迫り来るガードレール!!
勢いの消えないロードスター!!
もうブレーキリリースするタイミングも無くなり、ただの個体と成ったマシン。
色々覚悟しました、正直。
でもマシンは濡れて滑る砂利に上手く食らいつき、ガードレール3m手前で停止。
ふ~~~~~~~
安堵と、同時に脱出を試みるも、深く砂利の奥に刺さったマシンはピクリとも動かない。
エンジンカットしてベルトを取ってガードレールの外に。
人生初脱出でエスケープ!
残り1分だったので、すぐに救済オフィシャル軍団が来てくれて声を掛けてくれます!
こう言う時にあのオレンジの人達が格好良く見えます!!
「何があった?」
「身体大丈夫?」
「車は動くの?マシントラブル??」
いえ、制動ブレーキ中にブレーキから足が外れて減速が足りなくなりました。
マシンにトラブル破損はありません、ドライバーの操作ミスです!!
憶えている限りの状況を伝えると、「じゃあ車出せば走れるね?」の問いに「ハイ!」と答える。
この実況映像は
ユーチューバー大井先生の「くるまであそぼう、ドライビングラボ」で公開されると思います。
足が滑って、車が滑って、何も出来ない状況で迫る白い壁(ガードレール)。
どうぞお楽しみに!
蜜の味だよっ!!
車出して貰った後は、指示に従って「ピットレーン出口からピットレーンに侵入」(ちゃんと指示通りなので問題ないです)という、おそらくSUGO常連さんでも経験している人は少ないであろうレア風景を車内から見ながらピットに帰宅。
幸い操作系に狂いは生じていない印象でしたが、見えない所にトラブルがある時があるのが車。
メカニックさんに謝りながら、マシンを止めてくれた砂利の撤去。
マシンの清掃や各部のチェック。
排出した砂利の掃除くらいしかできなかったけど、申し訳なかった。。
特にアンダーパネルに入り込んだ砂利は凄く大変で、ねこバンバンならぬ砂利バンバンして排出。
本来みんなで和気あいあいの休憩時間が、一転突貫での清掃作業に!
車体には大きいゴミ袋2杯分の砂利が詰まってました。
清掃チェック後、最終的には異常なし!
原因は
シューズの裏面に付いた水気でシューズとペダルが滑ったこと。
雨の日の靴には最重要で気をつけるという教訓が、
恐怖体験と共に備わりました。
マシンが壊れず、本当に良かった!!
清掃終了してホッと一息すると時間となります。
いよいよ決勝、本番の作戦は大井先生が立案!
「せっかく耐久レースなんだから・・・・・」
と授けられた作戦は
「行ける所まで行け!根性出して帰ってくるな、ピットサインは出さないから人間の限界来るまで走ってきな、最長残り10分になってからピットでも良いよ!」
と、笑顔で伝えられた作戦。
かる~く
千尋の谷に突き落とされる子ライオンの気持ちw
いやいや、
これがやりたくて転向したんだ、むしろ臨む所!
でも本当にプロレーシングドライバーに10分とかって訳にもいかないので、せめて残り時間が40分台で交代しよう、でもそこまで車は走りきる!自分の出せる限界で!!!
そう心に誓い足の裏を濡らさないようにマシンに乗り込み、エンジンを掛ける。
着座して最初に口にしたのは謝罪。
「さっきはごめんねロードスター君、でも君の感触は素晴らしいから今度こそよろしくね!」
その通り、マシンのセットは全く問題なかった・・・というか、レーシングカーの凄さを思い知る完成度の高さ!
これだけの凄いマシンを危うく潰す所だった。。。。
自分でも予想すらしていなかった、ブレーキペダルからのすっぽ抜けという操作ミス。
破損はなかったけど、傷は確実に増やした事を車に謝るのと、もう一度お願いする。
もう一度よろしくね!!
決勝のスタートグリッドに向かう。
続く
ブログ一覧 |
MDiエンドウの挑戦 | 日記
Posted at
2018/08/30 05:20:04