2013年11月30日
判った事は二つ。
一つは、会社の癖は必ずどのサイズの何のクルマでも出てくると言う事。
実際、このクルマはがたいの割には正直、狭いんだけど……有り体に言うなら大きなタクシーか新幹線か。
一番近いのは恐らく(乗ったことないが)旅客機のエコノミーより上のクラス。
だから個人のスペースはクルマにしては無駄が多く、ゆったり座れる。
奇跡的に私は運転しなかったのでそう言う印象になりました。
で、つまりそういうクルマは昔はでかいセダンと相場が決まってた筈なんですがね(´・ω・`)
昔から造りが変わらないのねと。
確かに突き詰めるとスペースを確保するためでかくなるんですよ。
同じことを逆向きにやるのがホンダ。
クルマサイズに比べやたら広いスペースを確保していますよね。無駄なく切り詰める作り方。
ものづくりでは考え方をコストにすべき何ですが……ホンダは真面目な学生、トヨタは経済学者と言えるんですね。
次に、クルマの動き。
まあドライバーの腕にもよるんでしょうが、急旋回の挙動がやたらヴィッツを思い出させるんです。
サイズ全然違うんですがね……。
足の味付けかも知れませんが。
結局、セダンもミニバンもコンパクトも全く同じ匂いと動きをするのであれば、選択肢は外装と内装になる訳です。
なるほどなぁと。
因みに、60~100km/hに制限すると、トヨタのクルマは非常に乗りやすい筈です。
その設計は正しい判断ですな、普通その幅を越えていく人は法的にあっちゃいけませんから。
でー……正直、90年代初頭まではクルマ業界もかなり『荒れて』ました。
金があり、未来は無限に見えていました。
バブル真っ盛りと直後では全く思想が違います。
AE11系と10系がわかりやすいですので、もしカタログが確認できるなら見てほしいです。
ただ、モータースポーツと言う概念は消えませんでした。
まだ商売になりました。
しかし今や斜陽の産業、金持ちの遊戯である事をはっきり突き付けられたのがこの数年です。
金にならなくても、その本質を見抜き作り込む姿勢を保てるか。
多分経済力でクルマを造るトヨタはあくまで商売として売り物になることが一番であり、そう言うものづくりの頭を下の人間が持っていても解決しないでしょう。
良い意味でバカなホンダや三菱は他業種と言う経済力で補完するのかしてるのか、未だに冒険をしてきますよね。
マツダのような生真面目な会社は、常に目立たないとこで踏ん張り利かせて実は良いとこ持ってます。
そこは流石ロータリー屋です。
結果的にFIT買いましたが、デミオは魅力的なクルマなのですよ。
でも、トヨタにそれが感じられない。
恐らくトヨタはそれを匂わせない位にCMのコーティングを商品に覆っているんでしょう。
結果、本来向こう側に見える筈の設計屋の本質が見えて来ない。複数の決済者が一つの設計をこねくりまわす図式が浮かびます。
実際に乗り込むと、何に乗っても『同じ』に感じられるのは、100人が言った意見の平均値ばかり集めた結果だからなのかも知れません。
逆の言い方をしましょうか。
今のところ、トヨタに期待するとこは有りません。
何故ならば世界はきっぱりとクルマを斬り捨てたいからです。
100人全ては私ではなく、50代の官僚や八百屋のおばちゃんでぎっしり敷き詰められています。
私の意見は百分の一。消費税以下の存在です。
さて、そんな平均値を見せられたら期待できるでしょうか。
私は私がそんな平均値からは遠く離れた奇人仙人であると自覚してます(これで金持ちなら良かったのに)。
だので同じ奇人がいる会社により魅力を感じるのでしょう。
店長には新車を薦められないし、踏む前提でクルマ点検してくれるし(笑)
ホント。クルマの会社創りたいな。

Posted at 2013/11/30 10:52:03 | |
トラックバック(0) | モブログ
2013年11月25日
何を考えるにしても面倒なのはコストです。
正直、この面倒を『お題目』にするか、あからさまに考えないかで大きな差が出ます。そこには覚悟がつきまといます。
そして覚悟が臭う場合、大抵それは『トラディショナル』な部分である事が多く関わる場合が多いです。
ホンダに置き換えると、今回のモーターショーのSports350の復刻展示でしょう。
結局市販車ではないため物が一切ないとこからの復刻なので、実はほとんどゼロベース製造の筈です。
手作りと言う事です。
それを敢えて原点と銘打ち、出したのです。
S660コンセプトがもし『アキュラビートコンセプト』だったら……
おそらく何の不安もなかったんですがね。
何故向こうはNSXでこちらはビートと呼ばないのか。
つまり敢えてSを冠したからにはそこには覚悟の臭う、殊更に上げるなら『必ず創る』、すなわち『いくらかかっても構わない』って話が『覚悟』って話です。
S2000がアレですからね……正直、軽自動車の価格帯から外れると言う話になりかねません。
独自設計が増えるとそれは当然量産単価に跳ね返ってきます(この場合、面倒なのはいくつかの『理由』が着いてしまう可能性もあるので尚更嫌な感じです)。
喩え話ばかりだとあれなので、わかりやすい話をしましょう。
N WGNの価格帯は。
N BOXがカスタムだとえらい事になってしまい(160~190万)、N ONEはまた広い価格帯(120~170万)になっていますよね。
では、N WGNは。
どうやら120~150に収まり、所謂ライフの後継にすっぽり収まるらしいと言われています。
実際N ONEはFIT並みの価格帯がベースの『プレミアム』が売りの軽自動車。
パーツはN BOXと一部共通ではありますが(流用可能かどうかは不明)、付加価値分で上限がやたらに高いようです。
新たに造るクルマの場合、既存設計・部品を共通化する事で量産効果を高め原価を低減していくものです。
特にFITの場合は新型に対する設計はかなり高額だとしても、売上の中心であるが為にそもそも量産単価を下げて造る事ができます。
当然小売価格はそれを反映します。
NSXはどうやっても価格分の利益を回収できないクルマで、赤字覚悟どころか最後は意地だったのではないでしょうか。
S2000は独自設計が多く、原価に利く部分を例えばFITから持ってこれない為に450万級でも経済的には辛かったかも知れません。
CR-ZはFITと共通の部分が多く、FITが売れれば回収出来るとも考えられます(が、正直『造る』意志がなければ難しいでしょう)。
N WGNは売れてる軽自動車の生産ラインから流用でき、無駄が少なく造れると言う可能性からこの価格帯は自然です。
立ち位置が微妙と思いますが、安さは武器になるでしょう。
S660となると、ビートのようにせめてドライブトレイン位の流用をしたいと思ったのですが(ビートはエンジンミッションをトゥデイから丸々流用後チューニング)、ままならないとするとベース車体価格に反映されます。
『やると決めたらとことん詰める』のがホンダ流なので、『S』に何処まで価値を持って考えるかが見ものと言えるかも知れません。
最近は巧く価格を設定してくる(以前はちょいと商売っ気がなかった)ので、ベースは150を切るかも知れませんけどね。
それでも高いなあ。
盛り盛り150位のが可愛げあるよな(FIT13Gより安くする必要がないか?)。
と思ってます。
今までの妄想仕様は正直、共通化・流用の際に加工や追加を考慮し150切る設定で考えてましたが……。
ボディ形状から流用は難しく、エンジンミッションも使えないとなると250~って話になります(爆)
無理矢理流用も出来ても、Sを冠する名車を造るには恐らく能わない。
それならば……ってとこが覚悟になるのです。
どれだけ頑張ってくれるのかな……場合によってはマイナーチェンジを見据えて(CR-Zのように)やる必要が有るかもしれませんね。

Posted at 2013/11/25 19:02:53 | |
トラックバック(0) | モブログ
2013年11月24日
ということで現在ある情報を構築します。
いつもの妄想仕様で。
S660コンセプトでは、205/45R16に215/40R17と先代に比較すると前後の大きさはほぼ同じですね。
勿論軽でこの幅と大きさはとても走れるレベルではありませんので、現実的には15インチで165というとこでしょうか。
よくよく考えると既に破綻を来しています。普通車用のサイズで軽のエンジンは……。
と言う訳で、少々デザイン的にアレでも、サイズは変わるでしょう。
恐らくF155/65R15、R165/50R15(もしくは前後165/50R15)、Keiスポーツサイズですね。
少し現実的になりました。
ついで、ペダルはクラッチが有りませんが……DCTとATなんだろうか (´・ω・`)。
ホンダのDCTは二種類あるんですけど、かなりコンパクトなので可能といえば可能なんですけどね。
しかし開発期間と金額を考えれば「AT(CVT)とマニュアル」が精一杯だと仮定します。
マニュアルは技術が枯れているので開発そのものはほとんどリスクがありませんので。
エンジンはNに乗るS07Aのターボ、恐らくほぼこのままのスペックを絞るものと思われます。
もし手を続けて入れるのであっても馬力を絞り出すような事はしませんね。
だしても+1000rpmで60ps/11kgmってとこかと。
どっちに振ってくるかで変わりますがSを冠したならば個人的には9000rpmを下って欲しくないんですけどね……。
ビートだとするならば8000rpmでも構いませんが(でもE07Aも10000rpmまで使えるエンジンになりますし)。
ということでおおよそ決まりましたので丁寧に修正すると
ベーシック(820~850kg)
2ペダルマニュアル or マニュアルシフト、AT
NAエンジン
フロントストラット・リア車軸
RR(※)
マニュアルトップ(OP:メタルルーフ)
右出し1本
プレミアム(890~920kg前後)
2ペダルマニュアル or マニュアルシフト、AT
ターボ
足回り共通+フロントスタビ
RR(※)
メタルルーフ
左右出し一本
TYPE-R(800~830kg前後?)
2ペダルマニュアル or マニュアルシフト
高回転型NA(9000rpm/64ps)
足回り共通+前後スタビ(フロント太め)
RR(※)
マニュアルトップ(幌)(OP:メタルルーフ)
専用外装(三点セット+メッキパーツ?)
左右出し
無限(750kg~800kg?)
2ペダルマニュアル or マニュアルシフト
ターボ(8000rpm/64ps(トルク増による))
専用チューニング
ハードトップ(FRP、OP:カーボン)
右出し砲弾
ってとこですかね。
ちなみにOPのアルミや無限アルミは専用品になります(サイズ的に)。
Posted at 2013/11/24 09:59:47 | |
トラックバック(0) |
妄想仕様 | 日記
2013年11月24日
朝一番、つまり一番に行ったので非常にこみこみのなか、家族で突入。
行き慣れた場所ってのもあって、「混みすぎ」という印象はありませんでした。だってど正面からベビーカーで入れるのは正直「初めて」でしたしね。
そう言う意味だと、混対部隊が少ないと思いますねぇ。
さてさて。ごく一般人ばかりなので非常に歩きにくいだけでなく、内部構造においてもスタッフが仕切ってるのか初乗りのエレベーターとか、エスカレーターに電源が入っているとか全然違うどうでもいい事にも感動(爆)
さて、で、まっすぐビグザムの下から西館へ。
今回は東には全く用事がないので。
勿論まっすぐホンダブース!と思ったら三菱マークがお出迎え(笑)でしたが、ゆるゆる混雑の真ん中まで足をのばしました。
人混みばかりでお目当ての『S660 consept』が見あたらない。
見あたらない。
……人の山の向こう側です。
どうにか撮影は成功しましたが、とても目視出来る状態ではなく、半ば諦めて帰りました。
まだ確認していません。
実車を眺められないのであれば、HPの画像の方がよほど良いので……。
NSXの方は非常に見やすかったし写真も収めましたが(笑)
S660がこれだけ激しいと……
ええ、ちょっと胸が熱くなりました。嬉しいじゃないですか。
まだまだ捨てた物じゃない。
注目の車両だったのですよ。皆が期待しているんです。
市販車にすら人が群がる中、ぽつんとしていたのに逆にびっくりしたのがN-WGN。
こちらはじっくり眺めました。サイドのスタイルは従来のハイトワゴンに見慣れているならば格好良く映らないでしょうか。
ゼストやライフの後継にぴたりとはまる感じでしょうか。
でもこのN-WGNは従来のNに比較して内部もかなり手が入っているとは噂されていますよね。
N BOXよりN ONE、そして今回。窒素封入バルブが投入され、ツインインジェクタ装備の同型エンジンが搭載されたとのことですから……(さすが高いNを売るだけあるな)。
そー言えば、ビートは小さなNSXと呼ばれたあの時代を振り返り。
今回のS660のおしり、NSXとよく似たデザインになりましたね(笑)
NSXとほぼ同時に出てくるのかと思うと、そしてSの名を冠すると思うと、登場が待ち望まれます。
で、あとはメイン展示の隙間にある小さなブースを回りました。
私は元々そう言う展示が好きで、今回はインドの会社が初出展ということでお話を伺えました。
内装・ミラーなどをいわば下請けするらしいのですが、欧州車を手がけるということでその技術力はかなり高い物と思います。
元々インドってのはこの手の業界では強みもありますしね……特段不思議はありませんでした。
ホンダに程なく近い場所なのでここでご紹介します。
最後に、残念なことに、S350は『展示してることに気づかずスルー』(大泣)
屋外展示もビデオ撮影して、後は帰宅しました。
つかれた。見落としたのもあるので、もう一度行きたいなぁ。
Posted at 2013/11/24 09:14:10 | |
トラックバック(0) |
いつもの日記 | 日記
2013年11月23日
VWに代表される直噴型ターボの導入に踏み切るホンダは何を考えているのか……。
ホンダは毎回、他社や世界基準を見た時には古くさい会社ではないでしょうか。
事実EK世代では最早『スポーツカーでは当たり前』の色んな電子デバイスはあえて使われてなかったりしました。
デスビ弱点って言われるがままで、コイル独立とはいえ回転式(機械式?)接点のデスビなんて今や見かけないとは思います(私はこいつしか知りませんが)。
エンジンもいつまでもNAで、しかもSOHCでライバルと張り合い続けてきました。
そこに来てL15B、遂にはターボです。
ストリーム以来作らなかった直噴を持ち出したあげくターボ……そう、リッター級市販車では見かけなかったターボを『いきなり投入』はあり得ないでしょう。
恐らく軽でコツコツ実績を積み上げてきて、研究室では市販車用に回してきたものと推測します。
でー。
そう言えばミッションにモーターぶちこんだなこの会社(爆)
考えられる次の引き出しはFITが皮切りか?
モーターショー直前でこの情報は久々の胸が熱くなるネタです。
モーターショーではビート復活、かつスポーツタイプの再来をニュースでは歌う中でこれですよ。
Nの前例を考えると、ビートに対して更に期待が高まると同時に『遂にくるか……FIT TYPE-R』
もしくは目の前にあるCR-Zモデルチェンジですかね(笑)
今度こそツインクラッチやハイパワーエンジンで燃費と速さを両立して欲しい。
そしてもしかすると、1.5ターボなんか積んだ日には最早目もあてられない。
まあ今のところどうとも取れますがね(・ω・)
ホンダらしいです。
このキナ臭さ、このどこにも置けない感、この当たり前感(爆)
そうなんです。外から見てて何もないのがホンダなんですよ!
楽しみですね(爆)
たまらないです。
とりあえず今日は家族でモーターショーです。
Posted at 2013/11/23 07:30:38 | |
トラックバック(0) |
いつもの日記 | 日記