
なんかプラグの話しも飽きたから今日当たり違う話が出きるかな?
と、思っていたら・・・・
4日後に入る予定のデンソー熱価7のプラグが今日入荷しました。
さすがジェームス!(やるな!)
そんなわけでまたプラグの話し。
さっき買ってきたばかりなのでさすがに取付はやっておりませんがちょいと期待大な感じ。
しかもプラグのフックに溝があってNGKより良さ気なかんじ。
熱価を気にせずガンガンいけます。
しかもギャップは初めから1.1ミリのビート限界値。
イリジウムでこのギャップだと始動性が格段に悪くなりますが、そこは面積の大きい銅芯プラグのメリットを取って問題なく作動すると思います。
友人からの質問でギャップの話し。
基本的なプラグのギャップ0.8ミリと限度値、もしくはあらかじめそうセットされたプラグがある1.1ミリ
Q・このたった0.3ミリでどのくらい違うのか?
A・結構フィーリングに差が出ます。
メーカー側はイリジウムプラグのギャップ調整を禁止しています。
私もその意見は賛成ですが、ちょっとしたコツを掴めばイリジウムのギャップも決していじれないわけではありません。
そのコツとはギャップの計測方法。
決してイリジウムの芯先に触れたりこじったりしないように細心の注意を払って計測すれば問題ありません。
できればプロとかやったことがある経験者の作業を一度見てから自分で作業をするのがお勧めです。
理由はイリジウムがレアメタルのため細い芯にさらに細く糸のように線が取り付けられているだけなので、プラチナや銅のプラグを調整するがごとくギャップにシグネスゲージを挟み込んで引き抜くと間違いなくイリジウムをやっつけるからです。
つまりイリジウムの芯先を触らないように計測すればいいのですがその加減が文章や口頭ではとても伝えきれないので一度見学してくださいと言うことです。
ここまで書いて「じゃあギャップをいじるメリットは?」となるわけです。
リスクを背負っての作業になるわけで、しかもプラグが高いためなかなかやりにくくなります。
このため基本的には触らない方が良いと思います。
それましたがギャップを調整するとどうなるか?
プラグのスパークが大きく出るので混合気に点火しやすくなり、また爆発が広がりやすくなるためシリンダーに入ったガスをより早い時間で燃やしきるため一回のトルクが大きく出るようになります。
たった0.1ミリですが体感できるレベルで変化するのでもうひと味欲しい人は挑戦してみると良いかもしれません。
「”くれぐれも自己責任でね!(ニヤリ)”」
くれぐれも限度値を越えないように注意するのと、フック部の強度低下を最小限にするように行き過ぎたり戻したりしないように狙ったギャップに一度で合わせるよう頑張ってください。
しかし今日届いたプラグよっぽどレアだったらしく箱がちゃばんでいた・・・・性能よりも製造年月日の方が気になってしまった。
Posted at 2003/07/12 00:42:56 | |
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