2020年10月07日
エンジンオイル添加剤を私は使わない。
肥満体と豊満ボディーをひっくるめてMDiエンドウです!
私が二度目のエンジンブローをさせた時、その当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった
「マイ○ロ○ンXS」
使っていました。
ブローの原因はクランクシャフトのメタルにオイルが入り込まず、親メタルを摩耗させて、結果エンジン一機潰しました。
オイルは赤い線の5w-40。
良く効能を読むと、「金属に皮膜を作って動きをなめらかにする」と書いてある。
「・・・・金属に皮膜作ったら、0.0Xミリのクリアランスで動くエンジンメタル部分にオイル入らんよね。」
あとのカーニバル(祭り)。
エンジンバラした所が絶句してました。
「!!!、クランクシャフトの親メタルが完全摩滅している!!」
当然油圧0。
でもエンジンは動いてました。
当時は何も知らずにそのまま動かして、油圧計は付けていても油圧ゼロの意味を知らず。
その時は家まで帰り着けなかった。
ちなみに初の桶川ジムカーナ走行した帰り、練習走行1本目で終わったようでした。
その後4ヶ月、エンジン無くて動きませんでした。
ああ、
「ヤフオクなんて無い時代」(出展数少なくてまだまだ使えない時代)
です。
ヤフオクって便利なんよ。
ヤフオク舐めるな!!
ヤフオク無かったから色んな解体業者に電話して「E07Aのエンジンありますか?」って聞きまくりました。
その時は新品買うにはお金が用意できませんでした。
そんな悲しい思いは俺が最後で良いと思ってます。
「エンジン壊しても優勝したい」
って”覚悟決まったら”添加剤は使いましょう。
でも本番走行の一日すら持たないかも知れませんがw
(この時オイル交換した翌々日でした。)
全開走行で添加剤使ったら、速攻オイル交換しましょうね。
普通の時は普通のエンジンオイル”だけ”で良いですし、それ以上は必要ありません。
ちなみに、高い油温になった場合は油温計・油圧計・オイルの臭い・冷えたオイルを指で触って粘度確認すれば、最初判らなくてもそのうち判ってきます。
すると、エンジンの冷却が足りているならオイル温度は120度くらいまでは普通に平気。
「油温100度越えちゃった~~、ヤバかった~~」
なんて聞くと、心の中で
(???、油温100度なんて問題無いんだけどな)
とか思ってます。
まあ、どこを信じるかは自己責任ですけどね。
140度を越えると走行後に劣化が感じられると思うので、普段のエンジン音や回転フィールなどにも感覚を研ぎ澄まし、なんか変わったなと思った時に交換。
オイル終わると力が1割抜けたような感じに成ります。(MDiエンドウ感触だと)
オイルは各社が成分のブレンドに心血注いでますので、オイルそのものはそれだけで成分・性能的には成立しております。
オイル添加剤はそのバランスを崩す、特に回転軽くなって速さを謳う物は、オイル粘度を落として抵抗を少なくする替わりに耐久性と引き替えです。
そして皮膜作る系は私のごとし。
中には「添加剤はオイル成分に働きかけず、沈殿してプラシーボ効果狙った」なんてのも有るようなので、だったら使う必要があるのかすら不明な物もあるようです。
それを理解した上で、サーキット前にオイルダメそうなら新品交換して、使い終わって熱による劣化が少なければ次までそのまま。
ダメそうなら交換。
勝負で添加剤使った人は即交換。
通常利用での添加剤常用はあまりお薦めしない。(ただ、サーキット全開で行かない、街乗りだけなら大丈夫かもしれないが、リスクとコストのバランスが不明)
エンジンオイル添加剤辞めて以降は、メタル摩滅で壊した事はありません。
結局オイルって耐久性能が終わるまでそれほど性能は落ち込まないようなので、感触判断にしました。
まあ、整備の時間が取れなかった事情もあります。
なので「まだ行けるわ~」って半端に耐久性のあるオイルは色々試して数社知ってます。
(用途にもよるので公表はしませんし、他にもあると思います。)
当時のビート使用状況は競技場の往復と、1分半の全開が3本くらいのジムカーナだと、思ったほど劣化しない感じでした。
最初は3ヶ月3000キロの早い方とかやってましたが、新品オイルの感触とダメになった時のオイルの感触を指先と臭いで比べて、エンジンの音とかフィールに注意していたら、何となくこの辺でオイル交換が判るようになりました。
特定銘柄だと1年弱くらい無交換でも変化無かったり。
オイルも無駄に交換すれば環境破壊にも成るので、最小限の交換サイクルを自分の車の使用状況で探るのもいい手と思います。
ちなみにミッション・デフオイルはシフトのフィーリングで決めてます。
燃料系の添加剤はよく分かりませんが、オクタンブースターは用量を守れば問題無く使えるようです。
1回使った燃焼促進剤は、着火が早くなり車が遅くなったので一度試した以降は敬遠してます。(燃料促進剤はオクタン価下げるような印象でした@MDiエンドウ感触で)
まあ使うも使わないも全て「自己責任」なので、これ読んで信じる必要も、お気に入りの添加剤を止める必要もありません。
「”私は”オイル添加剤は絶対に使わない」ってだけです。
真実は別の誰かが語っていると思いますが、私は自分が体験したのをマニュアルにしているので、真実でなくても気にしません。
でも真実書くのはご自分のブログでやって下さいね!
エンジンオイル添加剤製造・販売系の会社の人はごめんなさい。
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Posted at
2020/10/07 14:52:12
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