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MDiエンドウのブログ一覧

2022年06月14日 イイね!

【試乗記】FIAT パンダクロスツインエア(MT)

【試乗記】FIAT パンダクロスツインエア(MT)ツインエアのMT

新型チンクチェントで限定車が秒殺された事で有名なツインエアの限定MTモデル。
今回のは百数十台の超レア車。

那須のおじさんが買ったとの事で・・・・目の当たりにして驚きました!
しかも試乗させてくれました!!!


「地元の人ですら知らないような素敵な道で!」


抜粋
Fiat Panda 0.9 TwinAir 4×4 MT

Panda 4×4、Panda Cross 4×4の取扱を開始します。Panda 4×4は85ps、Panda Cross 4×4は90psを発揮する0.9L+TurboのTwinAirエンジンを搭載。また、4×2モデルのCity Crossも新たにラインナップに加わりました。City Crossは5MT、4×4とCross 4x4は6速MTです。
https://riesen.co.jp/panda4x4
(無許可なのでコピペで飛んでください。)


「4駆だよ~」
「ターボだよ~」
「6MTだよ~」
「900ccだよ~」
「2気筒だよ~」

と初期情報。



タイヤはコンチネンタルの純正仕様。
ハイオク、リッター15キロくらいの実走燃費

まずね、やはり欧州車は

「おしゃん!」(=おしゃれさん)

ドアの内張は「PANDA」と刻印された細かい文字でデコレーション。
最近流行の黒地に金の模様で装飾(一瞬ゴミが付いているかと勘違いするアレ)、スクエアを基調とした全体デザイン。

そして6MT!

ガソリンハイオク!!



EVも大好きですが、やはりガソリンでMTは良いですね~(#^^#)



ブン回すエンジン!!
クロスミッションギヤ費!!
悪路を物ともしない走破性!!
車内デザインも良い!!
5ナンバーサイズで実用的!!
もちろん舗装路もイケイケの走りの良さ!

一番感心したのが

「電制の介入が不快にならない!!!」

さすが欧州車です。
運転して不快になるくらい電制で安全で・・・・なんてまちがっている。
車の運転を人間に任せない、上から目線で押し付けられた電制介入とは違う、まず人間の運転がありきで、タイヤが滑った時だけ助けてくれる。
そして助け終わったらすぐに引っ込む慎ましさ。

最高です!!

素晴らしい、運転が楽しくなる車でした!



そして重心位置も良い所に設定されていて、足回り交換するとか頭おかしいと思うくらいの完成度だと感じました!

FIATパンダなので背高ですが、ロールセンターが適切で、結構深いロールさせても怖くない。
後部座席の人が揺さぶられない配慮。


完璧じゃん!!!


900cc+ターボにクロスミッションで武装されて、車両形状とは見合わない走行性能が付加されてます!

ん~~~完璧だな(にやっ)




エクステリアデザインも選り好みあるだろうけど、私はコレOK!
ちょっとワインディングを元気良く、エンジン回し気味に行くには最高の相棒になると思います!



まああえて悪い所を上げるなら、日本のMT事情を汲んでか、200台未満の限定車であることと、すでに完売しているでしょうから入手が難しい事。
5ナンバーサイズなので狭さを感じる人も出るかなと思いつつ、車のインテリア・エクステリア・モーター等の車体自体に全く不備を感じない仕上がりでした!

SUV欲しいけど、大柄なのは嫌だし、MT最高なんて人には刺さる車でした!
ターマックもグラベルも全く問題ない走破性!

「オンオフ兼用」

なんてくすぐられるワードがぴったりの車でした!




親和性も99点くらい!
何の説明無く乗れますが、普段日本車の人はワイパーとターンシグナルが逆なのでそこだけ注意。
クロスミッションのシフトタイミングが分かり難かったですが、繋がり自体は良いので、慣れればOKですが、そこが親和性99点の部分かな。

おじさんのニッチな車選びが凄い!(;^ω^)
Posted at 2022/06/14 08:17:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2021年01月09日 イイね!

【試乗記】新型ノート (vs旧型ノートeーPower)

【試乗記】新型ノート (vs旧型ノートeーPower)サタデーレーサーMDiエンドウです!










HE12ノートのフロントハブベアリングを交換しました。

その手前、修理するくらいなら他のへたりも考慮して箱換えもありか?と可能性を探るため試乗しました。

結果から言うと、旧型の下取り値段が非常に低くお流れです。
不人気色の下取り減衰の恐ろしさを目の当たりにしました。
この下取り値段なら最後まで乗り潰す、そのためのハブベアリング交換でした。

ハブベアの方は特化記事を近日中にブログあげます。







さて、旧型ノートeーPowerと新型ノートの直接比較です。
そして我が家のノートeーPowerとの比較。

????

何で分けるの?って思うかも知れませんが、我が家のノートeーPowerはVCMが標準ではありません。
さんざん標準型に乗った上で交換してますので、旧型のノートeーPowerと新型の比較から。


まず今回の新型ノート、旧型乗りとしてはベースパッケージに

「Xグレード一推し」(<一番良い値段)

です。
理由は

「後部座席リクライニングが付いているから」

ここは凄く進化しました!!
後部座製のリクライニング起こした状態だと、直角シートに近い感じの旧型と同じ角度。
チョイ乗りで不具合は出ませんが、3時間超える移動距離だと休憩含めてもキツイです。
それがたった1段、10度未満の角度変更で楽に腰掛けた状態をベースに寝られるようになる。

家族で移動があるなら、これは絶対条件かも。


SやFグレードにはこの後部座席リクライニングが搭載されない(オプションでも不可な)ので、10万円前後の差があるけど、LEDヘッドランプ削ってもXグレードを推します。


次に走り。


旧型標準の走りだしのような急なトルク掛かりではなく、新型はマイルドな走り出しで、トルクを無駄なく伝えている感じ。
剛性アップが旧型のニスモeーPower並。
ダンパーの動きは旧型の標準と似たような動き。
リアのロールの動きが感覚的にダンパー車高が旧型標準より重心が高くなった感じでリアの旋回時に腰高感が強い。
ただ、逆バンクでの接地性は問題無かった、そもそも全体車高が15ミリ低くなっているので運動性も向上していると思われる。
これらのことが有ります。

もしかしたら新型ノートは旧型ノートeーPowerニスモが形を変えて出てきている・・・そんな印象でした。
確か旧型のノートeーPowerニスモのリアスプリングはレートが高かったと思うので、そのまま持ってきたような・・・・けど、今回はフロントが旧型より軽くなり、燃料タンクが小さくなって満タンで35リッターくらいにスケールダウン(旧型は41リッター)。
それでも最終的な1回の給油での走行距離は旧型を超えてきているので、軽量化と剛性アップとを両立しつつ低燃費化、全体的な効率を上げているように思いました。

それらが集まったゆえ結果的に運転時のリアの腰高感に繋がっているのかなと推測してます。

2021年1月に試乗した限り、リアのダンパーで車高を10ミリ程度下げて、前輪後輪の接地面圧感触を是正し、車体の動きに安定感を出したい感じでした。
私の運転だと速度が上がってくるとリアがナーバス風な印象。
乗車定員や積載も考慮してかと思うと納得ですが、空荷で一人運転だと少し怖いかも。(コントロールできる範囲ですが、意識は割く必要がある)

サーキットは無いなと。


ただ、格段に良くなったのは車両の剛性感。
これは旧型乗りとしては羨ましい限り。


室内。
高級とか大人の仕様とか大井さんがYouTubeで言ってましたので、そちらを参照で。

っていうか、そう言うの気にしないので、古くさくても良いモノは良い。
新しくてもダメはダメと思いつつ、何でも受け入れてしまうので、

「新型の内装はこんな感じなんだ~」


「おしまい!」


デザイナーが頑張っているので、普通に問題無く使えました!
カッコイイのと新しさは旧型に比べれば格段に「新しい」です。
けど、300万円の車両に500万円超の車両の内装を求めるとかいうアホでは無いと思う私なので、価格成りで、不便無く、新しさを感じる内装だったので良いと思いました。

あ、VSCのカットが本体設定から切るようになったので、対して旧型はスイッチポンでした、そこはめんどくさくなったかな。。

私の親父の感想ですが、狭い駐車スペースで乗降出来ない状態から、助手席から運転席に車内で移動することは不可能と言ってました。
センターコンソールがやや高いと。

まあ比較ですし、止める前に対策すればいいのですけどね。
感想としては。




旧型の標準車からの比較だと、格段に良くなりました!
出力向上、軽量化、豪華装備、本体が5cm短くなった、見た目の新しさ、洗練されたVCMの走行コントロール、後部座席リクライニング。
旧型の不満点を真摯に受け止め、改善したのが良く現れてました!


Nissan グッジョブ!!







さて、ではマイカーの旧型ノートeーPowerとの比較。
新型に格段に負けているのは

後部座席リクライニング。
車両剛性
車体全長
シートのホールド性
バックモニターの解像度
フロントの軽さ、特にエンジンの頭でっかち感がない。
サイドブレーキが電動
標準が15インチと16インチ
アクセル踏んでいても減速Gで点灯するブレーキランプ


新型と同じくらいなのが
出力
全体的な運転の動き
足回りの接地性


旧型が新型に勝っている部分は
最初の前後の車体バランス
サイドブレーキが手動


繰り返しですが、これは我が家の旧型ノートeーPowerでVCMを交換しているからです。
もうね、なんのVCMが載っているか判ると思いますが、旧型でも出力特性が変わっていると

「ウチの車だと新型運転しても出力に違和感無い」

というのが正直な所。
それでも旧型で寄せられた不満点の意見を真摯に改善した日産の努力、これから初めてノート買うには新型で決まりと思います!




まあそんな感じで上記でも書きましたが、新型は旧型のノートeーPowerニスモを転生させた感じでした。


今からお金出して買うなら新型のXグレードベースが良いと思います。
およそフルパックで320万円コミコミくらい。


旧型を狙うなら、ノートeーPowerニスモの中古なら新型よりやや重い感じで同じくらいの走行性能が得られると思います。
バッテリーの新品交換が30万円弱。
ハブベアリングは前後交換で工賃込み11万円弱。

こんな感じですかね。


後は下取り条件とか値引きとかあれば、旧型からの入れ替えも十分考え得る感じと思いました。

私の思う交換分岐点は、おそらくバッテリーのセグ欠けが起こった時にどうするか?という辺りかなと。



とりあえず、走行中にハブベアリング破損してドラシャとハブにタイヤが「さようなら」される大惨事を回避するために交換しました。

特にレンタカーでの破損が酷いらしいので、その辺りの考察は今後のブログにて。


新型の親和性は98点。
ポンと乗って違和感ないと思います。
ただ、空荷だとすこしリアの腰高感が強いので、そこだけ減点します。
後は良い仕上がりでした!

購入されても、たぶん後悔はしないと思います。
320万円の車両に370万円の車両を求めるとかしなければ、ですけどね。
Posted at 2021/01/09 10:20:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2020年03月07日 イイね!

【試乗記】新型Fit4ハイブリッドeHEV 比較vsうちのノートeーPower 感想

【試乗記】新型Fit4ハイブリッドeHEV 比較vsうちのノートeーPower 感想お疲れ様です、MDiエンドウです!















大前提で書いておきます、同じような形の車で競合と言う事になってますが、私の感触だと


「ターゲット層が違いすぎて比較にならない」


という感じでした。

どちらのメーカーも良い所がありますが、我が家にノートeーPowerがある以上、しかも1度目の車検を通す3年も乗っていると、後発で最新型のFitにはそれ以上の期待をしてしまうのはご勘弁下さい。


後で私の忌憚ない意見を書きますが、まず最初に気になる人は

「ご自分での試乗と体験を優先してください」

という話と、

「私のブログは私の意見なので、他に当てはまらない前提でおおらかな気持ちで読んでください」


というのを、大前提にお願いします。

この先を読むのは自由ですが、書いた通りターゲット層が違いすぎるという印象を受けたので、本来比較すべきではない2台と思っており、キャラクターが違いすぎます。
車両形状と乗車定員と積載性能が似ていて、パワートレーンが似た形式を持っているだけの別カテゴリーの車両という感想でした。

その理由よりさきにご自分での体感を優先でお願いします。
読むのは自己責任でお願いします。
一文でも読んだ以上は不愉快や嫌な気持ちになっても一切の責任はMDiエンドウは有りませんし、取りませんのでご注意下さい。

それでも読みたい方はお薦めしませんがどうぞ。
そう言うのは嫌な人はここでブラウザの戻るボタンなり、バツボタンで消し去ってください。
フォローの解除も大歓迎ですので遠慮無くどうぞ!(こちらも切りますのでご安心下さい。)


















これより先は自己責任です。












さて、乗ってきました。
最初から「買う気無し、ただ乗りたいだけ」というのをお伝えした上で、本来の試乗コースを大幅に短くして対応していただきました。

まず見た目や内装などはさすが後発、良くできております!

ステアリングの位置合わせに上下に加えて手前と奥が調整でき、ドライバーは快適なポジションが取れます。

さらにAピラーが薄く、三角窓が大きく取られ、前方視界と死角の少なさはさすが良く研究されておりました。

操作する上での不満は一切無く、フラットなダッシュボードも好印象!
妻からすると鞄置きもあり、よく考えられたユーティリティーであるとの話。

エクステリアもインテリアも全く問題なしでした。

後部座席が2人掛け前提で、「緊急時に3人入れますよ」ってのが判る作り。

「軽自動車で用が足りるけど、もう少し大きくてもう少し頑丈な車だと良いな!」

ってのが狙いな感じでした。

若いお母さんなどが地方部でちょっとお買い物に・・・・そして、ほぼほぼモーター駆動のレンジエクステンダー型と言われるシリーズハイブリッドっぽいパワートレーンが、アクセルと連動のエンジン音を本当にエンジン回転数で出すというエコなのか非エコなのか判らない演出もされてました。
折角ほとんどの駆動がモーターとバッテリーだけなのに、給電とエンジン音のためだけにエンジンが発動する・・・・勿体ないな・・・ガソリン

「っぽい」とか書いているのは、本当にアクセル全開とか条件が揃うとエンジンの出力をそのままドライブシャフトに持っていく構造とのことで、JEVRA等のEVレースには使用できないプリウスタイプのパワートレーンでした。

最近の踏み間違いミサイル対策で加速がゆっくり目。



まあその心情は判るのですが、私としてはアクセルとエンジン音(偽装)と実際の車速と加速に凄い違和感を感じました。

ノートeーPowerだとすでに60キロに達する踏み込みで、新型は42キロくらい。
エンジンはうるさいくらいに唸りを上げて・・・本来なら抑えるべき助手席のセールスマンさんが「もっと踏み込んでみてください!」って注意されるくらい。

う~~~ん・・・・・・じゃあって思いっきり踏み込んでも加速はモタモタ、唸りを上げるエンジン音は更なる咆吼を上げるもやっとこ50キロ。

踏み間違っても確かに大事故にならないための方策としては一定の理解はあります。
でもこの車両に慣れた人がノートeーPowerに乗ったら


「ミサイル」


をやってしまうだろうなと。

例えると。
良く切れる包丁は、力を入れずスッと切れるから、刃先に気を使いつつ力まないので怪我が少ない。
対して切れない包丁は力で切ろうとするため、力みが不要な動きになって怪我をしてしまう。

そんな話を思い出してしまいました。
どうなんでしょうね、アクセル量と速度感覚が一致しないエンジン音の演出。
しかもスピーカーではなく本物のエンジンを燃料使って回すので、少し存在に懐疑的。

今時の人で、アクセルとブレーキを間違わない人にはノートeーPowerがモデル末期ながらもパワートレーンの気持ちよさからお薦めできます。
軽自動車の加速になれている若いママさんには、アクセル踏んだ量がエンジンの咆吼で判る、新型Fitがマッチするかなと。

なので、ターゲット層が違いすぎて比較にならないという判断に至りました。

見た目もパワートレーンもパッケージも一緒なんですけど、差別化はシッカリされている印象でした。
モーターパワーの加速に付いて行けない人にはFitは良いように思います!



私の場合、ノートeーPowerは走りの質感から「競技場で走らせたい!」って思って、実際に耐久レースやジムカーナやオートテストで使いましたし、十分以上の成績も残せました。
今回のFitで「競技は考えない」って感触でした。

ただ、「競技で使う」ってのがそもそも線引きで間違っているのでw、「私の口には合わなかった」、とだけ感想を書いておきます。

私の話は兎も角、試乗して自分の感触を優先し、この車にお金と命と楽しみを一任できるなら買いと思います!


色々いるユーザーの要望にに満足できる車を提供する・・・っていうより、車の本質を上手く作って表現したノートeと、客層絞って特化させた新型Fitは

「同じカテゴリーとして比較してはいけない車両」

という結論に至りました。
差別化で、ターゲット層が違いすぎる。
走り重視には物足りないし、そういう人はシビックRやS660でも買えと。

まあ、私はそう感じたって話ですけどね。

メディアでは走りの良さとか室内の優劣とかFitにノートにヤリスにと、いっしょくたに評価しますし、私も大好きですがw、それでもこの2台は比較ではなく、各々別車なので用途に合った物を選ぶという話で良いかなと思います。

ある意味Fitは正面勝負を避けて、特化ユーザーを狙った、その結果は売れ行きに出るだろうなと。

一つの物差しで測るには、ちょっと難しい感じでした。

内装や外装も点数化して、走りの気持ちよさやトルクやトラクション性能の気持ちよさと追従性も評価に点数化すれば比較も出来ますが、各々のパッケージングが狙う所が違う以上、別のカテゴリー車として見る方が良いように感じました。


走りの良さに特化した話をするなら、Fitは4年前に出たノートeーPowerの加速性能や加速フィーリング、全てが劣っていると思います。
旋回性能は試乗距離が短すぎて何とも言えません。(それほど悪い印象はありません)
数字ではなく体感上で。

なので、走りも重視の人だとちょっと無いと思いますし、コンパクトファミリーカーに走りは不要というならかなりの完成度。

今回走りが評価基準の私としてはすこし期待を裏切られた感がありますが、そもそもターゲット層が違うと言うなら、今回Fitが狙ったターゲットにノートがどの程度適合するのか判らないため、新型Fitとして後発なのに走りの面白さで3年前の車両を「凌駕しなかった」(<出来なかったのではなく”しなかった”です)思惑を辻褄が合う理由を探るなら

「ターゲット層が違う」

と言うキーワードで纏まるかなと思います。

逆説的にノートeーPowerを好む人に、新型Fitへ乗り換える魅力はほぼ無いと考えます。
ただ、ノートeーPowerの出力や動力性能を使い切らない人にとっては見た目と乗った人の使い勝手が良くなる新型Fitは十分アリと思います。




まあそんな感じで許してください。

路線バスと高速観光バスで動力性能を競っている感じな感想で・・・・「使う場所が違いすぎるだろ」って印象でした。
同じ路線バス同士、高速観光バス同士で比較するのが正しいと思うので、今回は異種格闘技過ぎてドローって感じです。


今回のFit、ちょっと私には魅力が足りない感じに思いました。
新型Fitの親和性は85点、不要で偽装なのに私のビートより唸りを上げるエンジン音は違和感とマイナス評価、それと伴わない加速のもっさり感がちょっと酷い。
低速・時速60キロ未満のフィーリングが圧倒的にダメに感じました。

それ以外の操作性、特にハンドルのテレスコって言うのかな、ドライビングポジションがちゃんと取れるのが良かったです!

そんな訳なので「ホンダの新型Fitが4年前の車に負けているとかあり得ない!」って人は是非是非試乗して見てください。

そのご自分の感覚が全てと思います。
もっとアクセルをスイッチのようにガンと全開にすれば・・・そう言う運転の人向けに出来ているとしたら、私の口に合わないのも頷けます。
Posted at 2020/03/07 17:35:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2019年11月03日 イイね!

【試乗記】N-BOX custom

【試乗記】N-BOX customお疲れ様ですMDiエンドウです!









さて、2019年の東京モーターショーにおいて、
日本で一番売れている自動車雑誌「ベストカー」

「ホンダ」
がコラボレーション!!

「ベストカーナイト with ホンダ N」


という企画でした。
お邪魔したのはコンテンツ最終日の10月30日。
そのため、これを見て参加したいと思っても、すでに終了となってます。



注釈面倒だったのでコピペですまぬww







検査と書類チェックを受けた後に申込書書いて列に並ぶ。

待つことしばし。
この時に迎えにいく対象だった妻と息子も会場で合流して、息子が2車種に乗るために私と妻は別の回を希望。
ホンダNを乗りまくれ!試乗コンテンツを堪能!

乗車車両は「4台をランダム」。
ただこの時は、4台のウチS660だけは国沢先生の専用同乗車両って事になってました。(希望が多い時はS660も試乗車)
試乗はそれ以外の3台で動いており、N-BOX普通モデルCVT、N-VANのCVTモデル、そしてN-BOX customという。

予備車両にS660のトラッドエディション(緑が綺麗!)もあり、現物初めて見たけど・・・やっぱ綺麗ですね!!
大昔事故で失ったJadeというホンダのネイキッドバイクもこの緑色で大のお気に入りでした。
S660はモデューロの青かトラッドの緑が良いな~!
赤も綺麗だし、S660は良い色が多いですよね!

まあ色は好みなので、私の趣味だとこれに黄色を加えた4色が好きです!



さてキャッチーはこの辺で、以下はN-Boxの私の感想になります。
毎度ですが「他の方の感想は一切考慮してません」なので、どこまでも私の感想ですから、お気に召さないとか、あなたを含む他の方の感想など全く感知しません。
その人がどう思おうが私の感想は私の感想なので。

あまりに嫌だったら見に来ない方が良いと思うのでブラックリストに「12206」を入れて、視界から消す方が精神衛生上良いですよ!
これから先を進むのは進む方の自己責任でお願いします!
















闇夜と時間の関係で写真は扉以外関係無い系です、ご了承で!(一応扉は乗車したNーBOX customです)







N-Box Custam

まず乗車の際に驚いたのは、リアのスライドレールが自動でした!
「荷物は後ろにどうぞ~」
って開けられたリアスライドがスルスルと自動で動く。

それみてポカーンとしました。
よもや軽自動車までそれ積むんだ~~って!

やたら高級装備。

そもそもスライドドアが凄い!
(N-VANの左側なんかピラーレス、剛性補完の設計大変だっただろうな・・・)

次に椅子に座る。
割と椅子が良い。
程良いホールド感と、乗り降りしやすいお尻の滑り感。
この時お尻の筋肉痛が結構痛かったので2回も3回もお尻上げたり下げたりして着座姿勢を整えることなく、横からお尻を滑らせるだけで着座姿勢。

うむ、ありがたい!

インパネの使い勝手や視認性も普通に良好、特に問題は感じない。
息子が助手席、後部シートはベストカーさんの担当員さん。

やはり私の体型(身長182㎝・体重0.1t・足が長目)でも違和感や窮屈感無く楽に運転姿勢が取れる。

乗車した瞬間の違和感がないのは嬉しいです!
なまじ巨体なので、ポジション取れるだけで合格!

なので第一印象は「俺が乗っても大丈夫な設計になっている」というのが嬉しかったですね!

「デカブツのデブは軽なんか乗るな」

って無言で言われる某社の軽よりよっぽど懐が広いのが好感でした!
特に足の長さがちゃんと納まるのが嬉しいです!



次のインパクト、乗車時に説明係から

「なんだかんだコミコミ車両で200万円越えてます!」

と・・・
あははは~~~だよね~~~~リアゲートの電動スライドとかスゲ~と思ったけど、やはりか~
200万円・・・・ならS660のβグレードが新車で競合ッスよw

私なら迷わずS660だな、色?新車で行けるならそこまでは拘らん。

まあでも4人家族でこれ一台ってならアリだな!
とにかく豪華な装備!
全部載せでマシマシのラーメンのような感じ。



じゃあ走りはどうか?

コースの解説です。
ベストカーさんの用意したTFTビル屋外駐車場スペース特設コースは、乗降エリア出口からスタートして最初のパイロンまで15mくらい直進区間があり、次のパイロンまで歩幅17歩、次のパイロンには14歩・・・・(まあなんてイヤラシイww)
オフセット配列の3本スラロームながら、最後がきつい設定。
そこから大きく右旋回して5連続パイロンスラローム。
推定ながら、旋回後のパイロンを左からアクセスし、直線上に並んでいるけど歩幅は15歩、14歩、12歩、15歩と勢いよく行くと3本目で詰まる仕様。

ん~~~イヤラシイwww

5本抜けたら乗降エリアにゆっくり侵入してゴール。
これを1周目は係員説明のコース案内で、2周目は好きに走って体験走行終了というコンテンツ。

凄い!!



(イメージですw)



コースですけどね、平塚ではやと先生のコース作成アシスタントして色々学んだのですが、ジムカーナ知らない人だと簡単にコロッと引っ掛かって作成側は楽しいのですよ~引っ掛かるイヤラシイ配置のパイロン!



(昨年の写真です)


1回目の走行・・・もしくは慣熟歩行でコースと車両の動きを把握できないと速度が作りきれない・・・ジムカーナは速度速いよりも「最も効率よい適切な速度を作る」という所に神髄があるので、0.001秒を速く抜けようと我慢するほど遅くなるセクションが存在する。
適切な速度を作る事を学ぶと、レースでもミサイル喰らわない限りは生き残る可能性がぐんと高く出来るので「ある時期ジムカーナはサーキット目指す人でもトレーニング的に必要」の要素の一つと思います。
他にもあるけどそれはまたの機会に。

まあ一般参加者が速度を出しすぎないための対策としては非常に有効!
「おっとっとスラローム!」のコース。






もちろん国沢先生はそこをS660モデューロX(青)の運動性をフルに使って気持ちよく走り抜けていく!
以前の体験会で体験したモデューロ足の最大の特徴は「スラロームセクションの運動性が絶大」と言う部分・・・本当に気持ちよくスラロームが抜けられる。
トークショーで開発の土屋圭市先生が自慢するモデューロ足!



(昨年のトークショー写真)



そのS660の運動性と国沢先生のマシンコントロールに頑張って付いて行こうと後続が速度出してドツボに嵌る”ほほえましい”のがちらほらww

これだけ書くくらいですから私は当然引っかかりはしませんが、ただのスラロームではなく、旋回リズムが途中で変わるようなシチュエーションを再現してあり、車両のサスペンションシステム(ダンパーやサスアームを含めた足回り)の完成度をアピールするには最良なのにミスコース無しで一見簡単風、行き過ぎるとドツボに嵌る罠が付いた面白いコースでした!
コース設定の妙です。
(一発で速度載せてクリアしたら係員さんに「お父さん運転上手いね」って息子が言われてました@えへん!)

同時に同じマシンでも私ではあのセクションをあの速度では抜けられる自信はないので、国沢先生の運転も素晴らしいキレ具合!
運転上手い人は尊敬の対象です!




(S660のイメージです)



そんな「見た目は簡単、中身はドS、ハンドルはいつも一つ!」のスラロームコースにN-Box Custamで挑戦!
1周目のコース把握で車両のタイヤと動きをチェックは大体把握。

さて走り出すとN-Box Custamは中々の低重心!
ヒラヒラとドSスラロ-ムをクリアできます。
正直見た目と装備で鈍重だろうと思う予想を裏切って、これが3回目の驚き!

「確かに、車の運動性を気にしない人が運転しても、これなら運転操作に付いてきてくる感があり、運転が楽しくなるよね~ターボも付いているし!」

という感触でした。
販売No1も頷ける感じでした。
重量級含む3名乗車に豪華装備でもそれと感じさせない加速も相まって、非常に運転手との一体感を感じられる車両でした。

なお、私はホンダ社さんからはサポートは受けてません!w






それでも良くできている感じを受けました。
とにかく旋回後のスラロームセクションの走る感じが素敵!
トールボーイで天井が重いはずなのに・・・もちろんロールはしますがロール重心が低いのが効いていてロールを上手くコントロールできる感じ。

スルスルと走れます!

引き合いに当日運転したN-VANのMTとだと、おそらくダンパーが乗用と貨物との違いがあるのかなと思う感じで、N-VANのMTはもう少しバネが硬めで低重心具合はN-Boxよりやや腰高な印象。(試乗時の乗車人数の違いも若干ある)
それでもヒラヒラと良い感じでしたが、乗車したN-Box Custamはもっと地を這うような印象でした。
もちろん重量物積むと・・・0.1tがフル乗車+荷物とかしたら判りませんが、軽量(息子)+普通の人(係員)+重量物(私)が載ってこの運動性は素晴らしいの一言でした!






単純にサスペンションの動きだけならN-Box Custamの方に軍配!

どちらの車両も電子制御の安全装置が気にならないので凄く扱いやすい!
これは電子制御の凄さも知っているけど怖さと使いにくさも体験している私からすると、介入時期が遅らされているようで凄く好印象でした!


そしてN-Box Custamは足を活かすための車両剛性も良かった気がします。
しっかりとロールする車両と一体感でシャシが振り回される感じ・・・どこかに応力集中があってからの安物感な感じは一切感じませんでした。
足回りのロール感が適切で素敵ング!
これはN-VANのMTもほぼ同じ剛性感でしたが、重心低くて更に振り回されているのにターボパワー付きで操作に付いてくるN-Box Custamに好印象でした。

まだあって、CVT。
CVT独特の滑り感とか嫌な感じがコース走行では感じられず、まるで「モーター駆動」のような綺麗な加速感でした。
これは驚きました!
まあスラローム前提の加速と、加速区間が15mくらいしか無かったので、信号ダッシュ後の直線とかなら印象は変わるかも知れませんが、今回の試乗では

「従来のCVTと言う変速とは思えない」

感じでした。
これは違和感なくスラローム走行出来て良い感触!

そりゃね、ダイレクト感とか「本当の加速速度」とかいったらMTの方が上だし、さらにMTよりもDCTとかの方が全然上というのは変わりませんが。

けどガラパゴスなCVTもこれなら満足できるかなと思える領域に成ってきている感じでした。


悪くないよ!N-Box CustamのCVT!


これらはビックサイト西館に展示してあっても一切判らない話し。
体験するからこそ判る部分。
しかもディーラーから売り込みが発生しないイベントコンテンツとしての試乗だったので、ありがたい感じです。

1000円のチケット、突っ込んだ理由が分かって貰えますか?(共感部分w)







結局親和性は100点。
いきなり乗って全く違和感なく普通に使える。
変なクセも慣れが必要な部分もなく、当たり前に使える車両でした。
別に辛い点数付けたい訳でもなく、最初から乗って違和感ないなら100点。
違和感だらけとか慣れが必要とか、そう言うのはゴンゴン点数引くだけ。
ただ、内装の豪華さとか車両の最高速度とか形状によるネガとか初期装着タイヤの優劣や金額などは全く考慮せず、一般的な普通の大工さんがポンと運転して普通に使えるかどうかの指標です>親和性。
100点でなくても他の魅力があるなら問題無い数値ですが、この点数が低いと他に人に貸す場合に問題が出ると思う・・・そう言う感じです。



試乗体験楽しかった~~!

今回はイベントを知らなかったけど、次回以降やってみたい人は是非ベストカーWEBをチェックしてあげてください!










まとめ
N-Box CustamとN-VANのMTだと価格差が80万円ありますので、これだけの違いがあっても仕方がないとは思いますが、逆に80万円安くても高い完成度であるN-VANのMTを褒めるべきなのか・・・・そもそも乗用と商用で使い方も違うし直接比較は意味無いなと、判っていながら比較を入れてみましたが、皆さんはどういう感想を持ちますか?

比較しやすいカタログ数値並べるのも良いですが、実際に乗って車両の完成度から決める方が最終的に満足出来ると思います!
実際に見て触って走ってでないと、カタログから実際に運転可能な人間のサイズとか判りませんし、触るから知り得る事が多くあります。
特に走りの感触とかはカタログデーターでは伝わりませんので。

まあ「特定メーカー嫌い病」という不治の病の人には何言っても無駄ですけど、そうでないなら捕らわれずに各社の競合車両を試乗してみるのは良いと思います!

やっぱね、「体験が一番!」と考えます。
そして他は関係ない「自分がどう思ったのか?」これが重要。
他の人の意見は他の人の意見。
今回のブログ見て共感する部分、出来ない部分、有って普通です。
私の感想に共感無くても一切気にしませんが、反論や異論はご自身のブログでやってください。

今後のモーターショーは「フル体験型」が良いなと思いました!
正しくその車両を知って理解して貰うためにも。

ベストカーさん、今回は本当にありがとうございました!

今回のモーターショーで大人向けには最高のコンテンツだったと思いました!
何より楽しかったのが最高です!
関連情報URL : https://bestcarweb.jp/
Posted at 2019/11/03 22:22:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2019年11月01日 イイね!

【試乗記】N-VAN MTモデル

【試乗記】N-VAN MTモデルお疲れ様です、MDiエンドウです!












さて、2019年の東京モーターショーにおいて、

日本で一番売れている自動車雑誌「ベストカー」



「ホンダ」

がコラボレーション!!


「ベストカーナイト with ホンダ N」


という企画でした。

お邪魔したのは最終日。
そのため、これを見て参加したいと思っても、すでに終了となってます。
もっと早い段階で見に行ければ良かったのですけど。。

本当にモータージャーナリスト「国沢光宏」先生とベストカー誌の「本郷仁」局長が・・・・


お客さんの呼び込みしている(@。@)


貴重なシーンを見てしまいました。



(画面左は自動車評論家でラリードライバーの国沢光宏先生、右はベストカー誌編集局長になられた本郷先生と言うすごい人達が呼び込みする凄いコンテンツ)



それだけ会場ガラガラでその原因は・・・そもそもビックサイト会場は先日お邪魔した時に「ドライビングパーク会場にどう移動したらいいのか不明」という状態でした。
まあ判ったとしても結構歩きますが、そもそも行き方を表示すらしていない。
ザックリとここって書いてあるだけで実際にどのくらい距離があって何分くらいかかるかなどの詳細はパンフレットにすら書いていない有様。

せめて青海会場からのシャトルバスを目の前で不要でも停車か、停留所だけでも設置するくらいしてくれれば・・・と思いました。


お邪魔したこの日(10月30日)は、工事中の東館の東にある駐車場は「今回の駐車に適さない」事を知っていたので、TFTビルの地下駐車場に止めました。
ちなみに30分250円で最大設定無しです。
私の会場到着は18:30だったので、20:00まで1時間半、750円か1000円くらいなら定額1500円よりお得で良いかなと。

ちなみに、アフター4チケットをフルに楽しむなら青海会場にある駐車場も数が少ないながら最大値1500円なので有効と思います。



一応モーターショーイベントなのでチケットかリボンが必要なので、18:50分にチケット購入ww



わずか1時間10分でベストカーの試乗のためだけにチケット買いました!



「それだけ運転したかったんです、N-VANのMT」



理由は次期社用車としての状況確認と、S660へジムカーナ転用のファイナルローギヤードがどのくらいか知っておきたかったから。





ちなみにS660は「妻の」車なので私は改造しませんが、ジムカーナやっていた者としてはN-VANに積まれた「ローファイナルギア」の感触はどの程度か知っておきたい!!

しかし!!!!!


全国で見ても「N-VANのMTモデルは試乗車がほとんど無い」という状況。


さすが日本一売れている「ベストカー誌」はそれも持ってくる凄さ!

(試乗車にはN-VANのCVTも会場に有りました。)
この入場料1000円(アフター4チケット@16:00以降の入場は半額)は「レアモデルの試乗のチャンスを掴む」ために必要と思う値段。

1時間10分で勿体ないと思う人も多いでしょうけど、ワンチャンこの投資で得られる体験は1000円以上の価値を持っていると思い突っ込みました!


以下のN-VANのMTの感想はMDiエンドウの感想です。
気に入らないとか他の著名なモータージャーナリストさんと違っていても私は感知しません。
あくまで私個人が感じた感想を書いてます。
以上をご理解・ご了承の上お進み下さい!
















【N-VAN MTモデル】

まず、「MT運転する人の減少でMTモデルの試乗車がほぼ無い!」という前提です。
つまり、試乗車そのものがほぼ存在しない・・・・しかしここにはあるという情報が「ベストカーWeb」発信の情報で出ておりました!
よろしければリンク先をホーム画面に入れるのをお薦めします。

MTはその他普通の一般の人にはイマイチ受け入れられておらず、MT免許があってもMTのトラックに慣れていない人が試乗して、扱いに慣れず進行プログラムに遅れが出やすい状況が発生したため、この最終日は「試乗の予備車両」って感じで休眠状態だったMTモデル。



私は仕事で日産アトラスのMTを普段使うし、ビートにアクティファイナル組み込んで競技していた事もあり(現在私のビートは純正のギヤ比で純正ファイナルです)、特に問題無く運転出来ます。

むしろ小気味よいN-VANの走りにウットリでした!!


商用車のギヤ比低く発進トルクの過大減速は仕事上で重い荷物を満載(制限重量内でね!)しても、ちゃんと走り出せるためのトルクを確保する。
そのための方策です。


(アクティファイナルが入っていた当時の私のビートw)


「ビートよりアクティの方がキビキビ走る」

ってものこの影響が大きい。
当然それは最高速は伸び悩むのが引き替え。




それが!!!
試乗したN-VANはS660のMTケースを利用し、アクティと似たようなギヤ比とファイナルを持つ仕様です。

S660もビートとギヤ比とファイナルが近似値なので・・・この辺りの車両はこのギヤ比とファイナルが正解なのだなと。

ジムカーナ用にファイナルをアクティに変えていたことがある以上、当然考えるのはS660のN-VANファイナルのスワップ。


ロマン溢れる試乗ですね~~~ww


私はスタッフさんにお願いし何とか無理を聞いていただいて、この日は休眠していたN-VANのMTモデルを試乗させていただきました。
(こりゃあベストカー誌一杯買わないといかんな~)



(N-VANのMTギヤ比諸元)

さて!!ちょっと写真が撮る余裕がなく、日が落ちた後の試乗のため、全てホンダ社のHPをバックにPCの画像を撮影した写真でご了承を。



まず加速!
まさしくアクティを思わせる加速!
ただ、MTモデルは全車NAなのでターボの盛り上がりはありませんが、アクティより数値上は更にやや低めのファイナル。
アクティの6.23に対してN-VANの6.307
ギアもアクティHH3が4.083でN-VANが3.923と、ファイナルがローギアでギヤは高めで調整。
結局ほぼ同じ感じ!

そして商用車としてはほぼほぼあり得ない素敵な装備、


「6速MT!!」


なので、乗り味はほぼアクティ!
けど高速道路でも燃費落とさないのが見て取れる!
弱点を補うに十分、スポーツモデルしか存在しない6MTはN-VANの最大の魅力と思います!

ファイナル低めでトルク稼いで6速もしっかり使おうってのが判るギヤ配分。
全く違和感なく乗れます!

普通の乗用トラックも運転しているので何の問題もなく乗れてしまう・・・・
おそらくギヤとファイナルのスワップも、ビートでアクティファイナルやったことがある人ならそのままと思います。


さてロマンの方はどうか?
アクティもビートもNAモデル。
N-VANのMTはNAモデルでS660はターボモデル。

しかも実質の有効トルクピークが6400回転付近のS07エンジン、NAとターボの違いにローファイナルが果たしてどこまで通用(マッチング)するのか?

ロマンの検討にはこの大きい問題がはらんでます。



(見にくいけどS660のギヤ比と減速比)

ファイナルをローギアする理由は


「トルクアップの減速」(これも回転数をトルクに変える方の減速)


となるならば、そのトルク要求を押し切れる排気量かパワーが、ターボで得られるS660に

「使用用途的にマッチするか不明」

という感じを受けました。

これを踏まえて実際にN-VANのMTを運転した際に、加速や旋回からの立ちあがりに不満を感じなかった、普通に全体バランスがよいと思えました。
NAで不満を感じないならS660のターボへ流用だとターボの美味しいトルクピークの回転数の関係から乗りにくくて糞詰まりになるのでは無いかなと私は推測しました。

S660へのローファイナル換装は本当に必要か??




逆にN-VANのMTはNAで普通に運転しやすく乗りやすいし、手に馴染む感じ!
さらに商用車で泣き所の高速道路も6速でスイスイ~~となれば・・・・


「超アリアリ!!」


MDiエンドウはN-VANのMTは「これいいじゃん!」と感じました!!



キッチリ良くできてましたよ、N-VANのMT!


ビバ!!6速!!



最小小回り半径もベストカーイベントの用意されたテストコースのスラローム(ジムカーナ風)でもハンドルが間に合うし、最小小回りも凄く小さく回れるし!!
小さい路地もスイスイだしこれは良い!!


仕事のツールとしてのN-VANのMTに一切の不満も不安も感じませんでした!


さすがベストカーさんです!
ジムカーナのようなスラロームと、レアモデルの試乗機会を作ってくれる所、やっぱ車は



「実際に運転してみてナンボ!」



運転して改めて思った

「私が完成車体の展示に興味ないのは”運転できない”からで、完成して運転できるなら運転して体験して初めてその車を知る事が出来る」


だから展示して動かせない車に興味ないんだ・・・・だから動かなくても成立している部品萌えなんだな。。。


ある意味ベストカーさんが用意してくれたコンテンツこそ


「本当の意味で車を本当に理解できるモーターショー」


だったんだなと理解できました!



このコンテンツ、本当に素晴らしい企画だったと思います!!

改めてベストカーさん、企画ありがとございございました!!
体験の機会に感謝です!






話を戻してN-VANの話し!
N-VANのMTは思いの外足回りも良い感触でした!!

一点だけ、乗り始めだけ少し気になった所があります。
それは、今風のコラムシフト・・・つまりEPシビックのようなダッシュボードから生えたMTシフトノブでしたが、普通より若干手を伸ばす必要がある部分で最初だけポジションだけ違和感を感じました。
変速そのものはスコスコ入るのでシフトフィールは気持ちよくMTとしては全く違和感なし。
加速して3>2のシフトダウンもしてみたけど全く問題なし。
ノブの位置は最初だけ違和感感じたけど、150mで気にならなくなりましたが、後50ミリ手前にあるか、位置が変わらないならもう少し角度が垂直になると嬉しかったかな・・・理由は手の届く範囲の話し。
試乗時に今日も苦しむお尻痛の関連で、手を前に出すのが痛みを伴ったので余計にきつく感じましたが、それを差し引いてもコラム式で足が長い人だと椅子から肩が離れてしまいそうな感じでした。
かといって椅子を前に出すと足の動きが窮屈になるので、シートが直角になるのは良いのですが、その直角から更に変速のために椅子から肩が離れる感じだったので私の体格だと少し難が出ました。



あ、「コラムシフト」という部分で少しだけ補足。
私のように昭和の人のコラムシフトってのは

「ハンドル付け根のウィンカーやワイパー位置にH型4速+後退の細長いシフトノブ」

の事で、ダッシュボードに生えたH型6速のフロアに付いているのと同じ型のは「コラム」と言っていいのか微妙な感じです。
一番最後に見たのは3年前に行った熱海のタクシーで、超絶ドラテクの運ちゃんが「左足の運動ww」とか言いながら運転していました。

N-VANのは「フロアシフトが超前に移動した」と言う方がしっくり来るのですが、それだけに足が長い人だと遠いなと感じました。(0.1tあるけど足の方が長い人なので)



サイドブレーキだけ本当に大昔のコラム式サイドブレーキで「懐かしさ」は感じましたが、その車を以前使っていた世代なので違和感なしww
人によって新しい世代だと馴染めないかも知れませんが、私は懐かしくて嬉しくなりました!(軽く引いて捻ってサイド落とす奴でした!)


どれだけ6MTにウットリしたかと言うと、

「ビートに欲しいわっ!!この6MT」

って思いました。
コンバートできないのかな・・・・N-VANのMTは本当に良いなぁ~





私の個人規格である「親和性」はMTシフトの位置の最初の違和感だけマイナス1点の99点。
MTの乗用トラックを運転できる人なら全く違和感無く走れます!

また、チェンジレバーの位置の違和感以外は全くの極上車両!
気に入りました!
ABCペダルの位置も変にズレてないので極々普通に使えます!

・・・・ABCペダルと人間の操作位置がずれているのって、あえて書くぐらい「おかしい」と私は思ってます。


N-VANのMTはいわゆる「トラック」というスタンダード的な部分で普通です。
だから普通のトラックからでも何の抵抗もなくスルッとコンバートできる感じ。



私のまとめとしては車としての完成度は高いと思います、N-VANのMT!
足の動きも良く、電子制御切らなくても運転に違和感や不具合を感じさせない完成度に驚くほどでした!
輸送力なども考えると、トラックモデルの開発が待ち遠しいですね!

先日ホンダ社がトラックモデルの生産を撤退と言ってますが・・・このユニットが有るならば、特殊架装としてオプション販売とかもアリなのかなと思いました。
まあシャシとモノコックの問題でフレーム作り直しになるでしょうし共用も効かないから、販売的に金型のペイが出来ないトラックが廃盤なのだろうと推測しますが・・・ワンオフに近いなら対応しても良いのではないかなと、折角パッケージとしての4WDのMTモデルも有る訳ですから・・・折角の優秀で秀逸なパッケージが勿体ないな・・・という感想でした。
駆動に関してはNAとしても良くできてますよ!


これ良いな!N-VANのMT!!



私の体(身長182cm、0.1t)でも運転席に普通に座って普通に運転できた居住性、これは何気に凄い!!
軽だからと身長180㎝が想定最大にされると運転に支障をきたすので、ホンダ社のN-VANはこの運転席サイズも大満足です!




(会社書かないけど、この人間サイズを書いていることは察してください、仕事に体のサイズは関係ないので、マッチするツールとしての車両で体入らないのは論外です、もしかしたら180㎝超える身長の私のサイズだとこれ一択かもw)
関連情報URL : https://bestcarweb.jp/
Posted at 2019/11/01 18:11:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記

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