2009年07月16日
ダイハツ Esse
茨城戦NTKクラスは「ビート」vs「エッセ」の構図になってます。
NA660ccの対決です!
ココまで4戦、エッセは全くビートに勝てておりませんが、それほど戦闘力がないのかと第4戦の練習走行でエッセで一番開発の進んだ車の助手席に乗せて頂きました。
そこで走行をして頂いた感想です。
「スゴイ戦闘力を秘めてます!」
率直にあと2年以内、もう少し本気のショップがトータルで専用車両開発をした場合(最低でもショップオーナーが地区戦とか走って結果が残せる程度の腕を持った人で有る事が前提)、ビートじゃ歯が立たなくなる可能性が有ります。
現在の茨城戦ではビートのチュ−ンが長年の熟成とオーナーが変態的に資金投下しているためアドバンテージが有りますが本気で開発されたエッセが第一線に参戦してくるとどうなるか・・・・おそらく「勝ちたいならエッセに乗れ」なんてことに成るのではないかと感じました。
JAF規定とB車両レギュレーションなら今の構図はかなりひっくり返るのでは無いかと思われます。
助手席にのさせて頂いたエッセは最終戦で今より本気度が上がった仕様に成ってくるようなので、非常に楽しみです。
今年はエッセ軍団の結果が振るいませんで、「来年はハンディー入れる?」なんて話が裏で有りますが、”とんでもない”と感じます。
現行の変態ビートと同じくらいの熟成が進めばガチでやったら腕勝負くらいまで戦闘力が上がると推測します。
ダイハツ車は以前友人のムーブターボを運転した時に酷いボディーフィールで動きが気持ち悪く「最悪」という悪い印象でしたが、エッセはそんな印象が全く無くむしろカナリ良い!
ボディーの大型化が良い方向に使われており、モーメント回転の中心がドライバー付近(欲を言えばもう少し後ろに移せると良いけど)なのでかなりの好印象でした。
来年以降のハンディーは正直無くても・・・むしろ開発が進むと数年後ビートの方がハンディーもらわないと勝てなくなる可能性が大きいと思います。
これからジムカーナをはじめるエントリー車としてMTの設定が有るエッセはかなりの優良車体と率直に感じました。
私が推測するエッセジムカーナチューンのツボは以下の場所です。
ボンネット軽量化
ロールバーをリア中心に低重心を考えつつ入れる
バッテリーを車内後ろ側移設でリアのストラットより前
点火
機械式LSD1way
後部座席は取らないで畳む程度
全長調整式車高調
レギュレーションいっぱいのタイヤ(前後バランス)
タイヤグリップに見合ったスプリングレートと減衰
リアはバキッと効くパット
吸排気とエンジンはそれほど弄らなくても良さげ
あとは上記を揃えた上でトータルでのアライメントセッティング
とにかく感心した車体側の素性でした!
今はともかく数年後ヤバいぞビート!!
(付け加えるけど、車体だけあってもコントロールする技術と走らせる知識と経験と練習が無いとダメなのでマシンだけじゃダメなのはビートもエッセも一緒です)
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Posted at
2009/07/16 08:29:18
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