2011年01月05日
タイトル通り、久々リミッター外して文章書きます。
(精神年齢含む)18歳未満のお子ちゃまは見ないで下さい。
エロ風味やグロいのが嫌いな人も精神衛生上見ない方がよろしいかと思います。
しかもやたらと長文です。
っつか、セミプロの小説ですw
あくまで冗談で書いてますので神経質な人は見ないで下さい。
コメントや本人に直接「そういう事は書くな」と言う人は「それなら見るな」と答えてあげます。
その上で、あなたの心に「クスリ」と笑える部分があれば何よりです。
注意書きに心当たりの有る方はここまでです。
いつか気が向いたら再びお立ち寄り下さい。(もう来なくても一向にかまいませんw)
ワンコインから始まった騒動は2011年1月4日午後4時30分 siri処女喪失 で幕を引く。
コレは初めてを失った人間の心の動きを追ったセミドキュメンタリーである。
2010年10月
健康診断で「練馬区は100円で大腸ガンの検査ができます、一緒に如何ですか? 」と受け付けの看護師から笑顔で勧められる。
まるでファーストフードでポテトを勧められるかのように・・・
それまで時々便器を深紅に染め上げる私はその奥に何が有りどうなっているか知る為に・・・万が一何かが起こっていて、家族を残して違う世界に行けない身としては苦渋の決断で出した100円玉。
お尻が痛い、しかも出血が伴う・・・その出血は便器をも染め上げる・・・それでも健康診断で打ち明けないでコッソリ陰にこもるのか?自問自答の結果「検査を受ける」決断をすることで勇気を出した。
採取はまず採取カプセルを用意する所から始まる。
自動洗浄(流す)を止め、水の溜まる部分に水に溶け難い専用シートを敷く。
そこにターゲットを置きサンプルを採取するためだ。
黒くて臭気があるものを身体から分離。
シートに着弾!
ジーザス!!
シートは質量に耐えきれず水没を始めた・・・
この予想外の展開に慌ててカプセルから採取用の棒を取りだし、説明書の通りターゲットから採取する訳だが、ターゲットは水没中・・・焦るなか・・・ターゲットの水深が採取棒より深くなる前に・・・水面と指先のチキンレースが始まる。
しかもそんな状態で作業もする訳だ。
一歩間違えばターゲットを飲み込んだ水と指先が接触してしまう・・・しかし慎重に時間をかければターゲットは深淵に飲み込まれてしまう・・・
その時私は意を決した。
大胆に、そして繊細に集中力を指先に集中させ採取。
しかし採取棒の先に付着したターゲットは多分に水を含んでいる。
「コレでいいのか?」
不安ながらカプセルに収め2本目の採取に挑む事になる。
翌日
説明書には2本サンプルを採取、その際に前の採取より24時間前後経過している事、なるべく同じ時間に採取する事などの説明があった。
が、その日は体調が悪く、採取時間の2時間前に下痢をしてしまった。
しかも昨日は何ともなかったのだが、今日は便器が深紅に染まっている・・・
ヤバイ、マジヤバイ!検査に引っ掛かっちゃう・・・
でもとり合えず下痢が治まってから採取っと・・・
下痢で腸内が空になったすぐ後に固形のターゲットが出る訳もなく、ここぞと思った時に個室へ行きシートを敷いて待つ事30分・・・・シートは藻くずとなり終わった。
結局この日、下痢で出きってしまったのかターゲットは姿を見せる事なく終わる。
ただし、説明書には「1回目と2回目の採取は中1日までで、1日目の採取から2日以内に提出して下さい」という時間制限がきついのと、「もし何らかの影響で採取に失敗したら、無理に採取せず1本で提出して下さい」と書いてあったので1本目のみで提出。
3週間後・・・・ヘモグロビン反応+、精密検査を要す
暗号文みたいな一通の結果表が送り付けられた。
いや、1日目のしっかりした方のターゲットから反応??
2日目は便器が染まったが、1日目は染まっていなかった。。
これは・・・身体に何かあるかもしれない!!!
暗号文を受け取ってからしばらく気持ちは沈みがちでした。
どこで検査するか考えながら悩みました。
悩み過ぎて髪の毛が抜ける量が増えたかも知れない!!
このままじゃいけない!!
思い立ち、肝臓の数値も悪い(こちらは体質)ので診断を受けた所へ相談に。
行った先は分院で親病院があり、そこで検査の予約をとる。
3日後の12/2〜3日、奇しくも結婚記念日だ。
1日入院で検査、明日からすぐに検査の為の食事制限も始まる。
いよいよ逃げられない・・・腹に据えた覚悟がカッコイイ!
仕事もお客様に説明しつつ前後にずらし体勢万全!
しかしその覚悟は予約した夜8時に親病院からの連絡で粉砕された。
「その日は予約が一杯で・・・一日ずらして下さい」
は?こっちは仕事が忙しくてやっと空けた2日間なのにずらせと?
昼間の予約の段階でかなり綿密にやり取りして予約していたのに・・・あのやり取りは一体なに!?
「もうずらせないんですけど・・・」
あまりのふざけた親病院小豆○病院の対応にマジギレ!
「ベットの空きとか・・・」
のらりくらりとかわそうとする看護師の説明にその状況が見えるだけに腹が立つ。
おそらく何らかの力でこちらの予約をはねのけざるを得なくなったのだろう。
「じゃあさ、来年でいいや忙しいし」
そういってとりあえず電話を切る。
しかし不安が無くなった訳でもなく・・・予約とはいえここまでずさんな○豆沢病院に命を預けるには信頼が寄せられなかったので病院を変える事に。
翌日、小○沢病院の担当看護師に電話して「キャンセル」を打診。
ここに伏せ字で実名みたいなのを出している段階でどれ程頭に来ているか分かって頂けるだろう。
っつーか管理がずさんだからかかわらない方が無難かと考える。
しかし12/2日の入院予定日は空いてしまった。
仕事も空けてしまいお客様の所にも顔を出せない。
仕方がないのでネットで探してみた「日帰り手術」・・・
すると武蔵浦和メディカルセンターと言う所にある専門科が最新の設備と何でも来いの大病院ではなく専門医の集合複合体らしくそこへ。
行って初診を受けると1時間待ち。
女性患者が多く、女性看護師が非常に忙しそうにやり取りしていたのが印象的だ。
この辺のトラブルは女性が大変と聞いた事があるが、よもや順番待ちの患者9割りが女性とは驚いた。
ただともひろ胃腸科肛門科(<良い場所は実名ねw)
待つ事40分くらい、自由に飲んでいい飲み物はコーヒーに紅茶、待ち時間も苦痛にならないように自由な雰囲気を作っている心配りも嬉しいサービス。
行ったその日にお尻の穴を観察。
お尻を突き出して横になって下さい・・・・
言われるがままお尻を突き出す。
ヌルッ
という感触で・・・まるで先っぽが入ってきたかのような感触が全身を駆け抜ける。
痛みは無く、ヌルヌルしたものが穴を入ったり・・・出きるかなと思うと絶妙に抜かれず入ってくる。
あっあ〜ん
先「モニター見えますか・・・」
私「はいっ(ハアト)」
ここが・・・切れてますね・・・2箇所ほど・・・・カメラの動きだけでもう血が滲んできてますね・・・・
これじゃあ検査に引っ掛かっても仕方がないですね・・・
白い菊の花のような場所がモニターで500倍くらいに拡大されて、その出入りがリアルタイム出し入れの感覚とシンクロする・・・コレが私の・・・・ハアト
ハイお疲れ様でした。
先生の声で現実に引き戻されて状況説明が始まる。
まずは切れている場所は背中側、10時と12時の方向2箇所、特に1箇所はすぐに血が滲むほどです。
しかし、炎症などが起こっていないので薬で充分に治ります。
まずは2週間ほど朝晩薬を刺して下さい。
それと、おそらくこの切れ痔が原因で検査に引っ掛かったと思います、しかし年齢からも1度内視鏡検査を受ける事を強くオススメします。
万が一切れ痔の奥に何かあった場合、取り返しがつかなくなりますし・・・
ここまでの一連の流れでこの院長を信用する気に成っていたのと、やはり一度完全にチェックしておかないと安心できない性分としては心に決めていた内視鏡検査。
受ける旨を伝え、手続きに入る。
その説明(カンファ)で「万が一ポリープなど見つかった際はその場で切除します。で、仮に切除した場合は2週間の旅行や力仕事などは一切出来ません」と言われ、結局年を越えてからと言う事になりました。
そこから2週間、朝晩便所でコッソリ私のアレに白いナニを刺して「ぷちゅ」ってやり続けましたハアト
2011年、明けて2年参りも4日後に控えたsiri処女喪失を前に祭気分など形だけ。
どことなくむなしい幕開けの2011年は最初のビックWAVEを迎える。
それはたった一行、その人間の公開日記でこうつづった
「で、明後日大腸検査で尻処女失いますw」
冗談のように書いているが、昨年末からこれだけの事を乗り越えてやってきた人間が書いた決意のひと言。
戦場に望む戦士のごとく決意した証。
決意がなければ決して書かれず、人によっては何事もなかったように平静に日々の日記を綴ったであろう。
しかも中身があるようで全く何も無い、どうでもよい日記をあえて書いて心のバランスをとったであろう。
しかし、決意の人間はその事実を受け入れ、私のハアトに黒くて細くて長くてウニウニ動く上、あんな所やこんな所まで洗いざらい丸見えのナニを身体の中に迎え入れる覚悟をした人間はその決行日、Xデイ前にそのことを周知した。
コレは勇気と決意意外何物でもないのである!
そしてそれすらも「ネタ」として扱おうとする人間、コレこそ作家としての本文と言えるであろう。
Xデイ当日。
戦いはすでに前日の夕刻より始まっていた。
静かに・・・そしてXデイに備えての戦いのゴングはすでに打ち鳴らされていた。
前日夕飯は野菜・果物などの繊維質を多く含む食事は禁止。
コレによりカレーライスが封印された。
食べて良いものは「パン・ご飯・肉・魚・卵」のたんぱく質系のみ。
さほど苦しい内容ではないが、これだけで構成された食事となると逆に探すのが大変である。
結局デイジーという年商3億のパン屋から玉子パンx2、玉子とベーコンのパニーニ、ホワイトフィッシュサンドを最後の晩餐のごとく食べた。
そして午後9時、ピンク色の下剤を2錠飲んだら以降一切の固形物摂取は禁止される。
万が一何かあって、切ったりしたら14キロ有る息子を2週間抱っこできなくなる・・・そう思うと無性に抱っこしたくなり必要ないのに抱っこして移動した。
何かあったら・・・・
日が明けて決戦日、朝からお腹が下って便器へ波動砲を発射。
心静かに、しかし若干の緊張を伴って出陣を待つ。
物が食えないが、体力が無いといけないので液体だけのジュースを口に入れエネルギー補給!
出陣の時間が迫る中、「初体験を予感する女性って当日はこういう気分なんだろうな」という変な考えを張り巡らせつつ出陣。
施術の際は弛緩剤を微量入れるので車の運転が禁止される。
しかし検査終了時間がみえないので、朝と夕方嫁と息子に送り迎えしてもらった。
行きがけ息子の手を取りながら「2週間抱っこできなくなったらスマン」と声を掛けるが何の事か理解できない息子は微笑み続けている。
入り口付近に横付けされた車から「がんばってらっしゃい」の声と「バイバ〜イ」の声に後押しされて建物を見上げる。
戦場(いくさば)の風が吹き抜けた。
ここから数時間、長く辛い戦いが始まるのだ。
今車に飛び乗って帰る事も出来る。
しかし身体の奥深くに眠っているかも知れない敵を叩く為の哨戒活動をしなくては・・・
決戦場へ足を踏み入れた。
受け付けを済ますとすぐに外来とは違う待合室に案内された。
一歩入ると重苦しい雰囲気に包まれていた。
「大丈夫?気持ち悪かったのね・・・無理しないで、時間は気にしなくていいから・・・」と患者を労る看護師の声が重苦しい雰囲気に拍車をかけている。
その患者の前にはまるで液体洗剤の詰め替えパックのような大きな物体の中に無色透明な液体がナミナミと入っている。
気持ち悪そうにうずくまっている患者。
すぐに察しがつく。
私もこれからアレを飲むのだ。
しかも時間制限付きで。
しかも相当美味しくないものらしい。
待合室も煎茶・紅茶・麦茶・ジャスミン茶がカナリ濃いめに出てくる機械が置いて有り自由に飲んで良いとのことだ。
そして私ともう一人同じ時刻に来た男性と同時に説明を受ける。
察しの通り2リットルの下剤を2時間で飲み干すらしい。
その間に何回もトイレに行ってくださいとのこと。
腸の中がキレイになったら作戦開始だそうです。
説明が終わり、横で気持ち悪そうにしている患者を横目に最初の一杯を紙コップへ注ぐ。
香りはグレープフルーツのスポーツ飲料のようだ。
ゴキュ
一気にコップ半分を飲んでみた。
香りと裏腹に味は塩のキツイうがい薬。
そのまま私はむせて吐きそうになった。
カナリ気持ち悪さが加速。
隣の患者がうずくまるのも頷ける。
コレを2時間で2リットル・・・・ジュースだってあれだけ美味しくできていても2時間で2リットルはキツイだろう。
それをここまでマズイうがい薬を2時間で2リットル・・・
いきなり絶望感が込み上げる。
無理だ・・・いや、無茶過ぎる。
一緒に来た男性と話ながら何とか誤魔化して飲むもだめ。
お茶と混ぜて飲む。
最初はジャスミン茶と1:1.2で、次に麦茶は1:1.5、紅茶は1:1.5、煎茶は1:2、いずれもホット。
冷たい煎茶で試したら塩味がきつくなり、気持ち悪さが倍増した為、慌ててホットにして飲む。
1リットル飲むのにお茶を1.5リットル位頑張って飲んだ。
しかしまだ1リットル残っていて、時間はたった今時間切れ。
絶望的だった。
大量に飲むと胸を突くようにげっぷが込み上げてくる。
その後吐き気が伴う。
もう少し飲みやすければ・・・甘味を足すなり、塩味を生かして出汁つゆにするなり・・・その香りだけグレープフルーツのフルーティーさに味は塩のキツイうがい薬・・・その薬
「ニフレック」
と呼ばれている。
下剤だが、身体に負担を掛けないように生理食塩水に下剤が微量入っているようだが、真綿で首を絞められるくらいならいっそバッサリ殺ってくれと言いたくなるような2リットル。
まずは同時に来た男性、続いてうずくまっていた女性も飲みきり一人残される。
飲まなきゃ・・・しかし飲むと吐き気と気持ち悪さとまずさ。
お茶で割る攻撃も、慣れるとお茶の成分とニフレックの成分を体が反応して認識できるようになり、分からない位薄いニフレックにしても吐き気の反応が出始める。。。
コレで日を改めてやり直しとかになったらどうしよう・・・すでに時刻は3:30、開始時刻を1時間半も押している。
待合室には私だけ。
ニフレック・・・最強の敵!
こいつのせいで私は・・・
待合室の仲間が先に逝くのに取り残される不安、焦り、不甲斐なさ。
吐きながらも飲みきった女性に敬意を贈りたい。
それに引き換え私は・・・・
看護師に相談w
だって無理なんだもんw
美味しくないし、吐き気が出るしげっぷも出るし、効果を出す為運動しに表に出れば、不審者的な目で見られるし。
そしたら・・・「先生と相談してみます」
デスって!
そして出てきた下剤は大きめの紙コップにナミナミの・・・味は・・・
粉のポカリスエットを濃いめに作った感じ!!!!
コレならイケル!!
ごくごく飲み始めるとやっぱり吐き気が・・・
おそらく体が「下剤に反応している」らしく、味が変わっても下剤には反応する身体になりました!
しかし味が良かった為程なく飲みきる事ができ、いざ腸の洗浄作業を続行!
苦しさから開放されサクサク行動するも中々キレイにならない。
終いにはハアトを拭く紙でその回りから血が滲んでくる。
「あと2回出したら呼んで!」
と、看護師に言われ、通算7回目挑戦後、次は9回目が完了したらといわれ・・・段々人の気配が少なくなる検査エリア。
なんか給食を食べきれず居残りさせられる小学生みたいに惨めな気分になってきた所で
検査しますので着替えて下さい
え?まだ出てないけど・・・
何とかしますので心配しないで!
って励まされ、着替える。
お尻に糸が縫い付けてあって、検査時に糸を抜くとすぐにハアトが出てくる仕掛けになっているパンツを履いて戦闘服に着替える。
いよいよ出番だ・・・・
程なくお迎えの看護師が検査室へ導いてくれる。
いよいよsiri処女を失うんだ・・・・
と、思うよりも
「ニフレック飲まなくて良くなった喜び」
の方が大きく心に刻まれた。
本当はここの部分をすっげーーエロ小説書くつもりだったけどまたの機会に。
ストレッチャーにのって、弛緩剤の注射をプチ。
お尻を出してなすがまま。
黒くて長くて細いけどウネウネ動くモノを身体の中に迎え入れ、検査が進む。
基本的に入れるだけ入れて、引き抜きながら見て行くようです。
途中2箇所ほど怪しい突起があり、その黒いモノから出たマジックハンドがプチュって場所をつまんで生体検査へ。
悪性だったらヤバいけど・・・先生曰く
「これから、もしかしたらポリープになるかもね・・・位の種くらいのもの」
らしく、おそらくつまんでしまったから検査の結果どうこうではなく、すでに無くなった。
とのこと。
これで悪性だったら腸ラッキー
良性でもこれから発展する事が無くなったので万万歳。
弛緩剤で若干目がとろんとしましたが、そこまで。
ついでに切れ痔も診てもらったら完治とのこと。
検査終了後、ストレッチャーのまま1時間ほど休憩時間があるのですが、最後まで粘ってしまった影響か20分ほどで起動シークエンスが始まり、何事も無く終了。
帰りに迎えに来てくれた嫁と息子と華屋与兵衛で食事をしました。
全てクリアになった食事でやっと
「2011年の正月気分が盛り上がりました!!」
まあたまたま何も無かったですが、ネタを拾う意味でもこう言った「要精密検査」は受けた方がイイと思います。
親より先に死ぬのは最大の親不孝らしいですから。
新年から長文お読み下さりお疲れ様でした。
今回哨戒した胃腸科肛門科はなかなかの場所だと思います。
何せ院長先生一人にあれだけの人数の看護師が付いてきてくれるわけですから・・・
ぜひ機会があればご利用下さい!
Posted at 2011/01/05 10:05:28 | |
トラックバック(0) |
ネタ | 日記