2003年11月08日
競技用途「以外の方」へ 重要な注意事項
「レーシングプラグは魔法のプラグではありません」
ブリスクZ型は「レーシングプラグ」です
ブリスクZ型は純正エンジンユニットの「高度な構成バランス」に対応しております。(吸気量と燃調と内燃機関温度・圧縮比等のバランス等の面)
強化部品等で燃調を含む燃料系・点火・吸気・排気を変更している場合にそれに合わせたセットアップのやり方、マシンのセッティングを含むマッチングのできない(ショップ等のサポートの受けられない)改造ベースの一般ユースの方は手を出さない方がよろしいかと思います。
ブリスクZ型は間違いなくプラグでの性能でこれ以上の物はありません。
ただしそれを使いこなすにはオーナーのいじり壊し等がなく高度にバランスされた構成が必要となるため、調整やさらなる改造部品やバランスを崩している物を撤去するなど対策が必要になります。
撤去などの対策をしたくないならどんなエンジン構成バランス状態でも着火だけはしてくれる標準型プラグをお勧めします。
もう一度書きますが
「レーシングプラグは魔法のプラグではありません」
ので認識を間違わないでください。
****以下本文****
2014-1-21
記述に誤りがあったので大規模変更します。
まず、当時EP82ターボにDOR15LGSを載せてみました。
しかし原文の熱価の影響ではなく、プラグ形状による燃焼室の圧迫により「圧縮圧力の上昇」によりエンジンが異常ノッキングが発生してます。
それがブログを上げた段階では理解しておらず原文となってます。
しばらくして古い高圧ターボ車にはターボ対応のブリスク「DR12TS」やイリジウムの「DR14IR」もしくは標準型銀芯の「DR12YS」などをお薦めしてます。
なおこれらの入手は大変難しくなっております。
私の所以外では手に入りませんが、私も数が揃わないと扱いたくないので、欲しい人の「熱意」によって決めさせて貰ってます。
下のブログはそんなことはつゆ知らずに浮かれて書いている文なのでスルーでお願いいたします。
また、当時の知識では判らなかった部分でしかもブログに残ってしまっている部分があり得るので、ご不明な点はみんカラ登録後にメッセージで頂けると助かります。
原文
早速なのですが、ブリスクの熱価は必ず
「適正」
なモノを選んでください。
見栄を張ったりすると痛い目に遭うことが今日判明いたしました。
友人のEP82ターボが今日ブリスクLGSを搭載しました。
ターボなので「DOR15LGS」と言う番手を入れたのですがこれが熱価が高すぎて、かなりエンジン温度が上がってこないと本領を発揮しないのです。
sんじんがしっかり暖まった状態で5000回転以降の高回転(EPの場合)まで回してやっと本来の効果を発揮するようです。
本人曰く
「ウチのもMDiと同じDOR12にしておけば良かった」
と後悔しておりました。
もし今後買う方のために書いておきますが
DOR12LGS 熱価8~10
DOR14LGS 熱価6~8
DOR15LGS 熱価5~7
おそらくこの辺りが対応範囲のようですのでお勧めする以上ご注意願います。
ちなみにDOR15LGSだとパワー重視には良いと思いますが低速トルクは格段に落ちます。
もともと高温に強いプラグのようなので一番手低めを狙った方が良いかもしれません。
プラグの熱価って大切なんだと改めて考えさせられた。
2005/12/5追記
文中の熱価対応表を変更しました。
文中の説明は間違いでありDOR15はもっと低温型のエンジン向きのプラグです。
詳しくはメーカー様にお問い合わせ下さい。
ここに謹んでお詫び申し上げますが、文章そのものは変更いたしません
Posted at 2003/11/08 00:13:05 | |
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