ジムニーJB23からJB64への深化は、Y60サファリからY61サファリへの深化と酷似しています。
Y60からY61を乗り継いだとき、足回りの前後リジットに変更はないのに、乗り心地の深化は目を見張るものがありました。
これは、リジットの上に乗るボディそのものの剛性が飛躍的にアップしたからに他なりません。
乗り心地と言うのは、体に感じるショックはもちろん、「ガタピシ」といった音にも大きく影響されます。
「ガタピシ」うるさい車は、ショックが少なくても乗り心地が悪く感じてしまうのです。
ノーマルの64ジムニーは、道路のつぎはぎを通過した際のボディのゆすられ感(横方向)が大きいと感じました。
それが乗り心地が「いまいち」と感じる主な要因だと考えます。
ボディそのものの強化が必要と考えました。
そこで選択したのが、クスコのフロントストラットバー&リアパワーブレースです。(フロント保護フィルム付き)
取り付けはいたって簡単。
前後ともに既存の穴とボルトを使用してねじ止めするだけです。
フロントタワーバー取り付け完了!
泥汚れに見えるのは、上側の泥汚れが反射して見えるためです。
クスコ、メイドインジャパン・一流メーカーです。
パイピング、オイルキャップとブルーで統一。
バッテリーもブルーでした(笑)。
まずフロントのみの取り付けで走ってみました。
道路の凸凹を通過したときのフロント側のボディ振動がスッキリとした感じがあります。その反面、リア側の振動が大きく感じました。
リアパワーブレースは、シートベルトの取り付けボルトをそのまま使います。
後方視界を妨げません。
ルームミラー越しに目に入るので、カスタム感は感じます。
フロント、リアともに装着して走行したインプレは、道路の凸凹や段差、継ぎ目を通過したときのボディの振動が明らかに減りました。
ショックアブソーバーの減衰力(14段)を変更するほどの変化は、足回りにはありませんでしたが、乗り心地も若干ですがしなやかさが増しました。
※64ジムニーの欠点であるボディ横方向のゆすられ感は、3インチアップの時点で解消されています。
Posted at 2021/09/16 08:57:31 | |
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