
(転用禁止・絵図面著作:遠藤工務店)
そこまで仕事無い末端の職人さん達、明日を生きるために嘘をつき、不要な作業でお金を貰う。
昨日、息子の誕生日で妻の実家へ。
到着の際に見慣れた職人さんの格好をする人が。
車を止めると義父さんが・・・・
義「屋根の上部分が浮いて居るんだって・・・」
と、言ってきた。
業者「近所で見ていたら屋根の上の部分が浮いていて、修理を勧めてます!」
ブチッ(俺の切れる音)
ほ~~~~、ほ~~~、ほ~~~(俺の目つきが悪くなるw)
裏手で屋根の見えるところによじ登って見てみる。
義「息子は工務店の大工さんなんですよ~~」
業者「!!!!”!!!」(即座に撤退した模様)
俺「お~い、どこのはな・・・・・・」(業者姿消す)
チッ
逃がしたか・・・・・
ここでこの構造図を見てください。

(転用禁止・絵図面著作:遠藤工務店)
コロニアル(正式名・彩色石面板プレート)の屋根は、棟(むね)と呼ばれる屋根天頂部の金物が吹き飛んでも、家の中に簡単には雨が入らない、雨漏りに直結しないような構造に普通なってます。
赤い点○の所を拡大して見ていただきたいのですが、万が一棟金物が吹き飛んだとしても、赤くマークした防水シートで8割くらいは雨水の浸入はありません。
(手抜き工事で防水が出来ていないのは論外とさせて下さい。)
あと2割は、貫板を固定するビスと、コロニアルを固定する釘の部分から雨漏りする可能性はあります。
この部分の熱気抜きのために防水を切る工法もありますが、一般的な工法は今回の絵の様になっているはずですww
本当に棟金物が浮いていた、金物を固定する釘が熱の寒暖差で抜けてきていたらあり得ますが、
「釘の自然抜けは、屋根に上がらないと目視では通常判らない」
くらい小さいのです。
そして本当に釘が抜けていたら
「棟の金物は吹き飛んで無くなってます」
なので、若干浮いているというより、風に煽られて居る場合がほとんど。
夜寝ていたら「パカンパカン音がしてうるさくて眠れない」ってなるはず。
「浮いているとかあり得ない」
そもそも、本当にそうなっていたら、本職(工務店の棟梁)来て逃げないww
最後まで逃げずに主張しろや、嘘付きめ。
おそらく本当に板金屋さんという本職の方だったと思います。
だから工務店の棟梁がまさかの降臨で青ざめたかとw
でもね、
「嘘付いてまで高齢者を狙うのは卑怯」
と思う訳です。
ウチで工事に入らせて頂いたお宅に関して、工務店から年賀状が届くお宅は指摘されたら呼んでください。
「基本無料で点検します。」(あまりに遠い場合は交通費だけよろしく)
以前ニセ業者がやっている瓦の詐欺商法はありましたが、専門職の職人さんがやる不要工事は初めてなので、
さすがに呆れました。
ピンポン鳴らして声掛けてくれた業者さんに言われたらその場で即に工事したり、屋根に上げて写真撮らせたりしたら、写真撮る前に何でもないのに壊されて、作業代を取られます。
工事に関しては値段も見積もさすが専門職で相場ですが、その導入に嘘をつくとかあり得ない、職人の風上はもちろん、風下にもおけません!!!
棟梁という町場工務店の司令官としては、専門職人にこういった事をやらせないように電気や水道を初め、全ての職業の作業手順を網羅し、監視、相場の把握、そして
「正しい施工を知って、専門職人に舐められない技術をもって、お客様の立場に立ったアドバイザー」
という一面を持ってます。
そのため、今回のは私の家族に対して酷い嘘を持ちかけてきた業者を許す訳にはいきません。
名刺があれば確実にトドメになるよう全てを晒すくらいやるのですが、名刺貰っていなかったので。。。。
☆対策として☆
前提条件・ピンポン押して来るのは職人の格好していようが、背広着ていようが、上品な奥さんだろうが、子連れだろうが全て
「セールスである認識」
主張が本物であるかの確認のためにすること。
1、まず名刺をもらう
2、本人が建築キャリアアップに登録されているかどうかの確認(職業確認です、電気業務なのに水道や大工の仕事に口はさむとか微妙なので)
3、後日主張通りであれば改めて連絡するが、「連絡しなければキャンセルである、そちらからの連絡は不要」と言っておく。
4、彼らは私のような町場の工務店を「一人のでしょ?ウチはチームでやってます」などと、企業であることを主張しますが、惑わされない。
町場専門工務店は大抵一人とか家族経営がほとんどです。
5、正しく信頼できる長く付き合いのある工務店さんや専門職さんに相談してみる。
私が、仮に本当に壊れていたとして、もし「壊れている」などの指摘を家主さんにする場合は、
言う相手との信頼関係が成立して居る場合だけ、飛び込みセールスとかしません。
工事に入る家のご近所さんへの紹介など、依頼による現地調査から入ります。
もちろんサーキットなどで知り合った方、私の携帯番号知っている方なら常連さんと同じ対応させていただきますが、それだって呼ばれないと行きませんし。
壊れていた場合は絵のように理解できる形で説明し、完全に壊れるまでのおおよその猶予と、ザックリの予算を猶予内で積み立てるなどをアドバイスします。
壊れていなければ、その通り説明し、一般的寿命やメンテナンスのサイクルや方法なども話しますが、工事の無理強いはしません。
ましてや壊れていない、壊れているように見えて修理タイミングではない場合も結構ありますが、そんな場合は「何故修理しなくていいのか」を説明します。
ちょっとね、末端が不況なのに消費税アップするとか訳のわからない政党がありますが、その影響で「正しい職人さんが嘘をつかないといけない時代」になっているようです。
「家の○○が壊れてますよ!」って素晴らしい笑顔の人がピンポン押して来たら
「厳重警戒」
してください。
お隣の紹介とかそう言う場合だけですよ、信用して良いの、それだってお隣さん立ち会いの場合だけです。
他に「水道業者ですがこの辺りをチェックしてまして、お宅の排水溝がおかしいです」とか。
「アンテナの撤去費用無料です」(その後瓦がおかしいとか、コロニアルがおかしいとか、最悪コロニアルを引き抜かれると、強制全面張り替えになるので
セールス職人を屋根に上げては絶対にいけません)
もうね、セールスする職人の口車に載らないで!
まだまだ持つ屋根を張り替えて、張り替えるのにゴミが出て、地球環境悪化させます。
ゴミも最小限にしましょうよ!
口車に載ると直さなくて良い場所を破壊されて写真撮ってから修理されて、更に
「穴があいているから家の塗装しましょう!!」
とかって追加工事を色々提案され押されて「無駄なお金を使わされます。」
「それで経済が回っている」とか主張する人はどうぞ私をブロック指定して下さい。
ちょっと
組合でもそう言ったことの無いように働きかけてみます。
高齢者や女性を狙う所が悪質だ。
板金工事はそれなりの装備と技術がないと出来ないので、本職かそれに準じた人、引退した人の可能性が高いかな・・・・
最後に、
私を信用できるならイイネ拡散よろしくです。
”経済を回さない悪の正直者”と思うならブロックして下さい。