2008年12月18日
レーシング=軽量化
フライホイールの考え方は長らくこれでした。
で、軽量化したフライホイールを元に戻すアホタレさんはなかなか居ないので軽量化と重量化(純正)で、特に重い事と軽い事の違いを町中の走行のみ(法定速度程度)ですがお話しようかと。
1週間ブログを休んだにもかかわらずここを訪れてくれた車好きの皆さんにクルシミマスプレゼントの意味を込めて。w
さて、幸いMDi家にはほぼ純正(嫁)ビート(以下嫁ビー)とジムカーナ用(MDi)ビート(以下俺ビー)があります。
で、以前から嫁ビーとオフ会などに参加する際に信号スタートとかで完全に負けてました。
乗り比べるとやはり初期スタートの出足が違うんです!
で、嫁ビーは荒い使い方をしていないのでエンジンが良いと思ってました。
しかし今回のクラッチ全滅事件でフライホイールも純正に戻してみた所、出足が良くなりました。
あと、アクセルをガバッと開けた時、軽い時は回転に対してトルクがついてこないでアクセルを少し緩めてアクセルコントロールしながらトラクションを稼ぐ必要があったのですが、純正は踏みっぱでそのアクセルコントロールを自動でやってくれている感じ。
なので立ち上がりはもっさりして「重いな~~」な感触ですが、実際はアクセルコントロールがなくても前に進む分人間側に負担が少なくなった感じです。
よく言えば純正の計算された重さかな~~
悪く言えばフケ上がらね~~
まだ7000回転より上の競技領域を使っていないので実際に通用するのかどうかは不明ですが、ことジムカーナに関しては高回転での鋭い回転立ち上がりより、回転が落ちた時のトルクの方が助かるので良い感触です。
顕著なのが坂道登坂でシフトダウンが減った事。
坂道発進でサイドブレーキを併用しなくて良い事が大きな違いです。
ここから先は推測ですが、重さにトルクのエネルギーが一時的に溜められると考えるとスタート時に回転を上げておいてその回転を落とさないように走れば全域で速いかなと・・・
たかが2分以内。
よっぽど路面に足をすくわれない限りジムカーナにおいては有効な手段かと思ってます。
この事はすべての車が当てはまると思っておりませんし、勘違いしなように書いておきますが、完全に純正の車ならフライホイールの軽量化で楽しいフケ上がりの車になると思いますし、トルクが無いのを回転で稼ぐ方法があるので使い方によると思います。
補足でエンジンの出力(当たりエンジンやその他のカスタム)、点火、吸排気、燃料、オカルトなどでトルクがある車に関して重量化で乗りやすいフィーリングを手に入れるのもアリかと今回思いました。
それからビートに関してはこの重量化と軽量化の良いとこ取りをするんだと純正削り400g~500g程度が限界かと思います。
ビートで中型~大型サーキットでの周回が多い車は3.2kg黒森フライホイールが良いかと思います。
Posted at 2008/12/18 07:58:37 | |
トラックバック(1) |
ビート | 日記