2003年11月16日
さてさて、カミムラさん今月発表の新製品
「ビート用ツインクラッチシステム」
の搭載車を一足お先に体験試乗してまいりました。
おっと!
ツインクラッチの説明からしないといけませんね・・・
詳細はカミムラさんのHPを見ていただくとして、一言で言うと
「ビートのクラッチ操作をオートでこなしてしまおう!」
なシステムです。
MR-Sのセルミッションと同じような感じですがツインシステムはもっとMTに近いシステムです。
まず凄いのが、このシステムを付けてもマニュアル操作(つまりクラッチペダルを使う)の切り替えがスイッチ一つで戻せることです。
家族で一台とか、ATしか乗らないとか言う人でもアクセルとブレーキペダルしか使わなくても運転できるのが特徴です。
また、クラッチペダルをオート化するのでミッションその物のギア比はMTと全く一緒!しかもシフトレバーもそのまま使うため一速で回転レブまで回すことも可能なシステム。
もちろん勝手に1速になったり勝手にシフトアップしないので三菱を始めとする可変ATに不満タラタラに人にも満足のいくシステムだと思います。
ただ、ビートのオーナーさんには違和感があるかもしれません。(普段ATにお乗りの方は違和感はないと思います)
家族でビートを共有されたりする場合、問題になるミッションチェンジ操作をボタンを押しながらやるだけで勝手に最適なクラッチミートを
「アクセル開度と連携しながら」
やってくれるのでアクセルちょん踏み即ブレーキとかでもちゃんとエンストしないで止まってくれます。
もちろんバックも可能
クラッチを操作しないビートの運転は不思議な感じがしました。
クラッチミートのタイミングに慣れるまで若干ガクガクした運転になるかもしれませんが慣れればスムースな運転が出来ますでしょうし、シフトノブの操作が消えないので
「2ペダル&Hパターンシフト操作」
まるで98年までのWRCインプレッサのような操作になります。
かなり限定されたユーザーさんがお求めになるシステムだと思いますがシステムその物はおもしろくてちゃんと機能する素晴らしい物でした。
普段ATも乗るユーザーさんなら慣れるまで3分くらいで普通に乗れますよ!
いざとなってもキャンセルスイッチで何事もなく元通り・・・・・すげぇ!
耐久性もあるようですがスポーツ走行に対応しているかは聞かなかったので不明。
もしこのシステムにイケヤフォーミュラーのシーケンシフター(ビート用がでればね。)と組み合わせたらシンクロの付いた
「2ペダルシーケンシャルミッション」
が作れるのに・・・・と誰もが思うところ!
チャンスが有れば体験試乗させて貰うと良いかもしれません、この不思議な感覚を味わってみ!
Posted at 2003/11/17 01:18:43 | |
ビート | 日記