2006年01月30日
またやってくれた。
以前お話ししたお手伝いの大工さん。
今の現場にも来て貰っていたのですが、ある程度まとまったのでお手伝い終了になりました。
で、内装のクロスも張り上がりいよいよ内装ドアのつり込みに着手したんです。
前回はこの折り戸の取っ手が逆についていて組み直しに時間が掛かりました。
だから今回は全て俺がやることにしたんです。
実際に取付に掛かったら・・・
レールが定位置に収まらない!
んです。
最初はゴミがレールと枠の間に挟まったのかと思いビスを全て抜いてみたけどレールが外れないんです!!
なんか接着剤で固定した感じ!?
普通なら接着剤なんて入れない場所なので「???」連発!
こじっても何しても動きやしない。
で、色々見ていくとレールの・・・しかもすっごく見えにくい場所にビスが貫通して出て居るんです!!
その事態の重大さにその場で硬直しました。
案件は折り戸のモノレール式上レール、材質はアルミ。
ビスは折り戸の枠を下地と止めるために打ったモノらしいのですが、すでに内装壁が仕上がった段階で下地の失敗を直せるはずはありません!
現状を持って復帰をさせるしか方法はないのです。
単純にビスが出ているだけなら、ビスを折れば良いのですが、そのビスを折るために必要な作業空間が確保できない隔壁があり作業は困難を極めました。
追い打ちでレールそのものをあまり派手には壊せない(スペアパーツとしてはメーカーが出さない部品のため)から慎重で大胆に行かないといけない状態に。。。
結局電動ドライバーも使えない最悪の状態からバールを使い(先が曲がっているので使えたが、真っ直ぐのモノではダメだった)打ち出たビスの廻りに穴をいくつか開け、アルミレールとビスの結合状態を弱くしておいてレールだけ引き抜くことに!
何とか穴だらけながら、アルミレールの機能を殺さず取り外しに成功!
外した後ビスを折り切って元に戻しつつ修復して終了。
今回はこの一カ所で3時間。
これも元々折り戸の設計仕様書そのままに組み付けて貰っていればここまで酷いことには成らなかったのに・・・
これで「設計図なんか俺ぁ~~見ねぇからよ~~」なんて自慢げに言うんだからな・・・
でも設計図を見てその通り組み立ててくれればこんなに遠回りしないで良いんだけど、もういいよ。
アフリカでは良くあること
と思って諦める。。。
今日は疲れた。。。
Posted at 2006/01/30 18:19:49 | |
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