2016年08月27日
軽自動車というのがどれだけ非常識か、ということをあまり日本人は知らない。
先日友人がPCを自宅に運んでくれた。
お下がりってやつ。簡単に表現するとパーツの塊。
しかし結局HDDとOSの新調が不可欠で、まだ何もできてないのが真実だけど。
その時彼が乗ってきたのは話題の三菱の軽。
流石新規格、いつも自分が留めてる場所に置かせてびっくり。
でかい。
いやあでかすぎだろう。普通車並のとまでは言わないが(特にこのあたりだと周辺はBMとか3ナンばかりだし)室内は流石N-BOXで見てきたが広いな。
ただ私の趣味には車高というよりは厚みが半分にならないかと車屋に問い合わせたいぐらい縦にでかい。
前後もちょっとでかすぎる。
ビートは確かに小柄だけど。
それが今の軽。というか、一昔前の小型車を越える大きさと言うべきかも知れませんよね。CR-Xの広さより間違いなく広い。
それはなぜか……スズキ社長ではないけども、軽は夢なのです。
市民の車であり、家族を運ぶ車であるべきなのです。
とは言えそれは海外では存在できない規格であり、そう、スマートロードスターのようなクルマが有っても明らかに排気量に差がある。
何故か?その排気量が適正であるからです。
ところがそこに夢がありました。そう、内燃機関の夢、排気量に対するパワーとトルクです。
軽いボディにハイパワー、排気量的に言えば異常でも。
今はそれもほぼ解決したのか、あんなに大柄になっているわけです。
最もエンジンそのものはかなり華奢になりました。ちょいと前のF1と同じ、高回転でハイパワーではなく、ピーキーなトルク領域をより少ない燃料で達成させてる訳です。
端的には各シリンダの排気量を増やし、ロングストロークにし、リーンバーンさせれば……技術的にはトルクよりの回らないエンジンになります。今の軽はほとんどがこれでしょう。
調べてないですが。
ちょいと前の軽だと、4気筒ありショートありと多種多様でした。お金もありました。規則もさほどではありませんでした。
何より燃費基準なんかなかったんです。だからEN07のようなエンジンでも生き残れたのです。
でも今や、ハイオク基準のエンジンは皆無。当然パワーマージンがあるターボエンジンもない。
最早パワーでもなければ排気量の差に勝つものでもないのです。
それは夢に消えたのです。
ま。
K型が80馬力を常用し、3G83が「83馬力」だったという噂、E07Aが天井知らずに回るNAだったとか。
今は昔です。そんなエンジンがあったとして、今の軽が良くなるとは思いません。
え?だってそれを生かす軽いボディは作れないのです。
600kgのボディに100馬力を常用する660ccのエンジン。それは昭和の世界に置き去りにされました。
金さえ有れば、何でも出来る世界にはなりましたが。それだと普通車とさしたる差もありませんしね。
ほとんどの自動車を保有する人間は、軽自動車を便利な下駄としか見てないと思いますし。
それでも、トゥデイを知る身では今のクルマには極めて残念な気持ちでいっぱいです。
こうしてビートにふれるとなおそう思います。
まあ、「軽自動車は夢」ですからね。
Posted at 2016/08/28 00:47:56 | |
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チューニング | クルマ
2016年08月26日
※戯れ言も戯れ言。今日のは本気で読まないでください。
距離感。
空間の把握という技術がある。
意外と簡単に脳みそをだませるせいで、あんまり「これ」って思えないのはありますが。
が、ねぇ。
これをちょっと厨二的に言うと「空間把握能力」と言い換えられます。
自分の視点でどこに何があるかをほとんど誤差なく理解して、空間にきれいにグリッドを入れる技術なので、距離を理解すると同時に自分の車の大きさを完全に掌握していれば(何せ死角を含まざるを得ないので)事故をほぼ完全に防ぐ能動的防衛運転が可能になります。
延長線の技術として、自分のクルマの行く先が明確に金太郎飴として知覚できるようになります。
これが「行く先が見える」状態ですね。
さて、ではどうやって空間にグリッドを切りましょうか。
方法は二つ。
一つは「明確に判っている距離が刻まれた場所を繰り返し走り抜ける」。
一つは「何度も繰り返し、同じ距離の物体を見る」。
一つ目は簡単ですね。
たとえば1mごとにラインを引いた場所を繰り返せば、否応なく1mの距離感というのと速度感覚がつくはずです。
直線では意味はないですね。出来ればメトロノームの音のような、時間の概念を判るものを添えるとベターです。
もう一つは距離を計測して、見え方を覚えるということになります。
この場合は停止状態なので簡単です。
結構これは便利です。なにせ距離が見ただけで判るのです。というか、平面図に見えるある部分までの距離をほぼ精確に「理解」できます。
残念な事に精度はさほどではないようで、たとえば手元の距離とか定規の世界に転用できるほどではないです。
せいぜい1m前後の感覚ですかね。
速度感という言葉がありますが、私の場合はほぼ一定にそれを記憶しているので(当然エンジン回転数とアクセルのフィールに変換した上で)、目で見える速度というのを修正できます。
これがくせ者で、今のクルマの感覚でCR-Xに乗り換えは難しいだろうなぁとか。そう思っています。
でも逆に、何も考えずに2速8500まで回しますし回せます。当たり前ですね(爆)
エンジン回転数はマフラーの音と同調させますので、普通に覚えられると思います。
特に神経を使う全開領域での状態を覚えておきたいですね。
これの併用として、見た目の距離が一瞬で理解できるというのはセンサや機械が同じことを今やってますから、ちょっと戯れ言にしたかったんですよ。
ほら、アイサイトを筆頭に様々な「距離計測機能」ありますよね?
人間の視界は視差を元にそう認識するものです。
機械はセンサの距離差を元に、自己位置を測定するものです。
私は言い切ります。
機械ごときに出来るならば我々にできない道理はない。
流石にいきなりは無理ですが、経験則的に言えば100m前後までならほぼ精確にメートル単位なら見て判ります。
どれだけ見てきたか、がポイント。まあつまり、ある大きさのものを100m先において見た経験がどれだけあるかってことです。
ほらほら。
見えてきたでしょ?なにすっとぼけてるんです。
そう。交通標識ですよ。
そして最もわかりやすいのが緑とか青色の、交通標識ですよ。
文字まで書かれてる。これが判らないなんて日本人ジャナイデスヨ?
交通標識を目印に、距離をきちんとはかって覚えると、速度感覚がきちんと規制されます。
当然エンジン音と回転数はチェックし覚えてることが一番重要なんですけど。
なんてことしてたら、回転数だけで距離感覚と車両感覚が完全に身に付く……なんて思ってるんですけどね。
ほら、次のコーナーまであと何秒でブレーキ、なんてのを人間で出来るわけです。
戯言でしょ?
Posted at 2016/08/26 23:20:45 | |
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いつもの日記 | クルマ
2016年08月26日
うちの父は困りものです。
一つは超・偏食。サイコパステストで指を一本一本放すとかそう言うレベルの偏食。
まあ嫌いなものが多いだけで出されたものはきちんと食べるんですけどね……
あとありがちな酒。
まあ私の家系は基本ざる。親父様とならウイスキー一本はかるく開けて次の日けろりとしてたくらい。
ですがこちらはがつんと断したのでいいんですよ。
で。聞いてみたらなんと脱腸。
しかも放置して腐ってたらしい。なんてやつだ。
まあアレなんですよ。昔も虫歯を放置してどうしようもなくなって歯医者に行くようなひとなんで。
今回も本来一年半前に手術のはずが、勝手にキャンセルしてたという暴挙。
そんなの離れて暮らす息子にゃ気づかんが、母もあきれてるので半分放置の状態ってやつ。
命にかかわらなくてよかった。ただあんまり笑い事でもなくて実はやばかった。
というのは心臓の持病持ちで(中長距離選手のスポーツ心臓からの心肥大による不整脈・心房細動なんで、分間20回切る心臓が不整脈を打つという……)、麻酔が危険なんですよ。
これがまあそう言うのは判っていたので一年半前に打ち合わせてた麻酔医が颯爽と登場。
でも心臓の状態を見て一言。
「うわー、私もここまで酷いのは初めてなので、まあ頑張らさせて頂きますが万一を考えておいてください」
これ、昨日の夕方の話なんですよ。
わらいごっちゃない。
なんでこちらに連絡ないのよ。
そんななので今日は半分けんか腰で会社を休んでの実家行きだったのですが。
実はまだ手術とか何も決まってないもんだと思ってたら実は全部終わってたという。
拍子抜けも良いけど、安心したんだかなんなんだか。無事で良かった。
で、まあ、目覚めて元気な父もみれたし良かった訳ですが。
話を麻酔医に戻します。
麻酔医、最近はきわめて精密な調整ができるらしく、術後直ちに目覚めた父はやや危うい口調で「ありがとうございました」と言ったのをみて母が驚いたと。
実際心臓のせいで全身麻酔の時間や薬量などをぎりぎりに設定してたようなんですが……流石に執刀終了直後に話せるレベルってのはまるでおとぎ話ですよね。
ちなみに父はちょいと耳が遠い上適当に話すので本人談を聞くのが面倒なので聞いてないですが。
「いやまあ、私もホントは盲腸の手術しなきゃならないんですけど、痛み散らせてますから」
なんて人だ(爆)
まあそんな超・名医のおかげで私の父は麻酔からよみがえったんだと信じています。
良い話のネタを仕込んでくれましたわ。
というわけで今日は船橋の父の元に行ったのです。
父の病院にはクルマで行けば良かった。しかし暑かった。本来ならクルマで今日は出張る予定だったんですけど、止めて良かった。
家からしばらく歩く距離だったり、そこからまたかえってくるのに面倒な乗り継ぎがあったりとなんでクルマ持ってこなかったと。
体力不足でもう眠いのなんの。
クルマ持ってきたけどすぐに戻しておろすものおろして計測しただけです。
ステッカーぐらい貼れたのにねぇ。
いや。がまんがまん。というかこんな眠いのほんと久々。帰りの電車で死にそうでした(笑)
もう歳ですな。流石に無茶できません。
父もいい加減病院に行くのを覚えてほしい。あと人語を解して言うことを聞いてくれ。弟がかわいそうだ。
さあて、明日はインナーサイレンサー改造計画のための計測です。
うふふ。
Posted at 2016/08/26 22:11:26 | |
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いつもの日記 | 日記
2016年08月23日
http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20160818-10250084-carview/?sid=cv
このコラムを書いた人をよく知りませんが、私はクーペは既に日本市場向けからはなくなっていると思っています。
ま、元来クーペは海外向けに作って逆輸入するパターンが多いのでは。
そう言うスタイルはホンダが早かったですよね。
つか国内向けクーペ、ホンダはスペシャリティばかりか。Sを冠するクルマは元から別物ですし。ホンダでは特別扱いのクルマとして、SとTYPE-Rが有るのはご存知の通り。
そのRもEPは専用の逆輸入ボディでした。
スポーツカーはニッチか?ニッチだ。
但し、それはボディ形状によるものではないと私は思うので、イマイチこのコラムにピンと来ない。
そもそもクーペスタイルで超鈍足、スポーティですらない物も少なくなく、そう言う物がミニバンに取って代わって行くのはもう目を瞑らざるを得ない。
コンパクトなホットハッチのような日本向けの小型車が本来の意味で日本のスポーツカーであると。
荷物が載る。人間も乗る。便利。かつ、せせこましい道でも走れる。
106S16みたいなクルマこそが日本では売れる「スポーツカー」だ。
当然EK9がこの世で最高峰のクルマであると言い切る。
それすらなくなってしまった昨今であるけど。
クーペよりセダンでしょう。ボディ剛性も高く、使い勝手も良く、ちょいと頑張るにも普段使いにもセダンはどこでも見かけるのでおかしなくるまじゃぁない。
それがクーペだとリアシートに載りにくい、フロント2脚をレカロにしようものなら最早リアを取り除かなきゃならないし。
いかにスポーツカーでもクーペというのはその成り立ち・生い立ちはGT的でしょう。
プレリュードは私の中ではスポーツカーではありませんからね(でかすぎ・H22Aが重すぎなど色々あるんですけどね?)
皆さんはどう思いますかね……。
Posted at 2016/08/23 20:50:02 | |
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いつもの日記 | 日記
2016年08月21日
台風も迫っているので明日の準備をそれなりにしておく。
もちろん昼寝もして、ゆるりと英気も養う。
で、部屋の片づけをそれなりにしておく。結構実家から荷物を持ってきた(段ボール二つ分くらい)ので、外の箱とか、地下の棚を整理する。
まだタイヤを買ってないので背中側は開いてるし。
サーキット用箱も外に出せる訳だし(どうせビートでは載せられないし(笑)もし乗り換えたらそのときに考えればいいからね)。
それだけで地下は一気に片づく。
で、ついこないだからようやく暖めてきた小説の方も筆が滑り始めたのでちょいと安堵。
問題は、ある程度見えてる先を具体的に書ききれるか、というとこと、そこまでにストーリーに厚みが持たせられるかってことかと。
ちなみにモチベーションになるのはやっぱおもしろいお話ってことで、ぐっと来た小説・漫画を少しだけ紹介してみる。
・リィンカーネーションの花弁(9月10日5巻リリース)
・素足のメテオライト(全6巻)
小西幹久氏の作品。たぶん、これ以外に作品が見あたらないのでデビュー作・次回作というとこかと。
どちらも根底にシリアスさをちりばめながら、コメディタッチでストーリーを送っていく独特の語り。
すれすれの中で、独自の世界観を持ってる。シリアスにならないけどギャグマンガではない緊張感がある感じ。
リィンカーネーションの花弁は、「文豪ストレイドックス」とか「仮面ライダーゴースト」的な話だと思えば間違いない(と思う)。
個人的には「きわめて変わった作品」で、久々にわざわざコミックスを買い付けに行った作品。
この辺はまともな商業作品。
ついで、ネット小説投稿ものからのスピンオフものが二つ。
・監獄実験
・復讐の唄
こちらはどちらも、中高生がやばいことになって殺人を行うもの。
まー、ショッキングさを売りにした感じでまあまあ。
ただ、こちらはモチベーションにはなりますわね。だって、素人の投稿作品で商業化してるわけです。
同人より一歩進んでアレな訳です。
平たく言うと野良プロしてた某ゲーム会社の某氏がネットで公開してた小説から、一気にメジャー化した例のあれに近いからです。
あん時は戦慄して、同人やめたなぁ。
いえいえ、今更ですからね。私は今の仕事で安定してるので、所謂暇つぶし小説ですよ。
ただ、一つだけ思いはあるのです。
書き残しておきたいという。
ただそれをどう言う方向性で書いていくのかがどうしても定まらず、書き直し・放置・書き直しで全く進んでいなかったので……。
休暇のおかげで書けるようになった感じですね。ありがたや。
で、ビートの方は次はマフラーと洗車と、出来れば足回りの話を都合つけたい。
アルミホイールは意外に数が出てきてる(以前調べたよりは増えた?)ので、CE28Nの価格を押さえたら購入に踏み切りたい。
インナーサイレンサーの補修も準備は完了。いつでもオッケー。
さあ、明日の仕事に備えるべし。
Posted at 2016/08/21 17:39:03 | |
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いつもの日記 | クルマ