MDiエンドウのブログ一覧

日中の暑さに負けて夕食後うたた寝してしまい日記今頃書いてます。。

現在午前2時30分。

暑さはともかくここ3日間の湿度の高さは尋常じゃないですね！
体が日焼けを通り越して

「焦げてる」・・・・(^^;)

＊＊＊＊＊＊
さて、今日はそんな仕事中の話し。
今行っている現場の近所にすむおばあさん。
ちょ～っと耳が遠く、すこーし痴呆が入っているらしく

「午後4時頃の教育テレビ・お母さんと一緒」

を現場で「電動工具を使っていても」聞こえてくるくらい大音量で聞いています。
まあ私の死んだおじいさんも最後の方は毎日欠かさず見ていた番組なのでそこは触れませんが、問題はその内容。

「突っ込み処満載！」

もう

「どっからでも突っ込んでくれと言わんばかり」

ある意味

「挑戦状？」

ってくらい（笑）

まずはテーマソングが流れ正義のヒーロー「日常マン」が現れる。
何ですか？

「日常（にちじょう）マンって！」

テーマソングがあるだけでもしゃらくさいのに、誰が命名したのかそのセンスを疑わざるを得ない「日常マン」。
声だけしか聞こえてこないので映像無しだとかなり突っ込み処が凄いです。
この日常マン、登場のきっかけは小さい（おそらく2歳以下）女の子がやる気のない声で

「たすけてー」（棒読み）

と言われ参上するのですが、「たすけて」と呼ばれているのにいきなり

「さあ！今日の修行だ！」

と修行させるのです。
・・・いやさ、「たすけて」と言っている段階から修行させても手遅れだろうと・・・
しかもこの日常マンって、声だけ聞いていると

「悪の中ボス」

みたいな感じ。
マイケル富岡のコスプレ全開でヒーローショーに出てくる

「ちびっ子向け悪玉」

のような感じのしゃべりで修行を開始。
まずここで「助けて！」と「日常マンの存在理由」について矛盾ができます。
そしてその修行の内容が

「ジャンプ」

なのです。（はい！突っ込みが追いつきません）
しかも日常マンが登場して一言

「さあ修行の前にこれくらいはジャンプしてくれ！」
「このくらいなら大丈夫だろう？」

と「助け」を求めた少女に修行前から基礎能力を求めるという悪辣ぶり。
さらに

「さっ、どおした～？」
「これくらいなら行けるだろ～？」（声はにこやかながら明らかに怒っている）

と、声からは「明らかにいやがる」少女を無理矢理ジャンプさせて更に修行をさせている


・・・・これはもはや正義のヒーローが行う虐待では・・・・？


と言う気さえしてくる。
修行は動きが鈍い少女をもうそれはそれは

「おだてて」
「すかして」
「日常マンのガマン大会を見ているような」

感じで修行させるのだが聞いてて

　　　　　　　　　　　　「痛々しい」

しかも番組冒頭で

「たすけて～」

という前振りからは明らかに内容が違っている日常マンの修行終了時に言った言葉

　　　　　「これで今日も健康になったね！」（にこっ）

この一言で日常マンは何を基準に参上しているのか判らなくなった。
この助けを求めた少女は

「健康を維持できなくなって助けを呼んだのだろうか？」

すばらしい！
日本語もまともに使いこなせないちっちゃい少女が

「自分の健康維持のために助けを求める」

という。現在の日本の健康を真剣に考える生活健康センターもビックリなシュールさ。
更にそれに応じる日常マンは

「なぜ日常なのか？」
「なぜ健康マンでは無いのか？」
「なぜ健康維持ができなくて（おそらく体を動かさなくて）助けを求めた少女に無理矢理修行をさせるのか？」

と言う矛盾が生じる。
仮に少女がなんらかの障壁を飛び越せなくて「ジャンプの修行」をさせたとしても最後の

「さあ！これで今日も健康になったね」

と言うセリフと明らかに意味が通らなくなる。
健康維持ができないと自ら判断した「ちっちゃい子供達」は日常マンを呼んで今日の健康を確保するとでも言うのだろうか？
テーマと内容が「不健康な大人に対する警告を含んでいるのだろうか？」
今時は「こんな小さい子供でも健康維持を考えているぞ！」と・・・・


そもそも

「お母さんと一緒」という乳幼児向けの番組でやる内容か？
テーマソングまで作ってやっている内容がこれとは素晴らしすぎる！

映像を見ないテレビ番組は突っ込み処満載！
もしお笑いで「突っ込み」をやりたいなら間違いなく練習に最適な番組である。
いや、この番組に突っ込みを入れる事すら「タブー」なのでは？と言う気にさせられた。
もし突っ込みに自信のある方はこの「日常マン」にの行動に突っ込みを是非入れて貰いたい。
おそらくはその自慢の突っ込みが

「追いつかない」

という敗北感を味わえるだろう。。。。


















この糞暑くてムシムシして仕事も終わり間際の一杯一杯の状態でこれを聞かされた俺のダメージが、この時間までうたた寝からさめなかった理由の一環かと思うと

「日常マンにやられた」

といっても良いのだろうか・・・？