ホンダの社員の皆さん!
いよいよ来年の10月以降納品のS660から値引き無し条件で社販受付だそうですね!
余裕の365日待ちですがww
そのS660の製造を一手に引き受け、他のライン工場での増産を見送らざるを得ず、結局発注者が待つと言う所で「セミ・手作り」というハンドメイドの高い品質で製造されているS660。
その生産工場である「八千代工業」さんも出展されておりました!
S660ラインはともかく、八千代工業の業務としては、車体に会社名を貼る技術や、車体そのものをラッピングする技術、開閉式サンルーフなど架装技術がメインとのこと。
写真無いですが、S660もラッピングで車体カラーを変えて、ハードトップ全面が透明アクリルで周りをカーボンシートで装飾した、見えないハードトップなど展示しておりましたが、今回の目玉はなんと言ってもこれ!
じゃじゃ~~ん!
水素タンク~~(写真はCNGのタンクです。)
ちらっと左端に映っている樹脂製燃料タンクも今回売り込みたい技術の一つで、なんと5層構造、さらに樹脂製なのに中に燃料かたより防止の仕切りなど埋め込んだ上に密閉という軽量パーフェクト燃料タンク。
「燃料透過を0にする」
こう説明員さんが力説しておりました!
そして今後を見据える水素タンク、CNGガスタンク。
写真の開発の人が今の問題点や、タンクの強度などを熱く説明してくれました!
ちょいと深い内容展開になってしまい、詳細をここでは書けませんが、今後は燃料電池などを見越した展開で会社を問わず自社の技術力をアピールできたらと言っておりました。
八千代工業の広報さん、こんな紹介文ですみませんがよろしくお願いします。
次は・・・・・結構感心したネジとボルトの話。
このご時世でもボルトとナット、モノにもよるけど1ヶ1円未満の流通価格が普通だそうです。
出展されていたSSC社さんはジムカーナなどで酷使されるドライブシャフトの強化品を生産されていたり、生き残りをかけて、でも新しい挑戦で頑張っておりました。
ちょっとドライブシャフトに困ったらSSC社さんに相談はありかもね~~
でもごめんなさい。
特集は商売敵のイワタボルトさんです。
下穴開けて、カシメ接合用雄ネジを入れて、加圧器で「ぎゅっ」と押すと、金属板は平らな感じでボルトが板から生えておりますw
あと、ねじ山に秘密の加工をして、カチオン塗装され普通だと通電できない車体に特殊ネジで締めただけなのに通電ネジとして使える通電ボルト
そしてここの最新技術はカシメによる金属板への角型ナット接続と、頭が平らで納まるカシメ雄ねじ接合。
ピアスナット
機械の本体!
で、この板が
こうなる
下穴からカシメまでワンアクションでやってくれます!
さて、このアイディアも凄いんですよ!
例えばアルミと銅を溶接・・・なんて普通出来ないんです。
でもこの技術なら接合できますよね!
熱を加えた加工ではないし、当然その後の防錆塗装とかコストも掛からない。
機械とネジボルトの単価は高いけど、それ以降のコストは減少する。
その溶接ではどうにもならない部分をこの技術でカバーしようというのがイワタボルトさんのアイディアです。
まだ、後付や機械のコストダウンは出来ていないようですが、いずれこの技術は銅との接合が必要になるシーンでは必ず日の目を見る機会がありそうな技術でした!
次は目に付いたタイヤなどw
つづく
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Posted at
2015/11/04 23:25:48