりゃ動きもしない渋滞になるわ。
そもそもあの周辺は混むことを想定して早めに動いたんだが……MFGの見過ぎかなぁ。
そのままほぼノンストップで亀石峠へ。
久方ぶりの亀石はあいも変わらない感じで、今でも普通に使われている重要な道路なんだろうと簡単に想像ができる道だった。
整備されていて、走りやすく広いいい道。ここが過去はドリフト族のたむろする有名な峠だったとは、今でも充分想像できるくらいにキレイで極めてアンデュレーションの整えられた道です。
尤も傾斜がかなりきつく、私のような車では非常に厳しいものです。
なんですが、ビートだと踏み切りからのコントロールが楽しめるのもあり、傾斜が変化するコーナリングでの車の制御を覚えられます。
後ろについた彼曰く、変な動きするのでついていく参考にならないとのこと。
元々コーナリングの際の操作やリズムが今までのFFとは大きく異なってるのもあって奇妙に見えるようです。
FFではどうやっても丁寧で当たり前の操作が必要ながら、ビートではそこを省略しても旋回に持ち込めて、更にそこからコントロールできる事が一番の原因なんですがね。
グリップを稼がないタイヤのおかげもあって旋回が楽しくて仕方がないですよ。
グリップの安定と真円度の高いタイヤ、国産技術と長い歴史を持つNEXTRY(スニーカー)は完成度・熟成度が高くタイヤとしては非常に信頼ができます。
古いクルマというのもあってマッチングが最高ですね。
亀石を越えて予定通り西伊豆スカイラインへ。
ここまではほぼ予定通りに移動できました。このあたり、結構風景もキレイで、気候も良くてオープン走行には最適でした。
問題はここから。
戸田峠から風早峠に向かう際、誤って土肥峠で降りてしまう。
更に西天城高原線を西に抜け、R136を東に、そして再度R411(西天城高原線)で戻るという周回を行ってしまう。
コレ、結構嫌な距離。お陰様でここでも時間をロスし、風早峠を抜けてあまぎの森で休憩を取った時点で12時半。
ちなみにここ、イメージではトイレの有る子授の休憩所。一応人の手は入ってるけれど、アスファルトは古びているし、休憩所も微妙な感じだし。
多分ダレも知らない。だので、しばらくだべって休憩してる間もダレも入ってこなかった。
で、休憩終了してR414に抜けてお昼ごはんの場所に行こうとして驚く。
場所はループ橋を超え、河津七滝の駐車場の向こう側にあるわさび園かどやさんなんですが。
14時に閉まるだと。
今からだと行けて13時過ぎに到着するかいなか。しかもR414から外れてる場所にある。
少なくとも30分は失敗してるし、先程更に15分程度遅れている。これらがなければ確定したけれど(12時過ぎ到着する)、良いやとりあえず向かおうぜ、ってんで進みつつ……
看板に見かけた道の駅天城越え内レストランでわさび丼が食えるという。
で天城越えでわさび丼を昼食に。結構美味かった。ただしわさびをご飯に載せるのです。
想像できる人はすぐわかるでしょう。
吸い込んだら鼻やら喉やらで死にそうな目に。
二人して何度か死にそうになりながらも、生本わさびの爽やかな香気と風味を楽しむ。
私は頭の中の汗腺が開きました。コレ、夏でも良いかも。
わさび園だとそばもつけられたので、今度はそっちで食べてみたい。
食後、おみやげ見たりおろしたわさびをつけたところてんを食べたりとして、河津七滝ループ橋にアタック。
このループ橋は二周回って降りるのですが、ある程度定常円旋回の練習にもなります。
当然車の性能も推し量る事ができるので今回には最適と見越して連れてきました。
ま、速度は出せませんが(どうせFFではできないので丁度いい)プレオとの差を充分体に刻んでもらいたい。
折り返すタイミングで時間を見ると既に14時を回っている。
うーん、本来であればこの時点では13時前くらいで、さくっと帰れば夕食に間に合うはずだったんだけれど……
この1時間遅れと場所の関係から諦めてラーメン屋に向かおうとするのがまず間違いでした。
えっと、個人経営のラーメン屋は出汁を作り直す「昼休み」が必ず必要です。
この出汁が出る時間が3時間かかるので、普通はお昼の厳しい時間を過ぎた辺りから休むんですが……
16時に到着した我々を迎え入れてくれるラーメン屋などどこにもあらへんがな。
ってんで、沼津市内のバーミヤンで早めの夕食を食べながら感想会と次の話、将来の展望などをぐだぐだ。
この時点で東名で事故を起こしているなど露知らず……(結果的に事故処理終わった直後くらいに到着したようで、渋滞はあったものの完全停止はありませんでしたが)
今回はぐだぐだのツーリングとなりましたが、初の西伊豆が非常に良い景色が見れたり、いい道だったり人も車もいなかったりして非常に楽しかったのでそれだけは大成功ってんでまた来たいやって思いました。
いやいや、ホント人気なしってのは明るいだけの夜の峠と変わらなくてねー。今時分の厳しさや、夜に動けない寄る年波を考慮するとこんな開放感も他にはないですね。
でも次はカートで師弟・子供の3すくみによる対決を行う予定。
Posted at 2022/10/09 15:14:57 | |
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