• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

MDiエンドウのブログ一覧

2011年10月13日 イイね!

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ5 ファイナル

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ5 ファイナル楽しかった時間が過ぎ、「チームAE成立」のメンバーと別れるなんと名残惜しい感じか。
パドックの笑顔と和やかなムード。
戦い終わって得られた充足感と満足感。
よっぱらっちゃう~~

そういやたいぞ選手にノンアルコールビール頂いて飲んでたっけ。(ゴチ!)

色々あった輝かしい1ヶ月間。
本当に文化祭前の輝く時間を過ごせました。
そしてその終焉。

絶対にこの感動を文字にしなくっちゃ!!
心に誓いました。

車両の片付け、表彰式、最終的な片付け。
マシンが一台、また一台と夕闇に消えていき、いよいよ私たちの番になってきました。

寂しいけど、プリウス君は来週の新城ラリーが待っている。
私も次の桶川用に色々ビートのことを考える。
もう切り替えて次の戦いに備えなきゃ!

今日のロガー解析とか車外映像・車載映像の分析とか・・・やらなきゃ。
その時間だけ少し思い出しても良いよね?
あの車と一体になった楽しさをその時だけ思い出しても良いよね?

燃え尽きていないよ。
まだまだ次の戦いが、楽しい時間が待っているから。

でも・・・


ちょとだけ・・・・いつか過去を振り返る時が来たら絶対にこの時の感動を思い出すよ。
うん、間違いない!


この文章書いてる時間も本当に楽しい!
だって鮮明によみがえるから!
文字書きながらあの瞬間をもう一度走っているから。

本当に楽しかったあの瞬間を。


文章書きながら一人でこっそり泣いてました。


みんなお疲れ様!
そしてありがとう!!


*****


さて、ジムカーナの今後について。
こちらも私の思うところなので気に障ってもノークレームで願います。

まずはAEクラスを走れる登録車両を増やす!
良いじゃない、初代のシビックハイブリットとか最新のFitハイブリット。
でもメーカーが登録しなきゃ始まらない。
三菱の「i」とか日産の「リーフ」とかどんどん登録してよ!
CVTのハイブリットでも走れるクラスができたんだよ!
過去の車もまとめてどーーんと登録してちょうだい!!
登録しないと「怠慢」って罵るぞ!

・・・っていうか、国産車について登録車両制度やめないか?
もういいじゃん、国産車ならある程度安全確保されているわけだし。
ビートだって厳密に言えばこの登録制度で県戦すら走ってはいけないわけだし。
AZ-1だってそう。
で、現実に今から20年も前の車、メーカーが登録してくれると思う?
それでもね、ビートで走りたい。
だから草レースは大盛況、公な競技は閑古鳥とか考えは至らないの?

海外車で「タタ」とか安全性に不安があるような場合もあるから、輸入車とか逆輸入車とかの安全性を考えた登録制は無いと危ないと思うけど。

当時は必要だった制度が今も必要か、そのために公式・公認競技に出られない体制を自分らでやっておいて「参加が少ない」って・・・おかしいところは改正・見直しするべきではないかと。
これも「怠慢」って罵るぞ!!


次はイベント屋さん、ジムカーナのプロ制度とそのステージを作ってください!
ジムカーナは車競技の入り口にうってつけとは思いますが、GTの前座でもレースの基礎講座でもありません。


ジムカーナはジムカーナです!


パイロン置いてその周りをクルクル回る、スラロームをあり得ない速度で走り抜ける、それがジムカーナでしょ!!
GTみたいなコースを見たい人はGT見に行くって!
ドリフト見たい人はドリフト見るって!!
今回の全日本を体験してよく分かったわ。
今のジムカーナには


「見せるジムカーナ」(魅せる)


が欠けている!!
なんでタイムを競っているのに観客にタイムとMCが全然聞こえないの??
ジムカーナ以外では存在しないパイロンターンが無いの?
見せる、それ以上に「見て貰うため」には他と同じ事をしちゃダメというのは私の演劇時代の先生(故人)がいつも言ってました。

他の競技との差別化。

一番大切な部分でしょ!

パイロン10本並べて全部360度回るコースを作ってみなよ。
「これ走れるわけないよ・・・」を走っちゃうのが全日本じゃないの?プロじゃないの?
競技やらない人が、「すげぇ~」って思うからまた見たいって思うわけで、だからお金を払ってでも観たいと思わせる何かが無い。
観客へのアピールが欠け過ぎている。

「ありえね~」がGTの方へ行くんじゃなくて、ジムカーナの方に行かないでどうするの?

ダブルフリーターンじゃまだぬるい!
クワッドフリーターンでタイヤ痕の花柄を作って、その花柄が一番形が揃っているのを競ったって良いじゃない!
もっと目立とうよ!
目立つような、観客を魅了して「また見に来たい」って思うような普通の人じゃ走れない、お金出してでも観たいと思うようなコースを造ろうよ!

そんなコース走れない、勝てないじゃない。
普通の人ができないことを見せるから「プロ」なんだし、だからこそお金を払ってでも見に来てくれる。
当然そのドライバーも尊敬されるんです。

本庄ならストレート一本でパイロン並べて・・・車が考えられない動きをするところ見せなくちゃ!!

そういうのを見せるから、「あの人ができるのだから俺だって!」っていう若い人が集まってくるんじゃないの?
新規の人があこがれるようなジムカーナを作らなきゃ!

サーキットコースでコースを走るだけのジムカーナが如何に人を呼ばないかそろそろわかったんじゃないかな?
対してテレビで人の周りをクルクル回るS2000がどれほど注目を集めたか。
注目して貰うためにはそれに見合った事をしないとダメ。
だとしたら今のコースが如何に「観客にとって」魅力がないかわからないか?

俺が観客なら金払ってまで見に行かないって。
知り合いが出ているから行くって程度。

それにプロ化も考えるならケン・ブロック選手のPVとか相当参考になるのでは?
ジムカーナだからジャンプしちゃダメって事無いよ!
路面の一部を凍らせて360とかあり得ないの作ってみようよ!
きっとお客さんも「どんだけ凄い?」って来てくれるよ!!

観客が入れるかどうかわからないけど、平塚青果市場でジムカーナプロ選手権をやるなら、広場の真ん中にパイロン一つだけ置いて連続20周くらいパイロンターンやらせて、その精度と速さとドライバーのタフさを競わせますね、タイム計って。
でも・・・・観てみたくない?こういう馬鹿な設定とか?
観るのにいくら出す?
パイロン20周ターン・・・曲芸の域だけど観たいから2000円くらいは良いかな・・・って思わない?
周回多かったり少なかったりしてのミスも見所!
鼻先でしか回せない奴やドアターンとかリアのフェンダーターンとか・・・面白くね?
観客が回っている車をカウントするんだ、声を合わせて!
い~ち、に~い、って!
にじゅう~~って言った瞬間にゴールに飛び込む!
もう一周回って笑いの渦に!
響くMCの絶叫!!w


GTやFポンでもラリーでもこういった設定は無理でしょ、ジムカーナだからこそアリな訳で。
そこの部分で観客にアピールして勝負しないとだめなんじゃ無いかな?

せっかく2度と無い2本走るだけのコースなんだから、「何が出るかわからない」というのはあってしかるべき。
車はどんなコースが来ても対応できるバランス重視になるし、マシンの動力性能よりメーカーロールアウト時のバランスがより重視される。
当然バランスの取れたマシンは普通の人が乗っても乗りやすい。
ベース車両が売れる。
売れるから家にある場合が多く、それを使ってジムカーナに挑戦しようって思う奴が出てくる。


どう?

俺の勝手な妄想だけど良い線行ってませんか?

だから最初の一歩


お客さんを大切にしよう!
プレゼントでまた来て貰うのではなく、魅了する走りとコースでまた来て貰う
「絶対に走れない」と思うようなコースを走ってみせて、見た人を驚かせる


これが今後のジムカーナには必要かなと思う独り言でした。

参考までにこういう風に走ったら観客の皆さんから拍手が起こりました。
マイクロスポーツカーミーティング2010
タイムの聞こえないサーキットタイムトライアル走行なんて観客は望んでいないと思います!


長いシリーズおつきあいありがとうございましたm(_ _)m
次からは平常モードです!
Posted at 2011/10/13 12:06:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | 全日本ジムカーナ | 日記
2011年10月12日 イイね!

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ4 動画更新!

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ4 動画更新!決勝当日
残念ながら快晴!
雨降ってくれりゃもしかしてもあったけどこれじゃ馬力のあるマシンを用意できた人の勝ち。
当然同じ馬力なら腕の差。

もうね、開き直りですよ、ええw
慣熟歩行も観光ムードが漂います。

「やっぱ裸なんだ・・・乳首だよね~」

とか思いながら(謎)

ただ昨日の大ちょんぼ、「練習走行2本目、レーシングシューズを忘れる」の原因になった、

「慣熟歩行15分でコース1周を歩いて回れずランニングで周り息が上がったまま走行」

そんな状態ではぁはぁ言いながら歩行終了してすぐに車乗って、移動開始して50mで気がついたシューズ忘れ。


という状態を回避するために控えめの慣熟歩行時間。。
まあ初成立のクラスの扱いなんてこんなものなんでしょうねw
PN1も巻き込まれた感じかな?

まさか本番でそれはできないので準備をしっかりするため完熟歩行は残り10分を残して切り上げる。

この慣熟歩行は桶川ビートのたいぞ選手が奥さんと共に一緒に途中から合流。
色々アドバイスや攻め方など聞いて勉強!
もちろん勉強したことはビートで使います!
もう少し色々聞きたかったけど上記の理由で切り上げ、しっかり用意してから一発目の車検「走行前排気チェック」に駒を進めます。
その直前にshigemixさんが来てくれて勇気100倍!

車検も冷えたエンジン&触媒ながら何とか通過してスタート!
ライト点けっぱなしで走っちゃった。。。



走行終わってトップから12秒遅れ。


う~~ん・・・・


何も打つ手はないのか色々考えるも全く浮かばず万事休す。
ここで今回優勝された岡本選手より


「この足はナイだろ、いくら何でも・・・」


とはじまり、色々お話を聞いて、


「ルール範囲内でやれるかぎりやってみっか!」


と、本来勝負前のセッティング変更はアジャストがギリなのに、大幅にセットアップを変えました。
お隣のダンディー赤城選手も冷やかしに来てくれて勢いに乗ります!!

「これで1秒縮めば良い!」

気合い一発かぁちゃんがセットアップしてくれました!
作業完了と共に本番前の慣熟歩行時間。
あれ?なんか感動的な展開だぞ??
またもたいぞ選手が付き合ってくれて、1本目を見ての感想からライン修正のご意見を頂き、頭にたたき込みますが、「プリウスってビックリするほどトロイね!」というまともな感想に、「でしょw」とか答えて・・・

アクセル全開であの加速。
・・・体重か?いまから無理w
など変なことを考えながらまたも早めに切り上げる歩行。

出走準備中にかぁちゃんに言いました

M「変えたセッティングでスピンしたり失敗したらごめんね」
か「大丈夫大丈夫!今さらどんなに失敗したって一番下だから、1秒縮めてきな!」

この話を聞いて自分に恥ずかしくなりました。
マシンを貸してくれたかぁちゃんもタイム差は辛いはず・・・
なのに笑顔でセットアップしてくれて・・・何弱気になってんだ、俺??


今までの開き直りとは別の場所に行きました。
コースがなんじゃ、ビートのような素直なマシンで全日本ジムカーナで走れる。
走れるマシンと走る自分がいて、やれるセットアップは全てやった。
あとはタイヤを使い切って走るだけじゃん!
勝負に関係なければ楽しく走る!

かぁちゃんと、なによりこのプリウスのために!!

全開で走る理由と意義と気合いがスタートライン上で全て揃って一言


「楽しまなくっちゃ!」


自分のポテンシャルを全て出すには楽しく走る。
楽しかった時には必ずタイムが出ているのは経験で知っています!
マシンを操る楽しさ、タイヤ限界を感じながら走ること、そうすればこのプリウス君の持っている良いところが出せるはず!

テンションが最大になったところでスタート旗が振られました。



車載映像・・・他の大会だと車載映像を盾にジャッジに文句をつけた奴が居て禁止になったところもあるようですが、大会の技術審査部に確認して今大会においては車載は問題ないとのお墨付きを頂いた映像です。



静かな車内に響く声w
けど、運転中はスタート直後のたこつぼターン以降フラットアウト状態でマシンと一体化してます。
だから考えながら喋ってません。
脳直結ですw
結果的にこの声出しは正解だったかな・・・終始リラックスして最後まで集中して走れました。
黙っていたら今回の走りはあり得ないと思います。

今後は「絶叫系ドライバー」として売っていこうと思います(マジ)

だって、他にいないし、この方が自分に合っていた。
スタイルそれぞれで良いじゃないW

そんなわけで全日本で過去にない、絶叫しながら走る車ができました。

二度と呼ばれねぇなw

それはともかく声は出てても楽しく、より楽しく走ることができました。
プリウス君はこの時、

翼が生えていたと思います!

予想以上の手応えで直前に変わったセットアップがプリウス君をより速く動かしてくれました。
岡本選手の助言とかぁちゃんのおかげ!

最後のパイロンは吹き飛ばして公式記録には残らなかったけど、1本目より2秒も速くなってました。
持っていて出せる物は全て出して、更にフラットアウト状態で走れて幸せでした!
パイロン踏んで成績でないとか関係ないッスね。
だって

楽しかった!

全力でアタックした結果。
コースの設定とか、マシンの優劣とか・・・関係ないよ!

ドライバーがその車を100%動かせた満足感は他との比較結果とか意味無いよ!!


だって俺、思い出すと涙出るほど楽しかった!!


あの雲の上の世界で楽しかったんだよ!!
緊張も圧力も恐怖心もいっぱいあったけど


楽しかったんだ!


CVTでも

デフ無くても

ハイブリットでも

14年前の車でも


楽しかった!!


この1本を知るために今回の全日本に出られた奇跡が起こったと感じた。
だからあそこに行ける人は雲の上を目指してみて!
競技をやったこと無い人はその第一歩、車を安全な場所で全開にしよう!
その先には感動があるよ!

モータースポーツって本当にスポーツだと初めて思った。

スポーツじゃないとこんな感動あり得ないし。
金持ちの道楽といわれるしその側面は否定できないけど本当に楽しい!

あの大舞台で、全力を出せた喜びとうれしさ!

それをより多くの人に知って貰いたいと本気で思いました。


だから走り終わった後笑顔だったんです。
悔しいとかもう一回とか全くなく、満面の笑みだったと思います。
端から見れば遅い車だったと思います。
大会中最低のタイムだった。
でもあの中で一番楽しかったのは全日本シリーズチャンプではなく


間違いなく俺だったって思います。


大好きな車で楽しむために

競技やろうぜ!
車の競技をやってこんなに感動できるほど楽しくなるとは思わなかった!
車は自分に合っていれば何でもいいよ、勝ち負けにこだわる人だけ良いのを揃えれば!
でも車が遅いのを理由に競技しないのは違うと思う。

だからやってみようよ!
違う世界が待っているよ!!
保証する!!



そにょ5に続く
Posted at 2011/10/12 17:49:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 全日本ジムカーナ | 日記
2011年10月12日 イイね!

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ3

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ3寝ながら色々考えた。

「AEクラス」
「そのクラス設定が見ている未来」
「ジムカーナへ参加する車両」
「競技する人の割合」
「新規免許取得者の9割がAT限定の現実」

そして今回初代プリウスが全日本を走る意味とドライバーが俺という事。

物事って何かしら意味があるからどんな奇跡も起こると思っています。
絶対に縁がないと思っていたのに全日本を走れる奇跡が起こりました。
それは血縁からもCR-Zのレンタルを断られた事にもプリウスで出ることに何らかの意味があると思い始めるには充分な理由です。

ではその意味とは?

ここから先は私の個人的な考えです。
気に入らなかったらごめんなさい。

初代プリウスが全日本ジムカーナを走る。
結果よりその事実の方に意味があるだろうと。
ではこの事実は何を示すのか?
14年前の世界初のハイブリットカーと最新式のコーナーリングハイブリットスポーツマシンのCR-Zが戦う。
普通なら負けるのわかるよね。
現実に南千葉サーキットの支配人さんから「走る前に負けてるじゃん」とばっさりw
でもテストで試乗した時に「状況にもよるけど勝てるかもしれない」と変な自信だけは感じました。
いつもビートで「遅い」だの「ビートで競技は・・・無いだろ、まあ自由だけど」などと言われ慣れています。(カチンとはくるけどね)
けど条件次第・腕次第でひっくり返します。
そりゃ練習とかするよ、でも車はスペックじゃないって事は自分でもビートの仲間でもいつもそれを実現してくれます。
腕だけあっても勝てないのもわかります。
 
その中で今回の初代プリウスに光る物を感じました!
まだ生きている翼を持っている感触を感じました。

だからCR-Zを探すのやめました。

大会本番もこのプリウスで走りたいと確信しましたし、妙に何とかなる気がしてました。

マシンは問題なし。
ブログには書いたけど「MTvsCVT」、更に「最新型と最初期型」、これが戦うことにいったい何があるのか?

そんな考えからAEクラスは「AT限定免許の人も来られる最高峰のジムカーナ競技クラス」と思うようになりました。
だからMTとの差を決定的にするデフ不使用が決められた事も何となく合点がいきます。
参加者が増えること、目指す人が多くいると言うことは重要なことだと思います。
そういった意味で「CVTでもここに走る場所が用意されているよ」と知らせるためにいろいろな奇跡が起こったのだと考えるようになりました。
「MTがスポーツの絶対条件」というなら、新規に取った免許の種類ですでに勝負が決まってしまう。
そうではなくCVTでも競技はできるから挑戦してみない?というJAFからの提案がAEクラス。
先に行ってAEクラスは排気量や年式とかモーターや排気量でAE1とかAE2とか完全電気のAE3とか将来に渡っては形が変わると思ってますが、今はその最初の一歩を踏み出すために俺は参加すること、プリウスで走ること、CVTの走りを見せることに参加する意義を見つけました。
まあ条件が良ければ一台くらい食えると良いなとかスケベな事も考えてましたがw

そんな考えに至り、公式練習1本目終了時に現実を突きつけられます。

CR-Zのトップから10秒差w

いやね、笑うしかないッス。
2秒なら何とか、3秒は絶望のところその3倍以上の差!
シャアもびっくりのタイム差にがっかりしました。
しかも車外映像用の機材がバッテリー不良らしく電源入らず、代替え手段も間に合わず映像無し。

2本目
元々テストプログラムで1本目と2本目のセッティングを変える、
平たく言うとスプリングを変えて走ってみました。
レートを下げたのに踏んでいけるようになりこれで本番用のスプリングは決まりました!
減衰は非調整式なので動きません。
これで明日の本番を迎えるわけですが、その前に配られた本番用の走行図を見て愕然となりました。

パイロンセクションが全くない

現実を受け入れるのに数十秒かかりましたw
だって・・・ジムカーナでパイロン無いんだよ!
置いてはあるけどショートカット防止のためのものだけ。
戦術も作戦も全て無駄になった瞬間でした。
南千葉のパイロン練習も意味がすくなくなってしまい、まさに「orz」

腐りました、心が。
車体の形状で負けて出力で負けているのに巻き返すチャンスすら与えられない。
事実上のトドメでしたw

その時、俺の求める物はここには無いと思いました。

その時の悪態は割愛しますが、二度と無いであろう初めての全日本で大好きなパイロンセクションが無かった残念感は相当な物でした。
勝てなくても楽しみたい、その楽しみすら奪われた感じで一杯になりました。

よもや走り終わってあんなに感動的になれるとは思ってもいませんでした、この時は。


そにょ4に続く

Posted at 2011/10/12 08:18:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 全日本ジムカーナ | 日記
2011年10月11日 イイね!

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ2

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ2期待を裏切って即日更新w
記憶が薄れる前に書きたい事だけ書きます。

今を遡る1ヶ月前、午後4時頃現場で仕事していた私に夏隊長から電話が。

「おりょ?なんだろ?」

と電話に出ると

夏「全日本ジムカーナ出ませんか?」
M「は?、え??」
夏「え~とですね・・・」

と説明を受けて、訳わからなくなりましたw
たしかに今やっていることの頂点は全日本ジムカーナ。
けどね、30までドレスアップやってきて、30歳からガレージTT主催のG6からはじめて今までちょぼちょぼ。

「常識的に全日本とか縁があると思わない」

じゃないですか!
それがいったい何で!?


説明は続いて夏隊長の説明で「せっかくできたAEクラス、どうしても今年一回は成立させるために、人が居ないと・・・車は何とかできるから!」とのお話し。
エントリーフィーも今までの4倍以上なので即時返事が必要なのに少しだけ猶予を貰って嫁に資金の相談。

「即時OK、っつか、むしろ行ってこい」

と・・・その場で夏隊長に折り返し電話して、HPから申込書DLして書き込んで・・・
しかしその時は締め切りまで28時間を切るタイミング。
もう郵送じゃ間に合わない!!
夏隊長にお願いして全て代行をお願いしました。
ミスが許されぬ状況で、経験のない私が書類不備で落とされたのでは意味が無くなってしまうため安全策を。

そこから数日、夏隊長は死にかけてましたね。
ブログとかにも疲れを訴える書き込みが続いており、悪い事をしたなと思いつつもまだ見ぬ全日本に心を羽ばたかせておりました。
事実仕事が手に付かなくなり非常に能率が落ち込みました。
見積書の作成に2日も要したり、製作待ちの請求書の源表が山積みだったりw
少しこのときに空白の時間ができたため、今まで後輪駆動しか競技運転した事のない私が本当にFFを使えるのかものすごく不安になり、友人などに車の貸し出しとドライブを打信、でも事情をあかせないままに申し込み。
結果何度かFFを運転できました。
また競技マシンが足りずWエントリーとの事で、それなら負担軽減の意味でもCR-Zを借りられないか方々連絡しました。
有力な話も実績のない私には借り受けすることができず、申込書の通り初代プリウスで行くことが決まりました。(最初はかぁちゃんとWエントリーと言われていたのですが、途中から私単独になりました。)

CR-Zと初代プリウスのスペック表とにらめっこして何とかできないか仕事中にHPを物色して色々考えました。
行き着いたひっくり返す作戦(戦術)は良いところを使い切る!
これをベースに組み立てて行きました。

それ以外にも準備する物が多くあり、その中で必要な物を色々聞いて、この時点での問題はヘルメット。

即時買い直し、その資金も家計から出してもらえる事が決まり性能を満たす一番安価な物を選びました。
夏隊長から聞いていたので探せた裏もあります。
そのヘルメットに始まり各種レーシングギアの装着で運転に支障がないか23日の桶川でテストしてました。

そして本番で車を壊さないために本番車を使っての練習も打診し、予定があったのが桶川の翌日!
その前から練習場所に考えていた場所に連絡を取っていたのですが、結局別大会の前日練習日と重なったとの話を受け、練習のために本数を走りたかった関係から場所を南千葉サーキットに移して練習しました。

オーナー様(かぁちゃん)ともその時に初対面!
運転して最初に思ったのは「ダッシュ力は無いけど、ハンドルの切った感じがビートに似ている!」
こうなると俄然やる気が出てきました!
どんな車かわからない。
乗ったことのないFF。
ハイブリット車。
CVT。
全てが調和が取れていて運転しやすい!

楽しい!!

この時から本気で勝ちに行くためにどうしたらいいのか色々考えはじめました。
そして行き着いた答え、CR-Zにつけ込む隙はただ一点

「バッテリーの保持時間」

全高とか車重とか、全部ちょっとずつ悪いプリウス君。
でも南千葉の40秒のコースを3カ所パイロンターンして2本半、連続させたとして80秒のコースでサイドターンが6回できること、そしてダートトライアル用のストロークのある足回りで、最小小回りターンが空転させずにトルクを掛けられる事が走行チェックでわかってきて、最終的に

本庄の推定走行時間100秒として合計5回はサイドを引いてもバッテリーが終わらない。
これが唯一プリウスがCR-Zに勝っている点でした。

CR-Zはバッテリーアシストの継続時間が短い、ハイブリット車のサイドターンは大きくバッテリーをうしなう特性も変わらないとすると、容量が小さい分ゴール付近でもたつくであろうから、その前にどれくらい放されずついて行けるか?

こうなるとコースの設定頼みで、スタート直後・中間・後半で3カ所のパイロンセクション、おのおの8の字、後半ゴール前に至っては8の字に加えて360~740くらいのターンがあると勝気が見える!
そうならなかったとして、バッテリー使い切ってゴールする設定だったら、Wエントリーの人が苦しくなるはずだから1~2台は喰えるかもしれない。

スラローム全て360とかだったら最小小回りを生かしてバッテリー温存作戦などあらゆるパターンの作戦を想定しつつ南千葉でたった一日の練習プログラムをこなしました。
当然セッティングもテストが一日だけなのでやれる限りやりました。

この後プリウス君はかぁちゃんと広島のタカタでダートトライアルへ。
公式練習まで私が時間が取れず前日練習日を迎えます。


なおプリウス(全部)はこの時初めて運転しました。
それでも結構限界付近まで持って行けたのはビートと変わらない車の素直さがあったので違和感なく走ることができました。
他の車だったらこうは行かないかもしれません。

注意*私の「感覚での話」なので、初代プリウス=ビートでもありません。
誤解無きよう。



そにょ3に続く
Posted at 2011/10/11 12:12:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 全日本ジムカーナ | 日記
2011年10月11日 イイね!

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ1

MDiの全日本ジムカーナ体験記 そにょ1まず最初に。
私には2011年全日本ジムカーナ第8戦にその時点で普通に申し込み書を提出しても実績が少ないので「不受理」の可能性が高いです!
また、私が出る事で最大120台という本庄サーキット開催全日本ジムカーナでちゃんと勝ち上がってきてシリーズを戦い、しかし惜しくも参加資格のポイントがボーダーラインギリギリの人が一名落ちたのは間違い有りません。
だから絶対に、その人の分まで頑張らないといけないと心に誓って走りました。
ジムカーナの将来のためのクラス

「AEクラスを成立させるために!」

今回のAEクラス。
出走5台。
全員一丸となって成立に向け頑張りました!
ドライバーの他にもサポートも含めてあの場にいた9人は全員仲間だと思います。
ライバルを蹴落とす闘争心は競技の上では当然ですが、

それはそれ

AEという新しいクラスを、ハイブリット・電気車にデフ無しルールで今後増えるであろうCVTを見据えてのクラスだったと思います。
そこで大会120台中

「唯一のCVTを運転できた事」

そしてそのマシンを実績の無い私に託してくれた、メンテナンスを一手に引き受けてくれた

「かぁちゃん」

のメンタルも含めたサポートに最大限の感謝を送りたいと思います。
彼女がいなければ絶対に「AEクラス成立は無かった」と断言します。
まさにAEクラス生みの親といっても過言じゃ有りません。

影でAEクラスに相当バッシングがあったと会場で聞きました。
しかしインテRや86など競技ベースになる車が安価で出なくなった昨今、ジムカーナという競技を将来に繋げるために新設されたクラスなので、悔しい気持ちを抑えて頂ければと思います。
また、クラスに参加を考えていらっしゃる方。
次戦(来年の開幕戦)以降も成立したAEクラスの火を絶やさないためにもご協力と積極的な参加をお願いしたいと思います。

デフが無いとつまらない。

そんな事は有りません。
事実資格の無い私ですらデフ無しFF車のサイドを色々試しました。
例えばパイロン5本を並べて全て360度回りながらクリアしろと言われてもプリウスでやれる自信はありました。
そもそもそう言うのあまり関係無いと思います。
同じクラスで同じルール。
その中で腕を競う訳ですから・・・

それから勘違いして欲しくないのは

「初代プリウスで本気で勝ちに行くつもりでした。」

おそらく「何も知らんやつは・・・」とか言われるでしょうけど、私は勝つための戦術も必要なテクニックも全て用意して行きました。
単純にGT選手権のコースになったためパワー勝負になりその部分の弱点が克服できなかっただけで、もし平塚青果市場レジスタンスさんのコース設定を本庄でやっていたらCR-Zと5分の戦いを繰り広げる自信はありました。
負けるつもりなんて毛頭なかったけど、本番コースの設定みて少し腐ったのは事実ですw

まあそんな事も有りますが、非常に初代プリウスの動きが良かった事。
それはマシンの素性に由来して、一級の加速力は無くても競技を初めてやるには最高のマシンであると断言できるくらい手応えのある車でした。
これからAT限定免許で競技をやるならその基礎を磨くためには値段・動き・完成度のどれをとってもお勧めできる車だと思いました。

「弱点は足回りが無い事。」

キャンバー調整の有るAEレギュレーション用の足を


「どこか作ってくれないかな〜〜」


と、オーナーのかぁちゃんと話してました。
サスのセッティングで2秒違ったので。
真っすぐは変わらないのにサスで2秒!
しかもラリーのサービス程度しか設備の無い所でその場で対策して2秒違うんですよ!




「どこか作ってくれないかな〜〜!!」





今ならかぁちゃんプリウスで実践テストしてくれますよ!
もちろんサポート条件ですけど!!
2秒上がったセッティングをそのまま再現できて、そこを中心にさらに微調整幅の有る、JAF登録出来ている初代プリウス用サスペンション。

欲を言えばもう少しローダウンがいければ更にOKです。



そんな訳で次より本章に入ります。



ただ、本庄から2日経ってこの文章書きながら泣いています。
やっと落ちついて話を書こうと思って振り返って・・・・色々書きたい事を考えていて・・・

人との出会い
最高の環境
そして走り
心境の変化
充実感

今回の全日本ジムカーナ、MDiは全てやり尽くしたと思ってます。
マシンのコントロールもパイロンタッチも全然後悔しておりません。
攻めて攻めて・・・最後にラインを外した・・・でも何も思い残す事は無いくらい走れました!


コース見て腐ったりしたけど、それは勝ち負けの話で走る事の楽しさと喜びはコースすら関係無いと悟りえました!


楽しかった!
看板背負っている人にはああいった最高の場所でこう言った感想を持つような事は許されないでしょうけど、私はあそこで全力で走れた事、それを支えてくれたかぁちゃん、嫁、切っ掛けをくれた夏隊長、応援に来てくれたみんなの思いに結果以外の部分で最高の表現ができたこと、全日本という最高峰の場所でCVT・ハイブリットを運転できた事を誇りに思ってます!





そにょ2に続く(明日以降だな)
Posted at 2011/10/11 08:18:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 全日本ジムカーナ | 日記

プロフィール

「AF61トゥデイ、頑張ってる╰(*´︶`*)╯♡」
何シテル?   04/09 21:20
ビートをマイカーにモータースポーツやってます。 30歳からはじめたモータースポーツ、遅咲きですが2017年にプロレーシングドライバーよりのお誘いを真に受け...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/4 >>

   1 2345
6789 1011 12
13 14 15 16171819
20 2122 23242526
27282930   

リンク・クリップ

EACV用ステンレスパイプ&パネル 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/18 23:41:32
G-monster HANS BER 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/18 23:35:13
MDiエンドウのYouTubeチャンネル 
カテゴリ:走行動画の部屋
2020/06/08 16:24:43
 

愛車一覧

ホンダ ビート MDiビート (ホンダ ビート)
サーキット・耐久レースに主軸を置いて、国際ライセンスCーCを2024年取得し2025年度 ...
三菱 グランディス グランディス (三菱 グランディス)
目立たないけどよろしくね!
ホンダ S660 ホンダ S660
妻のS660MTです。 時々借りてジムカーナやサーキット走ります。 SEEKRROMと ...
日産 ノート e-POWER いーノート (日産 ノート e-POWER)
親父用の安全装備、全部のせ車。 EVで走ります!

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2004年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2003年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2002年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation