この度やまみさんよりビートのエンジン+ミッション+補機+カプラー外し状態のエンジンを譲り受けることが決まりました。
日記に書くほど嬉しいことです。
なぜそれほど嬉しいかというと、特別なコネや人脈がないと入手が難しい状況のためなのです。
その状況を説明するのにまずはビートのエンジンの貴重性について、
絶対的な玉数が少ない。
その中で車の前方を壊した車からじゃないと取れない。
新品だと中古車一台買えてしまう程高い。
ちょっとの壊れだとそのまま板金修正して事故車扱いでもそれなりの値段で売れてしまう人気。
とどめの年数経過
これらの条件が重なって貴重性がそのまま入手しにくい状況なのです。
昨年8/25日、ジムカーナ参戦中エンジンより異音が聞こえてきてエンジンブロー!
原因は高回転多用と当日の気温+オイル粘度の低さからくる油膜切れでメタルの「完全摩耗」。
かねてよりのヘッド面研削りすぎ状態を改善するための対策をとってはいたのですがそれでもオイルを喰っていたためその辺を起因とする不調など色々な原因が重なっての出来事でした。
また、夏は変な妄想のせいでオープンカーが非常に多く高値で取り引きされるためビートもその例に漏れず高騰!=玉そのものが無くなる。
その時私は覆面パトの「煽り追い込み検挙」を見抜くことが出来ず高い「使途不明金(赤)」を支払ったばかりでとても新品のパーツを入れられる余裕もなく、中古のエンジンを探しました。
取引のあるお店に泣きついて「何とかならないか?」と必至のお願いをしましたが、玉がないのではお店だって対処しようが無い訳です。
正直「車乗り換えも止む無しか?」くらいまで追い込まれました。
その時はたまたま名古屋のNFB西田社長の所に一機だけエンジンがあり「修理すれば使える」状態だったので、そこまでボディーショップ上村さんに陸送をお願いし何とか部品調達ができ事なきを得ました。
が、次もこんなにうまく行くかどうかは保証がありません。
完成して帰ってきた車を慣らし運転しながら「予備エンジン調達」をずっと考えておりました。
「二度とこんな大変な思いはしたくない!!」
でもやはりエンジンの入手は難しく、知り合いの顔が利く解体屋に「ビートのエンジンが入ったときは連絡ください。」とお願いするも、そんなに都合良く入ってくるわけがありません。
もうおとなしく乗るしかないかな・・・と思っていたところに今回のありがたいお話!!
ちょっと涙が出そうになりました。
せっかくここまでやってきたから今度はこの状態で長く付き合いたい!そんな願いを叶えてくれるほど大きい今回の出来事なのです。
損を承知でお譲りしてくださるやまみさんにはなんと言ったらいいのかわからないほど感謝の気持ちで一杯です。
万感の思いを込めて”ありがとうございます!”
↓今回はそのやまみさんのHPをご紹介いたします。
Posted at 2003/03/26 02:42:46 | |
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