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2015年09月21日 イイね!

【試乗記】ポルシェ ケイマンGTS




ずっと笑顔で走れる車!









・・・凄いよ、ポルシェ!


GT3を経験していなかったら泣いていたかも。
今回は初のポルシェのマニュアル車。
クラッチの重さはビートでRSマッハ製の強化クラッチカバー入れたのとほぼどっこい。
むろん容量とかは段違いですが、ペダル踏力は同じくらいでした。

いつもの音声レポートは

「たのし~~これたのし~~~~ずっと走っていたい~~~~」

ってのしか入っていなくてレポートにもなりゃしないファイルに。


改めて冷静に振り返ると、




「たのし~~これたのし~~~~ずっと走っていたい~~~~」




あ・・・ダメだ、これ以外の言葉が見つからないww


私が感じたことだけ書きますね。
まずは大嫌いと言いつつやってしまう「911GT3」との比較!!!

主に大きな違いは、車両的に走る場所が明確に違った所を想定して煮詰めてある印象。

もちろんGT3は国際規格のサーキット。
そこに納車してすぐ持ち込んでも普通に過不足無く「最速狙える」と思います。
車からレースカーに必要と思われるインフォメーションの伝わり方、感触、速さとタイムを狙うのにあった方が良いと思われる車の芯がコントロールしやすく、過剰に暴れたりスパルタンではない独特の感触。
GT3の一般道移動ではそういった完成した感触がすり減ってしまいそうで、ちゃんとサーキットで全開コントロールすることがその車に対する正しい姿勢というのを感じる

「車からの語りかけ」

でした。


対してケイマンGTSは

「ファントゥドライブ」

いや、ヌルイって意味じゃないですよ、勘違いしないでね。


「車の運転好きに送る、ポルシェ本気の一台」


そう言ったのを車から強く感じました。
走るステージは峠道のハイピッチドライブ~サーキットまでをドライバーに「楽しい時間を提供する」そう言う感触でした。
だから車の完成度から来る走る質感、街中を流す速度で走るのにも手応えを感じます!


「ずっと笑顔で走れる車!」


そう感じました。
マニュアルだから、更に良いと感じた部分も確かにあると思いますが、それはドライバーが車をコントロールするために、

「より車を楽しむためのギミックの一つ」

として存在している印象。

いや~~楽しい!!

ちょっと前までは「マニュアルこそレーシング」とか思ってましたし、GT3のPDKを体験するまでは自動変速マニュアルもまだまだと思う物ばかり体験していましたが、大きく私の中で動いたようです。
今は

「タイム削るなら制御含む所まで完成した自動変速機」


「車を操る楽しさを増幅してくれる手動変速機」


そう言った住み分けをより明確に感じることが出来ました!


ケイマンGTS、掛け値無しで本気で良いよ!!!


むしろ日本の道路事情、家庭の事情などを加味してマッチングするのはこっちではないかなと。
GT3より幾分小振りなので狭い道も普通に走れますし、手のひらで転がすようなそう言う楽な取り回し感があります。
ハンドルから伝わるステアインフォの感触も適正で正確に、路面状況も変な介入無くそのまま伝えてくれるので車との一体感が出ます。
アクセルも電制の盛りはあるかもしれませんが、運転する分には違和感無く、反応速度もワイヤー式のビートより良い印象。






ビート!!
うん、ちょっと”操作の感触似ている”かも。
車の芯の部分、コントロールする感触の雰囲気が似ているように感じました!
まあ、20年以上前の軽四輪と比較されたら失礼と思いますがww

ビートの人が車を弄る、とりわけエンジンとか足回りとか・・・・「俺のは走りを目指した改造だぜ」とか言う人が目指す最終完了形、


「ポルシェ・ケイマンGTS」


だと思う。
でもあくまで理想であって、決して足元にも届かないと思いますが、目指す所としてはこんな感じなのかなと。
ビートに1000万円掛けたってこの領域までは行けないけど、ポルシェ・ケイマンGTSは1000万円でこの領域をディーラーから直にお届けです!

無改造で!!(補償付きです、魔改造ではないw)

パワーも有り余っているし、トルクも十分だし、峠でヒラヒラ振り回せるし、街中走っても車体の大きさも気にならない感触ですし、見た目もカッコイイし。

今からビートで頑張るなら越えられない壁の向こう側にある理想の形が完全なる調整の元に最高の感触をくれると思いますよ、ケイマンGTS!!






ポルシェの車は走ってこそ輝く!
一連のポルシェ試乗で

「飾っておく工芸品にはない走るための牙」

がしっかり備わっているなと。
ハンドリングでありエンジンであり、そもそもハンドルインフォの正確さと操作入力に対する素直な反応、車を操作する上での全体バランスと全ての調和。

ポルシェの車の全てが運転する人間に「運転」と言う部分に感動と楽しさを提供してくれる。


とりわけスポーツ・レースモデルのポルシェは感触からその住み分けを「俺はここでこう使ってくれ!」と訴えかけてくれる作りに感じました。
確かにその通り使いたいと思える操作性と車の反応、車体の言う通り使った時の楽しさを想像できる感触。


素晴らしい!


まるで車が語りかけてくれるようなそんな試乗でした。

語りかけてくれたステージで車と運転を通して対話できたら本当に素敵な時間になるでしょうね!



もし、試乗機会があれば車がどこを走りたがっているか、車の語る意見に耳を傾け、その通りに走らせてあげると車と人間とが凄く幸せに成れるかもしれません。






****
今回GT3との比較になりましたが、スペック数値とか私には

「どうでもいい」

というのが伝わればと思います。
私の運転スタイルにはこの車からの感触部分が重要で、私の運転の根幹だという走りのスタイルはスペックではなく車の持つ完成度、それに合わせて車を操作してあげるだけ。
車のスペックや部品が足りなきゃその通りの結果だし、他より勝ればその通り車が凄い。
車なりの運転なんだなと改めて意識できました。

ただ、競技には向かない運転スタイルらしいですけどねw
Posted at 2015/09/25 07:44:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年09月02日 イイね!

試乗記の雑感

最近色々乗ってますよね、試乗でですが。


試乗経験から感じた雑感です。
私の雑感なので当然受け入れられない人も居るでしょうがご勘弁下さい。

さて、試乗して最近思うこと。


日本車って


「ナイト2000が完成形?」


って感じます。
自動運転、ネットで情報収集、執事みたいな感じ、緊急時は助けてくれる・・・・ジャンプや火炎放射とかハッキング機能は危ないけど、防御部分やKITTのような人工知能搭載のスーパーカーが日本車が目指す完成形なのかなって。
しかも極力安くw

対して欧州系はやっぱり車文化が息づいて、それに乗っ取った車作りをしているなと。
やはり車として「車である」と言う主張と、車は人間がコントロールする物である、その人間が車に依存することなくちゃんと運転するべきである・・・という無言の主張をステアインフォから感じます。


どちらが良い悪いではなく、そう言う手応えを私が感じるという話。
漠然と感じている方も居るのでは無いのでしょうか?

「日本車はオタク過ぎる、欧州車の車を見習うべきだ・・・」

と主張される方も多くいると思いますが、この流れで線を引くとなんとなく辻褄合うように思います。


そもそも「運転が楽しいから運転を楽しむ・人生を楽しむ」という英国人的な風土で、

「じゃあもっと楽しんで貰うには、車をどう作ればいいか?」

という所に主眼が有るのと、

「ナイト2000のようにマルチにこなしてくれるアンドロイド執事が車の形をしていて安い」

というのを作ろうとしている、それこそ求める性能・・・と思う人間が多い日本という場所。



「同じ車の形をしていても人間に主眼があるのか車が主眼なのか根本が違うから本来なら比較にならない」



手応えの質感が違いすぎるのは、車に対するコンセプトとアプローチでそのまま、「文化の違い」を感じます。
まあ十人十色で、私はそう感じるって話ですけど。

なので最近だとS660のように「車を使って人間が楽しむコンセプト」で生まれた車はおそらく世界でも受け入れられるでしょうし(お国柄で排気量足りないとかはあるでしょうけど)、日本では異質な存在になりがち。
対してアルファードとかのようなバンに高級セダンなどはより強くナイト2000のような物を求める。

電飾系のカスタムも元々はナイト2000からで、あの番組以前に電飾チューンはトラック野郎とかまで遡るのかなと。
乗用車だとナイトライダー以降だと思います。


あ、勘違いしないでね、

「ナイトライダー大好きよ、私」

TVシリーズほとんど見ているしw
でも、それ故に今の日本車の作りってナイト2000がお手本だよねって運転してみて感じます。


単純に、ナイト2000の人口知能「KITT」搭載のマーチやヴィッツにフィットとデミオ、プリウスとかアコードにCX-3とかNV200、ミラとかアルトとか、S660だって入っていたら完璧とか思いませんか?
センサは本来不要ですが、それっぽく見せるために可視光線を出して・・・・


もうさ、ハンドル握らなくて良いなら車が運転して楽しいとかそう言う質感関係ないですもの。



さらに人工知能が運転するためにステアインフォが悪くたって許せるでしょ、だって緊急時以外で自分が運転しなくても良いんだし。





ま、私は「運転して楽しいという気持ち」が心地よいと思う人なので、同じような考えの人が欧州車を目指し賛美されるその気持ちも理解できます。
だって、


「車の運転が楽しんだも~~ん!」





もちろん普段仕事の帰りに運転したくねぇという気持ちも理解できますw
仕事でクタクタなのに、更に助手席でイビキかいている中を無事故で移動ですよ。
運転中に前で安全のためとはいえちんたらしている車が居たら煽りたくなりますよね~~(気持ちは判る程度で、決して許しませんが)

まあそう言う我慢できないのはサッサと免許返上して欲しいとは思いますが。
むしろこの世から・・・・ww


ただ、自動運転が出来たらそう言うのは無くなるでしょうね。




今分岐点かと思います、時代が!



どちらの主張も正しいと思いますし、それによって変わる未来もあると思います。
なのでどちらが良いとは言いませんし、どちらを推奨することもありません、私は。

もちろんどっちが好きかは有りますが、秘密ですw




今回の話は
「そう言う文化の違いで発生している境界が確かにある」

「どちらも正しいし、間違っているとも言える、特に今は分岐点や過渡期なので混在している」

「自分が何を求めるのか、その求める物に対して他の人間が否定してはいけない」

「車メーカーは全てナイト2000にする必要はないし、ナイト2000はガラパゴス文化寄りである認識」

「ただ、ガラパゴス内では圧倒的な支持を受ける」

「運転は楽しいと言う感触を認知するには、そう感じられる車によってのみ成立する」



この辺りを車メーカーは心に止めておくと良いのかもしれないと思う自分備忘録でした。



ちゃんちゃんw

Posted at 2015/09/08 09:13:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年08月26日 イイね!

【試乗記】ポルシェ GT3

世の中に、これほど完成された市販車が有ったとは。

まさにスーパーカー!
そしてリアルレーシングカー!!


ポルシェ911 GT3







最新型!

今までマカンやカレラSなどのポルシェ版DCTである


PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)


を操作してみましたが、正直変速タイミングが合わない感じでした。
シフトタイミングが私の操作とズレがあってイマイチ運転とシンクロしないのです。
ところが・・・・


GT3のPDK、私の変速タイミングとシンクロ率100%!



凄いよ!
ハンドルのパドル要らない!!(<ドライバーの意思なんか要らないって意味で)
この辺でシフトアップかなって所で寸分違わずシフトアップ。


「ならギアも機械任せで操作に徹した方が速い・・・いや、加速が凄すぎるから集中してハンドルしないといけないからドライバーの操作減らして集中できる!」


凄いですね・・・まんま自分用に調整されたレースカーの感触。
ん~~MTでヒール&トーなんて過去の操作なんだなって。


体験で実感しちゃった!


これまで

「完成されたプログラムのDCT(PDK)って結局、買ったオーナーの癖に合わせてワンオフ仕上げしかないよね」

って思ってました。
R35GTRとかも含めてほんの少しずつズレを感じたので。
アウディーA1とかそう言った車のヤツも含めてです。
PDK搭載の他のポルシェだってこんなにピッタリシンクロするヤツ無かったし!



GT3、私とはピシッと決まった!!




これだけじゃないんだ、足回り、車体剛性、全体バランス、質感。
取り上げたら切り無いくらい良いから長くだらだら全部書いてヨイショ記事みたくしますw


申し訳ないが、一部ポルシェ同士の比較になります。


まず値段。
2000万円超だそうです、GT3。
試乗した感触からだとそれだけの価値が有りますし、決して損した気持ちにはならないでしょう!
おそらく満足感で「買って良かった~~」ってなるでしょうね。
某カレラに関しては1700万円!?悪いけどちょっと無いかな~~って思ってましたが、GT3に関してはそれだけの価値が、プライス以上にあると思います。


素晴らしい感触!


(もちろん私じゃ買えないし、買ったとしても維持できないし、運用もサーキット主体じゃないとポルシェGT3に失礼な気がするし)


次に足回り!
ハンドルインフォの伝わる感触、タイヤの動き方に転がり方、ハンドル操作の感触からスリップアングル発生の動き出しが素直でリニア!

一般道の乗り心地はレースカーなりに多少のコツコツ感は感じますが、全然気になりません。


例の録音レポートからは「スゲーーおもしれーーー車が楽しい~~~~」としか聞き取れないw
更に「素晴らしい」とか「人生を楽しくする車」とか「いいなぁ」というワードが繰り返し聞こえてくるだけ。







「いつも感じっぱなしの気持ちよいシンクロ(一体)感」




これはね、高い速度だから競技だからってんじゃないんです。
低い速度、狭い場所、それでも手応えで伝わってきます。



車という機械のまとまりの良いバランス、走りの質感がオーラのように出てます、感じます!






商店街を移動するゆっくりの速度で、それでも変わらない手応えとレースーカーの手応え、あまりに良すぎて鳥肌が立ちました。



その感触に感極まって涙出て言葉が詰まった。



凄く良いよ!!







本物ってこういう感触なんだ!






完成された市販状態のレースカー。
出来ればサーキットに預けて、サーキットだけでずっと乗っていないと


「車が勿体ない」


って感じるほど。
街中移動で車の消耗をさせるのが勿体ないと思わせるほどの手応え。



「ずっとこの車の運転席にいたい!」



そう思える車でした。
楽勝で筑波分切り出来る街乗り車。
分切りだからサスペンションがガッタンバリバリが如何に古臭いのか、イヤって程納得させられます。
もうすぐ平成も30年ですよって!

無学ゆえに表現方法が稚拙で言葉に詰まる、感触を文字に表現できない自分が悔しいくらい凄い良い!
いつか文字でこの感触を表現できると良いなぁ~
今はまだ表現できないッス。



問題点?
んなもの無い。
いや、意志の弱い人だと公道で踏まないというルールが守れなくなるでしょうね・・・我慢出来ないチビッコ精神の人だと。

でも高いポテンシャルだからドライビングスキル要求される?



無い!



高性能は人間思いでやった通りに動く。
その通りに出来ている市販車、私の運転でもコントロールしている、出来ている。

車運転して感動して泣いたの初めてだわw

工業製品で涙ぐむ変態さんだ、俺ww



エキゾーストの咆吼、エンジンの脈動、いつでもドライバーに踏めと自信を持って伝わる感触、ポルシェのブレーキ馬力に裏打ちされた加速。
どれを取ってもドライバーの本能に訴えかけられるようです。


「全開で行って良いよ、ついて行ってやるから!」


そう語りかけられる感触です。(公道なので抑えたけどね、ここではダメってw)





サスペンションがちゃんと動く、仕事する、車のエンジンとブレーキをちゃんと路面に伝えるためにタイヤを有効に仕事させる。
加速にブレーキにしっかりと支える車両剛性と適正に調整された重心。
ポルシェの作るレースベースカー「GT3」


私はこの先、この車を越える車を運転することがあるのかどうか、おそらく限りなく少ない可能性を感じるほど完成されていたと思います。

もちろんコンペティションで使うにはさらなる調整は必要でしょうが、市販状態でも並みのレースカーじゃ絶対に追いつけない、しかも快適という・・・・




ああっもう、本当に悔しいなぁ・・・言葉が足りない。。
表現力の限界です。
自分の作文能力の勉強不足が嘆かわしく感じる車でした。


やはり今を知るには最上級な物を体験し知っておくというのは必要ですね、色々と。
現状、


「私の中でGT3は飾る車ではなく、全力で走ってこそ輝くスーパーカー」

って事と、

「ドライバーの本気を受け止めてくれるスーパーマシン」


と感じました。
お金だけでこれだけの物ってんですから凄いです!



中谷明彦プロの「ポルシェドライビングマニュアル・動画版」にこっそり収録されている


「ローンチコントロール操作方法」


をこっそりやって度肝を抜かれましたww


本気で良いなぁ・・・GT3、悪いところや気になるところが全て吹き飛ぶ走行性能に完敗で乾杯です!






これは激しく良いものだ・・・チ~~ン!
Posted at 2015/08/26 23:25:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年07月27日 イイね!

ATR-KEconomist レポート

平塚お疲れ様でした!
色々あって楽しく練習できました!







さて、まずレポートしたいのは新タイヤ競技レポート!!

お待ちかね、AUTOWAYさん専売のインドネシアATR社の一般軽自動車向けタイヤ


Economist ATR-K


を履いたLSD無しの妻のビートでサイド使って平塚午前NO1コ-スを走ってみました!


朝1本目、初走りです!
撮影・ああやまええら





どうせ砂掻きなら排水性バッチリの縦溝5本入ったので走ってみました。
ちなみに34秒台。
手抜きでは出ないタイムです。

車載@iPhone6





と言う具合。

うわ~~ショルダー弱い~~とか、
グリップがイマイチすぎて前に進まん~~とか、
なにこのグリップの無いの・・・とか。

上記のようなことは一切ありません

現場からのレポートの通り


「クセとか全く感じない普通にバランスされているタイヤ」



静寂性も良いらしいとオーナーの妻も言ってました。
競技やるならそれはATR-K.SPORTの方が良いに決まってますし、これでATR-K.SPORTを越えるようなグリップや性能があるわけ無いのですが、じゃあ酷いのって言うと全然そんなことありません!!






「満足!」


コストパフォーマンスかなり良いと思います!
使用サイズはフロント165-55-14・リア165-50-15
とにかく車の動きがATR-K.SPORTとグリップ少ない以外は変わらない感触なので、操作するのに怖さがない。

この「極めて普通」なのって重要で、ドライバーが自然体で使えます。

グリップ力欲しいならタイヤの騒音込みでSPORT買えばいいわけですし。
街乗りと決めるならこれで十分です。
変なアンダーとかオーバーとか無くて、扱いやすかったです。
デフ無いのに34秒台、デフ付きでSPORTだと31秒台、全然有りだと思います!

これはタイヤが硬化していない前提で、どこまで行ってもクセがないと言うことは、一般公道で走っていてタイヤからの不快な動きがないと言うことですね。
また限界付近でも特性が変わらないのは運転して疲れないですし、これは結構良くできているタイヤだと思います!

さすがATR-K.SPORTよりもあとに発売されたタイヤ・・と言えると思います。






一般公道でこのタイヤの限界を超えて走るって事は無いと思いますが、制限速度内では変な動きのために自分の運転を変えたりとかそう言う事は起こらないと思います。
ハイドロも165の幅の中に縦溝5本入ってますので90キロくらいまでは問題ないと思います。(自己責任でねw)

真夏の暑い状態のATR-K.SPORTを基準に75%位はグリップある感じで、感触は普通にクセがない。
ATR-K.SPORTを使ったことがある人なら、あのクセの無さで少しグリップが無くて、耐摩耗性と静寂性と排水性が高いと思うと良いと思います。



街乗りメインで不満が出ないと思いますね。
逆にグリップに不満が出るなら、


「一般公道を走る速度じゃ無い」


とか思います。
まさかとは思いますけどねw





そんなわけで、Economist ATR-Kは速度域が上がっても変なクセが無く使いやすいタイヤでした。
これで2790円/1本+送料1000円+税なら、昔のBS「グリッドK」を彷彿する感触でした。

良いんでないの!!



練習用にも前後同じ銘柄ならクセがないので良いと思います。
思った以上に全体バランスが良くて普通なのが印象的でした!
Posted at 2015/07/27 20:13:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年06月17日 イイね!

【試乗記】BMW 118

218d、思った以上に良かったのですが、


「どうせなら1シリーズも乗ってみれば?」


と妻に煽られ、じゃあついでにと乗ってみました。
今度はガソリンの2リッター4発。

・・・ディーラーで売っている型落ちモデルww





すでにこのクラスって116 120 135ってのに代替わりしているようで、何でこのモデルの試乗車が用意されたのか不思議ちゃん。
乗ってみると・・・まず椅子がスポーティー!
試乗に出る時って必ず音声録音しているのですが、第一声は椅子でした。
肋までサポートがあって中々のホールド感。

6ATということですが、相変わらず特に違和感の感じないスムースな走り出しとエンジンと。

走り出してすぐに自分の物になる感じは218と一緒。
剛性も十分、エンジンの前に出る感じも十分!


・・・・ただ、ハンドルの切った感触がぐにょぐにょ。。。。


218はファミリー向けなのに全然シャッキリしている!
・・・118はスポーティーセダンを目指しているのにこのハンドル反応は無いだろう・・・
って思って運転してました。
酷く悪くないのに私の感触と合わない、残念感一杯。

う~~んもうちょっとゴムブッシュ新しくして足回りの見直しからだ・・・とか思ってイマイチ感に包まれて試乗してました。



と・こ・ろ・が!


後部座席のディーラーマンから

「そこのコンソールから走行モードを変えられますよ!」

と、こちらのイマイチ感を読んでか言われました。
まあ極端に変えた方が良いかなと「SPORT+」という所に合わせたんです、そしたら


「なに!え?さっきのなんだったの!???」


もうね、横滑りは強制OFFでフロントの減衰力堅くなって、ハンドルに対しての挙動もモード変更で最高に良くなって、




「やっぱBMWすげぇや!!」



ってくらいに変貌!
なんだろ、車の動きが別物ッス!!

運転楽しく感じるくらいに大変身!

さっきのいったい何だったんだろうって自問自答ww






種明かすとSPORT+は減衰力が変更され横滑りが消される。

単純にノーマルで横滑りを消しただけだとフロントがグニャグニャのまま。
一個下の「SPORT」モードだと横滑りは消えないでフロントの減衰だけ堅くなる。
しかし、グニャグニャ感がどこか残る感じ。
おそらく燃調もSPORT+だと変更されているフィール


しかしそのピーキー方向が全て揃うと・・・・



「超大満足のご機嫌ドライブモード!」



になります。

「ずっとこれで走っていたい!!」

って思いました。
SPORT+を知ってしまうと、試乗の範囲では


「他のモードは無い!」


って言い切ってしまう感じ。


イイですよ!!


重い車体がヒラヒラ動くし、FRだしサイドレバーはちゃんとレバーだしw
オーソドックス故の良さがある感触でした。

何気に118i、イイですね!!



こちらも悪いところとなると中々難しい。
スイッチ一つで同乗者用にも自分用にも出来るので、長く乗って飽きが来ないだろうし、内装はよく分からないけど使う分には困らない配置でした。
足が当たって痛いとかもありませんでした。

ここからは推測になりますが、試乗以外の部分での不安はあります。
ご機嫌モードのSPORT+で走った時の燃費。

あのクラスなのでリッター10キロ行けば御の字かと思いますが、5とか6とかだと厳しいかなと。(スペック値ではなく実際で)
燃費のためにSPORT+で燃費走行をするのもありかと思います。
まあもし可能であれば「セルフメモリーモード」とか設定して、エコモードなのに足はスポーツで横滑り無しとかあると良いのかもしれません。
単体での横滑りOFFで基本性能が上がる感触でした。(普段は制御が入って緩くしている方向みたいです)


・・・・と、無理矢理書いてますが実際は乗った限り、あの形状の車からは感じる違和感とかネガ部分は感じられませんでした。
あの車の形状で本気でサーキットのタイム詰めたりする人は少ないと思いますが、一般走行で制限速度前後の流れに乗る程度では楽しく走れると思いますし、荷物や家族が過不足無くこなせるなら1シリーズの金額なども考慮すると良いのかなと思います。

車単体では嫌な感触もなく、好みに合わない部分もスイッチ一つでご機嫌に行けるし、家族思いモードもあってファミリーユースの時々ヤンチャなパパにはピシッとはまりそうな感触でした。


選ぶ人の買った理由が分かりやすく感じられる完成度でした。




スイッチ一つの変貌が凄すぎて笑えました!
もう型落ちなのでディーラーで試乗とかも難しいとは思いますが、もし試乗したらSPORT+とノーマルの比較はやってみると

「別の車?」

って感じるくらい大きく変わるので楽しいと思います!
Posted at 2015/06/18 09:05:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記

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