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MDiエンドウのブログ一覧

2015年06月16日 イイね!

【試乗記】BMW218

ここの所勢い付いて試乗しまくりのMDiです。

今回はBMWの2シリーズ。


「218d アクティブ ツアラー」







・・・・なんかMDiの趣味とは反対側の車ばっかりな感じがしますねw
でもでも、良かったです!!

まず剛性がしっかり!
車を揺さぶっても自然に車体がついてくるのが好印象!

ん~~一つ一つが全て優等生で非の打ち所がありません。
車内の質感とか、ディーゼルとは思えない加速に静寂性、言われないと全く気がつきません。
ステアインフォもしっかりと伝わってきますし、左前も掴みやすいので初乗り100mで自分の物になります。
ドライバー親和性も100点で過不足無く全てが揃ってます。
変な電子制御お節介システムもなく、一応横滑りをオフにしてみましたが、ほとんど変化無しでした。


最近の試乗テストでは必ずこの横滑りスイッチを切って走るようにしています。


理由は以下の通り。
OFFで車の動きが良くなる・・・車がピーキー方向を緩和するための対素人用、基本性能が高い時が多いが、本来の運動性は運転スキルを要求されるような所にある場合が多いようです。

OFFで変わらない・・・メーカー側の安全性に関する許容値と車の基本性能が一致している場合が多い。
シャシや車の基本性能が高いが他の部分の調整や部品で乗りやすくなっている場合が多くあり、オンにしておくと危ない時だけ助けてくれる印象。

OFFで悪くなる・・・・これは、過去一度だけ体験しましたが、最終的に車の完成度がまとまらなかったのを電子制御で高級車のような動きを作っている場合。
基本性能が低いと推測される。
この場合は切ると車の動きに落ち着きが無くなって車のレベルが低くなったような印象を受ける。
なんちゃって高級車ボタンww


なんてことがオンオフの反応でおおよそ出てきます。
なので試乗の時は必ず横滑りは切って運転してみます。
それで本性の一端が見え隠れする場合が多いので。

とはいえ、こう書いてしまうとオフで悪くなる某会社で「完全にオフにしない」という変な事をしだすでしょうから、今後が楽しみです。


とりあえず今回の218dに感しては変化無くて基本性能の高さが伺えました。
ちゃんとしている車って「乗りにくい」って違和感を受けないんですよね~
思った通りに動くから車の挙動を探らないで行ける!
普通の車でも競技車でもその辺りは変わらない気がします。


さて、BMWの車は友人のZ3を平塚で運転して以来でしたが、やはりベンツのような質実剛健な車作りを感じます。

「人間にドライブして貰う、”そのために”」

逆算からセットアップされているのが操舵の違和感、ハンドルの違和感、車体の違和感を感じさせずに運転させてくれる。


「車の上質」


ってのを最近感じます。
ちょっと狭い商店街のような所も走ったのですが、5分すればフラフラ走るチャリンコを左に、対向車の軽を右に置いても余裕で回避できる、その感触をドライバーにくれるのはさすがBMW社という感じでした。






悪いところ・・・・う~~~んって考えないと出てこないくらい完成度高いです!
でも、あえてあげるならエンジン出力かな。。。
150馬力でトルク33.7キロ。
これに1.8t弱の自重だと、3名乗車でも少し重さを感じるので、フル乗車フル貨物だと結構アクセル入れないと厳しい印象でした。

直噴ディーゼル4気筒、セダン型だったらもう少し軽いからそちらの方がエンジン的には良かったのかなと思います。
足回りは素晴らしいの一言。
突っ張る出もなく、かといって腰砕けでもなく。
スポーツではないコンフォートな感触でしたが、タイヤのグリップと調和の取れた良い動きをしてました。
今まで乗ったマカンやGLAとはまた違った味付けながら、

「うん!!」

って頷けるまとまり。
車体と出力と足回りが調和していて「車が良い!」と感じさせてくれる仕上がりに思えました。

思わず「これは売れるな・・・BMWも価格の割に頑張った!」と思ったくらい。

本体450万円とのことなので、ファミリー向けになると思いますが、もし5人乗りで事足りて500万円の乗り出しが問題なく用意できるならこれはアリと思います。
普通のAT8速ですが、速さを求めるにはエンジンがディーゼルでもっさりなので割り切って使えます。
別にDCTである必要性がないなと感じる全体バランスの印象でした。

サスペンションも4輪独立懸架なのでタイヤの接地性も良いし、ストロークもバッチリ!
操舵も指2本分で車体が反応するので思い通り動く感じ。

欧州車の場合は、メーカーの車に対する乗り味の方向性に主張があるので、好みの方向性が見つかれば、その会社を追いかけることで望む形状で望む乗り味の車が見つけやすいかもしれませんね!


翻って国産車。
これはメーカーの乗り味は個性で確立されていないと思います。
同じモデル名でも年式や新旧などで名車だったりダメだったりと一貫性が無いと思います。
しかし、金額的な性能では外国車にはとうてい真似できない高いクオリティーがあると思います。
なので国産車で気に入ったモノが見つかればそれは金銭的にも幸せなこと。
金額を積めるなら欧州車ならハズレが少ないし、乗り味の方向性が確立しているので気に入った乗り味が決まっているなら会社を追いかけるだけで幸せなドライブ環境を入手しやすい。

いずれも他の要素として同乗者がどれくらいなのか。
最大どこまで輸送力に余裕を持たせるのか。
金額的には?
運転してみて?
駐車場は?
近所のスーパーの駐車場は?
近隣の道路幅は?

決して車本体だけでは決まらない要素もありますので、足を運んでの試乗が一番良いと思います!


BMW218d
「かなり完成度の高い車なのにお値段控えめでかなり良かった!」


という感触でした。
ただ、スポーツモデルではないのでそういう乗り味ではないですから、ドライバー主体では無いかと思います。
かといって、全くつまらないわけではなく車としての芯がしっかりコントロールできるので、同乗者の妥協と運転者の妥協の要件を満たす要素が非常に高いと思います!

このクラスを探すなら、是非218dは試乗チェックリストに入れるだけの価値はあると感じました。

乗ってみて楽に楽しく運転できる印象です!
しかも裏切らない感触だし剛性はあるし車体反応も良いし・・・正直驚く完成度でした!

イイネ!
Posted at 2015/06/16 09:36:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年06月09日 イイね!

【試乗記】ポルシェ マカンターボ

試乗記2連発!

今回は「ポルシェ・マカン ターボ」!




おそらく知っている人は知っているでしょうが、この前の試乗記「アウディーQ5」と車体の1/3の部品やコンポーネントが共用されてます。

カイエンあるのに何故マカンか?

しかもあまりダウンサイジングされていないww
カイエンは本庄でビートの邪魔宿敵になりましたが運転したことがないので何故かは他のレビューをあたってください。
ここではQ5との違いなどを中心にレビューしようと思います。


まず最初に乗った時の印象。



”凄く良い!!”


乗り味がスポーツカーそのまんま!!


まるでポルシェ911カレラSの視線位置が高いだけの感じ!
足回りの動きが凄く良い!

特に上下方向の荒れた路面での4輪接地性とその能力の懐の深さ、そして浮いた後に元の姿勢に戻るまでの過渡特性は


「特筆に値するすばらしさ!」


ポルシェってスゲェ!!
カレラSの時も路面接地性の良さは感じましたが、こっちはもっと判りやすく良さを感じます!!

キビキビ走るしステアインフォも怖さを感じない。
ハンドルが一切の制御を切って運転すると少し重い感じ。(減衰ボタンやオフロードボタンを押すと軽くなる)
でも切った量と動きはシャシ剛性と相まって


「どこまで踏めるか限界が見えない感触」



踏みちぎったら楽しいかも!!!

って思っちゃうくらい感触が良いです。
凄い良いな!
カイエンも同じ傾向だと本庄で走らせてみようってなるかも!

マカンは運転手のために最高に痛快なドライビングを提供してくれるSUV!
Q5の時に感じた物足りない感じは一切無く、ドライバーが車と走れることに楽しさを感じる事の出来る手応えを感じました。

Q5と1/3が共用という事を聞いていたのと、物足りなさを感じていた事から味付けとかがちょっと違うかなと思って試乗していたので


「完璧に別車」


しかも


「SUV型のスポーツカー」



という感じで



「ポルシェ」


でした。







「マカンはポルシェの車です。」


と前面に押し出していて、その通りの動きと反応。
素晴らしすぎる!!
1/3と言うのが外見以外では判らないくらい別物でした。
ハンドリングも良いし、車高が変えられたりウィンカーつければその方向をライトが照らしたり、ブレーキも赤塗りキャリパーがブレーキ馬力の高さを誇張していて、その通りガッチリコントローラブルに止める。

ポルシェの作る車ってスゲェ!!

ドライバー視点からだと悪いところが見つかりません。
ただ、素人さん向きに出来ているせいか、車を曲げる動作をすると曲がりすぎます。
何も考えないでハンドル切った方が丁度良い曲がり方をしますので、その点だけ残念。
あと、ルームミラーに助手席側ドア下の映像が映るのですが、出現法則もキャンセルも方法判らず、しかもルームミラーの結構大きい面積を占有されて見えにくい。
左前の見切りが推測しにくい。
ちょいと辛めの親和性97点くらいかな。

アクセルの加速フィールも丁度良い、ブレーキ完璧、室内の取り回しなども大きな問題なし、質感とか最上級な感じを乗った瞬間に感じられます。
同じシャシの関係か、左前の把握は慣れが必要ですが、タイヤの接地感が良く、タイヤの位置がドライバーに感覚で伝わってくるのでQ5よりは把握するのが早いと思います。



さすがポルシェ!



同じ具材でここまで別料理にしてしまう腕はレジェンドシェフと言っても過言ではない仕上がり!
ドライバー的には大満足でした!!












あくまでドライバー的にはの話で。


ここからは後部座席チェッカーの妻の意見です。
主にQ5との差になります。

足元狭い(Q5の方が広かった)
椅子が直角すぎる(Q5はもう少し寝た配置で丁度良かった)
マップライトが顔にまともで眩しい(Q5は膝を照らして丁度良かった)
足回りがスポーツ寄りで突き上げがあって不快(Q5は快適性を考慮した足回り)
後部座席は荷室な感じ(上記をまとめた印象)


とのこと。
中々手厳しい意見ですが、この辺りの快適性はアウディーQ5の方が良い印象だったようです。
同乗者的にQ5は同乗者主体、マカンはドライバー主体、そう言った住み分けがちゃんと出来ているような差があったようです。

どう思うかはあなた次第!w





値段的にマカンターボは最上級グレードでオプション無しでも1000万円越え。
対してQ5は630万円くらい。
(いずれも本体価格で別途諸経費や税が別途、オプションは含んでません)

お値段もかなり良いですよね。


明確にどこに主眼を置いているのかが乗り比べでハッキリしました。
マカンはポルシェのスポーツカーです、間違いなく。
Q5は普通使いの高級外車SUVでお金を出すのは運転手以外の人w


やはり試乗は大切だなと。
特に家族を乗せて比較しないと後々のトラブルを招くと思います。
SUVだから家族も満足、走りが楽しい・・・なんて勘違いしてマカンに行くと、強制買い換え命令とか出されてしまう危険も・・・・
お金に余裕があるならドライバーのためにポルシェ911、家族のためにGLA・・・なんて夢のような環境もターゲットに。
一台しか持てないなら十分な家族ぐるみの試乗と家族会議で検討してからがよろしいかと思います。



とはいえ、ポルシェ・マカンターボの足回りやハンドリングは本当に痛快で911カレラSを瞬時に思い出すほど良い動きでした。
PDK7速搭載で、アクセル踏んだ車体の反応もダイレクト!
視線位置の高い911カレラSのような手応えでした。(厳密には違いますが、パッと乗った感じの印象)
表現しにくい足の動きとか走りの感触はスポーツカーそのものでした!



ちなみに、私が911カレラSをどこで乗ったのかは”突っ込まないのが大人のたしなみ”と確信します。

Posted at 2015/06/10 08:58:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年06月09日 イイね!

【試乗記】アウディーQ5

縁あってアウディーQ5という車に体験試乗しました!







アウディーと言えば友人が持っていたA1のDCTモデルを試乗した事があるくらい。
今回のはもっと大きい車格の車でSUVモデルでした。

気軽にSUVとか言っちゃってますが一体どんな仕分けなのかウィキを見てみた。


・・・・・なんかよく分からないやw


ラダーフレーム持って、2ドアで、荷台にFRPのカバーか幌が付いていて、車で遊ぶのではなく別の何かを楽しむ(自転車・スキーなど)ために車で移動用途の車というのが本則らしい。
ただ、日本の国内だとRVとかクロスオーバーとか似たような車が多くあって、カテゴライズの根本すら無視して車を作って当たったから別にどうでも良くなって、

「SUV」

「RV」

「クロスオーバー」

「ステーションワゴン」

この辺りはそう名乗れば同じ車でもカテゴリー別に受け入れられるらしい。
つまり

「明確な何かがないのがSUV」と言われても「今のカテゴリー分け」からはぐうの音も出ないようです。

まあ車選びでカテゴリーに捕らわれる人は居ないでしょうし、フィーリングとか細かい用途とか予算とかで決まるでしょうから、

「この車はSUVでないから買わない」

というより、

「気に入って買った車がSUVだった」

というのが流れでしょうね。
まあ買った車がたまたま本格SUVの流れだったので、「俺の持っている車以外はSUVの偽物」とか原理主義的な主張をされる人は沸いて出てくるでしょうけど。

どうでもいい話でしたww
書いてみたけど興味も沸かない話でした。










さてさて、つかみが終わったところでアウディーちゃんは如何なモノか。
この形状の車は最近だとメルセデスベンツGLAとか、単純に自宅の三菱グランディスも用途的には指向は同じ。

早速試乗に出てみました!




・・・・・超快適!!




まず出てきた言葉は「快適」でした。
椅子にしてもハンドルの配置やスイッチの配置など含めて、ドライバーはかなり快適な環境で運転させてくれます。

走る性能、さすがはドイツ車でハンドルの初期反応とか良いですね!
ブレーキは一昔前の普通のブレーキでグランディスと違和感ありませんでした。
乗員の快適性に振っている足回りも振り回すにはイマイチですが、アクセル一定でAからB地点までの移動には最高です。

普通移動で普通に使う、車を振り回さないで

「乗員の限界運転」

で運転できる人、さらにあの形状が好きとか家族の構成で乗員数が問題ない、乗り味が好き、やっぱりアウディー(欧州車・ドイツ車)というブランド志向の人には適合するのでは無いかなと思います。


ただ乗っただけではなくスポーツモードで急加速とか許される範囲で色々やってみました。
が、アクセル踏むとポンと出るけど高級車のトルクが前面に出てくる走り出しとかは無く、再加速などはガンとでたり、パドルもスポーツモードもギクシャクするし自己満足満たすだけで速さには繋がらない。
乗った当日は「FFでDCT?」って印象でしたが、後日乗った車からDCTではないと確信して、初めてアウディーHPを覗きに行きました。

あ、試乗の時は事前情報は極力入れません。
S660は個人的に興味の対象だったので情報収集しましたが、その結果は「ダメな車」という先入観があり、結果試乗時期がイタズラに遅くなりました。

これはあまり良くないので事前情報は入れないように心掛けてますし、比較も最小限です。
ただ、私の中には体感した車の全体的印象というのが厳然と存在しており、その中でどのくらいなのかなと判断します。
S660MTの評価で「世界に通用する」と書いたのは伊達でもヨイショでもなく、それだけの完成度印象でした。
あえてCVTモデルの事は書きませんww


閑話入りましたが、諸元からQ5はトルコンATの8段ギア付き2リッターカーで4WDとのことです。
元来の古いATシステムにパドル操作ができるようになった改良型とのこと。
乗った感じ、前輪側が引っ張る感触が強くてFFかと思ってましたが、どうやら違うようでした。
DCTもここまでギクシャク無くなったかと思うほどでしたが、残念普通のATでした。
DCTかと思った理由は現状のシフト段数がインジケーターに出て、飛び段したからです。
そう勘違いさせるための演出と今では思いますが、ATと言うと4段くらいのを大きいギアで前に出す感じなので飛び段は必要が無いはずなので。
良いか悪いか判りませんが、そんな小細工に引っ掛かりましたw




まとめるとアウディーQ5

「超快適な車で内装のライティングなどは一クラス上の高級感があるが、操縦などは普通の車」


まあこんな形状の車にスポーツカーのような動きを求める人はそう多くはないでしょうし、そういう人はもっとお金を積んで、ジュークRのような変態ワンオフ車を選ぶでしょうし。

Q5は普通のファミレスだと駐車スペースの白線が狭く感じるくらい横幅があるので、グーグルマップナビを使っての移動は絶対にやめた方が良いと思います。
東京でも梅ヶ丘・豪徳寺の駅付近は走りたくない場所となるでしょう。
左前の感覚がわかりにくいですが、極力早く慣れないと、狭い道でのすれ違いで苦労すると思います。

そう言った意味で親和性は90点くらい。
移動するだけならすぐに慣れますが、自分の物にするには習熟が必要になる印象を受けました。

普段スポーツカーに乗っている人だと物足りない感じは受けると思います。

走行関係の印象は私も例に漏れず物足りない印象でした。
むしろ走りの性能も室内の居住性のために幾分損失している感じでしたが、家族からの受けは良いでしょうね!
ドライバーが運転を家族のためにすると割り切れるなら良い車と思います!

車自体のまとまり感が稀薄で、なんか「料理作って見たけどどう?」って聞かれているような・・・・食べてみたけど、材料も味も悪くはないけどなんか必要性を感じない・・・・みたいな感じでした。

豪華装備ですが、それがSUVに「本当に必要なのか?」そして、「全体的なインパクトに欠ける味付け」そんな感触を受けました。

買っちゃった人が見たら怒るインプレになるでしょうけど。


「感じてしまったモノは仕方がないw」


30分以上の試乗で色々試せるのは本当に勉強になります。
Posted at 2015/06/09 11:18:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年05月03日 イイね!

【試乗記】S660CVT

本日事前予約無しでS660のCVTに試乗してきました!

妻が以前S660のCVTに試乗していてその話を聞いてました。
ほかにもありますが、自分の手でCVTの出来を試してみたくなり電話で当日予約。

このレビューは新作ですよ!
わざと書き出し同じにしてますw

展開は前回と一緒、息子を秋ヶ瀬の彩湖公園へ行って午前中ピクニック!
直射日光がきつくて午前中撤収。
妻からのお誘いで「CVTも乗ってみない?」との提案に即答。


MTとCVT


妻は雲泥の差という評価。
他では有りという話。

結局ウェブ情報よりは自分での体感と感想が一番良いだろうと。


あくまで私の感想です。



CVT試乗に先立って、先日MTを試乗したホンダカーズにお邪魔。
車体番号や乗った時の良さに浮かれポンチで忘れていた写真などを追加で撮ってきました。


MTの車体は340番代
CVTの車体は350番代
走行はどちらも250キロ未満でした。

MT写真




なんかもう買っちゃいそうな勢いで色々見てきました。
見れば見るほどよく出来ているなと。


まあこの間乗ったのと、営業さんが人手不足で試乗はナシ。
でもあの時の衝撃はすごかったです。


さて、いよいよ私は初のCVT!
乗ってみました!!





























ゴミw面白みに欠けますね。







ん〜〜とね、まずはドライバー親和性。(そっからかw)
MTは正直100点くらい良かったんです。
CVTは50点くらい。
アクセル踏んでも加速しない。
MTであった痛快な感触はまるで息を潜め、当然ヒラヒラ感なし。
モードでスポーツにしてパドルもギクシャクするだけで速さにつながらない。
そもそもハンドルからのステア感触があまりにも鈍重すぎる。


「同じ車名でいいのか?」


と思うほど。

ごめんね、CVT買った人も居るだろうからあまり言いたくないんだけど、試乗車の比較では


「そこら辺の石ころとお月様くらい違う」


普通、ここまでの差を埋めるために工夫したり、最悪はMTの性能落としてまでも


「同じ速さを演出」(つまり擬態)


するわけですが、同じ車体で変速装置と燃料マップ違うだけでこれだけ違うってどういうことか意味不明。




俺の個人的感想、「CVT・無い」



妻がこっそり先行試乗したCVT、ビートの再来と思って乗ったモデルが「あまりにも」な出来と感触に怒り狂った理由が体感出来ました。

ちなみに先行試乗した他店のCVTと今回のCVTに違いは殆ど感じられないということで、CVTは全てこの仕様だろうと妻が言ってました。



・・・・免許の所在などの条件が有りますが、MT免許持つ人にはMT車の方がお勧めですね。

「現段階では」

という条件付きですが。
条件付きの理由は、今後ロットが増えた際に試乗したMTと同程度の完成度が維持されるのかが不明なところ。

ATもCVTもDCTも乗った経験があるし、高級車からエコカーまで一通り乗ってますが、

「S660のMTは世界に通用する完成度」

と思う反面、

「CVTは来年カタログ落ちかな」

って真剣に思うほど。


CVTの変速の癖を習熟すれば問題無くなるでしょうけど、それはドライバー親和性的にOUT。
車両形状がスポーツカーなのに全然スポーツじゃない感じ。
見た目に騙されるような印象。
とてもお勧めできない感触でした、CVT。


なんじゃこりゃ?



たぶん試乗終わって不機嫌な顔をしていたと思います。
すぐ顔に出るので・・・・・営業マンも売り込もうとすらしないくらい渋い顔。
免許の関係で売上はCVTが上になるでしょうけど、車好きの人は免許をMT対応に切り替えてでもS660に関してはMT一択と思います。

ビートから振り返ると、将来MTの部品取り用に痛みの少ないCVTが存在している・・そんな感じかな。
ビートもAT出せばもっと売れていたと言われますが、それは売れただけで当時の3ATでビート形状だとガッカリするのではないかな。
ただ、23年後の今はその部品がありがたくなるでしょうけど。


ちょっと過激な書き方になり、不愉快に思う人も居ると思います。



ごめんなさい。



でも私の素直な感想は上記の通りです。





ん〜〜ごめん、CVTはお勧めできない。
っていうか、

MTとCVTでどちらが本当の姿か不明ですが、S660の本性はMTであって欲しい。


私の感触として、MTは明日中山サーキットで遅くても楽しく走れますが、CVTは1〜2周走ったらそれ以降は見学になるでしょうね、走りが思い通りにならない苛立ちで。

そういう感じでした。




MTのS660は本当に欲しいと更に強く思うように成った。









ちなみにMTの試乗車はホンダカーズ西大宮店、埼玉県内16号沿いで新大宮バイパスとのジャンクションから1キロ位のところです。
西大宮駅のロータリー入り口の所、お近くの方はどうぞ!
試乗コースは短いですが、ワインディングみたいなところを走れるので良いと思います!
Posted at 2015/05/04 06:54:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記
2015年04月29日 イイね!

【試乗記】S660MT

本日事前予約無しでS660のMTに試乗してきました!

妻が以前S660のCVTに試乗していてその話を聞いてました。
他にも同窓会にて公にならない話も聞いてます。
その他みんカラの情報や、内通者からの情報などが集まっており、私なりのイメージが出来上がってました。

正直ダメかなって。

もうネットに上がっているので書きますが、エンジンのパワーアップが一切できないらしいです。
理由はエンジンクランクのジャーナルを支えるラダーフレームがコストで無くなっており、一体型のネジで止まっているだけ。
つまり、エンジンブロックの鋳型とネジの強度がパワーアップの限界ということで、排気量アップ、ブーストも1.1掛けるとブローとのこと。
これはN-ONEのエンジンの話ですが、同じ形式であるところを見るとおそらく

「納車時点でフルパワー」

という事らしいです。
もちろんこの部分のエンジンブローは不正改造以外にあり得ないため保証対象外とのこと。
エンジンチューナーがもし入り込むならその余地は、スプーン社がリリースしている

「B型エンジン1万回転対応ラダーフレーム」

のような、後付の強化エンジン部品が前提でのパワーアップになります。
そういうものや、800ccバージョンなど欧州をターゲットにした派生エンジンモデル・タイプRなどのスペシャルモデルでの対策などが必要になる。

というのがおおよそ。
ECUはN-ONE用でもリミッターカットですら1〜2点しか出ていない現状から、燃調コントロールなども正直厳しいでしょうね。

「つまりカスタム屋さん泣かせの個体である」

と言えます。
N-ONEのワンメイクも盛り上がらないのはエンジンが完全にワンメイクで腕次第だとやることが無い・・・パーツも開発できなければレース活動での広報費も出ない。

衰退。


というのが事前情報であります。
嘘か真かはネット情報なので自分で調べて見て下さい。
上記の件に関しては責任持てません。



では、実際に乗ってみてどうだったか?



私は乗っていないCVTモデル。
妻の感想では「私はいらない」という話でした。

その感想の理由として「非常に優等生、ビートの走行性能の悪い所が完全に克服されている。
しかしビートの軽さとラゲッジが無いので私の用途には合わない。」

ということでした。
妻の車の評価って以外と的を得るので正直惹かれながらも後回しになってました。
S660の試乗。


今日は息子と秋ヶ瀬の彩湖公園へ行った帰りにさてどこへハシゴしようかと悩んでいるところで妻が「S660のMT見に行こう!」となり、MT試乗車のある最寄りをiPhoneで検索。
電話すると即時OKで進路を北北西に!

到着して免許証のコピーと誓約書の記入。
ちょっとお願いしてディーラーマンではなく息子を助手席に載せて試乗に行きました。


・・・・・・





















これいいね!
最高かも。




「良い車だね〜〜」

っていう当り障りのない評価ではなく

「即戦力」

というイメージ。


加速・ブレーキ・ハンドル感触・シャシの動き出し・再度の滑り出しと収束


私の競技用ビートと全く違和感無い。
クラッチの繋ぎとか加速とか。
アクティーファイナル入れてあるのに大きく変わらないんです。
例えば全く素のS660MTで明日桶川走れと言われたら、LSDだけ入っていれば即OKな感じ。
狙うなら足回り入れて完璧。

エンジンが弄れないならワンメイククラス対応で十分以上に行けるかなと。

ジムカーナやるには十分のシャシ性能と出力があると感じました。
私が運転する私のビートを金で買いたいなら、S660に足とデフで揃います。

例えば他のビート乗りの方が「S660は自分ビートと比べてクソ遅い」という評価なら、私のビートより全然出力のあるビートにお乗りと言うことになります。


満足ですね。


無理やりアクティーファイナル突っ込んで、5速でゲンナリするなら、純正のままで割りと微妙なギヤ比をターボで押して、最高速が伸び悩む部分を6速で対応。

サーキットからジムカーナまで対応のマシン一丁上がり。

しかも操作フィールは私のビートと一切違和感ありませんでした。
足回りはさすがに私の方がゴツゴツですが、S660は工事中のところでも腰に優しく中々。

「ミニバンのホンダ」

からこんなに良いマシンが出てくるとは。



「ラゲッジが無い。」
確かに問題もありますが、私はこの車の感触からその部分は目をつぶってもいいと感じました。
っていうか、欲しいね。
純正ビートじゃないけど、競技用に突き詰めたビートとは


「違和感全然なし」


でした。

「市販でスポーツモデルならこうして欲しい」

という全ての動きが詰まっている感触でした。


誰か買ってくれたらどんなに派手にステッカー貼られてもそれで走りますw

それとクスコさんにはLSDをとっとと作って欲しいです。

足は純正でかなりの完成度です。
ただ、再度収束の時に後輪のゴムブッシュが動くような感触が有りました。
横滑り切っているのに出た感触がサスペンションなのか、アームブッシュなのか、構造的なのか、機械的なのか・・・はいずれ誰かが判断してくれるでしょう。

ホシフトは問題なく出来ました。
が、1〜2回試しただけなので本当に問題ないかは不明。

とにかくハンドルから伝わるタイヤ感触と、ハンドル切った後のヨーの発生とその伝わりは最高です。
ビートに無い高い剛性があるので素晴らしいの一言。

軽自動車なので質感とかスペース的な部分や絶対的な出力などはありませんが、平塚なら私のビートと遜色ないタイムを狙っていけるでしょうね、エンジンノーマルでも。

ラゲッジに関してはビートよりも助手席が広めなので、ヘルメット、その他装備にタイヤ2本は行けると思います。
屋根入れる所にはタイヤムースと工具を押し込んで・・・・
ジャッキとかが行き場所無いですがww


そんなわけで、どうもCVTはゴミ少々面白さに欠けるようなのでMT前提のほうが宜しいようです。


最新型で完成形になっている競技用ビートフィールのS660、欲しいなではなく


「欲しい」


と素直に思いました。
買える人はラッキーですね!










追記:
ピストン西沢先生が南千葉の広場とロードコースをS660でサイド引っ張って走る映像を見つけました。

コピペで行って下さい

https://youtu.be/CgYPZFuUx_o
Posted at 2015/04/30 00:14:01 | コメント(8) | トラックバック(0) | 試乗体験 | 日記

プロフィール

「平塚ジムカーナ練習会、初めてでたプラン(o^^o)」
何シテル?   06/08 06:45
ビートをマイカーにモータースポーツやってます。 30歳からはじめたモータースポーツ、遅咲きですが2017年にプロレーシングドライバーよりのお誘いを真に受け...

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妻のS660MTです。 時々借りてジムカーナやサーキット走ります。 SEEKRROMと ...
日産 ノート e-POWER いーノート (日産 ノート e-POWER)
親父用の安全装備、全部のせ車。 EVで走ります!

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