2003年12月20日
競技用途「以外の方」へ 重要な注意事項
「レーシングプラグは魔法のプラグではありません」
ブリスクZ型は「レーシングプラグ」です
ブリスクZ型は純正エンジンユニットの「高度な構成バランス」に対応しております。(吸気量と燃調と内燃機関温度・圧縮比等のバランス等の面)
強化部品等で燃調を含む燃料系・点火・吸気・排気を変更している場合にそれに合わせたセットアップのやり方、マシンのセッティングを含むマッチングのできない(ショップ等のサポートの受けられない)改造ベースの一般ユースの方は手を出さない方がよろしいかと思います。
ブリスクZ型は間違いなくプラグでの性能でこれ以上の物はありません。
ただしそれを使いこなすにはオーナーのいじり壊し等がなく高度にバランスされた構成が必要となるため、調整やさらなる改造部品やバランスを崩している物を撤去するなど対策が必要になります。
撤去などの対策をしたくないならどんなエンジン構成バランス状態でも着火だけはしてくれる標準型プラグをお勧めします。
もう一度書きますが
「レーシングプラグは魔法のプラグではありません」
ので認識を間違わないでください。
****以下本文****
暗号ではないですが見る人が見れば判る型番
”それって暗号では・・・”っていう突っ込みは無しで。
まあさんざん日記に出来ております究極のプラグ
「ブリスク」
のビート適合の型番です。
先日やまみさんが同型番の#12というNGKで言うところの
熱価8・9・10を使って
「深夜1時頃エンジンが始動できなかった。」
とのレポートが届いたのでこちらも深夜12時頃冷え切った状態からの始動チェックをやってみました。
(#14は熱価6・7・8)
何事もなく一発始動。
あまりにもあっけなく掛かったので拍子抜けでしたが、まあこれでこれからの季節も安心かなと思っております。
前にも書きましたが、このブリスク搭載に当たっての注意として
「ギャップ3ミリ押し切れる点火電流量」
を確保してください。
でないと冬場はいくら適合番手といえどもキツイと思います。
以前と違って点火系チューンは値段が安くなってきているのと、その方法が幾通りもあるのでとにかくギャップ3ミリを押し切れる電気を作れればブリスクは最高にして最強の点火を提供してくれます。
・・・・おっと!
良い子のみんなは間違っても
「フック型プラグをギャップ3ミリにしちゃだめだぞ~!」
そんなことしたらピストンとプラグが当たって
”大惨事”
になっちゃうからね!
ビートの限度値1.1ミリはピストンからの逃げも含めての話し。
ブリスクは沿面型だからギャップ3ミリという芸当ができるけど、その分電流量が必要ってわけだ。
いやね、すでに第一次生産分完売で絶版になっている
「NFB・Dイグ強化版トリプル標準コイルバージョン」
をせっかく積んでいるし、大電流にも耐えられるプラグも見つかったから純正コイル3連から
「ワコーテクニカルの2倍電流コイル(タイプブラック)」
を3連搭載したらいいかな~
いいかなぁ?
いいかもなぁ(くすっ)
とか思っているです。
甘い誘惑やネ~~~~
Posted at 2003/12/20 02:29:18 | |
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