2008年05月02日
大惨敗だった桶2戦。
友人に撮ってもらった映像を各車ごとにファイルにまとめてスタートを合わせて同時再生で何処が悪いのか探る。
おおまかには先日書いた通りですが、あれから数日セッティング的にどうだったのか考える。
問題は最終セクションの変形超低速テクニカルスラローム!
8の字からスラロームまでのつなぎ区間で何故あそこまで速度が乗らなかったのか・・・
8の字最後の180ターンでタイヤを滑らせ過ぎだった感じはもちろんあります!
結果スラローム侵入までに大きく出遅れ。
さらにハンドルに対するタイヤの追従が思っているほど早くなかったり(これは特に低速でのターンの時にネオバのクセが抜けていない事もあります)した感じがあり、ハンドルを切りすぎてしまうようです。
結果カウンターが当たってしまいパイロンまでの区間で失速した感じがあります。
遡って当日走行の度にタイヤ温度を車体外側>中間>内側と計測して判った事。
私の車前輪に関してはキャンバー角が不足しているようです。
リアも傾向的に同じですが、フロントはもう少しコーナー中の対地キャンバーを改善する必要がありそうな感じ。
まあキャンバー調整ピロアッパーはすでに持っているので交換でOK。
あと、終盤までにたどり着く前もリアのトラクションは問題ないのですが、リアのロールが凄くて緩慢な挙動が出てます。
リアスタビを入れればいいのですが、そんな物は持ってませんのでリアのスプリングレートアップで対処かなと・・・
ちょっと沈むのが早いのに戻りが遅い感じでロールがでかいんですよね。
スプリングのプリロードをかけて対処しようか考えたのですが、沈み込み始めが早いのではなく沈む量が多く、戻りが遅くて素早い切り返しに少し車両側の反応が遅い感じなんです。(つまりスラローム等の切り返しで動きが緩慢)
こうして改めて書いてもスタビの方が有効なのですが、すでに持っている今より高いスプリングレートのバネで対処すればお金が掛からないのでこれで行きます。
フロントはキャンバー以外は様子見。
様子見なのはフロントもスプリングレートアップを考えているからですが、フロントは私の全てのフィーリングの基本セクションなのでおいそれと崩したくない事情も有りこのまま。
リアとのバランスが崩れた時に考えます。
現状ではこの対処でいけると思います。
スラロームに関しては、今のタイヤに対する習熟が足りておらず何処まで急激な荷重移動に耐えられるのか判らない(現状でもまだスラロームの体感的な限界が掴めていない)ため、高速スラロームと低速スラロームの練習でタイヤの限界を掴むのが先決のようです。
などなど色々な事が見えた桶2戦でした。
ただ、AD07ネオバだと使えなかった9キロの定数がRE-11だと使えるようなので、この一点に関してもグリップ力に関してはRE-11は良いようですが・・・私のように思い切って調整する覚悟ならともかく、純正基調のセッティングでは全くダメなのとAD07の販売年数分熟成の進んだ車達を相手に発売わずか2.5ヶ月で今回のタイム差は上出来だったと考えてます。(今回が初めてのタイムや路面など勝手の判った走行)
同時にこれだけのタイヤの性能をいまだ引き出せない自分の能力のなさに軽い苛立ちを感じます。
まあでも今年一杯までにタイヤに合わせたマシン作りをできれば満足な結果も出せると考えてます!
Posted at 2008/05/02 20:28:29 | |
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