
あくまで個人の意見・見解です。
違っていても間違っていてもスルーで願います!
その2は導入にあたって。
これは主に使う場所、使い方、使う必要条件などで左右されると思います。
ガソリンのレンジエクステンダーは外します。
主にノートe-POWREとアウトランダーPHEV、プリウスやその他ガソリンが供給源の場合は普通の車を選ぶ様に選べると思います。
この一点でお気づきと思います。
要はインフラが一番の壁!
例えばプラグイン方式をとって、自宅にも給電ステーション化するなら、家の電気が3芯式になっているかどうか?
集合住宅では組合などに働きかけるなど給電ステーションはかなり厳しいでしょうね。
もし集合住宅でも、徒歩圏内に公営の駐車場が有る場合は、その給電ステーションを月極で借りるという事もあり得る様で・・・そんな方法も特殊な環境では成立します。
話を戻して「電気の3芯って一体何?」ってのから。
家庭用電気で主に30A以下の契約の場合は2芯で古い家の場合はこの方式の場合が結構あります。
30A以上60Aまでは3芯式で、かぶっている30Aは電柱から家の電気メーターに入る電線が2本か3本かで見分けられます。
40A以上の契約は3芯でないと受け付けてくれないので、家のブレーカーを見て40A以上であれば問題有りません。
他にも200Vのコンセントや屋外に給電設備を作ったりが駐車スペース以外にも必要だったりしますのでその辺りは購入予定の車両のディーラーで必要設備をちゃんと聞く方が良いでしょう。
ちなみに2芯から3芯に変えるには、電力会社の工事はもちろんながら、分電盤の変更(電機屋さんによる工事が必要@結構高額)や、コンセント追加に伴う工事(電線剥き出しが嫌な人は分電盤回りの壁や天井に大規模な改装が伴う)も掛かるので、車以外にもそれなりの費用が掛かりますので家でプラグインの場合は家の電気契約や駐車場と分電盤の距離など考慮が色々必要です。
私、職業が大工さんです(わお!)のでセカンドオピニオンとして相談乗りますぜw
ともあれ、車メーカーが簡単に言う工事が果たして本当に簡単なものなのか、検討は必要になります。
あっさり付く場合もありますので、あまり構え過ぎも良くないですが、蓋を開けたら予算オーバーだとそれもキツイと思うので。
しかしEVカーの場合、自宅で給電は前提条件になるので、その設備もよくよく考える必要が出てきます。
他にも良く行くスーパーには給電施設があるのかどうか?
良く行く公園で給電できるのか?
高速使って親族の家に行けるのか?その時の給電は?
こういった生活に沿った検討も必要です。
特に土曜日曜など、スーパーや高速道路の給電ステーションは混み合います。
そう言う時に「給電しないで済ませる」という部分での航続距離アップ、新型リーフの魅力はその一点が大きいと思います。
もちろんディーラーで給電を受けると言う手もありますが、あまりよい噂を最近聞かないので・・・
でも給電できるならインフラとして有効なディーラー給電、そのあたりも上手に使うと良いと思います。
次に水素。
これも単純に水素ステーションが近所にあるかどうか。
次にその営業時間。
給電ステーションの場合、割と24時間営業とか、スーパーだと夜遅くまで営業していて、その営業時間だと使えたり、よく使うイトーヨーカドーなどは、今まで2台だけだった給電ステーションを一気に20台分近く増やしたりしてくれてます。
しかし水素は手持ちの予備タンクに入れて・・・なんてのは危なすぎるためできません。
水素タンクと安全確保で車重が重くなり、トヨタミライで1.8t・・・万が一でも押せる重さではありません。
ガソリンでガス欠させた経験がある人にはその注意力から、お薦めしません。
「水素を切らせたら即レッカー」
しかもまだまだ場所が限られている、営業時間も土日祝日お休みで、平日も午後5時で営業終了とかざら。
普段普通に使える程度水素をチャージできる体勢の整えられる場合だけ購入できると思います。
そう言った意味でプラグインでバッテリーだけでもチャージできるとまだ良いのかなと。
今年に入って、ノートe-POWREが売れまくった理由、何となく見えたと思います。
ガソリンチャージでモーター駆動、インフラが既存のものを使えるし、モーター駆動と割り切っているため生産性も良く値段も抑えられている。
やはり現状の日本でモーター駆動を前提にするには、インフラが厳しい壁になります。
仮にガソリンスタンドで水素の供給が可能になれば、一番普及するのは燃料電池車かなと推測します。
EVにはこれだけ給電ステーションが出揃いつつ有る中でもイマイチ壁になっているのは、急速でも30分かかる時間。
これが同程度の給電を、ガソリンチャージと同じ5分で完了できればEV車は爆発的に普及するでしょう。
それもバッテリーそのものを交換する方式ではなくチャージする方式でです。
バイク用のバッテリーを交換で対応する実験をどこかの国でやってましたが、やはりバッテリーの個体差で良い奴悪い奴の差が如実に出るらしく、新車を買って付いてきたバッテリーを交換して置いてくるのには抵抗があると思います。
なので高速道路で無接点給電によるインフラが出来たとすれば、高速道路まで行けばチャージできるという事になるので、極めて有効な対策になり得ると思います。
その分エコカーなので、自動車税が安かったりと普及の追い風は吹いてますが、壁を越えられる条件が揃えられた場合は良いと思います!
荒技で長距離移動は別車、近所のスーパーへのお買い物専用とかならガソリンを一切使わないEVカーは230キロメートルも走れるので、ついでに近所のカフェに寄って帰ってきて、コンセントに刺しておけばガソリンスタンドで給油をしないで済んでしまうので、365日毎日近距離しか走らない用途の人にはむしろ良いですが、あくまで長距離はレンタカーや軽自動車など別の車を用立てる作戦は必須と思われます。
今回の新型リーフは、その航続距離内で毎日中距離(実用100キロ未満の往復?)の人まで取り込む事が出来る様になったので・・・初期費用乗りだし450万円で、その後の電気代とガソリン代、そして故障した際の補修費、5年前後で総取り替えのバッテリー代などがもっと安い車両費にガソリン代で釣り合いがどこまで取れるのか・・・この辺りの計算が最終的な決め手になるかなと思います。
環境にうるさい人はEVカーを自宅屋根の太陽電池でチャージして完璧です。
インフラの未整備地域の場合、もう少しモーター駆動導入は見送るか、ハイブリッド系かレンジエクステンダー系(除く燃料電池)の方が無難と思います。
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2017/10/16 09:57:40