
妻の専用S660が有るので話題に触れたいと思います。
聴いた話と推測なので私の見解など不要な方は回れ右!
で、お願いします。(;^ω^)
さて、一応漏れなくS660「全車」が対象のリコール。
ビルシュタインやモデューロなどの純正扱いの社外ダンパーも対象なのだとか。
最初交換部品はフロントダンパーのロックナット(トルク管理)と樹脂ベアリングくらいかと思ったら、
バネ(スプリング)以外は全て新品交換らしい。
逆にスプリングまでアッセンブリーで交換した方が人件費少なく済まないかなと思うほど(;´Д`)
で、情報筋からだと、速度関係なくハンドル切ると突然ダンパーのオイルに触れるシャフト部分と、アッパーマウントなどを固定するネックダウンした部分の段差付近が
「突然折れて走行不能」
になるらしい。
ホンダのリコール届の書面からだと「緩んでいるから」と原因がされてましたが、それだと辻褄が合わない。
「ホンダの研究に喧嘩売ってる」
とか言わないでくださいねw
緩んでいたならハンドル切った時の捻じれが緩みで圧力が逃げて「捻じ切れる所まで行かない」と思うわけです。
逆に締め付けた方が操舵した時の捻じれに対して抵抗が出てしまう気がします。
「部材間の遊び」
で捻じ切れるほどの抵抗が発生しないと思います。
まあメーカーの研究部がそう言っていますが、私からすると「解せぬ」
次に発生した個体はモデューロX含む全車。
走行距離も20000キロ行かない車も有ったようで、現在17台が実際にトラブルが発生したそうで、右でも左も発生が有ったようです。
まずは与えられた情報を疑うと。(<私の悪い癖)
「本当にダンパーロックナットが緩んで発生したのか?」
例えばオーバートルク(締め過ぎ)でダンパーのシャフトロッドのトップナットが固定されていて、今回のように動きが渋く折れた・・・・ってのは辻褄合うのですが、
「締め付け不良で緩んでいた」
ならちょっと症状に納得いきません。
で、金属が捻じ切れるのって凄く大きな負荷が掛からないと捻じ切れない。
サイドターン中にビートのドラシャ2回くらい折りましたが(w)どうしても負荷が大きく掛かっていないと発生しません。
ましてやシャフトを削りだして作っているダンパーロッドのネックダウン部分、締め過ぎなら兎も角、緩んでいて折れるってのは「真逆だよな」って思います。
緩んでいて折れるなら、その前から段差を通過するたびにナットがダンパーを叩くような凄い音が当該部より出ていたと思います。
そして、情報筋からの話だと、純正納入のダンパーメーカーが
「そんないい加減な品質管理はしていない」
と、首をかしげているそうです。
もしS660で発生しているダンパーシャフトが折れる話がダンパーだけに由来するなら
「他の車種でもメーカーが同じラインで作っているので他でも発生するはず」
が、S660でしか発生していない。
と、なると・・・・(ここからは私の私見です。)
今回のダンパーが突然折れる問題。
「S660特有」
となるわけで、それはシャフトが刺さるアッパーマウントの角度が良くないとか、組付け時のグリスが切れたとか、サスアームの動く角度で操舵の力が掛かるとある瞬間に大きい抵抗がシャフトに掛かるとか。
ホイールアライメントとかサスジオメトリーがある瞬間にアッパーマウント付近のシャフトに過大な抵抗と負荷が掛かる事があるのかなと推測します。
この場合の対処は締めるのではなく緩めるのとオイルアップ・グリスアップの方が有効かなと思ったります。
事故とかそういうのは「少しずつ全体で発生している」という場合が多く、一つの部品が原因とならない場合が多いので、発生した事案に対してのデーター収集と分析、発生させた人の意見を良く聞いて、「全てに辻褄が合う」という事を追い求めないと、
「真の原因究明にならない」
と思います。
最初の一つ「ロッドナットのトルクが緩くなっていて、適正に管理されていない」という原因報告書に「矛盾が発生」しているように感じる訳です。
実際どうなのかは不明ですけど、全部まとまるとそうなってしまう。
例えばキャンバーやキャスターの位置がダンパーアッパーマウントの取り付け穴の大きさである位置に来た時だけダンパーの操舵による捻じれが賄いきれなくなってシャフトに大きな負荷が掛かるとか。
例えばAアームの取り付け角度が組み立て作業向上のための「ゆるみ」がある場所に来ると操舵とアッパーマウントの作製角度と不均衡が起こってダンパーシャフトに負荷が行くとか。
こういう例題が理由だとダンパーの組み立て不良じゃないし、S660の特有事項として成立するし、発生が左右どちらでも起こりうる。
しかも3万数千台のウチ17台(+これから発生)だけに起こったとして、逆に現在3万数千台の車両で発生していないのにも辻褄合いますよね。
リコールの対応費用を外部メーカーに詰め腹切らせるために「ダンパーの組み立て不良で緩んでいた」と発表されたとしか思えない。。。
と、深読みしたりしております(;'∀')
凄く些細な理由が複数重なって、しかも割と起こりやすい条件が今回のリコールになったのかなと思ってます。
予測と仮説の例題ですがもし真実の一端を突いていたらダンパーメーカーも可哀想だなと。
リコールするくらいだから実験したのでしょうけど、規定トルク以下にしたら各部品が暴れて壊れたとかだったのでしょうかね?
むしろ構成部品が暴れるほどのユルユルで壊れたとしたら運転手が気が付かないはずが無いでしょうし、規定トルクで締めたとしても完成車体だとそれでむしろ調子よくなるとかあるから「壊れない」(=再現できない)から、緩めた時に壊れたから「緩んだの原因」とかってアホな実験結果でない事を祈ります。
もし、入れ替えた部品でもダンパーシャフトが折れる可能性が全く無くなった可能性が低いとも思います。
私なら今回のダンパー折れ事案、ゴムのアッパーマウントだけをピロボールアッパーにしてあげれば、角度による相異問題による抵抗と負荷を減らせられないかなと思います。
社外品でピロボールアッパーマウントだけ使ってダンパー純正の人が居たら、その人のダンパーシャフトの傷み具合を非破壊検査してみると良さげと考えます。
あとは有識者が頑張ってください、私の様な素人ではここまでですが、素人ですら辻褄合っていないと思ってますし、その理由を書いてみました。
大本営発表を決して信じない人間なのでww
ビートでも私が、純正アッパーマウントに車外脚付けたらキャンバー変化にシャフトが耐えられず「青く焼き付いた」事があって、微妙なキャンバー変化でもシャフトに負荷が掛かる事があり得るので、私の推論「ダンパー部の相異変化と油切れ」というのが情報筋の話を聞いた時に経験から浮かびました。
ダンパーの組み立ての責任とか「暴論のフリーレン」と思わなくもないけど、それでホンダとダンパーメーカーが納得しているなら
「新品ダンパーありがとうございます!」
です。
あくまで推論だからね(#^^#)