
第一報、サクラサク
詳細は帰宅後
****
帰宅しました!
さて、Kーworksでの起動に失敗したトリプルコイル。
その場の症状は「吹けない」「失火」「タコメーター不動」「デスビの点火時期補正が不明」と・・・ただアイドリングのみ正常に動くという変な症状に原因が解らずとりあえず純正点火に戻しておりました。
今日は西田ファクトリーB専売の「ダイレクトイグニッションシステム」の開発者で生みの親である
waku@BRTさんの元へ行って見て頂きました。
渋滞を嫌い早めに移動したらやっぱり早く着いてしまい9時の待ち合わせに8:20に到着。
そこで一眠りしたら・・・
寝過ごしちゃいました(核爆)
WAKUさんに起こされちゃいましたorz(すみませんでした、眠かったんです。。)
で、WAKUさんのファクトリーに着いてから改めてご挨拶。
早速仮設の純正点火からトリプルに配線を戻して症状を診てもらう為にエンジンスタート!
・・・デスビの調整が純正点火の位置でちゃんとアイドリングしてます。
で、軽くアクセルを開けてみると・・・
グヲ~~ン
という音と共にキレイに吹け上がります!
WAKUさんと目を合わせ「・・・キレイに動いてますね・・・」とバツの悪い会話。
それじゃあってんで試乗に行くと問題なく・・・いやトリプルコイル独特の硬いトルク感に包まれつつま~~ったく問題のでない走行に
「しゅ~りょ~~」
と言う声。
で、色々なシチュエーションを試すと問題の失火現象が現れファクトリーで再び開封すると、メンテリッドを開けた瞬間に失火現象がナリを潜めました。
「こりゃ接触不良だ。。。」
しかしKーworksの配線に接触不良はある筈も無く、いや、仮にあったとしてもコントローラーの入力線と出力線の本数の全てをチェックする事は気の重い作業なので軽く途方に暮れた瞬間にWAKUさんより
「おそらく入力線は問題ないし、出力もコントローラーも問題ないでしょう、問題あれば動かないし・・・おそらくイグナイター以降で1番気筒用以外の部分が怪しい!」
と開発者ならではの推察に、最初に疑ったのは2番イグナイターの入出力コネクター!
大昔に私が接点回復を狙ってやった「コパスリップ」がべっとり。
大昔のレポートでこのコパスリップと言う銅配合グリスは接点回復などの効用を謳っていたので信じてかなりの場所に貼付していたのですが、ある日プラグのネジにつけたら導通が甘くなり使用をやめてました。
Kーworksさんは試みでこのグリスの導通検査をした結果「通電が0(抵抗値無限)」つまり電気を通さない物という結果を聞いていた為、これがべっとりと言う状況だとここで接触不良が起こっている可能性が高い為パーツクリーナーで洗浄&拭きとり。
目に見える範囲で3番イグナイターも洗浄。
「見事に失火現象は改善されました!」
その後のテスト試乗でも問題が出る事無く完全に使える所まで元に戻りました!
ここまで1時間40分。
5時間弱も予定より早く切り上がってしまい拍子抜けでしたが、念願のトリプルコイル(更に強化バージョン)は見事に復活しました!
帰りは直帰の予定を変更し妻の実家へ立ち寄り帰宅した次第。
凄いッスよ!やっぱトリプルは!
坂道で2速発進&エアコンでも発進できます!
特に立ち上がりで重要な5000~6000回転付近のトルクはモーターで前に出されるような感覚で加速します。
シートに体を押し付けられます!
この点火にはさすがにブリスクZSでないと耐久し切れないと推測できる発熱量。
さらに2次吸気ダクトも併せて復活させているので・・・
現在少し燃料が足りていない感じです。
今日はお疲れさまでしたwaku@BRTさん、本当にありがとうございました!
9/8追記
文中のコパスリップが悪さをしてますが、これは適量以上を添付した結果のようです。
西田ファクトリーさんに聞いた所、コパスリップにしてもナノカーボンにしても薄く塗ってあげる分には接点改質の効果が大きいそうですが、今回のようにべったり着けると通電を妨げてしまうようです。
ちなみにコパスリップとかナノカーボンとかの通電を探るには普通の検電器ではダメらしく超高級検電器で導通試験をさせないと導通試験の正確な結果が出ないそうです。
ですので「付け過ぎには注意が必要!」と思ってください!
薄く塗ってあげるとちゃんと接点回復効果があるそうです!
(MDiのコパスリップ使用レポートでも施工当時効果があったようなので・・・)

Posted at 2008/09/07 11:24:55 | |
トラックバック(0) | モブログ