初の車検も無事終了し、カスタムも佳境に入った感がありますが、「最後の聖域」ともいうべき大物が残っていました。
「ヘッドライト」です。
純正でもLEDライトなので不足はなく、アフターパーツも国産は価格が高く、デザインもイマイチだったので見送っていました。
最近の中華系はバリエーションも豊富で、昔のように「安かろう悪かろう」ではなく、安くて高品質のものも出てきています。
イカリングは見飽きた感がありファニーフェイスになってしまうため、ブラックアウトで精悍な「Samman」の7インチLEDヘッドライトをチョイスしました。
黒一色の外箱で商品名すら書いておらず、残念なことに取説もなかったので不安がよぎりました。
別購入のブラケットにも取説はありませんでしたが(苦笑)、何とかなるでしょう。
配線が問題ですが・・・
純正ランプユニットは上下に2つのカプラーがあり、それぞれ6本の配線が来ていました。交換ランプは3+1本の配線のみです。ポジション、ロービーム、ハイビーム、アースですね。検電テスターで簡単に探せました。
残りはオートハイビーム、オートレベライザー、放熱ファンのための配線でしょうから、それらの機能は働きません。車検NG、点検毎にユニットの入れ替えが必要でしょう。
ヘッドライトユニットの脱着は非常に簡単で、3本のボルトで止まっているだけです。以前から思っていたのですが、ジムニーのボルト類の締め付けは非常に緩く、「こんなんで緩まないの?」というくらい軽くしまっています。今まで乗ってきた日産車はボルト類がギッチリと締まっていました。もちろん、締め直すときにはギッチリといってます(笑)。
純正のライトユニットは奥行きが深くてギッチリ詰まっていましたが、交換ユニットは薄っぺらくてスカスカで、ルーム側にかなり余裕ができます。放熱に有効ですね。
取り付けは簡単に終わりましたが、後に光軸調整で問題が発生!
ブラケットと車両側のユニット周りのリブが干渉(赤丸部)してしまい、動きの余裕がありません。とくに左側は干渉度合いが大きいため、ブラケットが歪んでしまいます。
そこで思い切ってサンダーで車両側のリブを削ることにしました。見えない場所だし、機能的にも影響はないでしょう。
純正のLEDヘッドライトユニットの配線は全て細い線のみで構成されています。交換ユニットの方はハロゲン用の太い配線で、その差は歴然です。今更ながらLEDの消費電力の低さに驚かされます。
取り付け完了!
スモークが「無骨」さをより強調しています。明らかに純正との違いを醸し出しています。これで益々オリジナリティがアップしました。このライトを選んで正解でした。
光軸は、純正に比べてカットラインがぼやけています。3.5メートル離れた位置で照射して合わせましたが、明らかに上の目線で眩しく見えます。上部への光の漏れが大きいようです。ブラケットの調整幅では対応できないので、上の1箇所の止めネジにナットを挟んで下向きに修正しました。
光量自体はアップしていて、直前の路面は純正よりも遥かに明るく見えます。ハイビームはロービームと同じ部位がめちゃくちゃ明るくなるだけで、上側の照射は物足りません。このあたりが中華製の限界でしょうか?
ライティング全点灯です。圧巻です!ライト内の上下2箇所のスモールは、デイライトとして配線しましたが、ここに関しては以前の1000円デイライトの方が圧倒的に明るかったです。
あとは耐久性が問題ですが、値段からすると次の車検まで持ってくれたらいいかなと思います。
デイライト点灯。
シュノーケルも良い感じです!今後、ライトのスモーク化に合わせて、フォグランプもスモーク化する予定です。
「無骨度」マシマシ!
Posted at 2023/03/03 09:14:25 | |
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