2013年05月29日
昨晩のガイアの夜明け見ました。
FITを作った人を思い出しました。
『後はみんなの頑張りです』
あのエピソードはホンダの作り方を示す、心にぐっとくる物でしたが、『みんな』にはドライバーが含まれるクルマになっていた事を私自身経験しました。
そしてN ONE。セダンではなくワゴンにカテゴリされた物と言うとこが実は注目点であって……アレはセダンではないのです。
さて話を戻して。
実際、メカチューンのように地道にクルマ造りを続けた結果があの燃費である訳ですが、燃費重視は他の度外視にも繋がるかと思うのです。
だから、気をつけないとメーカーによってはギリギリまで絞り込む場所が足回りに及ぶと私は危惧しています。
FITのエンジンもあれだけパワーが有りますが、燃費に効くとこは非常にピーキーですので、カタログ燃費を超えるには非常に理想的な路面が望ましいですし、そうで無ければかなりがたっと燃費は悪くなりました。
Nのエンジンは燃費に振ってしまったが為に、パワフルながらギリギリのチューンが施されたエンジンで、実は余裕がないとか聞きますし……。
FITの裏を見たとこ、アーム類は極太で単純な構造をしていたのは、構造の単純化により剛性を上げることで、結果軽量化に繋ぐものでしょう。
極めたのはCR-Zのアルミのアームですね。
部品点数が減れば剛性をあげやすいのですが、調整幅もなくなります。
パワーを上げるにもエンジンはタイトで上げられない。
よしんば上げられても足回りは耐えられない。
チューンによるパワフルなスポーツカーの世界から遠ざかる訳ですね。
削りに削って売りにした軽自動車。
スポーツカーを望めそうにないパッケージ……という事は、スポーツ軽が考えられるのはS2000のような完全独立設計でしょう。
スポーツカーが衰退しつつあるのは、コストカットされた大衆車をベースにしにくくなり、かけられるコストを全て金持ち側へシフトしたからなんでしょうかね。
そしてスポーツカーは高値になり、そもスポーツ走行の門戸が高いにも関わらず利点が無さすぎる事が更に拍車となり……
今に至ります。
出来ればスイフトのような入門用の安いクルマが出せるなら良いのですが……。
キャロッセのサトリアネオはつまり三菱ミラージュだし、一定の顧客は有ると思うのですけどね。

Posted at 2013/05/29 09:30:39 | |
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2013年05月28日
先日タイヤを洗って状態を見ました。
とりあえず、次回に向けフロント・リアを決めた訳ですが。
タイヤのダメージが結構あって、タフなコースだったと思います。
本庄はハードブレーキを必要とするコースで、回数は4回。うち1回の左ヘアピンを除く全てが右。
左はヘアピンを除くほぼ全てが高速コーナーでノーブレーキもしくはアクセル抜き程度で調整してます。
富士ショートも似た傾向があり、ハードブレーキが必要な左の他、きつい左が続くため左右タイヤに明確な差が出たものでした。
さて話を戻します。
タイヤを見た際、まずダストの多い2本はフロント、今回はローテーションの決まったタイヤなので左右がすぐ判ります。
見ると左右では左のトレッド面が傷んでおり、熱と荷重が加わった事を示していました。
リアは左右差があまりなく、痛みもさほどではないようでしたが……減りは左の方が多いのでこうなりました。
なおダンロップのZ1なので例の3つのインジケータがあるのでこれで判断します。
左前 インジケータ一つなし
右前 インジケータ一つ削れそう
左後 インジケータ一つ削れそう
右後 インジケータ一つ目残り
左前と右後、裏履きしたいぞ(爆)
とまあコースを見れば当たり前で、
・ハードブレーキはフロントがより負荷
・コーナーはタイトな場合、より負荷
さらに私のクルマの場合、リアはインリフトする為にやたらダメージがいかないですな(爆)
これが日光ではハードブレーキは1コーナーとバックストレッチのたった2回、ほとんどアクセルオフで向きを変えていくようなテクニカルコースの為に前後差がなく、ハードブレーキ時も1コーナー時左、バックストレッチで右とバランスはとれている為か左右も前後も削れやダメージに差は有りませんでした。
シケインで左右均等ってのもあるかも。
このように、4本のタイヤを見比べるとコースをどう走ったのかが判る事もあります。
勿論タイヤ単品で見る見方も有ります。
例えば、タイヤの内側は、接地の都合か非常に綺麗に溶けて痕になりますが、外側は変化が大きいのか刀の波紋のようにぼやけた形に、柔らかい丸みを帯びた削れ方をします。
アライメントによりますがきちんと荷重がかかって潰していれば、サイドウォールを焼いて深く削れますし、その場合は内側も左右均等に綺麗に焼けます。
BSで出来れば大したものです。
後、良いタイヤはあの茶色の汚れのような物が出ませんね(・ω・)
ベンタスは焼いてすぐ、サイロンは既にサイドウォールが茶色ですが、Z1は艶やかで青黒いです。
焼いても冷やせば戻るのは、我々サンデーレーサーには有難い限り。
放置タイヤは表面がパサつく灰色を帯びます。これは油分が抜けてしまうからで、保管する場合はこれを避ける事が重要なのです。
とまあ大まかにはこの位ですね。

Posted at 2013/05/28 10:24:56 | |
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2013年05月26日
今日は片付けのためクルマを回しました。
ようやくサーキットの荷と車検の片付けです。
一番はタイヤをストリート用にする事、サーキット用は家に下ろす事。
あとはちまちまなので忘れないように注意する事ですね。
で、覗いてみるとマフラーがピカピカ(笑)
結局新品か(爆)
まあ、頑張って貰ってるので無茶苦茶高くはなかったんですがね……。
さてそれはともかく。
基本的には何も触ってはいないのですが、足回りの感じを思い出す感じに首都高を流しました。
ちぃとミッションオイルが傷んでるかな……交換を念頭に入れて予算を組もう。
本日のコースは豊洲から辰巳第一(笑)、福住から箱崎と言うコース。
箱崎を絡めると距離は短いものの、良く混むので時間がかかります。
行きはC2の混雑が影響し、帰りは箱崎。まあ両方とも名物ですな(笑)
ただ合流をどうにも勘違いしている連中がいてですね、無駄に混雑を助長してたりして困りますね。
編隊飛行が出来ない人は首都高の合流で事故りますので、助手席に座る人は良く全体を見渡して助言して下さいねd(・ω・)
さぁて、ようやく待ちに待ったタイヤの性能確認ですよ……来週には梅雨入りと噂され、再来週に夕方位から行動するべく妻にも話をしてありますので。
雨天決行、豪雨強行の姿勢で行きますよ。
ドライならドライで楽しみます(笑)
後、シガーの電圧測定しときたいんですが……タコと連動して確認できれば一番良いんだけど、どうやろうかしら。
電車で往復してるので、これからタイヤ洗いとワックスかけ、密封して片付けの作業が待ってるんで……回路の話は後ほど。

Posted at 2013/05/26 17:34:51 | |
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2013年05月24日
今でこそTYPE-Rしかスポーツ走行向けのクルマは有りませんが、昔のホンダには当たり前のようにマニュアルの下位グレードできびきび走りました。
それらは決してひけをとらない走りをした為、『最速の買い物車』だったりしました。
残念な事に今では忘れ去られた事実です。
記憶しようにもそう言うラインナップにはなっていないので……残念ですが。
Si、最上位グレードには他社を上回る運動性能を。
敢えてRを加えるとステージがサーキットを意味するRacingであるとまことしやかに噂され。
VTiは最強の実用エンジンが搭載され、燃費と運動性能を両立。
ステージを選べば軽量を活かしてSiにも劣らない走りっぷりを。
そしてエコを意味するEを頭文字にするグレードで構成されていたのが、EGの世代でした。
因みに以後はTYPE-Rの登場、LEV車両のラインナップなどグレードに横展開が派生してわかりにくいものになりましたが、下位グレードはそれぞれのカテゴリでやたら細かいセッティングが出されていて、それぞれにみあった性能が奢られていました。
どれも、ステージに最適な形でリリースされていたので、走るステージに合わせ選択する必要があるのです。
故に、赤パッチには特別な想いがあるのがホンダファン。
但し、憧れや崇高さではなく『最強のライバル』としての思いであり、『ホンダを墜とすのはホンダ』とばかりにクルマを作りましたね。
或る意味物差し。
越えてこその基準。
私にとってのTYPE-Rはまさにそんな存在なんです。
だから、敢えてそう言う外観にはしない。
エアロも、意味のある部分以外では使わない。
多分そんな純正の外観へのこだわりも、TYPE-Rへの憧れが原因だと思います。
そしてホンダへの尊敬をこめて、偉大なる先達の道に近づく為に。
まあ今は、せっかくやからきらびやかに着飾りたいけどね(笑)

Posted at 2013/05/24 23:28:46 | |
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2013年05月24日
何でもなんですが……肌に触れていないと感性は鈍ります。
例えば公務員ってのはコスト感覚がない連中が多いです。逆にあってはいけない事もあるので悪いとは言えませんが、結論は自らがコストにぬるい環境にいる為である事が全く影響ないかとは言えない筈です。
で。
クルマに対するコストも正しく理解しなければいけません。
基本走り続ける為には金が必要です。
我々のような人種は、常々走りの中に身を置くべきです。
つまり、シーズンオフはないのです。
今を考えると、前の職場はホントに良かった。
行きも帰りも峠道、どこに行くにもクルマ、雨も雪もあり……極めてクルマの感覚を磨ける環境でした。
正直、今は寂しいです。
皮膚感覚で感じるものが確実に実戦を意識させ、常にクルマに触れていることで、ショップより自車の状態を把握でき、臨戦態勢でいられるのです。
だから、最近のサーキットは初めから全開です。
それでも。
サーキットで手に入るものは相当努力とモチベーションが重要です。
楽しむだけでも良いんだけどね。
やっぱり箱で、出来る限りの上を目指したいです。
でも多分それは、サーキットでのタイムアップではなくて、『街の遊撃手』になりたい(笑)
そしてラリーを走りたいね。

Posted at 2013/05/24 20:52:40 | |
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